フローリングの色あせの直し方6つ|オーナー自身で直す場合はどうする?
2020 06.29この記事はPRを含みます
フローリングの色あせはどうしたらいい?
フローリングの色あせはどうしたらいいかというと、自分で材料を買って修復する方法と、専門業者に依頼して修繕する方法があります。
自分でフローリングの色あせを修復する場合は、ホームセンターなどでDIY修繕グッズを購入し、全て自分で修復をするのが一般的です。
また、修繕を得意とする清掃業者やリフォーム業者、工務店などの専門業者に依頼して、色あせを修繕するか、フローリングを全て張り替えてもらうことも可能です。
フローリングの色あせの原因3つ
しっかり掃除をしていても、フローリングの色あせだけは防げずに困っている人も多いのではないでしょうか。
それでは、どうしてフローリングが色あせてしまうのか、原因となる紫外線、水分、化学反応の3つを取り上げて、それぞれ詳しくご紹介します。
色あせの原因1:紫外線
フローリングの色あせの原因は、太陽から降り注ぐ紫外線によるものが挙げられます。
太陽の紫外線が床に長時間あたることで木が乾燥していくと、フローリングの表面の塗膜が剥がれ、直接木に紫外線が当たり、さらにフローリングの奥まで浸透して変色してしまいます。
そして、フローリングの劣化は速まり、本来の木の色とツヤが失われ、さらに酷く色あせていく可能性があります。
色あせの原因2:水分
2つ目の原因は、木の水分が失われることでフローリングの色あせが起きてしまうことです。太陽の熱が長時間一か所に集中して当たった場合、その部分の木の水分は蒸発しやすくなるでしょう。
そして、フローリングの奥の水分が失われてしまうと木は変色を起こしてしまいます。水分を失って変色した部分は、白っぽくなると脆くなりやすく、表面が剥がれ毛羽立ちなどを起こす可能性があります。
色あせの原因3:化学反応
フローリングの色あせの原因は、化学反応によって変色することが挙げられます。ゴム製品が長時間床に触れていると、木材にゴムの油分などが移り、反応して黒く変色する可能性があります。
また、木材によっては金属製品でも変色することがあるため、鉄などを含む製品を床に直接置くことで変色する可能性があります。
フローリングの色あせを直す手順6つ
自分でフローリングの色あせを直すには、どのような手順で行えば良いのでしょうか。
それでは、フローリングの色あせを直す手順を、自身で直す場合と、清掃業者に依頼する場合の2パターンご紹介します。
オーナー自身で直す場合
オーナー自身でフローリングの色あせを直す場合は、どのような手順で行えば良いのか確認したい人も多いのではないでしょうか。
それでは、オーナー自身でフローリングの色あせを直す場合、必要な道具と直し方の手順をそれぞれ詳しくご紹介します。
色あせを直す手順1:必要な道具
オーナー自身で直す場合、フローリングの色あせを直す手順で必要な道具は、オイル塗料とフローリングの傷補修材キットなどがあります。
フローリングの色あせを修理するためには、シェラックや木目ペン、電熱コテ、クレヨン、補修マーカーなどが揃っていれば、オーナー自身で直すことが可能です。
これらの補修材は、ホームセンターであれば数千円~1万円程度で揃えられるでしょう。
色あせを直す手順2:直し方の手順
色あせを直すために、穴埋め補修をしましょう。フローリングの色に合うパテを補修用に使うと、より仕上がりを綺麗にすることが可能です。
パテを補修したい箇所に少々盛り上がる程度に埋め込み、平らにしやすい研磨器具で左右に撫でるようにして周囲と同じ高さにならします。
そして固まったら、柔らかくなるようドライヤーで均等に平らにし、木目と同系色のペンで新たに木目を描いて完成です。
清掃業者に依頼する場合
清掃業者に依頼する場合は、どのような手順を踏まえて行うことで、綺麗にフローリングの色あせを直すことができるのでしょうか。
ここでは、フローリングの色あせを清掃業者に依頼する場合の手続き方法や費用の見積もり、要望の伝え方の手順を取り上げて、詳しくご説明します。
色あせを直す手順3:清掃業者の選び方
フローリングの色あせを直すには、失敗のない良心的な清掃業者を選ぶことが大切です。清掃業者の選び方は、過去の工事実績が多く、前もって調査をして、適切な費用の見積もりを細く出す清掃業者がおすすめでしょう。
また優良な清掃業者は、国から認定を受けている、口コミで評価が高いなどの特徴が見られます。フローリングの色あせの修繕を適切な価格で、しっかり修繕する清掃業者を探すためには、色々な業者を見比べてから選ぶのがベターです。
色あせを直す手順4:手続き方法
清掃業者への手続き方法を確認しましょう。手続きは、電話やメール、問い合わせフォームから受け付けている業者が多いでしょう。
また清掃業者のなかには、調査も一緒に依頼できる「無料調査依頼フォーム」があり、そこから修繕依頼が可能なケースもあります。
依頼やお問い合わせフォームでは基本的に、建物の種類や損傷箇所、住所、電話、名前、修繕工事を希望する日時などを伝えます。後日、業者が書類を提出したら、そこに必要事項を記入して、手続きを進めましょう。
色あせを直す手順5:費用の見積もり
業者に問い合わせて家に来てもらい、フローリングの色あせの修繕にかかる費用の見積もりを出してもらいます。
業者に問い合わせて調査を依頼し、希望する日時に家に来てもらって色あせ状態を確認してもらいましょう。そして、フローリングの色あせ状態を細かく調査し、工事費の見積もりを出してもらいます。
また依頼する際には、修繕したい箇所を写真で撮影し、見積もりを無料で出してくれる業者を選ぶのがベターです。
色あせを直す手順6:要望の伝え方
フローリングの色あせをどう修繕してほしいのか、自分の要望の伝え方を考えます。要望はパテの色や木目の付け方など、実際に現場調査をしてもらった際に業者に伝えれば、希望に沿った修繕が可能です。
自分の希望通りの修繕を目指すなら、業者に要望を伝えてから工事に取り掛かるようにしてはいかがでしょうか。
また、予算や日程、防水加工や色に深みを出してもらいたいなどの要望を伝えて、見積もりを出してもらいましょう。
フローリングの色あせは入居者負担?
賃貸マンションやアパートのフローリングの色あせは、入居者負担になるのか悩む人も多いのではないでしょうか。
ここからは、経年劣化での自然損耗の場合と、入居者の過失の場合の2パターンを取り上げて、それぞれ詳しくご紹介します。
経年劣化や自然損耗の場合
経年劣化や自然損耗の場合は、大家が色あせを修繕する費用を出すことが多いのではないでしょうか。アパートやマンションは、年月が経つとフローリングに紫外線が当たる時間が長くなり、色あせて品質が下がりやすくなります。
自然と劣化する物件の修繕費用は、一般的には大家が負担し、次の入居者が快適に部屋を借りられるようにすることが多いでしょう。
経年劣化や自然損耗においてかかる修繕費用は、家賃に組み込まれている場合もあります。
入居者の過失の場合
入居者の過失の場合は、入居者側がフローリングの色あせの修繕費用を負担するのが一般的です。賃貸の場合、色あせの原因となるものをフローリングの床に置き、色を変色させてしまったなどの過失が見られます。
また、紫外線が強いとわかっているのにカーテンを閉めていない場合などは、善良なる管理者の注意義務違反となる可能性があります。
故意に変色の原因となるゴム製品を長く置いていた場合など、部屋を使用した入居者に修繕義務が課せられることがあるでしょう。
フローリングの色あせを修繕しよう
フローリングの色あせを修繕しましょう。フローリングのある生活を楽しむためにも、簡単な色あせはDIYでコストをかけずに、気軽に直すことは可能です。
色あせの原因にも違いがありますので、その原因をよく確かめて、直す手順を学んでから自分で修繕することが大切です。
ただ、自分では上手く色あせを直せない場合は、無理して修繕せずに、専門業者に依頼した方が納得いく修繕が期待できるでしょう。