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家計簿が続かない|家計簿の費目分け14個と家計簿をつける目的を紹介

2023 07.20この記事はPRを含みます

家計簿の費目分類の仕方

無駄遣いをなくそうと思い、家計簿をつけようとしたけれど続かない場合があります。家計簿を続けるためには、費目分類の仕方を変えるなどちょっとしたコツが必要です。

費目分類とは家計の出費内容を細かく分けることを指します。家計簿を続けやすくするために、費目分類の項目や考え方を見直してみましょう。

家計簿の費目は自分用に緩くカスタマイズする

家計簿をつけることを途中で挫折してしまう人の多くは、支出を細かく把握しようとしてしまうことが、ひとつの原因に挙げられます。あくまでも支出と収入を把握し家計のバランスを知ることが目的です。

費目分類は家庭によって変わるので、自分が分けやすい項目だけ残して使いやすくカスタマイズしてしまいましょう。書店で売られている家計簿よりは、自由度が高い表計算ソフトや、ノートへのメモ書きがおすすめです。

支出の多いものごとに費目をつくる

細かく費目を作ってしまうと、管理が難しくなりストレスに繋がってしまいます。費目を作る際には、支出が多いものから項目を作っていくと簡単です。

例えば、食費・日用品費などは家計のメインとなってくるので、必ず必要な項目です。他に住居費・水道光熱費・通信費などライフラインに関わってくるものも、家計を大きく占める項目となります。

子供がいる家庭なら、教育費なども必要項目となってくるでしょう。

使える家計簿の費目14個を紹介

次に家計簿をつける時に、使いやすい費目を14個を紹介します。あくまでも目安になるものなので、付け方や必要項目は自身が続けやすいように作っていきましょう。

家計簿と実際のお金は1円単位であわせないようにしましょう。使途不明金なども出てきてしまう時もあるため、雑費などの項目を作っておくと便利です。

では、家計簿の費目14個を紹介していきます。

家計簿の費目1:住居費

家計簿の費目1つ目は、住居費です。住居費は暮らしている家の家賃や住宅ローンなどが当てはまります。

毎月変わらずに支出される固定費なので、項目を減らしたい時には、駐車場代なども住居費に含めてみるのも良いでしょう。

家計簿の費目2:食費

家計簿の費目2つ目は、食費です。家計の中でもシェアを大きく占めます。家計を見直す上で、食費を抑えたいと考える人も多いでしょう。

食費は費目名の通り、食材やお酒、飲み物などを購入した時に当てはまります。外食が多ければ、食費に含めて計算しても良いでしょう。

最初から節約しようとはせずに、まずは1ヶ月の支出を把握してから目標金額を設定すると食費削減に繋がります。

家計簿の費目3:日用品費

家計簿の費目3つ目は、日用品費です。食費とならび、家計を大きく占める費目となります。日用品とはトイレットペーパーや洗剤、シャンプーなどの消耗品です。日々の暮らしの中で消費するものは、この費目に含めます。

家庭によっては食費と日用品をセットにして、家計簿をつけていることもあります。日用品はインターネットでまとめ買いをすると、安く購入することも可能です。日用品の支出が気になる時には、購入方法を見直してみましょう。

家計簿の費目4:水道光熱費

家計簿の費目4つ目は、水道光熱費です。ガス・電気代・水道代などに当てはまります。

水道光熱費とひとくくりにせずに、ガス代・電気代・水道代とそれぞれ把握しておくと家計を見直すことができます。

家計簿の費目5:交通費

家計簿の費目5つ目は、交通費です。交通費とはガソリン代や電車、バスなどの公共交通機関を利用した時の運賃などが含まれます。家庭によっては使わない月もあるかもしれません。

公共交通機関を利用した時は、領収書が出ないこともあるので家計簿の入力漏れが出てきやすいです。しっかりと費目としてつけておきたい時には、スマホのメモ機能などを使うと後で記入しやすくなります。

家計簿の費目6:通信費

家計簿の費目6つ目は、通信費です。通信費に含まれるのは、携帯電話・固定電話通信費、インターネット料金、郵送費などです。スマートフォンの普及により、家計簿の費目の内、多くを占める項目となりました。

携帯電話通信費は使い方によっては大きく変動します。通信費の支出が気になる時には、プランの見直しをすると節約できる場合があります。

家計簿の費目7:保険料

家計簿の費目7つ目は、保険料です。保険料とは生命保険、介護保険、学費保険、医療保険などが含まれます。毎月固定額を支払っている場合には、必要な費目です。

年に1回の支払いにしている場合には、毎月の費目として設定する必要はありません。特別費の項目にして、そこにまとめて記入するのも良いでしょう。

家計簿の費目8:医療費

家計簿の費目8つ目は、医療費です。医療費は通院費や薬代が含まれます。ただし、大怪我や病気などで高額の支出となった場合は、特別費に含める家庭もあります。

通院したり薬を購入したりすることがあまりない場合は、発生した時に特別費に入れても良いでしょう。

家計簿の費目9:教育費

家計簿の費目9つ目は、教育費です。教育費に含まれるものは、学費や習い事の費用、教材の購入費となります。

支出を全て教育費でまとめるのではなく、カテゴリ別で分けておくと見直しがしやすくなります。小学校・中学校・高校の学費の他に、部活動で必要となる用具や遠征費なども教育費に含まれるので、それぞれわかりやすく分けて記入しておきましょう。

家計簿の費目10:車両費

家計簿の費目10個目は、車両費です。車両費には自動車税、自動車ローン、自動車保険などが含まれます。家庭によっては駐車場代も車両費に含めている場合もあります。

車に関係するガソリン代や高速料金などは、変動が大きい支出なので交通費に含めると良いでしょう。家計簿をつける段階で、ルールを作りメモをしておくと混同せずに済みます。

家計簿の費目11:被服費

家計簿の費目11個目は、被服費です。家族が多ければ多いほど、買う頻度も増えてくるため家計簿の費目に入れておくと良いでしょう。被服費は洋服や下着、靴、アクセサリーなどが対象です。

季節の変わり目になると、支出が増えてくる項目のひとつとなります。

家計簿の費目12:娯楽費

家計簿の費目12個目は、娯楽費です。娯楽費には、遊びに行った時にかかった費用を全て含めます。趣味で使うものに対しての出費や、おもちゃなども娯楽費に含めて良いでしょう。

旅行をした際には交通費や外食費などがかかりますが、それらを全て振り分けるのではなく娯楽費に含めると見やすくなります。家計簿のことを気にしすぎて、せっかくのレジャーが楽しめなくなることが無いようにしましょう。

家計簿の費目13:交際費

家計簿の費目13個目は、交際費です。友人や職場の人との交流が多い人は、設定した方が良い費目です。交際費は、プレゼントや手土産代、友人などとの食事代が含まれます。

外食代を食費に含めている場合でも、他人との交流のための外食であれば交際費にあたります。節約しようと思えばできることですが、人間関係も生活するうえでとても重要なことなので無理をしないようにしましょう。

家計簿の費目14:お小遣い

家計簿の費目14個目は、お小遣いです。毎月決まった金額であれば、お小遣いも固定費となります。家計簿につける場合には、夫・妻・子供とそれぞれのお小遣いの金額を記入しておくと良いでしょう。

その時の状況や年齢によっては、お小遣いの金額も変動する場合があります。

家計簿をつける目的とは

家計簿を続けるためには、目的をはっきりとしておくことが大切です。やみくもに始めてしまうと途中でつけ方がぶれてしまったり、途中で挫折してしまったりします。

もちろん家計簿をつける目的は人それぞれ設定しても構いません。節約生活の第一歩として家計簿を始めて、貯まったお金で旅行をしたり欲しいものを買ったりするのも良いでしょう。

家計簿をつける目的には、次の2つの意味がこめられています。

家計簿をつける目的1:お金の出入りを把握すること

家計簿をつける目的の1つ目は、お金の出入りを把握することです。無駄遣いをしたつもりはなくても、いつの間にかお金が無くなってしまったという経験がある方も多いでしょう。それは、しっかりとお金の出入りを把握できていないことが原因です。

始めたばかりの時は大まかでも良いので、支出と収入をしっかりと記録しておきましょう。節約生活をしたり家計を見直したりするのも、家計の収支を把握していないとできません。

家計簿をつける目的2:無駄を把握すること

家計簿をつける目的の2つ目が、無駄を把握することです。家庭には、それぞれ生活パターンがあるように、家計にもパターンがあります。そのパターンが見えてくると、支出の無駄が見えてくるのです。

1ヶ月家計を見直してみて、際立って支出が多いものが見えてきたら詳しく内容をチェックしていきます。その支出は本当に必要な項目か、無駄な買い物はしていないかなどを分析することが、これから先の節約に繋がります。

家計簿を費目別につけて整理しましょう

家計を見直したり節約を考えたりしている時は、家計簿をつけることが近道となります。その近道となる家計簿が続かないと悩んでいる時には、ぜひ今回紹介した続けるコツや費目などを参考にしてみてください。

使用する費目や目的を見直すだけで、家計簿は続けやすくなります。ストレスに感じないように、楽しく家計簿をつけながら日々の家計を見直していきましょう。

また、家計簿に関する記事を以下のリンク先で紹介していますので、興味がある方はご参照ください。

パソコンで使えるおすすめの家計簿ソフト10選!Excelを使って自作する方法

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