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100万円でも始められる資産運用7選!資産運用のリスクを抑える方法も紹介

2021 05.6この記事はPRを含みます

100万円でも資産運用は可能なのか?

100万円からでも資産運用をすることは可能です。100円から投資することができる商品もあり、100万円で資産運用をする方法はたくさんあります。

 

100万円があれば、株式や債券、投資信託などの幅広いさまざまな資産運用の方法を利用することができます。

将来に備えるために資産運用が必要

老後になったときに年金だけでは生活が難しいため、将来に備えるために資産運用が必要です。

 

一般的には、ゆとりのある老後を送るためには約3360万円必要と言われています。ゆとりのある豊かな老後を送るためにも資産運用を行い、老後資金を貯めておいた方が良いでしょう。

100万円でも始められる資産運用7選

資産運用100万でも始められる方法はどんなものがあるのでしょうか。ここでは、100万から始められる資産運用方法7選を紹介します。

 

7つの方法のメリット・デメリットを含めて確認し、自分にあった資金運用方法はどのような方法なのかをチェックしましょう。

100万円でも始められる資産運用1:普通預金

1つ目は、普通預金です。普通預金は、銀行口座の基本となる預金口座で、自由にお金の出し入れ、払い戻しができることが特徴です。金利が少なく、大幅な資金増加は見込めませんが、少しずつ確実に資金を増やすことが可能です。

 

給料、年金の自動受け取りや公共料金、家賃などを口座振替にして自動支払いすることもでき、1円単位で預けることができますので、資産運用100万円からでも可能です。

普通預金のメリット

普通預金のメリットは、いつでも預けたお金を自由に引き出すことができる点です。

 

銀行口座の種類によっては満期にならなければ引き出せず、急にお金が必要になった場合に困る可能性もありますが、普通預金の場合はいつでも取り出せますので、その点の心配は必要ないでしょう。

 

また、公共料金や税金の引き落とし、給料などの受け取り、振り込みなどができる点も普通預金の便利な点として挙げられます。

普通預金のデメリット

普通預金のデメリットは、金利が少なく、ほぼつかないと言ってもよい点でしょう。普通預金以外のほかの口座と比べても低く、普通預金にお金を預けていても、なかなかお金が貯まらない印象があります。

 

また、引き出し手数料で残高が減ってしまったりする場合もあるので、普通預金で貯金を行う場合は注意が必要です。

100万円でも始められる資産運用2:定期預金

2つ目は、定期預金です。定期預金は、お金の出し入れが自由でない分、普通預金をよりも金利が高いのが特徴と言えるでしょう。

 

預け入れ満期がない普通預金と比べて、定期預金は1年や3年など預け入れ期間が決まっており、その満期日まで預けたお金の引き出しができないですが、その分金利が高く、お金が貯まりやすい印象があります。

 

1円単位でできる預金ですので、100万円からの運用も可能です。

定期預金のメリット

定期預金のメリットは、普通預金よりも金利が高く、基本的に元本割れのリスクが少ないことです。

 

預けたお金が減ってしまう元本割れのリスクがなく、安定した資産運用ができます。定期預金口座開設時に預ける期間を決め、その期間預けておくだけで、普通預金より高い金利を得ることができる資産運用初心者にもおすすめの簡単に行える資産運用方法のひとつです。

定期預金のデメリット

定期預金のデメリットは、預けたお金を簡単に引き出すことができない点です。満期日が決まっているので、それまで引き出すことができず、引き出すためには途中解約をしなければなりません。

 

また、普通預金よりは金利が良いですが、そこまで高くないので、資金運用効率が良いとはあまり言えないでしょう。

100万円でも始められる資産運用3:債券投資

3つ目は、債券投資です。債券投資とは、国債や社債などの債権を購入して利息を得る資産運用です。

 

投資家が国や地方公共団体、企業などに資金を提供すると、提供先からその資金提供の証書が発行されます。資金提供先にお金を貸すようなかたちですので、利子と償還日に元本が返ってきます。

 

1万円単位で買えるので、100万円でも投資可能な方法です。

債券投資のメリット

債券投資のメリットは、リスクが少なく、利益が安定している点でしょう。基本的には元本保証されているため、元本割れはほとんどしません。債券の価格変動があったとしても、元本金額は返却されます。

 

国に投資する国債などは特に信用性が高く、リスクの心配はほとんどないでしょう。

 

ただし、元本が保証されていない商品もあるため、元本が割れる場合もあります。

債券投資のデメリット

債券投資のデメリットは、国債だと利息が安く、社債だと元本や利息が保証されない点です。特に社債だと、債券発行者の財務状況が悪化し、倒産などした場合、元本や利子の支払いがもらえないリスクがあります。

 

それに対して国債は元利金が保証されますが、社債に比べて利息が低めなのがデメリットです。

100万円でも始められる資産運用4:投資信託

4つ目は、投資信託です。投資信託は、元本割れのリスクがあるが、分配投資がしやすいという特徴がある資産運用です。

 

投資したお金は、ほかの人が投資したお金とひとまとめにされ、運用の専門家がまとめて投資、運用する商品で、その運用結果が投資家の投資額に応じて分配されます。

 

どのような対象に投資するか、どのような運用方針かなどは投資信託ごとに異なります。リスクはありますが、多くの投資信託は1万円程度から始められるため、運用資金が100万円もあれば実行可能です。

投資信託協会

投資信託のメリット

投資信託のメリットは、少額投資が可能な点や分散投資がしやすい点と言えるでしょう。少額で分散投資を行うことができるので、大きな損失を生み出すリスクを抑えることができます。

 

また、ファンドマネージャーという投資運用のプロが判断から取引までするため、初心者の投資家も安心です。

投資信託のデメリット

投資信託のデメリットは、元本保証がなく、コストがかかる点です。投資信託は、元本保証がないので、購入した時の金額よりも売却額が下回る可能性があり、さらに、運用をプロに任せることから運用管理費用などのコストがかかります。

 

この運用管理費である手数料が高く、手数料でマイナスの結果になってしまう場合がありますので、注意が必要です。

100万円でも始められる資産運用5:REIT

5つ目は、REITです。REITとは、不動産を対象とした投資信託で、不動産投資信託と呼ばれています。

 

投資した資金で不動産のプロが不動産へ投資から運用を行い、賃貸料収入や売買益などを投資家に配当する商品です。商品によっては、100円単位から投資できるものや数千、数万から投資ができるものもありますので、自分に合ったものを選べるでしょう。

REITのメリット

REITのメリットは、物件の選定や管理などを行わなくても良い点です。個人で物件を買い資金運用を行うと、物件の選定や管理などしなければならず大変ですが、REITはプロにお任せできます。

 

また、配当が家賃等から出るため、好利回りが期待できる点や少額で複数の不動産へ投資することでリスクを軽減分散することも可能です。

REITのデメリット

REITのデメリットは、投資している物件の火災リスクや上場廃止のリスクなどがある点です。投資している不動産が火災などで被災した場合に収益がなくなってしまうリスクや投資した不動産投資法人が倒産した場合に上場廃止になる可能性があります。

 

上場廃止になった場合、不動産売却額から返金があるものの、投資した満額が返ってくる保証はありませんので、その点についても注意が必要です。

100万円でも始められる資産運用6:iDeCo

6つ目は、iDeCoです。iDeCoは、誰でも加入可能で節税対策にもなる資産運用方法です。

 

個人型確拠出年金であるiDeCoは、掛金の積み立てを自分自身で運用し、原則60歳以降に受け取れる仕組みです。掛金は5千円から掛けられ、千円単位で増やすことが可能です。

iDeCoのメリット

iDeCoのメリットは、従来の年金制度が破綻した場合でも受け取れる点です。公的年金は、破綻したり、将来もらえない可能性があるなど言われています。

 

iDeCoは個人的に組む年金ですので、iDeCoをやっていれば、そんなときでも年金をもらうことができます。もし、公的年金がもらえたとしても、将来の資金としては足りないのが現状ですので、iDeCoをやっておいて損はないでしょう。

 

また、積み立て時の掛金が全額所得控除になったり、運用時の運用利益や受け取り時の受取金が一定額まで非課税になる点もメリットと言えるでしょう。

iDecoのデメリット

iDeCoのデメリットは、元本割れしてしまった場合、年金を受け取ることができないという点です。iDeCoは、運用もすべて自分で行うため、投資リスクを自身で負います。

 

そのため、年金の受取額が掛金より大きく下回り、逆に資産が減ってしまう可能性があります。また、そのほかにも、加入時や運用時に手数料がかかってしまったり、原則60歳まで資産を引き出せなかったりと注意点がありますので、利用時には気をつける必要があります。

100万円でも始められる資産運用7:株式投資

7つ目は、株式投資です。株式投資は、株式を売買して利益を得る資産運用方法です。

 

別名、現物取引とも呼び、企業へ出資し株を買い、出資した会社から株式が発行され、株主になることができます。株主となることで会社の利益の一部を配当金として受け取ったり、企業が解散するときに財産の分配を受ける権利を得ることが可能です。

 

また、その株を購入したときより高い値段で売ることによって利益を得ることができます。

株式投資のメリット

株式投資のメリットは、株価の動きによっては大きな利益が得られる点です。株を安く買って高く売ることで利益を得ることができます。場合によっては、値上がり益が高くなる可能性があり、ハイリターンを期待できます。

 

また、株を買うことで、製品や優待券などがもらえる株主優待や配当金を受けることができます。株主優待や配当金は購入する株の数や企業によって異なりますが、これも株主投資の特徴的なメリットと言えるでしょう。

株式投資のデメリット

株式投資のデメリットは、場合によっては大きな損失が発生するリスクがあることです。元本保証がないので、投資した金額が返ってこない可能性があります。

 

株価は常に変動しているため、株式発行者が破たんした際や売るタイミングによって、投資資金をすべて失う可能性があるので注意が必要です。

資産運用のリスクを小さくする方法3選

資産運用にはリスクがつきものですが、そのリスクを小さくするにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、リスクを小さく抑える方法を3つ紹介します。

 

この3つの方法を取り入れることで、資産運用をより低リスクで行うことが可能となります。100万円からでも始められる資産運用を安全に行うために、リスクを小さくする方法を確認していきましょう。

資産運用のリスクを小さくする方法1:分散投資

1つ目は、分散投資です。投資先を分散させることで、1つの銘柄で損失を出したとしても、資産を取り戻せる可能性があります。

 

投資先や投資商品、投資する地域、購入時期などを分散させることができ、安定した利益を狙うことが可能です。それによって、資産の損失のリスクを抑えることができます。

 

いろいろな金融商品を組み合わせたり、その商品を複数のタイミングで購入することで資産運用のリスクを小さくすることができるでしょう。

資産運用のリスクを小さくする方法2:積立投資

2つ目は、積立投資です。自分が決めたタイミングや金額で定期的に投資する方法で、金額を自分で決められるため、少額から始めることができ、初心者にも安心です。

 

積立投資は、定額で投資する方法と定量で投資する方法がありますが、特に定額で投資する場合、安いときには多く、高いときには少ない量を購入することができるため、一口あたりの平均購入単価を下げることが可能です。

 

これにより、投資運用がプラスになる可能性が高くなり、資産運用のリスクを小さくすることができるでしょう。

資産運用のリスクを小さくする方法3:長期投資

3つ目は、長期投資です。長期間にわたって投資し続ける投資方法です。短期保有だとリターンが大きく変動する可能性がありますが、長期で保有することで、短期よりも安定した収益を得ることができ、元本割れも少なくなります。

 

長期投資をすると元本割れする可能性を抑えることができるため、資産運用のリスクを小さくすることができるのです。

 

収益の他にも、長く保有することで、配当金や株主優待の数も多く得ることができるので、そういった面も長期投資の良い点でしょう。

100万円から資産運用を始めてみよう

100万円からできる資産運用について取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。100万円でもできる資産運用方法はたくさんありますので、資産が少ないと資産運用を諦めるのではなく、自分に合った資産運用を見つけ、実行することでお金を貯めることができます。

 

今ある資産を見返し、100万円からでも資産運用を検討してみてはいかがでしょうか。

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