新社会人に必要な保険とは?おすすめの保険と選び方、新社会人が備えるべきものをご紹介!
2023 11.10この記事はPRを含みます
新社会人に必要な保険とは
「保険」は、自分自身の体に関するものから将来的に役立つもの、さらには自分の持ち物を守るものなど幅広くあり、種類も豊富です。
新社会人にとって、親の扶養から外れ一人立ちした時点でどのような保険が必要になるのかは置かれている状況によって異なります。たとえば、自分が扶養する立場であれば、新社会人であっても家族のことを含めて考える必要があるでしょう。
どのような場合でも、必要な保障を得られるものが新社会人にとって必要な保険と言えるでしょう。
保険の種類
保険は法律(保険業法)によって第一から第三まで3つの分野に大きく分けられています。また、カテゴリーごとに保険商品を取り扱える会社も異なってきます。
まずは、新社会人として必要な保険を探すために、自分が必要な保険の分野を知っておきましょう。
ここでは、第一分野から第三分野まで、それぞれどんな内容の保険であるかを詳しく見ていきます。自分に必要な保険の種類を知る参考にして下さい。
保険の種類1:第一分野
第一分野の保険は亡くなった時や、重度の障害を負った場合に保険金が支払われる生命保険を指します。第一分野の保険商品は生命保険会社でのみ取り扱い可能です。
その他にも、解約払戻金の付いた終身保険や満期保険金の付いていない定期保険のほか、老後の備えになる個人年金保険、保険料を原資として運用する変額保険など多くの種類が存在します。
保険料の支払い方法は契約する保険の内容により変わってきます。
保険の種類2:第二分野
第二分野の保険は、思いもよらぬ事故や自然災害に対して備える損害保険です。第二分野の保険商品を取り扱えるのは損害保険会社です。
第二分野の保険には、家財や建物を守る火災保険、地震による損壊を保証する地震保険、自動車事故に伴う損害に対応できる自動車保険など物や他人を対象とした保険が含まれています。
また、具合の悪いペットにかかる費用をカバーできるペット保険も第二分野に入ります。
保険の種類3:第三分野
入院や通院、手術時に保険金を受け取れる医療保険、不意の事故による怪我を保障する傷害保険が第三分野に入ります。これらの保険は、生命保険会社、損保保険会社の両方での取り扱いが可能です。
そのほか、がんを患った場合をメインに考えて作られた「がん保険」や要介護状態になった際に保障される「介護保険」、保障をゴルフ時に限定した「ゴルファー保険」なども、この第三分野となります。
新社会人が備えるべきもの3つ
新社会人としてのスタートを切る時、後々困らないよう、起こりうるリスクに対し備えておきましょう。
自分が働けない状況になったときを想定し、基礎的な保障はしっかり確保しておく必要があります。新社会人の時期から備えておいた方が良いリスクは3つ挙げられます。
どのような面に重点を置いて選べば良いかわかるよう、身に降りかかる可能性のある3つのリスクについてご紹介して行きます。
新社会人が備えるべきもの1:怪我や病気
保険に入っていれば、健康保険が使えない手術や長期の入院や通院への備えられます。
新社会人は、特に健康面のリスクに関する備えが必要です。大きく体調を崩す可能性は誰にでもあり、思いもよらぬアクシデントで怪我する確率もゼロとは言えません。
社会人デビューを果たしてしばらくはあまり貯金する余裕がなく、怪我や病気で健康保険の範囲外の出費が発生しても、貯金で賄うのは難しいでしょう。
新社会人が備えるべきもの2:万が一のこと
自分が扶養者であるかないかで保険への加入を考える時期は変わってきます。
自分自身が突発的な出来事で亡くなることも想定する必要があります。自分が扶養者の場合は、万が一のときに、残された人たちが葬儀や手続きの支払いに困らないよう保険金を受取れるようにしておくことが大切です。
社会人になった時点で扶養すべき家族がいない場合は、支払える余裕ができてから、もしくは家庭を築く時点で加入しても遅くはないでしょう。
新社会人が備えるべきもの3:老後
貯蓄型の保険は、もしものときに備えながら老後資金を貯えられる保険です。
少子高齢化が進み続けている日本では、定年後の生活資金を年金だけに頼ると不安が残ります。老後に余裕を持って暮せるよう、新社会人の頃から先を見据えて資金を貯めておきましょう。
数十年先に向けた備えですので、保険料の負担が苦にならない時期が来てから検討してもいいでしょう。
新社会人におすすめの保険6選
新社会人に必要な備えについて理解したところで、どのような保険に加入すると良いのかを具体的に見ていきましょう。
新社会人におすすめの保険は、就業不能保険をはじめ6つあります。6つの保険の特徴やメリットを確認し、比較しながら自分の状況に合うものを見つけていきましょう。
また、おすすめの保険の説明とともに女性特有の病気に備える保険についても触れていきますので、ぜひ参考にして下さい。
新社会人におすすめの保険1:就業不能保険
病気や怪我で長期間働けなくなった場合に役立つのが「就業不能保険」です。
就業不能保険に入っていれば、何らかの理由で働けず収入が減ってしまっても、月々一定の金額が保障されるため、金銭的な面での心配が少なくなります。
就業不能保険は国民健康保険に加入している自営業、個人事業者には必要不可欠です。
なお、会社員や共済に加入している公務員は傷病手当金や労災保険によって休業中の収入が保障されているため、必要性の有無を考えて加入しましょう。
新社会人におすすめの保険2:医療保険
「医療保険」は、怪我や病気による手術、入院、通院時に必要となる費用に対応できるよう備えておきたい保険です。自分で支払わなければならない差額ベッド代や、入院中使用する日用品、通院時の交通費などを保険で賄えます。
医療保険は、一生涯保障される終身保険と一定期間で見直せる定期保険から希望に合うものを選べます。
なお、保険内容は商品によって異なるため、基本的な部分や付けられる特約で比較してみるといいでしょう。
女性特有の病気に備える保険
医療保険の中には、女性特有の病気に対しての保障が設定されている「女性保険」があります。通常の医療保険と異なるのは、子宮、卵巣、乳房に関連した病気にかかった場合の保障が含まれている点です。
加入しておけば病気だけでなく、帝王切開での出産に備えられます。ただし、帝王切開で出産した後に加入すると、次の出産が帝王切開でも女性保険の適用外になる可能性があります。
将来を考えて早めに加入しておくのも良いでしょう。
新社会人におすすめの保険3:がん保険
がんになったときに必要な保障を受けられるのが「がん保険」です。ほかの病気は保障対象になりませんが、加入しておくとがん闘病中の経済的な負担を軽減できます。
主ながん保険では、診断された時点で受け取れる診断給付金、がんの手術、入院、通院に対する給付金などが受け取れます。特約を付加すれば先進医療や治療後のケアへの備えも万全です。
どの年代でも発症する可能性があるので、新社会人のうちに検討しておくといいでしょう。
新社会人におすすめの保険4:個人年金保険
「個人年金保険」も新社会人のうちから考えておきたい保険です。
将来、受給できる国民年金や厚生年金で不足する分は、私的な年金で埋める必要が出てくると予測されます。老後の資金は、長生きするほど多く必要です。
個人年金保険は、生涯年金を受け取れる終身年金と受取り期間が限定されている確定年金に分かれます。受取額は掛けている保険の内容によりますが、定額と変額どちらのタイプの個人年金を選ぶかでも変わってきます。
新社会人におすすめの保険5:生命保険
医療保険や介護保険も生命保険に含まれますが、ここで新社会人におすすめするのは、亡くなったときや重度障害を負った場合のリスクに備える「生命保険」です。生命保険は自分よりも守らなければならない人たちのことを考えて選ぶ保険と言えます。
万が一のとき経済的な負担がかかるのは、残された家族や親族です。公的な保険や年金制度も活用できるため、必要な金額をすべてを生命保険で補う必要はありません。
新社会人におすすめの保険6:交通手段にあわせた保険
通勤に使う乗り物に合わせた保険には必ず加入しておきましょう。自動車、バイク、自転車など、どのスタイルでの通勤にも保険は欠かせません。
バイクや自動車は自賠責保険への加入が法律で定められていますが、任意保険への加入も大切です。任意保険で幅広くカバーしておけば、もしものときに焦らず対応できます。
自転車通勤の場合は、個人賠償保障、怪我したときの保障、故障や事故に対するサポートが得られるものを探してみましょう。
保険の選び方4つ
具体的に、新社会人から加入を検討していきたい保険の種類を確認できたら、次に選び方を見ていきましょう。
保険は、種類が同じでもいろいろなタイプがあるためポイントを押さえておくと選びやすくなります。以下に4つの選び方をご紹介しますので、選び方の基本的を理解し、実際の検討の参考にしてください。
保険の選び方1:将来や現状を考慮する
保険を選ぶ際は、新社会人として必要な保障か、あるいは今の自分にあったものかどうかで判断します。将来への備えと怪我や病気、何らかのリスクにより支払いが生じる場合の両方を考慮し選んでいきましょう。
家族が掛けていてくれた保険があるなら、引き継ぐかどうかを検討しましょう。
また、福利厚生の一環として会社が法人保険を導入している場合は、保険内容をチェックしてから自分がどの保険に加入すべきかを考えてください。
保険の選び方2:保障内容と保障額
保険の種類を絞っても、商品によって保障内容や保障額が異なるので、細かくチェックし希望に沿うものを探しましょう。自分にぴったりの保険を選べるよう、気になる商品をいくつか選び比べてみましょう。
例えば医療保険の場合は、入院や通院に対する一日あたりの給付額や日数の限度、手術の給付金が一律か変動型かなどを見ていきます。
さらに特約にも注目して比較し、リスクの備えとして相応しい保障が得られるものを選びましょう。
保険の選び方3:月々の保険料と支払い期間
月々の保険料や支払い期間も保険選びの大事な要素です。滞らず支払える金額や方法を考慮しましょう。
公益財団法人生命保険文化センターのデータによると、令和3年度に29歳以下の人が年間に民間保険に支払った金額は平均で約22万円でした。このことから月々2万円弱支払っていることがわかります。
生命保険の場合、保険料は生涯払い込む終身払いと一定の年齢や年数払い込む保険料払い込み期間が決められたタイプを選べます。
保険の選び方4:解約時のこと
掛け捨てタイプでない生命保険は、解約すると解約返戻金が戻ってきます。
解約返戻金を受け取れる保険には、積立型と言われる従来タイプと返戻金が少ない低解約返戻金タイプに分かれます。
解約返戻金は払い込んだ金額に応じ金額が大きくなるため、早期解約の場合は返戻金無しの可能性が高いでしょう。
また、払込終了後に解約すると実際に払い込んだ額を上回る金額が支払われるタイプもあるので、条件をよく確認し加入してください。
新社会人に必要な保険を知ろう
新社会人のうちに最低限準備しておきたい保険を知り、目的に合うものを検討し始めておきましょう。
入るべき保険や適切な加入時期を見極められるよう準備をしておけば、ライフプランに合わせてタイミングを計りながら備えていけます。
時代の流れや状況により必要な保険は変わっていきます。早くから保険への知識を深め、自分や家族の支えになる保険をしっかり選べる力をつけておきましょう。
保険に関連する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。
生命保険の受取人がいない場合の基礎知識3つ|受取人がいない場合の対処法も紹介
がん保険の選び方12のポイント|がん保険選びに欠かせない基礎知識
保険はどう選ぶ?選び方5つや選ぶ際に気を付けることをご紹介!
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