学資保険の平均保険料4例|おすすめの学資保険や加入の際の注意点をご紹介
2023 11.13この記事はPRを含みます
学資保険とは?
学資保険とは、お子さまの将来に向けて学資金積立を目的とした保険です。毎月保険料を払い込むことで、大学入学金等の学資金が計画的に準備できます。
さらに、保険会社によっては契約者に万一があった場合であっても契約は継続され、以降の保険料が免除されるなどの特徴があります。
また、学資保険には特約を付加することで入院及び手術保険金を受け取ることも可能です。貯蓄性と保障性を兼ね備えた保険でもあります。また、各保険会社によって返戻率が異なります。商品性を知ることで最適な学資保険を選択しましょう。
学資保険の目安を知るためには?
出生後に学資保険加入となった場合は契約期間が10年を超えることからも、進学等に必要な教育費の目安を知ることは極めて重要です。
まずは高校或いは大学進学等に必要とされる教育費の総額を調べます。なお、公立と私立では教育費の総額に大きな差が出ますので注意が必要です。
必要とされる教育費を払い込み年数で割ることで、おおまかな払い込み保険料を算出できます。
進路別の教育費
進路別の教育費は、公立と私立では大きな差が出ます。令和3年度の文部科学省による学習費調査の結果に基づき紹介します。
仮に、幼稚園から高校まですべて公立の場合は、教育費の総額は約574万円必要です。一方、同期間がすべて私立だった場合の総額は約1,838万円であり、約1,264万円の差が生じます。
なお、大学も同様であり、私立と国立では入学金及び授業料等に大きな差が出ています。
満期金200万円が学資保険に多い理由とは?
学資保険では、満期保険金の受け取り額が200万円に設定された契約が多くあります。
満期保険金が200万円である理由としては、0歳から18歳までの加入期間において、毎月の払い込み保険料を約1万円に設定すると満期保険金が200万円となることが多いからです。ただし、保険会社及び契約内容によって異なりますのでご注意ください。
保険料が家計を圧迫しては本末転倒なので、無理のない金額設定が重要です。
学資保険の平均保険料4例
学資保険の平均保険料は、契約者と被保険者の年齢と性別、年収及びお子さまの人数がそれぞれ異なることから各家庭によって違いがありますが、平均保険料と満期保険金の関係性について4つの例を紹介します。
また、学資保険は特約を付加することで保障も備えられますので、貯蓄性のみならず参考にしてください。
学資保険の平均保険料1:1万円未満
学資保険の平均保険料が1万円未満の場合について紹介します。
平均保険料が1万円未満であった場合、0歳から18歳までが加入期間であれば払い込み総額は、単純計算で216万円程となります。このことから、平均保険料が1万円程であれば、満期保険金を200万円に設定する契約は可能と言えます。
ただし、返戻率によっては必ずしも払い込み保険料以上の満期保険金が受け取れるとは限りません。なお、毎月の平均保険料が約5千円であった場合、満期保険金は100万円が目安となります。
学資保険の平均保険料2:1~1.5万円
学資保険の平均保険料が1~1.5万円の場合について説明します。
平均保険料が1~1.5万円の場合、想定される満期保険金額は200万円以上が可能となります。また、満期保険金を200万円にすることに加え、特約を付加することで入院や手術に対する備えも十分に対応できます。
満期保険金200万円の契約が多いことからも、各家庭における平均保険料が1~1.5万円であることが分かります。
学資保険の平均保険料3:1.5~2万円未満
学資保険の平均保険料が1.5~2万円未満の場合について説明します。
おおまかな目安として、平均保険料を5千円増やすことで満期保険金が約100万円増えることになります。このことから、平均保険料が1.5~2万円未満であれば、満期保険金は300万円に設定することが可能です。
学資保険の平均保険料4:2万円以上
最後に、学資保険の平均保険料が2万円以上の場合について説明します。
平均保険料が2万円以上であれば、満期保険金を400万円以上に設定することも可能であり、進学時にはとても大きな助けを得られます。
また、一人暮らしの場合であれば、仕送り等で必要とされる資金に充てることもできます。
おすすめの学資保険5つ
学資保険の概要説明に続いて、おすすめの学資保険を5つ紹介します。
明治安田生命のつみたて学資、アフラックの夢みるこどもの学資保険、住友生命のこどもすくすく保険、フコク生命のみらいのつばさ及びソニー生命の学資金準備スクエアの5つです。
各商品の特徴があるので、学資保険加入を検討する際の参考にしてください。
おすすめの学資保険1:つみたて学資(明治安田生命)
明治安田生命保険相互会社のつみたて学資について紹介します。
この保険には3つの大きな特徴があります。特に費用がかかる大学進学時に合わせて教育資金が確実に受け取れること、保険料払い込み期間が15歳で終了すること及び契約者に万一のことがあった場合は保険料払い込みが免除される特徴があります。
おすすめの学資保険2:夢見るこどもの学士保険(アフラック)
アフラック生命保険株式会社の夢みるこどもの学資保険について、5つの特徴を紹介します。
進学時期に合わせて教育資金を準備できること、出産予定日140日前から申し込み可能であること、払い込み期間が選べること、契約者に万一があった場合は保険料払い込みが免除になること及び医師の審査が不要であることが5つの特徴です。
これらにより、高校入学及び大学4年間の教育費をサポートする内容となっています。
おすすめの学資保険3:こどもすくすく保険(住友生命)
住友生命保険相互会社のこどもすくすく保険について、3つの特徴を紹介します。
中学、高校、大学入学時の節目に祝金が受け取れること、祝金の受取総額が払い込み保険料総額を上回ること及び契約者に万一があった場合は保険料払い込みが免除になり、かつ祝金は満額受け取ることが可能であることが特徴です。
これらの特徴により、お子さまの進学等に合わせて計画的に教育資金が準備できます。
おすすめの学資保険4:みらいのつばさ(フコク生命)
富国生命保険相互会社(フコク生命)のみらいのつばさについて、3つの特徴を紹介します。
貯蓄性を重視していること、祝金と満期保険金はお子さまの成長にあわせて活用できること及び契約者に万一があった場合は保険料払い込みが免除されることが特徴です。
なお、この学資保険では祝金をすぐに受け取ることなく、必要時期まで据え置くことが可能です。
おすすめの学資保険5:学資金準備スクエア(ソニー生命)
ソニー生命保険株式会社の学資金準備スクエアについて、2つの特徴を紹介します。
契約者に万一があった場合は保険料払い込みが免除されること及び学資金の受け取り時期はお子さまの年齢によって設定されており、契約時の指定日に受け取れることが特徴です。
また、契約内容により異なりますが、返戻率が高いことでも知られています。
学資保険の加入する際の注意点4つ
学資保険の加入する際には注意点が4つあります。
「支払い総額と満期金を必ず確認する」、「インフレに対応できない」、「途中での変更や解約は損する可能性がある」、「満期金を受け取るタイミングを確認する」です。
いずれも損をしないために必要な注意点です。ここから詳しく解説します。
学資保険の注意点1:支払い総額と満期金を必ず確認する
学資保険の加入を検討する際、支払い総額と満期金のバランスについて確認することが重要です。
支払い総額と満期金の関係は返戻率で表されます。仮に、200万円の支払い総額に対して210万円の満期金を受け取った場合の返戻率は105%になります。
返戻率の高い保険を選ぶことで、支払い総額以上の満期金を受け取ることが可能です。
学資保険の注意点2:インフレに対応できない
学資保険はインフレ(物価上昇)に対応できないリスクがあります。
保険契約時の予定利率は転換契約がない限り、満期まで継続されます。仮に、契約期間中にインフレが進行した場合は、満期保険金の価値が契約時と比較して目減りすることになります。これがインフレに対応できない理由です。
契約当初に高い返戻率であっても、社会情勢次第で満期保険金の価値が変わる可能性があります。その場合は満期保険金だけに頼らず預貯金等による対応が必要です。
学資保険の注意点3:途中での変更や解約は損する可能性がある
学資保険の加入後、契約変更または解約することで損する可能性があります。契約途中の主な変更手続きとして、払い済み契約び中途解約について紹介します。
払い済み保険とは、これまで払い込んだ保険料に応じて保険を継続する方法です。契約当初の満期保険金は受け取れませんが、保険契約自体は継続できます。また、解約することで解約返戻金を受け取りますが、払い込み保険料の総額を下回ることで損する場合があります。
また、契約してから間もない解約であれば、解約返戻金が一切出ない場合もあることから、解約を検討する際は、手続きの前に契約者貸付制度などを利用することを検討しましょう。
学資保険の注意点4:満期金を受け取るタイミングを確認する
最後に、満期金を受け取るタイミングについて紹介します。
各社の契約内容により異なりますが、満期金を受け取るタイミングは極めて重要です。仮に、大学進学にあわせて受け取る場合に、高校3年生の3月が受け取り時期であっては各種支払いに間に合わないことになります。
満期金受取日は契約応当日或いはお子さまの誕生日など、保険会社により異なりますので注意しましょう。
教育資金計画を立てて学資保険を検討しよう
お子さまの成長には教育が欠かせません。そして、教育を受けるにはお金がかかることも事実です。
特に私立大学進学時には多額の教育費が必要となることからも、早期に計画をたてることで保険料払い込み期間を長くし、これにより毎月の保険料を安く抑えられます。
教育費には入学金や授業料だけでなく、学習塾又は各種習い事にもお金がかかることからも、教育資金計画を実現するために学資保険を検討しましょう。
学資保険に関連する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。
加入すべきおすすめの学資保険12選!選ぶときのポイントや加入する前に考えることを紹介
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