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ライフプランとは?ライフプランの立て方4つや立てるメリット5つを紹介

2023 05.26この記事はPRを含みます

ライフプランとは?

ライフプランとは、広い意味では将来への人生設計図と訳されます。人生には、就職や転職・結婚・子供の誕生・住居購入・退職・老後と相続などさまざまなイベントがあり、各場面でお金が必要です。

 

ライフプランを立てることで、これからの希望や予想されるイベントを想定し、収入の中でお金が足りるのかを考えたり、万一や働けなくなる事態に備えたりすることも可能になります。

 

ここで紹介するライフプランとは、どの世代にも必要な人生の経済準備と言えるかもしれません。では、ライフプランの立て方とそのメリットを詳しく見ていきましょう。

ライフプランを立てるメリット5つ

なぜ、ライフプランを立てる必要があるのでしょうか?ライフプランを立てることで、その人が描く夢や希望の実現に近づくだけでなく、将来起こるかもしれない不安を払拭することができるからです。

 

ライフプランを立てることで、わたしたちが得られるメリットは他にもたくさんあります。ここからは、その代表的なメリットを5つ紹介します。ライフプランを立てるメリットを理解できれば、何が可能になるのかがハッキリするでしょう。

ライフプランを立てるメリット1:時系列的な収入把握

ライフプランを立てるメリットその1は「時系列的な収入把握」です。

 

実際にライフプランを立ててみると、将来に向けてどれだけの収入があるか時系列で見ることができます。現役時代の収入や退職金に老齢年金だけでなく、共働きをした場合の収入イメージを作成することも可能です。

 

改めて将来のイベントの実現に必要な家計収入に注目してみると、働いて収入を得る意義と有難みを実感できるのではないでしょうか。

ライフプランを立てるメリット2:時系列的な支出把握

ライフプランを立てるメリットその2は「時系列的な支出把握」です。

 

ライフプランを立てると客観的に支出把握が可能になり、将来のイベントと必要なお金との関係が顕著になります。ライフプランを立てるメリット1で確認した時系列的な収入と今回の支出を把握することで将来の赤字を回避することが可能になるでしょう。

 

また、時系列的な収入と支出を把握することで計画していたイベント実施の可否を判断したり、イベント予定の時期を前後させることも検討できます。

ライフプランを立てるメリット3:目標の明確化

ライフプランを立てるメリットその3は「目標の明確化」です。

 

ライフプランを立てることで将来のイメージが現実的なものとなり、叶えたい夢や希望が目標となって明確化します。例えば、転職や独立・住居購入などを実現するために自分自身で目標を立てられるようになるでしょう。

 

また、ライフプランを立てることで夫婦や家族で目標を共有することが可能ですので、実現に向けて協力し合うこともできそうです。

ライフプランを立てるメリット4:節約や貯金のモチベーション維持

ライフプランを立てるメリットその4は「節約や貯金のモチベーション維持」です。

 

ライフプランを立てると目標が明確になるため、夢や希望であったイベントが現実的なものとなり、節約や貯金を続けるモチベーションに繋がります。

 

これまで節約や貯金を続けられなかったという人は、ぜひライフプランを立ててみましょう。ライフプラン表で可視化することで挫折せずに続けられるようになるかもしれません。

ライフプランを立てるメリット5:保険の適正化

ライフプランを立てるメリットその5は「保険の適正化」です。

 

ライフプランを立てることで、まさかの事態が起きた時のお金の収支がはっきりして、残された家族への必要な保障額を割り出せます。ライフプラン表からより正確な必要保障額がわかれば、現在加入している保険の適正化が可能となり、保険料の削減に繋がるかもしれません。

また、保険の見直しや新規加入を検討されている方は、「保険見直しラボ」を利用してみてはいかがでしょうか。

プロのFPが無料で訪問するサービスで、時間がないお忙しい方にはご自宅で相談が可能であるためおすすめです。
さらに、保険見直しを行うことで毎月の支払額が下がったりする可能性もありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

保険相談に対して営業されるイメージがあるかもしれませんが、そのようなことはありませんので、ご安心ください。

保険見直しラボ

 

いずれにしてもライフプランは、まさかの事態が起きた時について真剣に考えるきっかけを与えてくれるのです。

ライフプランの立て方4つ

ライフプランのメリットが理解できても、実際にどうやってライフプランを作成するのか立て方がわからないという方もいるのではないでしょうか。あなたの将来に向けてのイメージを明確にし対策を考えるためにも、早めに立て方を理解し取り掛かることをおすすめします。

 

ここからは、ライフプランの立て方を4つのステップで具体的に紹介します。ライフプランをしっかり作成するために、ネットからライフイベント表とキャッシュフロー表をダウンロードし、手元に用意しても良いでしょう。

ライフプランの立て方1:家族のやりたい事の抽出

ライフプランの立て方ステップ1は「家族のやりたい事の抽出」です。ご家族が将来やりたいイベント(夢や希望など)をまずは考えて書き出してみましょう。いつまでにそのイベントを実現するのか?という時期を考えながら書くことをおすすめします。

 

ご家族一人ひとりの欄を作成し、各々のやりたい・やらせてあげたい事を抽出していくことで、楽しく将来のイメージを考えられるでしょう。

ライフプランの立て方2:家族の起こりそうな事の抽出

ライフプランの立て方ステップ2は「家族の起こりそうな事の抽出」です。家族のライフイベントとしてすでに決定している事や将来起こりそうな事を抽出して書いていきます。

 

具体例としては、子供の進学や車の買い替えなどの予定されているイベントです。起こる可能性が高いイベントがあれば、時期がはっきり決まっていなくても書き出しておきましょう。

 

ここまでくると家族の将来をイメージできる、より具体的なライフイベント表が作成できているのではないでしょうか。

ライフプランの立て方3:家計の収支シミュレーション作成

ライフプランの立て方ステップ3は「家計の収支シミュレーション作成」です。ここまで考えたライフイベントの実現に必要なお金を整理して、家計の収支シミュレーションを作成しましょう。

 

具体的には、準備済みのお金(現金・預貯金・学資保険など)・時系列的な収入(年収・退職金・年金など)・時系列的な支出(生活費・イベントにかかるお金)を記入して毎年の家計の収支を洗い出します。

 

最後に毎年の収入と支出の合計を出してみると、ライフイベントの実現可否がわかるのです。

ライフプランの立て方4:目指すべきライフプランの作成

ライフプランの立て方ステップ4は「目指すべきライフプランの作成」です。将来のライフイベントとお金の収支がはっきりすると、客観的にライフプランを見つめ直すことができます。

 

ライフイベントを実現するための対応策や赤字になる年の挽回策などを今から考えて、あなたの目指すべきライフプランを作成しましょう。

 

また、ライフプランを作る際には病気や万一が起こった場合のリスク管理や将来への資産運用も併せて考えておきたいものです。

ライフプランを立て直すタイミング6つ

ここまでライフプランの立て方をみてきましたが、目指すべきライフプランは人生で一度立てたら終わりではありません。

 

環境の変化によって、当初計画していたライフプラン通りに人生は進まないものです。せっかく立てた計画が無駄にならないように、ライフプランを立て直す必要があります。

 

ここからは、ライフプランを立て直すタイミングを6つにわけて紹介します。人生のどんな場面で立て直すべきなのかを理解しておきましょう。

ライフプランを立て直すタイミング1:就職や転職

ライフプランを立て直すタイミングその1は「就職や転職」です。

 

就職・転職をすれば将来の収入額に変化が起こります。具体的な貯金額が決まる、年金制度の変更や企業独自の年金制度を確認する、資産運用をスタートする、保険に加入するなど、将来の収入予測から貯蓄計画を見直す必要があるのです。

ライフプランを立て直すタイミング2:結婚

ライフプランを立て直すタイミングその2は「結婚」です。

 

家計の収支を再計算し管理方法を決めておく、2人で貯蓄計画を立てる、保険の見直しなど、夫婦で改めてライフイベントを見直して計画を共有しておくことが必要になるでしょう。

ライフプランを立て直すタイミング3:子供の誕生

ライフプランを立て直すタイミングその3は「子供の誕生」です。

 

新しい家族が増えることで、家計の支出を見直したり将来の教育費の準備が必要になります。その他にも子供手当などの公的補助制度、住み替えや車の買い替え、保険の見直しなどを考えてライフプランを立て直しましょう。

ライフプランを立て直すタイミング4:住居購入

ライフプランを立て直すタイミングその4は「住居購入」です。

 

マイホームを手に入れることは大きなライフイベントですが、同時に住宅ローンの返済計画を入れてライフプランを大きく立て直す必要があります。

 

住宅ローンだけでなく戸建てならリフォーム費用、マンションなら修繕積立金などの支出を元に、家計の見直しや保険の見直しなどを考慮に入れておくと良いでしょう。

ライフプランを立て直すタイミング5:退職

ライフプランを立て直すタイミングその5は「退職」です。

 

退職後も働くかどうかを考えたり、退職金の運用方法を決めることで、これからの家計の見直しや保険の見直しなどが必要になるでしょう。退職を機に、趣味や生きがいなどのライフイベントを立て直すことをおすすめします。

ライフプランを立て直すタイミング6:老後

ライフプランを立て直すタイミングその6は「老後」です。

 

年金受給額とこれまで運用してきた資産の棚卸しをして、毎月どれくらいの支出で生活をしていくのかを管理する必要があります。そのためにも、退職時に決めた趣味や生きがいを反映してライフプランを立て直しましょう。

ライフプランを立てるときに考慮すべき資金3つ

ライフプランの立て方で紹介した事以外に考えるべきことは他に何があるのでしょうか?実はライフプランを考える際に特に考慮すべき資金があります。

 

ここからは、ライフプランを立てるときに考慮すべき資金3つを紹介します。それは、人生の3大資金と呼ばれる「住宅資金」「教育資金」「老後資金」です。人生の中でお金がかかる、この3つの資金の配分を考えてライフプランを立てることをおすすめします。

考慮すべき資金1:住宅資金

ライフプランを立てる上で考慮すべき資金1つ目は「住宅資金」です。住居購入は多くの場合、一生に一度の大きな買い物です。頭金の準備から将来に渡るローンの返済まで長期間の家計収支に影響があるため、ライフプランで考慮すべき資金となっています。

 

住宅ローンの返済や修繕費は大きな支出ですが、人によっては子供の教育費も並行して考える必要があるため、住居購入に関しては慎重に計画する必要があります。

考慮すべき資金2:教育資金

ライフプランを立てる上で考慮すべき資金2つ目は「教育資金」です。もし子供を持つのであれば、学校にかける費用だけでなく習い事の費用も教育資金としてライフプランに反映させるため、考慮が必要となります。

 

子供の人数もそうですが進路が公立なのか私立なのかで、費用負担が大きく変わってきます。住宅資金と教育資金は現役世代の大きな支出となるため、夫婦でしっかり話し合い、場合によっては妻のパート収入をライフプランに入れることも考えられるでしょう。

考慮すべき資金3:老後資金

ライフプランを立てる上で考慮すべき資金3つ目は「老後資金」です。

 

老後資金はまだ先のことでイメージしづらいかもしれませんが、ライフプランで十分に考慮して早い段階で準備することをおすすめします。

 

住宅や教育資金はローンや奨学金を使って現役世代から準備できますが、老後資金にローンはなく気付いた時には手遅れになる可能性があるからです。

 

充実した長いセカンドライフを過ごすためにも、若いうちから少しづつでも老後資金の準備ができるように、ライフプランに入れておきましょう。

 

3つの資金について説明しましたが、具体的にどのように資産形成をすれば良いか、わからない方が多くいらっしゃると思います。そんな方には無料のオンラインカウンセリングもございますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

One Quest

ライフプランを立てる事で人生の指標ができる!

ライフプランの立て方を理解し表を実際に作って見ると、イベントに伴い家計の収支がどのように移り変わっていくのかが客観的に判断できるため、不安や焦りを払拭することができます。

 

ライフプランを立てる事で、あなたが「将来どのような人生を送りたいのか?」という人生の指標ができます。

 

ライフプランは人生設計図です。この先の人生をより良く生きていくためにも家族の未来を真剣に描いてみてはいかがでしょうか。人生の節目でライフプランを立て直しながら、是非家族と共有してみましょう。

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