海外不動産投資の5つのメリット・5つのデメリット｜人気の投資先は

2020 06.4この記事はPRを含みます

海外不動産投資とは？

海外不動産投資とは、日本国外の不動産を投資目的で購入するということです。投資先は、おもに新興国を選ぶことが多いです。

日本国内は少子高齢化が進み、安定した家賃収入は今後見込めません。一方で人が増え続けている海外での不動産を投資目的で購入した場合は、家賃収入が将来にわたり継続して期待できます。

さらに経済成長が今後予想される地域では、住宅価格が上がると言われています。より大きいリターンが期待されます。

海外不動産投資の始め方

海外不動産投資をスタートさせたい場合は、まずどの国に投資するのかを選ぶ必要があります。経済成長が見込まれる国を選ぶことが、成功するかどうかのポイントになってきます。

投資する国が見つかった場合は、日本の不動産会社を通じて購入する方法、現地の不動産会社で購入する方法、フィナンシャルプランナーに依頼する方法があります。

それぞれメリットとデメリットがあるため、自分の考えに近い方法で不動産を購入しましょう。

海外不動産投資のメリット5つ

海外不動産投資する人が増えているのは、メリットがあるからです。ここからは、海外不動産投資のメリットを5つ紹介していきます。

不動産投資を計画している人は、どのようなメリットがあるのかを具体的に頭に入れておくことが大切です。日本の不動産投資では考えられないような大きなメリットがある場合も多いです。

メリットの高い海外不動産投資に成功している日本人も少なくありません。成功者に続きたい人は要チェックです。

海外不動産投資のメリット1：分散投資によるリスクの分散

海外不動産投資をするメリットは、リスクを分散することができるという点です。日本の不動産投資だけを行っている人は、少子高齢化などの影響を大きく受けるリスクがあります。

資産を分散して投資することは、投資の世界では常識です。日本の不動産投資は安定していますが、将来性が期待できません。

一方、海外の不動産投資はリスクもありますが、ハイリターンも期待できます。両方に投資していることで、資産のリスクを解消できます。

海外不動産投資のメリット2：利回りの高さ

利回りの高さは、海外不動産投資の魅力です。経済成長が著しいエリアでは、日本では考えられないような利回りが期待できます。

人口が増えている地域では、家賃が上がっていくことが予想されます。さらに物件の価値も上昇していく可能性が日本よりも高いでしょう。

一方、日本の不動産は今後不動産の価値が大幅に上がることは期待できません。経済成長が望める地域であれば、不動産を持っているだけで利益が出る場合もあります。

海外不動産投資のメリット3：節税効果

節税効果は、海外不動産投資をするメリットです。海外の不動産を購入した場合も、国内不動産投資と同じように減価償却を活用することができます。

不動産取得が赤字の場合は、他の給与所得と損益通算することも可能です。実際に節税効果を期待する場合は、税理士などと相談する必要があります。どの程度節税効果があるのか気になる人は、専門家と相談してみるとよいでしょう。

ただし、令和2年度税制改正の大綱で提案された法案が成立した場合、節税効果が減ってしまう可能性もあるので、注目しておきましょう。

海外不動産投資のメリット4：割安の場合もある

為替の状況においては、割安で海外不動産投資を購入することもできます。世界の経済にアンテナを張って、買い時を逃さないようにしましょう。

割安で購入した物件は、売却した時に大きな利益が手に入る可能性もあります。さらに物価の安い国では、少ない資金で高級物件を購入することも夢ではありません。

優良な物件を見極める力を持っている人は、日本で不動産を購入するよりもさらにお得な買い物ができるでしょう。

海外不動産投資のメリット5：海外経済に詳しくなれる

海外不動産投資をはじめようと考えている人は、その地域の経済や住宅事情などに詳しくなれます。そのため、日本から出てビジネスをしたいと考えている人にとっては、よい足がかりになるでしょう。

さらに海外の経済事情に詳しくなれば、不動産投資だけでなく、その国の株投資などに必要な知識も身につきます。海外投資をして生活をしたい人にとっては、メリットの大きい投資対象となるでしょう。

世界を身近に感じることができます。

海外不動産投資のデメリット5つ

海外不動産投資には、デメリットもあります。メリットとデメリットを両天秤にかけて考えるとよいでしょう。

海外不動産投資は、他の投資商品と同じく、必ず利益が出ると保証されていません。そのため海外不動産投資を本当にするかどうかをよく考える必要があります。

悪い点も知っておけば、不動産投資先の国を選ぶ際にも参考になります。成功した人だけでなく、失敗した人の声も参考にして投資対象を選ぶとよいでしょう。

海外不動産投資のデメリット1：融資条件の厳しさ

融資条件の厳しさは、海外不動産投資のデメリットです。国内不動産であれば間違いなく融資されるような場合であっても、海外の物件であれば金融機関の審査に通らないケースも少なくありません。

国内の金融機関では借入れできず、海外の金利が高い金融機関を利用することになれば、資産を運用することが難しいという場合も少なくありません。

さらに、融資を受けたくても条件が厳しく断念しないといけない可能性も高いです。

海外不動産投資のデメリット2：為替変動リスク

為替変動リスクがある点が、海外不動産投資のデメリットです。為替変動リスクとは、円と外国の為替相場が急に変わってしまい外貨で購入した商品の資産の価値が大きく変わってしまうことです。

日本の不動産を購入している場合は、想定しなくてもよいリスクです。しかし、海外の不動産を購入する場合は情勢によって大きく損する場合も考える必要があります。

為替変動リスクは、海外の政局の急変など予想できないことが多いです。

海外不動産投資のデメリット3：カントリーリスク

政治情勢が不安定な国では、カントリーリスクもあります。カントリーリスクを解消するためには、投資先に選ぶ国の政治や経済情報をしっかり確認する必要があります。

経済成長が著しい国であっても、周辺国とトラブルを抱えている場合や、国内でクーデターが起こる可能性が高い場合は、要注意です。

国ごとにリスクが異なるため、専門家に相談して投資する国を選ぶとよいでしょう。その国の詳細なデータを確認する必要があります。

海外不動産投資のデメリット4：情報取得が困難

海外不動産投資をする際には、情報取得が難しい場合が少なくありません。国内投資をする場合とは違い、物件を実際に確認することが難しいケースもあります。

物件の写真やデータを確認できても、実際の部屋の雰囲気や町の様子などの細かい部分は確認できないでしょう。

そのため、提供された資料を信じて購入しないといけなくなり、問題があったとしても見落としてしまう可能性もあります。その分リスクが生じます。

海外不動産投資のデメリット5：バブルになっている可能性も

海外不動産投資のデメリットは、バブルが弾けてしまう可能性が高いという点です。現在利益が期待されている新興国でもあっても、他によい条件があれば大型投資先が資金を移動させてしまうこともあります。

日本の不動産の感覚で購入すると、大きく損をしてしまう場合もあります。バブルが弾ける直前で投資してしまい大失敗してしまうということも少なくありません。

不動産投資先を見極める力が求められます。

海外不動産投資で人気の投資先

ここからは、海外不動産投資で人気の投資先を紹介していきます。日本人投資家も注目しているエリアなので、気になる人はチェックしてみるとよいでしょう。

実際に投資先に選ぶ際には、直近でカントリーリスクがないかなどを見極める必要があります。いくつか候補を出しておいて、気になる物件を仲介業者などの説明をしっかり聞いて見極めるとよいでしょう。

下調べを万全におこなうことが成功のポイントです。

1：マレーシア

マレーシアは、長期的な人口増加が期待されている地域です。物価水準も低いため、お得な価格で高級住宅を購入することもできるでしょう。

経済成長率も高いため、家賃収入なども今後も継続的に入ることが期待されます。政治的にも比較的に安定しているエリアなので、はじめて海外不動産投資をする人にもおすすめです。

マレーシアは、日本人にも人気があります。海外旅行先として現地を訪れて、雰囲気を確認してみるとよいでしょう。

2：タイ

タイは、利回りが高い不動産が多い地域です。特にバンコクでは物件価格も右肩が上がりなので、将来性も期待できます。

高級リゾートなども多く、海外の投資家も注目しているエリアです。ただしタイは、政治的に不安定な一面があり、カントリーリスクを避けたい場合は、あまりおすすめできません。

3：カンボジア

カンボジアは、経済発展が目覚ましいエリアです。若い世代が多いため、今後住宅需要も拡大し、大きく利益を獲得することも不可能ではありません。

ただ、日本にいながらカンボジアの住宅情報を確認することは難しいです。さらに過去には内乱などもあった国で、まだまだ政治的には不安定な部分もあります。

さらに外国人が所有できる不動産には、条件があります。また不動産を巡る詐欺なども横行しているため、見極める力が必要です。

4：フィリピン

フィリピンは、東南アジアでも有数の成長率を誇ります。今後、経済大国になっていくと予想され、住宅需要も大きく拡大することが期待されています。

英語が公用語となっていることもあり、移住先としても注目度が高くなっています。

ただ外国人は、フィリピンの土地を購入することができません。限られたコンドミニアムのみを投資先として購入するため、多くの海外投資家同士の熾烈な競争に勝ち抜かないといけません。

5：アメリカ

アメリカは、堅実な市場成長を続けている魅力的な地域です。物件価格は高いですが、安定して資産投資を目指している人におすすめできます。

リスク分散先として人気があり、家賃収入も一定して高いです。アメリカの不動産投資は情報が多く、日本にいながらも詳細情報をチェックしやすいでしょう。

アメリカ市場に強い不動産のエージェントを見つければ、素晴らしい物件に巡り合える可能性があります。

海外不動産投資のメリット・デメリットをよく知ろう

海外不動産投資は、魅力があります。しかし、良い面ばかりではなく、悪い面もあることを知っておきましょう。

海外不動産投資は、正しい情報を手に入れることができるかどうかがなによりも大切です。信頼できる仲介業者を見つけ出すところからスタートしてみましょう。