土地活用の相談はどこでできる?相談先4つと土地活用の種類8つ
2020 06.4この記事はPRを含みます
土地活用はお金の相談が優先!資金計画を最優先した方がいい理由とは?
資金計画を最優先した方がいい理由は、無理のない範囲でお金を用意できるからです。
先に自分が用意できるお金は幾らぐらいか、給料やボーナス、貯金を確認しておくと、土地を購入できる資金はどの程度か、資金計画を具体的に練ることができるでしょう。
このことで、毎月支払う住宅ローンの額も予想がつき、返済も無理のない範囲で滞ることなくでき、さらに土地を担保として取られることなく返済していくことが可能になるでしょう。
土地の活用方法に関する相談先4つ
土地の活用方法について初めて相談する人は、相談先がよく分からないという人もいるのではないでしょうか。
それでは、土地活用に関するおすすめの相談先を4つ取り上げて、それぞれ詳しくご紹介しましょう。
相談先1:ファイナンシャルプランナー(FP)
土地の活用方法に関する相談先で人気があるファイナンシャルプランナー(FP)に相談できます。
相談者の家計の収支をチェックして、予算内でどの程度の保険や各種ローン、投資が適しているかをアドバイスしてくれるでしょう。また、難しい税金に対しても細かい部分まで説明し、無駄のない土地の有効活用法を提案してくれるでしょう。
相談する相手を選ぶ時は、土地活用に詳しく、アドバイス経験がある人を選ぶとさらによいでしょう。
相談先2:信託銀行などの金融機関
信託銀行などの金融機関に相談する方法もあります。土地活用について知識がなくても、まるごと任せられる信託銀行であれば、信託方式で土地活用をして、配当を受けることが可能です。
また、信託銀行などの金融機関ではコンサルティング業として相続で土地を譲ってもらった、資産の組み換えがしたいなどの相談を受けているところもあるでしょう。金融機関で土地信託方式の資産運用について相談したい人にもおすすめです。
相談先3:不動産会社
土地活用に関して不動産会社に相談するとよいでしょう。土地を売買している不動産会社は、土地活用についてのノウハウも多くもっているでしょう。
また、地元密着型であれば地域の情報にも詳しいので、どのような活用をすればより有効的か、アドバイスを受けることも可能でしょう。
より詳しい土地活用のアドバイスを受けたい場合には、土地の取引用法や相場にも詳しい不動産会社を選ぶとよいでしょう。
相談先4:税理士・行政書士
税理士や行政書士に土地活用の相談ができます。例えば、相続税対策を考えるため土地を上手く活用したいなどという相談にも、有効な活用方法をアドバイスしてくれるでしょう。
また、不動産関連の税制については、知識があっても素人が手続きをするのは簡単ではありません。そのため、税理士や行政書士に相談することで税金の節約や相続対策について、詳しく将来を見据えた資産運用ができる方法を考えてくれるでしょう。
土地活用の種類8つ
土地を上手く活用して収入を得たいと考えた時、どのようなことができるのか知りたい人も多いでしょう。
土地活用の種類としては、アパート・マンションの賃貸経営、高齢者住宅や介護施設経営、駐車場経営、太陽光発電など様々な土地活用の方法があります。
それでは、土地活用の種類を8つ取り上げて、それぞれどのように活用するか詳しくご紹介しましょう。
種類1:アパート・マンションの賃貸経営
土地活用の種類は、アパート・マンションの賃貸経営が人気でしょう。多くの入居者に貸し出して家賃を得られますし、入居者とのコミュニケーションを考える人におすすめできる土地活用法になります。
また、空室を常に埋めれば長期的に安定した収入が得られて、間取りや収益計画も考えるとより予算を抑えることが可能でしょう。
さらに、管理会社に依頼することでレベルの高い管理ができ、空室を減らせるなど安定した土地活用になるでしょう。
種類2:高齢者住宅や介護施設経営
高齢者住宅や介護施設を経営するのもよいでしょう。高齢化に伴い、介護施設に入りたいという高齢者は多いでしょう。
この場合、入居者がバスや電車などの公共機関を使う機会は少ないため、駅やバス停が遠い場所にある土地を活用することが可能です。
さらに、高齢者住宅や介護施設の月額利用料の相場は一人あたり15万円から30万円程度となるため、郊外に土地がある人にとってはおすすめの活用法でしょう。
種類3:駐車場経営
駐車場経営も安定した収益が望める土地活用の方法です。比較的広い土地があれば、何台も車を駐車できるスペースとして、近所や企業に貸し出すとよいでしょう。
毎月決められた駐車代が入ってくる月極駐車場にする方法や、毎分数百円で貸し出して収入を得るコインパーキングにする方法があります。
コインパーキングは、比較的決まりごとが少ないので、1台でも駐車できるスペースがあれば、傾斜でも始めやすい土地活用の方法です。
種類4:太陽光発電
太陽光発電は土地活用に適した方法です。太陽光発電を始めるには、太陽光で集めた電気を買い取ってくれる会社や協会に加盟します。
そして、電気を買い取ってもらう契約をし、太陽光パネルを設置します。その後実際に太陽の光を集めて、電気として会社に買い取ってもらう仕組みです。
買い取ってもらえる契約期間が決まっていることが多いので、契約する際には必ず確認しましょう。冬場でも日光がよく射す場所であれば1年を通して電気を作れるのがメリットでしょう。
種類5:トランクルームやコインランドリー経営
トランクルームやコインランドリー経営で土地活用ができます。無人での営業が可能なため、人件費もかかりません。
トランクルームは数が多ければ多いほど収入も高くなりますし、スペースがコンパクトな土地でもすぐに始められる土地活用法でしょう。
また、フランチャイズチェーンであれば、経営のノウハウを教えてもらい、必要な設備をすぐに揃えられるため、初心者でも始めやすい土地活用です。
種類6:借地
借地として、人に土地を貸してしまう土地活用があります。様々な事情で土地を売却できないのであれば、借地として一時的に土地を貸し出し、収入を得る方法もあるでしょう。
また、定期借地権を利用すれば、期間を決めて土地を貸し出すことができ、期間が終われば自分の元へと土地を戻すことができます。
種類7:売却
土地を売却する土地活用もあります。賃貸経営は考えていないし、駐車場にして運営するつもりもないのであれば、土地が欲しい人に売却してみるとよいでしょう。
売却してしまえばすぐにお金が入りますし、税金もかからなくなります。売却して現金化するときは、現金が入るまで少し時間がかかることを想定して、余裕を持って売却することが大事でしょう。
種類8:税金対策
土地活用をすると税金が節約できることがあります。自分が所有する土地に、賃貸戸建住宅や賃貸マンション、賃貸アパートなどを建てることで、税金を節約できる対象になることがあります。
自分がオーナーとして賃貸経営を行うと、規模によっては「事業」とみなされるため、青色申告の特別控除が適用されるでしょう。
土地活用の相談先の選び方
土地活用の相談先の選び方は、アドバイス経験の多い、実績ある相談先を選びましょう。相続対策を考えるなら税理士や公認会計士を、将来を見据えるならファイナンシャルプランナーを選ぶなど、特化した相談ができる相手を探すとよいでしょう。
また、具体的な土地活用のプランを提案できるハウスメーカーを選んだり、土地の大きさから建築費と坪単価を出し、比較できるサイトを見て選んだりするのもよい方法です。
土地活用の相談をする前に自分なりに知識を身につけておくことが大事
土地活用の相談をする前に、自分なりに知識を身につけておくことが大事です。土地活用には賃貸経営や高齢者住宅、駐車場経営、太陽光発電など様々な種類があります。
活用方法を学び、自分が所有する土地を有効的に活用できるのはどの方法かを考えることが大切でしょう。
そして、こんな土地活用がしてみたいと決めた後は、誰に相談すれば納得のいくアドバイスを受けられるか、考えてから相談してみましょう。