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20代が資産運用で不動産投資を行うメリット4つとは?ポイントも解説!

2020 06.29この記事はPRを含みます

資産運用とは?

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、さまざまな業種で売り上げの落ち込みが生じ、景気が悪化している中で、老後に強い不安を感じている20代の方も少なくないことでしょう。(2020年5月時点)

将来のために、資産運用をしてみてはいかがでしょうか。資産運用とは、お金を貯めたり投資を行ったりして、自分の財産を増やすことを意味する言葉です。

安定した将来のために、20代でも積極的に資産運用を行いたいものでしょう。

20代で投資している人の割合

資産運用で財産を増やすためには投資を行うのが一般的ですが、「投資はリスクが高くて難しそう」というイメージを抱いている20代も少なくないことでしょう。

日本証券業協会が2018年に行った「証券投資に関する全国調査(個人調査)」によると、20代の男性6.7%と、女性2.5%が投資信託を保有しているようです。また、20代の男性10.5%と、女性2.3%が株式を保有しているようです。

他方で、一切投資を行っていないと回答した20代の割合は男性24.6%、女性20.1%と、意外と少ない数字になっています。

平成30年度 証券投資に関する全国調査(個人調査)|日本証券業協会

20代が資産運用で不動産投資を行うメリット4つ

MUFG資産形成研究所によると、現在の20代は昭和時代の20代と比べると、将来に対する不安感や安定志向が強く、堅実な傾向にあると言われています。

散財せずに稼いだお金をコツコツと貯蓄に回したり、資産運用をしたりする20代も少なくありません。資産運用の一環として不動産投資に軸を置く人もいますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここからは、20代が資産運用として不動産投資を行う主なメリットについて見ていきましょう。

金融リテラシー1万人調査の概要|MUFG資産形成研究所

メリット1:若いうちに始めることで長期的な資産形成ができる

「まだ20代なのに、資産運用を行うのは不安」と感じている方も少なくありませんが、早いうちから不動産投資を行うことにはメリットがあります。

シニア世代になってから不動産投資を始めると、十数年ほどしか利益は得られないかもしれません。

しかし、20代から不動産投資を行っていれば数十年、場合によっては半世紀以上に渡って資産形成が可能になります。

メリット2:融資を受けやすくなる可能性が高い

「貯蓄のある中高年でないと、不動産投資のための融資を受けにくい」というイメージゆえに、資産運用に消極的な20代の方もいるでしょう。ですが、これは必ずしも事実ではありません。

20代であっても、定職に就いて一定の年収や社会的信用力があれば、融資を受けることは可能です。「若くて今後も安定して働けるので、返済能力がある」と判断されて、有利な条件で融資を受けられることもあるかもしれません。

メリット3:失敗してもやり直しやすい

「経験も知識もない20代で資産運用を始めても、失敗するに違いない」と考える方もいるかもしれません。

たとえ不動産投資で失敗したとしても、20代ならば再起しやすいと言えるでしょう。

また、シニア世代は再就職や転職が難しいのに対して、20代は転職によって年収アップも実現しやすいため、失ったお金を取り戻して、再び資産運用に回すことも可能です。

メリット4:若いうちから経験を積むことができる

若いうちから資産運用で不動産投資を行えば、経験を積むことができるでしょう。

不動産投資に限らず、資産運用は実際にやってみなければわからないことも多く、20代のうちから経験を積むことは、長期的に見るとメリットが多いかもしれません。

少しずつ経験を積んでいくことを考えて、資産運用にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

20代が資産運用で不動産投資を行うデメリット3つ

20代から資産運用として不動産投資を行っていれば、定年を迎える前にローンをすべて返済することも可能ですし、失敗しても再起しやすく、将来の糧になる「経験値」を得られるといったメリットを享受できます。

しかし、デメリットがないわけではありません。ここからは、20代のうちから不動産投資を行うことで、生じうるデメリットについて詳しくチェックしていきましょう。

デメリット1:資産の少なさがネックになることも

20代の貯蓄額はそう多くはないかもしれません。20代では、貯蓄に加えて年収額も低い傾向にあるため、ローンを受けにくく、ローンを受けられたとしても借入比率が高くなってしまうというデメリットがあります。

借入比率が高くなればなるほど利息も高くなり、返済しなければならない額も増えてしまう可能性があるため、ネックになってしまいます。

デメリット2:基礎知識不足によるリスク

20代は社会人になったばかりの人も多いのではないでしょうか。この社会人経験の差が、マイナスに働いてしまう可能性もゼロではありません。

社会人歴が長く、時間をかけてコツコツと資産運用や不動産投資について勉強してきた方と比べると、社会人になりたての20代は「お金」に関する常識や知識が不足している可能性があります。

リスクの高い不動産投資をしないように注意しましょう。

デメリット3:初期費用がかかる

「自己資金がなくても不動産投資が可能」といった売り文句で、若い世代に不動産投資を勧めるセールスマンも少なくありませんが、不動産投資を行うにあたっては、初期費用が必要になることを知っておく必要があるでしょう。

返済する利息を減らしたいならば、自己資金を多く用意しておく必要がありますし、不動産投資を始めるにあたっては、税金や保険料などさまざまな雑費もかかる可能性があります。

20代が資産運用で不動産投資を行う際のポイント4つ

ここまで見てきたように、20代が資産運用の一環として不動産投資を行うことには、メリットもあればデメリットもあります。

「リスクが高そう」とイメージだけで拒絶したり、「儲かりそう」と安易に飛びついたりせずに、メリット・デメリットをよく理解したうえで不動産投資を行うことが大切です。

ここからは、資産運用で不動産投資を行いたいと考えている20代のために、おさえておきたいポイントを4つご紹介していきます。

ポイント1:諸費用も頭に入れておく

不動産投資を行うにあたっては、さまざまな費用が必要になってくることを事前に知っておきましょう。

契約前に司法書士や税理士に相談する人が多いため、諸費用としてこうした専門家への相談料を含めておくことも必要です。

また、契約後は税金や火災保険料なども定期的に支払わなければなりません。こうした諸費用を全て合算したうえで、不動産投資にかかる総費用をあらかじめ把握しておくとよいでしょう。

ポイント2:自分に向いている投資物件を考える

セールスマンにおすすめされた物件を、何も考えずに安易に購入するのではなく、本当に自分向きであるかどうかという点で、投資物件を慎重に見極めることも大切です。

投資する物件を選ぶ際には、今の自分の貯蓄や知識・経験でも無理せずに購入できるかどうか、将来的にリスクよりもリターンのほうが、多く得られそうかどうかといった点をよく考えましょう。

悩んだ時は、専門家や身近にいる不動産投資経験者に相談するのもおすすめです。

ポイント3:不動産投資に関する情報の収集を行う

20代は中高年と比べると資産運用はもちろんのこと、不動産投資に関する知識も経験も浅い傾向にあります。だからこそ、事前に情報収集をきちんと行うことが重要です。

不動産投資家のブログやSNSなど、インターネット上の情報をチェックするだけで満足せずに、実際に不動産投資を行っている人に相談をしたり、セミナーを受けたりして、できるだけ多角的に情報を集めましょう。

情報量が多ければ、よりよい判断ができるかもしれません。

ポイント4:不動産会社に相談してみる

独力で情報収集や勉強を行い、着実に不動産投資で利益を得る人も存在します。ですが、そのためにはかなりの努力と、ある程度の才能が必要になってくるでしょう。

できるだけリスクを抑えて、安全かつ堅実な不動産投資を行うためには、経験豊富な不動産会社のプロに相談して適切なアドバイスを受けたり、おすすめの物件を紹介してもらったりすることも必要です。

20代のうちに資産運用について考えてみよう

今回は20代のうちから資産運用として不動産投資を行うメリット・デメリットに加えて、成功のポイントについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

「若くて知識も経験もないから」「難しそうだから」とイメージだけで忌避せずに、メリットとデメリットの両方を冷静に吟味したうえで、将来のために不動産投資について考えてみましょう。

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