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不動産投資として日本政策金融公庫を利用するための3つのポイント

2020 06.4この記事はPRを含みます

目次

日本政策金融公庫とは?

日本政策金融公庫とは、新たな事業を始める場合や災害などの復旧の際に必要な資金を借りることが出来る政策金融機関です。日本政策金融公庫では、法律と予算で決められた範囲で金融機関として働きます。

年間約30万件の事業資金融資を行っていて、そのうち500万円以下が約51%、3000万円以下が約94%となっています。もし不動産投資を始める場合、日本政策金融公庫を利用する場合は知っておくべき知識があります。

日本政策金融公庫を利用する3つのメリット

日本政策金融公庫を利用するときの3つのメリットを説明します。日本政策金融公庫を不動産投資の資金融資として利用する場合、一般的な金融機関よりもメリットとして3つの内容が挙げられます。もし、日本政策金融公庫を利用する場合は知っておく必要があるでしょう。

また、不動産投資をする際に日本政策金融公庫を利用することを知らない方もメリットを知ることで視界が広がります。

日本政策金融公庫を利用するメリット1:銀行等から借りる場合に比べて借りやすい

日本政策金融公庫を利用するメリットの一つ目は、銀行等から借りるよりも資金を借りやすいという点です。銀行等で融資を断られる事業主でも、日本政策金融公庫では融資を受けやすいという面があります。

勿論、融資のための審査ルールはありますが、それでも融資を受けやすいという面があります。例えば、今後の収益がプラスになる見込みのある方は日本政策金融公庫を利用することをお勧めします。

初めての起業の場合には更に借りやすい

日本政策金融公庫では、初めての起業の場合にはさらに借りやすいというポイントがあります。初めて起業をする際には、日本政策金融公庫は金融機関として資金融資の力になってくれます。

ただし、多額の融資を希望している場合には自己資産がそれなりにあり、これまでの実績が必要となります。もし、不動産投資で日本政策金融公庫を利用する場合はそういった注意も必要になります。

新創業融資制度

日本政策金融公庫を利用する場合、新創業融資制度という新たに事業を開始する方や新たに事業を開始してまもない方に適用できる制度があります。無担保・無保証人で、最大3000万円(うち運転資金1500万円)の融資を受けることができます。

3つの条件をクリアすることが必須で、創業要件・雇用創出等の要件・自己資金要件の条件をクリアすると制度を受けることが出来ます。

日本政策金融公庫を利用するメリット2:金利が低金利である

日本政策金融公庫を利用するメリットの二つ目として金利が低金利であるということが挙げられます。不動産投資を始めるために資金の融資を受ける際に、低金利の場合返済も楽になります。

また、最初は金利分から支払う形も出来るので、不動産投資にて最初のうち収益が安定しない場合そういったことを利用すると返済も楽になります。ただし、返済額が途中から上がることになるのでそういった点では注意が必要です。

銀行と日本政策金融公庫の金利の比較

不動産投資を始める際に、銀行と日本政策金融公庫の金利を比較すると、日本政策金融公庫の方が低金利です。銀行では、金利で収益を得ている分それなりの金利を求める必要がありますが、日本政策金融公庫は1.11%という低い基準で金利計算がされています。

更に、特別金利を受けることが出来ればもっと金利を低くすることが出来るので、不動産投資の資金を低金利で融資を受けることが出来ます。

日本政策金融公庫を利用するメリット3:融資の実績がつく

不動産投資を目的で日本政策金融公庫を利用すると、融資の実績がつくというメリットがあります。実績がつけば、融資を受けやすくなるので最初から日本政策金融公庫で融資を受けることをお勧めします。

例えば、不動産投資を行う際にもしものことを考えて、現在資金がある場合でも日本政策金融公庫で融資を受けておけば、もしもの際にもスムーズに融資を受けることが出来ます。

日本政策金融公庫を利用する場合の3つの注意点

日本政策金融公庫を不動産投資の資金融資として利用する場合、3つの注意点があります。正確には、不動産投資目的以外でも日本政策金融公庫を利用する場合には注意するべき点がありますので知っておきましょう。

魅力的なメリットがありますが、必ずデメリットがあるので、もし不動産投資をするために日本政策金融公庫が向いていると思った方もチェックしてみましょう。

日本政策金融公庫を利用する注意点1:審査日数が長めとなっている

日本政策金融公庫は、審査日数が長めとなっています。日本政策金融公庫は、銀行などの一般的な金融機関と比べると審査日数が長いため、融資を受けるのも何日も待つことになります。

もし、すぐにでも不動産投資のために融資を受けたいという方にはお勧めできません。更に、窓口受付の時間が平日の9時~17時になっているので平日働いているサラリーマンの方には厳しい面もあります。

銀行等と比較をした場合

銀行と日本政策金融公庫を比較した場合、審査の時間は日本政策金融公庫の方が長くかかります。日本政策金融公庫は、審査に必要な書類も銀行と比べると多いので、その分時間もかかります。

銀行では、最近では即日融資出来るという場所もありますが、日本政策金融公庫はそういったことはなく、書類も銀行では省くことが出来ることも必要になるのでそういった点も考慮する必要があります。

日本政策金融公庫を利用する注意点2:保証人が必ず必要

日本政策金融公庫では、制度を受けない場合には必ず保証人が必要になります。日本政策金融公庫は、書類が多い他、保証人も必要になるため、そういった点でも注意が必要になります。

団体信用保険にも加入することが出来ますが、保証人も立てる必要があるので、不動産投資をする際には十分な注意をしましょう。例えば、不安がある場合には実勢を多く持った方に相談するのも一つの手段です。

日本政策金融公庫を利用する注意点3:他の金融機関に乗り換えることができない

日本政策金融公庫を利用すると、他の金融機関に乗り換えることができません。日本政策金融公庫は、他の一般的な金融機関とは異なるため、乗り換えが出来ません。

更に、返済期間も一般的な金融機関とは異なり短いために不動産投資で多額の資金融資を受ける場合には、そういった面を考慮する必要があります。不動産投資目的で利用する際には、より計画的に利用しましょう。

不動産投資で日本政策金融公庫を利用する事は可能なのか

不動産投資で日本政策金融公庫を利用することは可能です。しかし、不動産投資で日本政策金融公庫を利用する際には、注意が必要です。申請をする際に注意すべき点があるので、そういった点も知っていきましょう。

日本政策金融公庫は、自己資金があれば利用しやすいです。つまり、自己資金も必要となりますので準備しておきましょう。自己資金の他、見せ金も念のために用意しておくのも良いでしょう。

1:不動産投資の申請をした際の現状

不動産投資の申請をした場合、日本政策金融公庫では100%審査が通らないといえます。現状では、投資目的での融資は日本政策金融公庫では行なっていません。なので、投資という形ではなく事業として融資を受ける必要があります。

例えば、不動産投資ではなく不動産賃貸業という言葉を使うと良いでしょう。また複数の物件の申し込みも行なっていないので1物件に対して一つの融資となります。

2:不動産投資に対する上限金額はあるのか

不動産投資に対する上限金額はあります。4800万円から7200万円といわれていますが、4800万円を越えると審査が更に厳しくなるので不動産投資での上限金額は4800万円としておくと良いでしょう。

また、日本政策金融公庫での審査で借りられる上限金額も設定されるので、必ず上記の上限金額を借りられるとは限りません。もし、日本政策金融公庫を利用する場合には資金を用意しておくと良いでしょう。

不動産投資の申請をする3つのコツ

不動産投資目的で、日本政策金融公庫を利用するときのコツを3つ紹介します。日本政策金融公庫は、ざっくり説明しますと、「将来性があり、計画も明確で信頼できる」事業主に融資してくれます。

そういった面を伝えることが出来れば、不動産投資での融資を受けることが出来るといえます。そのためのコツを3つ知っていきましょう。

不動産投資の申請をするコツ1: 不動産投資以外の言葉を使う

日本政策金融公庫で不動産投資の資金融資を受ける際には、不動産投資以外の言葉を使う必要があります。日本政策金融公庫では、投資での申請は断っています。

なので、不動産投資目的での融資を希望する際には別の言葉に言い換える必要があります。例えば、不動産賃貸業と言い換えると融資を受けやすくなります。

不動産投資の申請をするコツ2: 担保となる物件を準備する

不動産投資での申請をするために、担保となる物件を準備することで申請が通りやすくなります。物件によって利用出来る融資の金額が変わりますが、担保となる物件があれば申請は通りやすいです。

もし、物件の準備も整っている場合には不動産投資という言葉を使わずに申請を出しましょう。

不動産投資の申請をするコツ3:返済計画を具体的に伝える

返済計画を具体的に伝えることで、不動産投資のための申請が通りやすくなります。日本政策金融公庫は、将来性を見ているので、書類の他に返済計画もより具体的に伝えることが大切です。

逆をいえば、返済計画に具体性がなければ申請が通らないといえます。不動産投資を目的に日本政策金融公庫を利用するには、書類だけではなく返済計画もより具体的にすることが重要です。

不動産投資の返済が楽になる日本政策金融公庫の特徴

不動産投資の返済が楽になる日本政策金融公庫の特徴を紹介します。日本政策金融公庫を不動産投資のために利用することの注意点以外にも、日本政策金融公庫では返済が楽になる素晴らしい特徴があります。

その特徴があるからこそ、不動産投資がよりしやすくなります。もし、不動産投資を始めたい方が知っておくと良いでしょう。

返済計画が長めとなっている

返済計画が長めになっているため、不動産投資での返済が楽になります。日本政策金融公庫は固定金利のため、最初の2年は金利のみを支払い、それ以降は返済金額が多くなりますが、2年で利益が出せる場合は返済が楽になります。

また、金利だけを支払うかどうかも選べるので、最初から利益が出ている場合は据置期間を設けずに返済することが出来ます。

相談をすることで返済計画を柔軟に変更することができる

日本政策金融公庫では、相談することで返済計画を柔軟に変更することができます。そのため、無理のない返済をすることができます。

例えば、計画通りに利益が出なかった場合や、計画以上に利益が出た場合は、相談して返済計画を変更することが出来るため、返済期間を伸ばすこともすぐに完済することも出来ます。

しかし、一般的な金融機関よりは返済期間は短いため、不動産投資での利用はその点では注意しましょう。

日本政策金融公庫に不動産投資を申請するには準備とコツが必要

日本政策金融公庫に不動産投資を申請するには準備とコツが必要です。不動産投資は、多くの人たちが注目する投資ですが、不動産投資として利用しやすい日本政策金融公庫に申請する前に準備が必要になります。

準備とコツを抑えていれば、日本政策金融公庫は非常に利用しやすいでしょう。もし、不動産投資の準備が整っている場合は日本政策金融公庫の申請の準備をしてみましょう。

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