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JR小岩駅前の大規模な再開発が与える影響とは?メリット3つを紹介

2020 06.4この記事はPRを含みます

JR小岩駅の再開発とは

JR小岩駅北口に、地上31階・高さ約110mの複合ビル建設が計画されています。小岩駅周辺には大型商業施設や商店街が建ち並んでいますが、その街並みを継承しながら小岩駅の再開発に取り組む予定になっています。

この再開発の目的は、人口のアップと商業施設を作ることでの集客アップが考えられています。集客が見込めれば江戸川区全体の経済が安定し、より暮らしやすい街並みに変貌していくことでしょう。

大規模な再開発計画が進行中

東京都は再開発組合の設立を認可し、施設の規模は延べ面積約92,170平方メートル・地下1階から地上31階のビルが建設される予定です。施設には商業・住宅・業務・保育所が入るため、大規模な再開発といえます。

ビルの建設地区は西小岩1丁目・3丁目・4丁目、総事業費は610億円となっています。工事着手は2022年4月、竣工が2026年3月、事業完了が2030年3月になる予定です。

小岩の基本情報

小岩は江戸川区の中でも商店が栄えている街で、大型商業施設や商店街が建ち並びます。古くから建ち並ぶ個人店の数も圧倒的に多く、商店街に賑わいを見せています。日常の買い物に便利で住みやすい街として人気が高いです。

小岩の基本情報をおさえながら、再開発の知識を取り入れましょう。

利便性が高い土地

小岩は交通の便が良く、中央総武線の各駅停車が乗り入れます。新宿・東京駅まで30分程度で着くため、会社や学校の通勤にもとても便利です。

高円寺・吉祥寺・中野・阿佐ヶ谷・荻窪・三鷹・新宿・東京・錦糸町・亀戸など、買い物に便利な駅に停まるので、ファッションや雑貨などのショッピングが楽しめるでしょう。

また、小岩駅周辺には商業施設や商店街が多く建ち並んでいるので、買い物にも不自由することがありません。そのため、小岩は利便性が高い土地といえるでしょう。

小岩の再開発事業3つ

小岩再開発には、株式会社タカラレーベン・清水建設株式会社・能浦不動産株式会社の3社が参加組合員、および特定業務代行者として参画しています。小岩再開発事業はⅠ街区・Ⅱ街区・Ⅲ街区に分割され、さまざまな施設計画が練られています。

ここからは、それぞれの施設計画の要点について見ていきましょう。小岩の再開発について詳しく知りたい人や、小岩の街並みについて知りたい人はぜひ参考にしてください。

小岩の再開発事業1:南小岩六丁目地区

南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業は、5月12日に新着工事が着工されました。Ⅰ街区・Ⅱ街区 ・Ⅲ街区に分割された再開発事業は、商業と住宅をメインに施工が進んでいます。

小岩の街をより活性化させ、住みやすさと安心安全に考慮した街づくりこそ、今回の再開発における目的の1つです。小岩の知名度アップとともに街の安全面も全力でカバーした計画は、さらに小岩の集客アップにつながることでしょう。

Ⅰ街区

Ⅰ街区は2020年冬頃に竣工予定です。地上10階建ての商業、およびオフィス棟が建設予定されています。敷地面積は約1037平方メートル、延床面積7122平方メートルです。

Ⅰ街区の施設には保育所も入る予定です。江戸川区は出生率が23区内の中で比較的高く、20代から30代の子育て世帯が多い特長があります。共働き世帯が住みやすいよう配慮が行われた施設は、働き盛りの若い世代に注目を浴びることでしょう。

Ⅱ街区

Ⅱ街区は2022年夏頃に竣工予定です。地上22階建ての住宅が建設計画されているので、さらに小岩の人口が増えることが予想されます。敷地面積約2905平方メートル、延床面積約29045平方メートルです。

Ⅱ街区の再開発においては、江戸川区の人口を増やせる見込みが存分にあります。人口を増やすことで経済が安定し、より暮らしやすくなることを想定した計画です。

Ⅲ街区

Ⅲ街区は2026年冬頃に竣工予定です。地上33階建ての住宅が建設予定されているので、さらに小岩の人口が増えることが予想されます。敷地面積約5012平方メートル、延床面積約52690平方メートルです。

Ⅲ街区の再開発においては、江戸川区の人口を増やせる見込みが存分にあります。人口を増やすことで経済が安定し、より暮らしやすくなることを想定した計画です。

小岩の再開発事業2:小岩駅南口のまちづくり

江戸川区では2009年にJR小岩駅周辺地区まちづくり基本構想を計画し、段階的な街づくりに励んできました。2015年には南小岩七丁目地区の市街地再開発事業が完了し、2016年8月には南小岩七丁目地区において、市街地再開発準備組合が設立されています。

住環境や地域の安全性を考慮し、小岩の土地をさらに高度利用することが再開発事業の目的の1つです。住宅と商業施設を整えた複合市街地へと変化し続けます。

小岩の再開発事業3:小岩駅北口は道路と駅前広場の整備

JR小岩駅北口は、道路と駅前の区画整理が予定されています。小岩駅北口は駅の顔とも言われるほど利用率が高く、多くの人で賑わいを見せています。

それでは、主な再開発事業の計画「シンボルロード」、「新たな交通広場」について下記で詳しくご紹介します。

シンボルロードを整備

シンボルロードは狭さが問題視され続けていましたが、今回の再開発事業をきっかけに道幅が9mから18mに拡大されます。安全な交通環境であり、歩行者が安心・安全に歩ける街づくりを目指します。

シンボルロードが広くなることで、さらに人が行き交いしやすくなることを目的にしています。歩きやすい街並みは集客の見込みがあり、再開発の目的と商業の経済安定に役立つでしょう。

新たな交通広場が整備される

小岩駅北口駅前には、約6000平方メートルの交通広場が整備されることが決定しました。地下駐車場の整備・公共交通機関の充実性・公共および一般車両の乗り入れを可能とした道路作り・地域の人が憩う空間を創作および計画しています。

お年寄りから子どもまで安全に行き交う街づくりを目指しているので、再開発に伴って事故のリスクが大幅にカットされます。区民の安全と安心に考慮した再開発に今後も目が離せません。

小岩のメリット3つ

小岩には大きく分けて3つのメリットがあります。現在小岩に住んでいる人も、これから小岩に住む予定の人も、メリットを知ることでより小岩を楽しめるのではないでしょうか。

小岩は千葉に隣接し中央総武線も走っているので、千葉や都心部へのアクセスもしやすく人気な街並みです。再開発を行うことで、より人気度が上がることでしょう。

小岩のメリット1:利便性が高い

小岩は江戸川区の中でも商業が盛んな街です。そのため、商店街には古くから建ち並ぶ個人店がたくさんあります。それだけに限らず大規模な商業施設もあるので買い物に便利です。

交通においては都心部にアクセスしやすい中央線が走っているので、通勤・通学だけではなくプライベートな外出もしやすいでしょう。新宿までなら30分程度で着くので、都心部への用事が多い人に住みやすい環境です。

小岩のメリット2:地価が安い

小岩駅周辺は商業施設や商店街が建ち並び、とても便利な街です。中でも、小岩は比較的物価が安く、地価が安いというところがメリットにあります。

浅草や両国といったメジャーな下町と比較してみると、下町である小岩のほうが家賃が安く済むことが魅力の一つです。そのため、下町好きな人が暮らしたい街として、高い人気を誇っています。

地価が安いことによって、学生や一人暮らしの人にも人気を集めています。家賃相場は1Kで65000円と、都内ではリーズナブルな金額といえます。小岩は東京の最東端であり、千葉が隣接していることと、近隣の葛飾の地価が安いという傾向が考えられます。

このように、23区内の中でも家賃相場は低いので、小岩は人気が根強い街でもあります。

小岩のメリット3:商店街が充実

小岩駅周辺には、サンロードとフラワーロードの2つ商店街があります。サンロードは昔ながらの雰囲気が楽しめる商店街で、個人店が建ち並びます。おもに飲食店が建ち並び、賑わいを見せています。

フラワーロードは小岩駅南口からまっすぐに伸びた長い商店街です。銀行・スーパー・商店が建ち並び、大体の買い物はフラワーロードで完結できます。小岩のメインストリートとも呼ばれ、地元の人から長く愛されている商店街です。

小岩のデメリット2つ

地価が安く利便性も良い小岩ですが、デメリットもあります。これから小岩に住むことを考えている人は特に、小岩のデメリットを把握しておきましょう。先にデメリットを知ることで、後悔することなく小岩での暮らしを楽しむことができます。

また、再開発事業を行っても、このデメリットがメリットにつながるかの予測は立ちません。そこで小岩のデメリットを2つ、以下でまとめたので参考にしてください。

小岩のデメリット1:集客できるかどうかは未知数

小岩は利便性が高く地価も安いことから人気な街並みではあるものの、わざわざ小岩にまで出向いて買い物をする人がいないところが欠点です。知名度が低いことも原因の1つにあります。

最寄りの中央総武線は、新宿・秋葉原・高円寺・東京などの都心部にアクセスがしやすく、都心に目的を定めて買い物をする人が多くいます。そのため、小岩で再開発事業を完了させても集客につながるかは予想ができません。

小岩のデメリット2:災害時の危険性がある

2019年5月に、江戸川区では水害時ハザードマップの改定を行い、この改定により多くのメディアから注目を集めました。注目を集めた理由に「ここにいてはダメです」という文字が書かれているからです。

江戸川区では海抜0m地帯もあるため、大雨による浸水・洪水の危険性が他の区に比べて断然高い傾向にあります。さらに江戸川区は関東で降った雨が集まる場所なので、水害による被害を懸念しなくてはなりません。

小岩駅周辺の再開発に期待しよう!

ここまで小岩の再開発や小岩駅周辺などについて詳しく見てきましたが、いかがでしたか。

小岩の再開発には、多くの人が期待を寄せています。集客が見込めれば経済が安定し、より住みやすい街に発展することが考えられるでしょう。今回の再開発で小岩の知名度がアップし、次世代の都心部としてレベルアップが見込めます。

再開発で経済が安定し暮らしやすさが実現すれば、小岩だけでなく江戸川区全体の経済も良い方向に向かいます。小岩駅周辺の再開発に期待をし、新しい街の完成を心から楽しみに待ちましょう。

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