家の解体費用はいくら？｜坪単価の目安や費用節約のポイント6つ

2020 06.4この記事はPRを含みます

家の解体

家の解体は、これから新しく家を建てるためにおこなったり、更地にして売ったりするためにおこないます。

家の解体を考えている方にとって、解体費用がどのくらいかかるのかは気になるポイントではないでしょうか。家の解体費用の目安や相場について考えていきましょう。

家の解体費用は主に解体のしやすさや建材の量、土地の状況などによって変わってきます。

費用の目安と相場

家の解体の目安と相場についても考えていきましょう。

解体費用の目安は、木造住宅であれば坪単価1万5千円程度で、30坪の木造住宅になる場合は総額で150万円程度必要になります。

あくまでも木造住宅の目安ですので、軽量鉄骨や鉄筋コンクリートなどが建材の場合や住宅が平屋か2階建てかなどの階数によっても金額が変わってくるでしょう。

家の解体費用の内訳4つ

家の解体費用の内訳をご紹介しますので、家の解体を考えている方は参考にしてみてください。

家の解体費用には『構造』、『立地』、『不随工事費用』、『解体業者』などで決まります。目安で木造住宅が坪単価1万5千円と紹介しましたが、諸経費などを含めると4万から5万円程度と考えておきましょう。

解体費用に関わってくる4つの内訳についてチェックしてみてください。

家の解体費用の内訳1：構造

家の解体費用の内訳として『構造』は要素のひとつです。

家の構造には主に、『木造』、『鉄骨造り』、『鉄筋コンクリート造（RC）』などになり、材質や構造の違いが、解体費用に大きく関わってきます。

同じ坪数であっても、構造が違えば解体する際に手間がかかり、特殊な重機を必要とする場合もありますので、解体費用が変わっていく事が予想できるでしょう。

家の解体費用の内訳2：立地

家の解体費用の内訳として『立地』も大きな要素となっています。

解体しようとしている家がどのような立地条件で建てられているかも確認しておく費用があるでしょう。建物が隣の敷地と近接して建てられている場合や、重機を使う事ができないような狭い場所に建てられている場合には解体費用が上乗せされてしまう事が多くあります。

人件費が多くかかってしまう事が予想されますので、気をつけなければいけません。

家の解体費用の内訳3：付随工事費用

家の解体費用の内訳として、『不随工事費用』がかかる可能性も考えられるでしょう。

不随工事費用とは、解体予定の家の庭に植えてある木や玄関まわりの塀などのような外構撤去作業がある場合のほか、古い家などにみられる石綿つまりアスベストなどがある場合など、特別な解体処理を必要とする際に上乗せされる解体費用の事です。

使わなくなった浄化槽などが地中に埋めてある場合も不随工事費用がかかります。

家の解体費用の内訳4：解体業者

家の解体費用の内訳として、『解体業者』も大きなポイントのひとつといえるでしょう。

解体をお願いする解体業者によって、解体費用の金額は変わる可能性があります。どのような解体業者があるのか調べておく事が大切です。

解体費用は時期によっては安く抑えられる可能性がありますので、繁忙期などを避けてできるだけ安く解体を請け負ってくれる業者を探すようにしてみましょう。

家の解体費用の坪単価の目安や相場4つ

家の解体費用の坪単価の目安や相場について、坪数と構造の違いで4つご紹介します。

解体工事費用の目安を知っておく事で、どの程度節約することができるのか、解体業者ごとの違いなども分かりやすくなるでしょう。

目安や相場を知っていれば、解体費用が膨らんでしまう場合に、どのようなポイントで費用がかさんでしまったのか、解体費用について解体業者に意見を聞く事もできるようになります。

目安や相場1：20坪の木造平屋

『20坪の木造平屋』の坪単価の目安や相場は、およそ3万円から4万円です。

坪単価で考えれば、平屋の方が二階建てよりも横に広く面積を取って建てられていますので、基礎が多く作られているなど解体の手間がかかるため、坪単価が上がっていくでしょう。

解体費用の坪単価は地域によってもかなり差があります。地域による解体費用の違いも調べておくと良いでしょう。

目安や相場2：30坪の木造2階建て

『30坪の木造2階建て』の坪単価の目安や相場は、木造平屋の坪単価であるおよそ3万円から4万円にプラスアルファの金額がかかってくることになるでしょう。

坪単価で考えるのであれば、木造の場合3万円から4万円程度になりますが、2階建ての場合は坪単価に加えて重機を使った解体費用がプラスされると考える必要があるでしょう。

目安や相場3：40坪の軽量鉄骨の2階建て

『40坪の軽量鉄骨の2階建て』の坪単価の目安や相場は、およそ3万5千円から5万円程度です。

軽量鉄骨の住宅の場合、木造住宅よりも手間やコストがかかる傾向にあります。坪単価は坪数が少ないよりも多い方の費用が安くなり、軽量鉄骨の40坪台の建物は、木造の20坪台の解体費用とあまり変わらなくなってくるでしょう。

2階建ての場合には木造と同じように坪単価に加えて重機などによる解体費用がプラスされます。

目安や相場4：50坪のRC造の3階建てアパート

『50坪のRC造の3階建てアパート』の坪単価の目安や相場は、およそ4万円から7万円程度になります。

アパートの場合、坪数も広くなりますので解体費用はかなりの金額になることが予想されるでしょう。アパートの延べ床面積が250坪などになる場合、解体費用は1,000万円を超えてしまう可能性がありますので注意してください。

家の解体費用を節約するポイント6つ

家の解体を考えている方のために、家の解体費用を節約するためのポイントを6つご紹介します。

家の解体費用は想定していた金額よりも大きくなってしまう事がありますので、節約できるポイントを押さえておけば、解体費用を上手に抑えることが可能になるでしょう。

解体費用を節約するには、どのようなポイントで金額が変わるのか、解体するために自分でできることなどをおさえておく事が大切です。

ポイント1：周辺の環境・建物の種類によって金額が変わる

解体費用を節約するポイントとして、解体する家の周辺環境や建物の種類によって金額が変わることを知っておきましょう。

人件費を抑えるために、周辺の環境を整えておく事も大切です、重機が入れないような場所や隣と近接している建物の場合には割高になる可能性があります。

ポイント2：前面や周辺道路幅が狭いほど割高になる

解体費用を節約するポイントとして、作業場所の前面や周辺道路が狭くなってしまうと割高になってしまう事を覚えておきましょう。

周辺道路の状況によっては、解体するための重機が入れない場所に立地している可能性も考えられます。解体するために重機が使えない場合には、人の手で解体していかなくてはいけませんのでコストがかかることを覚えておきましょう。

ポイント3：アスベスト除去は別途費用が必要

解体費用を節約するポイントとして、アスベスト除去に別途費用が必要になることを覚えておきましょう。

アスベストは古い家などで使われている可能性があり、人体に影響を及ぼすとして知られています。アスベスト除去には特殊な処理が必要になりますので、解体費用は通常よりも高くなるでしょう。

ポイント4：解体前に過去の土地使用履歴を確認しておく

解体費用を節約するポイントとして、過去の土地使用履歴を確認しておくと良いでしょう。

解体工事の前に過去の土地使用履歴を確認しておくことで、解体工事の最中に地中から何か出てきたりしないかを知る事ができます。

解体工事中に昔使用していた井戸や浄化槽などが出てきてしまうと解体費用が追加されますので注意してください。

ポイント5：解体費用の補助金や助成金の確認

解体費用を節約するポイントとして、解体費用の補助金や助成金の確認もしておきましょう。

解体費用の助成金や補助金の金額は、各地域によって異なりますので、自分が住んでいる地域の自治体に問い合わせてみて下さい。

ポイント6：解体前にゴミは処分しておく

解体費用を節約するポイントとして、解体前のゴミは自分で処分しておくようにすると良いでしょう。

解体業者にゴミの処理まで頼んでしまうと、解体料金に加えて処分費用が追加されてしまいますので、割高になってしまいます。

家の解体費用の見積り方

家の解体費用についての知識を身に着けたいと考えている方のために、家の解体費用の見積もり方についてご紹介します。

家の解体費用の見積りには、『家を解体するための足場』や『重機回送費』、『諸経費』と『建物の解体工事費』の4つが基準です。

家の解体費用は、解体する建物の材質や周囲の環境によって全く変わってきますので、現地を確認しておく必要があります。地域によっても相場が違いますので気をつけましょう。

家の解体費用の見積りの注意点

家の解体費用の見積もりに関しては注意しなければいけない点がいくつかありますのでご紹介します。

家の面積や坪単価で家の解体費用が決まると考えている方が多くいらっしゃいますが、敷地内にある樹木や塀などがある場合、基本の解体費用にプラスして付帯工事費がかかりますので注意してください。

地面の下に廃材や使わなくなった浄化槽などがある場合、解体後に別途費用として算出されてしまいますので気をつけましょう。

家の解体費用見積業者おすすめ3選

家の解体費用について悩んでいる方は、家の解体費用を専門的に見積もり金額を出してくれる、解体費用見積業者を活用してみて下さい。

家の解体費用は専門会社に任せてみましょう。解体費用の見積もりを算出してくれる業者によっては金額に大きな差がでてくる場合もありますので、いくつかの業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

家の解体費用のおすすめ見積業者をいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

家の解体費用見積業者おすすめ1：HOME4U土地活用

家の解体費用見積業者としておすすめなのが「HOME4U土地活用」です。

「HOME4U土地活用」では、自分が入力した内容によって、自分に合った業者を選ぶ事ができます。

家の解体費用見積業者おすすめ2：オウチーノ不動産売却・査定

家の解体費用見積業者としておすすめなのが「オウチーノ不動産売却・査定」です。

オウチーノ不動産売却・査定は不動産売却査定ができ、エリアごとに相場価格や見積もりを出してくれます。

家の解体費用見積業者おすすめ3：ライフルホームズ

家の解体費用見積業者としておすすめなのが「ライフルホームズ」です。

ライフルホームズは不動産売却の査定をスムーズにおこなってくれるほか、提携業者数も多く、解体費用の見積もりを無料でおこなってくれます。

家の解体費用は専門会社に相談しよう

家の解体費用についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。家の解体費用についての知識がなければ、想定していたよりも解体費用が膨らんでしまった場合に、解体費用を算出してきた見積もり業者に対して意見を伝えることも難しくなってしまいます。

家の解体費用の金額に対して自分が納得したうえで解体費用を出せるように、解体費用に対する知識を持ち、家の解体費用についての専門会社も活用することも検討してみましょう。