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魅力的なリノベ古民家でビジネスをはじめよう|3つの古民家活用例を紹介

2020 06.29この記事はPRを含みます

古民家の持つ魅力とは

昔話の世界からでてくるような古民家から、そこまで古くなくても日本古来の方式で建築された家は、今の家にはない魅力を感じる人が多いのではないでしょうか。

今回の記事では、古民家の魅力とは何かを紹介しつつ、古民家を再活用するためのリノベーションの方法や活用例などをご紹介していきます。

まずは、古民家の魅力はどのようなものかを見ていきましょう。

現代の技術力は古い家を新築同様に蘇らせることができる

古民家は、古き良き外観を残しつつ、リノベーションによって現代のライフスタイルに合った居住空間へと蘇らせることができます。本来の建物の性質や空間などを活かすことができるため、デザイン性と機能性を兼ね備えた住居にすることができます。

耐震性能評価を行い、必要に応じた耐震などの工事を実施することによって安心・快適な住まいを実現することが可能です。

しっかりとしたビジョンとプランで古民家の活用を広げる

遺産などで古民家を引き継いだり、古民家の魅力に惹かれて購入する場合もあるでしょう。手にした古民家を活用するにはどのようなことが必要でしょうか。マイホームを探している時に、それをきっかけとして古民家を購入する場合もあるでしょう。

実際に暮らしてみて不便で使いづらいと感じる場合も多いため、古民家を所有している人はリフォームなしでも住むことができるのか、今後リフォームするとしたらどのくらい費用がかかるのかなどを確認して活用方法を考えましょう。

古民家のリノベーションは専門の工務店を選ぶ

もしも、古民家がすぐに住めないような状態や古い状態の家のままで不便という場合には、リフォーム業者に頼む必要があります。

古民家をリノベーションする場合には、古民家に詳しく古民家の特徴を活かしながらリフォームができる専門業者を探しましょう。

地域によっては専門業者という形でいないかもしれませんが、古民家のリノベーションを何度か手掛けている工務店があるので、複数の業者に問い合わせてみましょう。

現代の建築工法とは異なるため専門知識が必要

なぜ専門の工務店が必要となるのでしょうか。それは古民家が現代の建築方法と異なった方式で建てられているからです。

古民家を全て取り壊して新しい建物を建てる場合は、日本古来の建築方法を知っている必要はありません。今回は、古民家を活用してリノベーションをしていくので、日本古来の伝統的な建築方法を知っている専門家が必要となります。

大掛かりなリフォームが必要となる可能性がある

古民家の伝統的な建築方法を知らない工務店が、リノベーションを手掛けると不必要な取り壊しが起きてしまう可能性があります。

そのようなことを防ぐためにも、古民家の建築方法をよく知っている専門の工務店を探すか、すでに何度か古民家を活用してリノベーションを経験している工務店を探しましょう。

古民家活用例3つ

古民家を活用して様々なことに利用しているケースは、日本各地にあります。今回は、その中から古民家を活用している例を3つご紹介します。これから古民家を活用していこうと考えている人はぜひ、参考にしてみてください。

古民家活用例1:飲食店として活用する

古民家は様々な地方で空き家バンク等に登録され活用されています。多くの市町村で、活用例をあげています。なかでも活用例として多いのが、古民家の雰囲気を残した飲食店としての活用です。

沖縄にある茶処真壁ちなーは、琉球特有の瓦や古民家素材をそのまま活用したカフェです。
戦後は、診療所でもあった古民家の現存の形を崩さずに、現在はお茶だけでなく沖縄そばも食べることができるカフェとして活用されています。

空き家バンクの目的・現状・課題ー一般財団法人土地総合研究所ー
真壁ちなーの日々 茶処真壁ちなー

古民家活用例2:賃貸物件として活用する

リタイアした後は、田舎で暮らしたい人や若くても田舎でのんびりと暮らしたいという声もあり、地方で空き家を探す人も少なくありません。そのような人のなかには、現代風の建物ではなく、地方の気候風土にあった古民家で暮らしてみたいという人もいます。

そのような人に向けて、古民家に水道、ガス、電気などを引きすぐに暮らせるようにリノベーションをしておくと賃貸として古民家を貸し出すことができます。市町村では空き家バンクに古民家を登録することも可能です。

古民家活用例3:宿泊施設や貸し別荘として活用する

全国には、古民家の雰囲気をそのまま活用し、ゲストハウスなどのように宿泊施設としているケースが多く見られます。

昔の暮らしをそのまま体験できる古民家を活用した宿泊施設は、田舎暮らしに憧れていたり、現代の住宅しか知らない人や都会にしか住んだことがない人に人気です。

また、海外から来た人にも日本の昔の暮らしを知ってもらえる宿泊施設として、人気があります。

借りたいと思われるような古民家にリノベーションしておく必要がある

市町村では古民家や空き家を活用するための条例が多く作られています。民家をリノベーションしておくときは、観光などで訪れた人が宿泊してみたいという気持ちにさせることが大事です。

そのためには、その町の歴史や気候風土に合わせて建てられた古民家の雰囲気を上手に活用してリノベーションをする必要が出てきます。新潟県村上市にある「よはくや」は素泊まり専用ですが、古民家をリノベーションして活用している一軒家スタイルの宿です。

昔からそこで暮らしていたかのような雰囲気が味わえるように調度品も昔のものが使われています。

古民家利用の他の選択肢2つ

古民家をリノベーションして飲食店にしたり、賃貸、ゲストハウスなどのような宿泊施設にする例を紹介してきましたが、ほかにも古民家の活用方法はあります。

下記では、古民家の活用方法をさらに2つご紹介します。

古民家利用の他の選択肢1:解体する

古民家の利用方法として選択肢の1つに解体があります。あまりにも保存状態が良くない古民家についてはリノベーションできない場合があります。保存状況にあわせて解体を考えましょう。

ただし、古民家の解体をするときには出た廃材を注意深く見なければいけません。それに関しては下記に別項目を設けたので説明していきます。

古民家に使われている古材は売却できる可能性がある

古民家を解体すると利益が出ないと思う人もいるでしょう。土地付きの場合は、更地にすることで土地として売却するとそれなりの利益が生まれます。古民家そのものは解体する際、素材に注意しておきましょう。

古民家に使われている素材によっては、すでに手に入らないものがあり価値がついている場合があります。古民家を解体する時は、廃材なのか古材に価値があるかを確認しましょう。

古民家利用の他の選択肢2:売却する

古民家利用の選択肢として売却をする方法があります。古民家としてそのまま販売できる場合があります。古民家の販売は、土地付き、土地なしによっても価値が大きく変わってくるでしょう。

また、古民家のある土地がどのような環境にあるのかにもよります。田舎でも、車でアクセスしやすい場所に駅があり、バスが走っているかなどによって異なります。

保存状態に大きく左右される

古民家の売却で注意しないといけないのは、現存状態で販売できる物件かどうかになります。床が抜けていたり、風呂釜がなかったりする場合はすぐに住むことができませんので、売却するにも時間がかかります。

ある程度リノベーションをして売却となると、その土地の場所で売れるのかという心配もでてきますし、リノベーションするだけの価値がある古民家なのかも見ないといけません。このようなことから、売却には古民家の保存状態が大きく左右します。

空き家をリノベーションして収益を生む古民家として再生させよう

古民家に使用されている建築資材がもう手に入らないということがあります。古いけれど、質が良い素材で作られた古民家はそれだけでも資産価値があります。

田舎暮らし、地方暮らしに憧れる人も一定数いますが、不便な昔ながらの生活を強いられるのは困るという人もいます。古民家の味を残したまま、その時代のニーズにあわせてリノベーションし快適に過ごせるようにすることで古民家の資産価値は高まります。

必要に応じてリフォームをして古民家を上手に活用していきましょう。

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