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賃貸住宅の換気扇を交換する|換気扇やレンジフードを交換する目安2つ

2020 10.21この記事はPRを含みます

賃貸住宅の換気扇を交換する

賃貸住宅に住んでいると設備にトラブルが発生するケースがあります。

賃貸物件に住んでいる場合、換気扇などの調子が悪くなることもあります。そういった場合、換気扇の交換はどのようにして行えばよいのでしょうか。

この記事では賃貸物件の換気扇の交換は誰が行うのかや、換気扇の交換目安などについてご紹介していきます。

故障した場合の費用負担はどちらにある

賃貸住宅の換気扇が故障した場合、費用は大家か借主どちらが負担すべきなのでしょうか。

賃貸住宅の換気扇が故障した場合、まずは管理会社か大家さんに連絡をすることになります。賃貸物件の設備に関しては、大家さんが入居者が物件を利用するために必要な修繕を行う義務があります。

ただし、故障した原因によっては借主が費用を負担しなければいけないケースもあります。

大家

賃貸住宅の換気扇の修理費用は基本的に大家さんが負担します。

賃貸物件の設備の修繕義務は大家さんにあるため、寿命で換気扇が故障した場合は大家さんが費用を負担します。換気扇の寿命は一般的には10年から15年程度だと言われているため、製造年が記載されたシールが貼られていないか確認しましょう。

製造年から寿命による故障だとわかれば、大家さんが費用負担をすることになります。

借主

借主の過失などによって換気扇が故障した場合、借主が費用を負担することになります。

部屋の借主の過失や故意によって換気扇が故障した場合は、借主が費用を負担する必要があります。たとえば掃除を行っているときに壊してしまった場合は借主の責任になるため、業者による換気扇の交換が終わった後で費用を請求されることになります。

換気扇やレンジフードを交換する目安2つ

換気扇やレンジフードを交換する目安についてご紹介します。

換気扇やレンジフードは加熱調理をする際には欠かせない設備です。そんな換気扇やレンジフードは、そのくらいの期間で交換すると良いのでしょうか。

ここでは換気扇やレンジフードを交換する目安2つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

換気扇を交換する目安1:換気扇・レンジフードの寿命は15年くらい

換気扇やレンジフードの寿命は長くて15年程度です。

換気扇やレンジフードはそれまでの使い方や手入れなどによって寿命は変わりますが、10年から15年程度が寿命になります。

そのため、製造年が記載されたシールを確認して、製造から15年程度経過している場合は交換する目安だと言えるでしょう。

換気扇を交換する目安2:寿命により換気扇・レンジフードが故障

寿命により換気扇・レンジフードが故障した場合は交換する必要があります。

換気扇やレンジフードで壊れる箇所は、換気扇もしくはモーターになります。掃除をしても調子が良くならなければ、交換する目安になるでしょう。

換気扇・レンジフードから異音や振動がする

換気扇・レンジフードから異音や振動がする場合は交換しましょう。

異音や振動がする場合はモーター部分の異常であるケースが多いです。モーターは劣化すると異常な音が発生することがあり、埃や脂によってプロペラの回転が悪くなっていたり、モーターの軸に錆が発生して擦れていたりと原因はさまざまです。

スイッチが入らない

換気扇・レンジフードのスイッチが入らなくなったら交換しましょう。

スイッチを入れても動かなくなったら、換気扇やレンジフードの寿命もしくはスイッチの故障が原因だと言えます。いずれにしてもスイッチが入らなくなったら交換の目安だと考えると良いでしょう。

換気扇・レンジフードの故障が故意や過失の場合

換気扇・レンジフードの故障が故意や過失の場合はどのようなケースがあるのでしょうか。

換気扇やレンジフードの故障が借主の責任である場合は、借主が費用を負担する必要があります。たとえば借主が掃除中に壊してしまったのであれば、借主の故意や過失によるケースに該当するため、借主が費用負担を行うことになります。

しかし逆に掃除をしなかったために換気扇が故障した場合はどのようになるのでしょうか。

借主が掃除を怠った

借主が掃除を怠ったために換気扇が故障した場合は、借主が費用負担をすることになります。

掃除を怠ったことが原因だと言われるケースは、確認してみると故障の原因が埃が溜まっていたために発生していた場合などが該当します。こういった場合は掃除をすれば直るため、費用負担も軽いです。

ただ、入居して数か月で埃が原因で故障した場合は現在の借主の責任だというのも乱暴な話なので、相談した方が良いでしょう。

換気扇・レンジフードを交換する際の費用

換気扇・レンジフードを交換する際の費用などの程度かかるのでしょうか。

換気扇・レンジフードを交換する場合は費用が掛かりますが、プロペラ換気扇なのかレンジフードを交換するのかによって掛かる費用は異なります。

ここでは換気扇・レンジフードを交換する際の費用についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

1:プロペラ換気扇を交換する費用

プロペラ換気扇を交換する場合、費用は5,000~12,000円が目安になります。

シンプルなプロペラ換気扇は壁に穴をあけて設置しているだけなので、換気扇を交換する際にはダクト工事などは不要です。そのため、交換費用は比較的安く済みます。

2:レンジフードを交換する場合の費用

レンジフードを交換する場合、費用は60,000~80,000円が目安になります。

レンジフードを交換する場合、ダクト工事も必要になるため、交換費用は高くなります。新しい賃貸住宅ではレンジフードが付いた換気扇が設置されている場合も多く、取り付けるファンの種類によっても異なりますが、大型で高性能なレンジフードほど費用も高くなります。

3:スイッチやモーターなどを修理する場合の費用

スイッチやモーターなどを修理する場合、費用は数千円~30,000円が目安になります。

換気扇やレンジフードを全て交換する場合、どうしても費用は高くなります。しかしスイッチやモーターなどの故障している箇所だけを交換するなら費用は安く済みます。

ケースにも寄りますが、故障個所1か所だけの交換で直るようであればその箇所だけを交換するようにしましょう。

4:スイッチの交換

スイッチを交換する場合、費用は2,000円~が5,000円が目安になります。

スイッチのみを取り換える場合には、費用は数千円で済むケースがほとんどです。取り換えるスイッチの種類にもよりますが、最安であれば2,000円程度から交換可能です。

作業時間も早ければ30分程度で完了するでしょう。

換気扇・レンジフードのDIY交換は可能なの?

換気扇・レンジフードのDIY交換は可能なのでしょうか。

換気扇やレンジフードはDIYでも交換することが可能です。ここでは最後に換気扇やレンジフードのDIY交換についてご紹介していきますので、DIYで交換を検討している方は参考にしてみてください。

プロペラ換気扇の場合

プロペラ換気扇をレンジフードに交換する場合、取り付けスペースがあればDIYで交換可能です。

プロペラ換気扇からレンジフードに交換する場合、換気口の寸法、幅や高さ、奥行き、換気口の位置の寸法を測りましょう。サイズと換気口の位置を事前に測り、取り付けられるレンジフードを購入します。

また、電源があれば工事をしなくてもそのまま取り付けられます。

レンジフードの場合

レンジフードを交換する場合、元のレンジフードと規格の合うものにDIYで交換しましょう。

レンジフードは60cm、75cm、90cmという3種類の規格があります。そのため、前のレンジフードのサイズを測っておき、サイズに合うものを選びましょう。

コンロ周りを養生し、既存のレンジフードを外して新しいレンジフードに取り付けなおせば完了です。

換気扇・レンジフードは消耗品ではない

賃貸物件の換気扇・レンジフードが故障した場合、まずは大家さんか管理会社に連絡しましょう。

換気扇やレンジフードは消耗品ではないため、賃貸物件の換気扇が故障した場合は基本的には大家さん側が費用を支払います。

実際に換気扇やレンジフードを交換することになった場合は、この記事でご紹介した交換目安や費用などを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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