30代が保険を選ぶときのポイント8つ|お勧めの保険の種類5選
2020 10.21この記事はPRを含みます
30代には保険の加入が必要なのか?
30代の皆様、保険の加入についてどのようにお考えですか。
社会人になってから10年ほどたち、すっかり脂がのって今が働き盛り、という人も多いのではないのでしょうか。結婚して、子どもが生まれて家族を持っている人もいるでしょう。同じ30代でも、男性・女性、未婚・既婚、子どもの有無など家庭環境はさまざまです。
家庭環境はそれぞれ違うけれど、健康上の不安や、万が一のことがあった場合の金銭面での不安が出てくるのは皆同じなのではないでしょうか。
まさに今が病気やケガ、万が一の事態に備えて保険に加入するべきときです。
30代が保険に加入する必要がある理由とは?
30代が保険に加入する必要がある理由としては、次のことが挙げられます。
40代50代くらいになると生活習慣病のリスクも高まってきますので、保険料も高くなります。30代のうちに将来の自分の医療保障を考える必要があります。女性の場合、30代から発症しやすくなる女性特有の病気も多いので健康なうちに備えましょう。
また、子どもがいる家庭だと、一家の大黒柱に万が一のことがあったらその後の生活に大きな影響が出ます。まだまだお金がかかる時期だからこそ、家族の生活保障も考える必要があります。
30代が保険を選ぶ時のポイント8つとは?
それでは、30代の皆様が保険を選ぶのに大事なポイントを8つ紹介していきます。家族構成や家計の状況別に紹介していくので、自分に当てはまるものを探してみてください。
30代が保険を選ぶポイント1:独身の場合
30代独身の方は、今後の自分に必要な医療保障を考えて保険を選んでみましょう。
十分に貯蓄がある方、または会社の福利厚生で保障が十分な方は医療保険に入らなくても問題はありません。しかし入院の際、治療費以外に食事・差額ベッド・交通費・日用品など想像以上に出費がかさみます。入院が長期化するとさらに増えます。
先進医療も、治療費を全額自己負担しなければならないので、貯蓄を削ることになってしまうかもしれません。その点も踏まえて医療保険を検討しましょう。
30代が保険を選ぶポイント2:家族がいる場合
30代で既婚の場合は、病気やケガの際の医療保障ももちろん必要ですが、一家の大黒柱に万が一のことがあったときの死亡保障が重要です。
大黒柱を失ってしまったら家族はどう生活していくのでしょうか。家族の生活保障も重視して保険を選ばなければいけません。
子どもがいる家庭の場合は、子どもが大学に入学する際に多額の教育費が必要になります。子どもの将来のために学資保険で教育費を積み立てておくと安心です。また、学資保険は子どもの年齢制限が厳しいので早めの加入をお勧めします。
30代が保険を選ぶポイント3:貯蓄が少ない場合
貯蓄が少なく家計に余裕がない方には、終身保険や医療保険は高額で保険料の支払いが厳しいかもしれません。
そんなときは、終身保険の代わりになる「収入保障保険」、医療保険の代わりになる「就業不能保険」、「損保型がん保険」など保険料が手ごろな保険を利用する方法もあります。
30代が保険を選ぶポイント4:主婦・主夫の場合
家庭を支える主婦または主夫の場合は、保険加入は最低限でいいでしょう。ただし、通院は意外に費用の負担が大きいので、通院給付金が設定されている保険か、特約で通院保障の特約をつけましょう。給付金で医療費を賄うため、通院と手術に手厚い医療保険やがん保険への加入をお勧めします。
また、医療保険の給付金は使途自由なので、子どものいる方が長期入院になった場合の家政婦や家事代行の費用にすることも可能です。
もうひとつ考えておきたいのが、万が一の時の葬儀費用です。残された家族の負担を軽くするためにも死亡保険に入っておくのが無難です。
30代が保険を選ぶポイント5:生命保険の3つの型から選ぶ
生命保険には大きく分けて3つの型があります。その特徴から自分に合った保険を選んでみましょう。1つめは、定期保険。一定期間を保障する死亡保険です。できるだけ保険料を安く、万が一の事態に備えたい人に向いています。
2つめは、終身保険。一生涯保障が続く死亡保険です。死亡保険金を受取人へ確実に渡したい人に向いています。
3つめは、養老保険。保険期間中に万が一のことがあれば死亡保険金、満期時に生存していれば満期保険金が受け取れます。高額の保険金を老後資金として活用したい人に向いています。
この3つの保険は、定期保険→終身保険→養老保険の順に保険料が高額になっていきます。
30代が保険を選ぶポイント6:月額保険料の目安
理想の保険が見つかったとしても、保険料が高くて払い続けるのが困難になってしまっては元も子もないです。保険料の目安をもとに検討しましょう。
また、マイカーローンや住宅ローンなどを支払っている場合は、ローンの支払いが滞ってはいけないので、目安よりも若干低く保険料を抑えたほうが無難でしょう。
30代が保険を選ぶポイント7:早急に手厚い保険に加入すべき人
中には早急に手厚い保険に加入する必要がある人もいます。
まずは病弱な方です。健康に不安がある人でも「引受基準緩和型」という、審査が緩く加入しやすい医療保険があるので、しっかり備えましょう。
それから、がん家系の方です。がんを発症する原因に「遺伝的な要因」も存在すると言われています。「がん家系」は現実に存在するので、がん保険で備えましょう。
30代が保険を選ぶポイント8:保険の相談窓口でプロに相談
いろいろと説明されても、やはり保険は複雑でわからない、という方も多いかと思います。自分に合った保険を探したい方は、保険の相談窓口で直接相談することをお勧めします。
保険相談窓口は、お住まいの地域のショッピングモールなどでよく見かけるのではないでしょうか。買い物ついでに、気軽に相談できます。
30代にお勧めの保険の種類5選
ここからは、30代の皆様にお勧めの保険5種類を詳しくみていきましょう。
家庭環境にかかわらず、すべての人に加入してもらいたい保険もあるので参考にしてみてください。
30代にお勧めの保険の種類1:がん保険
男性・女性、未婚・既婚など関係なく、備えてほしいがん保険です。がん保険はがんの入院、治療保障に特化した商品です。
がんは日本の死因の上位を占める厄介な病気です。30代で発症する人も多くいるので、健康なうちに早めに加入しておきたいものです。
30代にお勧めの保険の種類2:医療保険
30代は健康上の不安も出てきて、医療保険を充実させるのに適した時期です。現在、安い定期タイプの医療保険に加入していたら、終身タイプの医療保険に見直しましょう。一生涯保障になったら、保険料は30代で加入した時のまま増えません。
また、女性の場合は婦人科系の備えも大切です。医療保険の主契約に女性疾病特約を付加したり、女性保険に加入することで、女性特有の病気に該当すれば、通常の医療保険より有利な保障を受けられます。
30代にお勧めの保険の種類3:終身保険
保険の期間が一生涯続き、支払った保険料が一定の割合で積み立てられるのが終身保険です。長期的な貯蓄に向いた商品です。
葬儀費用として備えることもできますし、教育資金や老後資金に備えることもできます。30代のすべての人に必要な保険といえるでしょう。
30代にお勧めの保険の種類4:収入保障保険
経済的に養っている家族がいる場合は、今までのお給料が入ってこなくなったときの遺族の生活費の補てんとして収入保障保険も検討しましょう。
遺族年金の支給額で生活費を十分賄えるということなら必要ありませんが、足りないときは不足分を収入保障保険で補いましょう。共働きの場合は女性でも、給料が入ってこないと生活できなくなるなら加入が必要です。
給料をベースに必要な保障額と保障期間を算出し、自分に合った死亡保障にしましょう。
30代にお勧めの保険の種類5:学資保険
30代が保険を選ぶポイント2でも紹介しましたが、子どものいるご家庭には学資保険をお勧めします。
子どもが大学に入学する際にかかる多額の教育費は、家計を圧迫することでしょう。大学入学のまとまった教育費を必要とするときに備えて、返戻率が保険加入者に有利な学資保険に加入しましょう。
学資保険は子どもの年齢制限が厳しいので、子どもが生まれたらなるべく早く加入するといいでしょう。
自分に合った保険選びをしましょう
家族構成、家庭環境はさまざまで、この先も変化していきます。そのときの自分に合った保険を選ぶことが大切です。
医療保険は制度が変われば保険商品も変わります。30代で加入した医療保険は40代50代になる頃には時代に合っていない可能性があります。常に情報収集するのも難しいので、いつでも相談できる、信頼できるアドバイザーに定期的に見直してもらうことをお勧めします。