【メーカー別】空気清浄機の代表機種の電気代比較7つ!節約できる使い方とは
2020 10.21この記事はPRを含みます
空気清浄機の電気代は安い?
空気清浄機は、ホコリや花粉、ニオイなどが気になるときに役立ちます。有害物質やアレルゲンを除去するという空気清浄機も数多く発売されています。
空気清浄機には、様々な性能や機能がついているものがありますので、製品ごとに電気代は変わってきます。この記事では、さまざまなメーカーから販売されている空気清浄機の電気代比較と節約できる使い方について、ご紹介します。
【メーカー別】空気清浄機の代表機種の電気代比較7つ
空気の中に含まれる花粉や浮遊物質のほか、嫌なニオイなどを除去する能力がある空気清浄機は自宅に欠かせない家電となっています。加湿や除湿機能がついている製品もあって、使用しているときの電気代が気になる方も多いことでしょう。
ここでは、メーカー別で代表的な空気清浄機の電気代を比較してみます。参考にしてみてください。
電気代比較1:「ダイキン・MCK70W」の場合
ダイキンから発売されている空気清浄機「加湿ストリーマ空気清浄機MCK70W」は、従来機と比較すると、2倍のストリーマユニットを搭載しているモデルです。有害ガスの分解スピードや除菌スピード、脱臭性能が2倍になっています。
運転モードを「弱」にした場合は、1時間当たりの電気代の目安が0.24円です。1日の電気代は5.8円、1ヶ月の電気代は約174円となっています。
電気代比較2:「三菱電機・MA-83H 」の場合
三菱電機の空気清浄機「MA-83H」は、8畳の部屋なら約8分のスピードで空気をきれいにできる製品です。適用する床面積は38畳までとなっています。また、プレフィルターは自動でおそうじするメカがついています。
静音モードで運転した場合、1ヶ月の電気代の目安は約97円と言われています。
電気代比較3:「シャープ・KC-D70」の場合
高濃度プラズマクラスターを搭載しているシャープの空気清浄機「KC-D70」は、独自の循環気流でハウスダストなどをすばやく吸い込むところが特徴的なモデルです。空気清浄機としての適用面積は31畳までとなっていて8畳の部屋の場合、約9分で清浄できます。
自動エコ運転を利用すると、1日24時間運転しても約3.6円の電気代となっていて、1ヶ月の電気代は約108円と言われています。静音モードで運転した場合はさらに電気代を抑えられます。
電気代比較4:「日立・EP-LVG90」の場合
自動おそうじ機能がある日立の加湿空気清浄機「クリエア EP-LVG90」は、さまざまな空気の汚れやニオイに対応しています。8畳の部屋であれば、7分で清浄できます。
空気清浄運転の適用面積は42畳まで、加湿空気清浄運転の適用面積は30畳までとなっています。EP-LVG90の1ヶ月の電気代は「静」モードで使用した場合、約136円となっています。
電気代比較5:「パナソニック・F VC70XK」の場合
空気清浄の適用面積が31畳まで対応しているパナソニックの空気清浄機「F VC70XK」は、PM2.5解析プログラムを搭載していてリビングに強い製品です。パナソニック独自の技術「nanoe(ナノイー)」のほか、バイオ除菌、スーパーアレルバスターなどの機能も付いています。
F VC70XKの静音モードで1時間使用すると約0.2円、1ヶ月の電気代の目安は約145円です。
電気代比較6:「ツインバード・AC-4238」の場合
高性能HEPAフィルターを採用しているツインバードの空気清浄機「AC-4238」は、リビングやキッチンでも使える製品です。0.3ミクロンのハウスダストを99.97パーセントも除去することができます。
静音運転を使用した場合で、1ヶ月の電気代の目安は約350円となっています。
電気代比較7:「東芝・ウルオス CAF-KP50X」の場合
ピコサイズのイオンで菌やアレル物質の働きを抑制する東芝の空気清浄機「ウルオス CAF-KP50X」は、チリやホコリを舞い上げず部屋全体からしっかり集められる製品です。また、製品内部まで分解して掃除ができる空気清浄機です。
この空気清浄機を静音モードで使用すると、1ヶ月の電気代の目安は約68円となっています。
空気清浄機の電気代を節約する方法
日本で発売されている空気清浄機の中には、電気代をかなり抑えられる機能がついている製品も多く、空気清浄機を毎日24時間自動運転状態にしていても電気代はそれほど気にならないという方もいるでしょう。
でも、さらに空気清浄機の電気代を節約する方法があるようです。ここでは空気清浄機の電気代を節約する方法をご紹介します。
節約できる空気清浄機の置き方3つ
空気清浄機は置き方によってさらに電気代を節約できます。向き方や周りに置いているものなど、気をつけるべき点を把握していきましょう。
これからどのように空気清浄機を置くべきなのかということを解説していきます。
空気清浄機の置き方1:吸気口の向きに注意する
節約につながる空気清浄機の置き方として、「吸気口の向きに注意する」ということが重要です。空気清浄機によって吸気口が本体の背面にあったり、上向きに付いていたりします。
空気清浄機は、吸気口から空気を取り入れやすい位置に置くことで、その効果を高められます。最適な位置に配置すれば、自動運転などのときに空気清浄にかかる時間を短くすることができるので、結果的に節約につながりやすいです。
吸気口が背面にある場合は壁ギリギリや窓際スレスレの位置、吸気口が上向きの場合はカーテンがかかるような位置は避けるようにしましょう。
空気清浄機の置き方2:充分なスペースがあるか確認する
空気清浄の効果を充分に発揮させるためには、空気清浄機を置くスペースに余裕があることが重要です。そして、空気を吸気口からたくさん吸えるような位置に置くようにすれば、本来持っている空気清浄機の能力を確実に出せます。
家具の隙間や空気が停滞する部屋の隅に設置して、空気清浄の邪魔になるものがあると無駄に電気代がかかります。充分なスペースに設置することで、節約につながっていくということです。
空気清浄機の置き方3:出入りする箇所に置く
空気清浄機を目立たない場所に置きがちな人は多いと思いますが、実は人が往来する場所に設置する方が効果的です。すでに床にあるホコリやチリを空気清浄機が吸い込むことは少ないです。
なので、人が出入りするタイミングで舞い上がったホコリやチリを吸い込めるような位置、つまり部屋の出入り口付近に置いた方が空気清浄機の効果が高いということです。
節約できる空気清浄機の使い方5つ
空気清浄機は使い方によって、節約することが可能です。たとえば、併用すると効果が高まるものや自動運転などを利用してみると節約につながっていくでしょう。
ここでは、節約できる空気清浄機の使い方を5つをご紹介します。参考にしてみてください。
空気清浄機の使い方1:扇風機と併用する場合
部屋の空気は空気清浄機のフィルターを通さないと綺麗な空気にはなりません。そこで空気を循環させるように扇風機を併用すると空気清浄機の効果を高められます。
たとえば、空気清浄機をスペースのある壁際に設置していたら反対側の壁側に扇風機を置いて空気を循環させるようにします。
空気の流れを意識するように設置すれば、空気清浄機の効果を得られやすくなるでしょう。
空気清浄機の使い方2:エアコンと併用する場合
扇風機と同じで、エアコンは空気の流れを作り出せます。その空気の流れが滞らない位置に空気清浄機を設置すると空気清浄効果を高められます。
たとえば、足下を温めるような気流を生み出す冬の暖房時は、エアコンの向かい側に空気清浄機を設置すると空気の流れを循環させ、空気清浄効果を高めることができます。
夏はその逆になる傾向がありますが、とにかく空気が循環させることを考えて空気清浄機を配置するようにしましょう。
空気清浄機の使い方3:定期的にフィルターを清掃する
空気清浄機を効果的に使用するためには、定期的にフィルターを掃除することが大切です。
そうじ機能がついている空気清浄機もありますが、基本的にはフィルターの状態を定期的にチェックして、汚れていたら掃除するようにしましょう。
フィルターが汚れている状態で使用すると空気清浄機の本来の能力が出せず、空気を綺麗にするまでに時間がかかってしまうので電気代が余計にかかります。フィルターを掃除すれば結果的に節約できるということになります。
空気清浄機の使い方4:自動運転機能を利用する
空気清浄機は自動運転機能を活用しましょう。
空気清浄機の種類の中には、自動運転機能がついているものがあります。センサーで空気の状態を判断して運転モードを自動で切り替えてくれるので、24時間節約しながら空気を綺麗にしてくれます。
空気清浄機の使い方5:24時間稼動させる
空気を綺麗にする、ニオイをとる、花粉症対策になる、ウイルス対策にもなるなどの効果がある空気清浄機はできれば24時間稼働させることでその効果を高められます。一時的に運転して空気を浄化できてもその状態を維持することはできません。
節約モードや自動運転の機能を利用して24時間稼働させることで、節約しながら使用することができるのでおすすめです。
空気清浄機の選び方
空気清浄機を選ぶときは「適用床面積」を参考にするのが良いでしょう。適用床面積というのは、約30分で空気を綺麗にできる部屋の広さを表しています。
基本的に、適用床面積は広ければ広いほど空気清浄能力が高いことになります。適用床面積が24畳だったとしても効果的に空気清浄機を使用するなら、部屋のサイズは半分くらいの12畳までにしましょう。
適用床面積の3分の1が理想的な部屋のサイズとも言われています。
空気清浄機の電気代を把握しよう
空気清浄機は、日本の「パナソニック」や「シャープ」などの大手メーカーだけではなく、海外のメーカー「ダイソン」や「バルミューダ」、「ブルーエア」、「デロンギ」などからも販売されていてます。
代表的な機種以外にも電気代を把握して、自宅に合う空気清浄機を選ぶようにしましょう。