kinple金融(kinyu-)の世界をsimpleに

貯金を運用する7つの方法|運用するときのポイントやメリットも紹介

2020 10.21この記事はPRを含みます

貯金を増やすにはどうすればいいのか?

ただ貯金をしてもお金が増えるということはないですが、お金を増やしたいと考える人は多いでしょう。貯金は運用することにより増やすことが可能です。

しかし、世の中にはお金を運用する方法が数多あり、どれがいい方法なのかがわからないという方も多いでしょう。

そこで、ここでは貯金を増やすにはどうすればいいかについてさまざまな運用方法をみていきます。少しでも貯金を増やせるように自分に合った運用方法を見つけてみましょう。

貯金の運用とは?

最近は、貯金によって貯まったお金を銀行で定期預金にしても、わずか0.002%と2020年4月に改訂され、ほぼ利息がつかないほどの低金利になっています。そこで、貯金を増やすためには、そのお金を運用していくことが必要です。

貯金の運用とは、貯金を利用して将来性のある企業の株式を買ったり、不動産投資をしたり、FXをするなど、貯金を投資に回すことで増やす方法になります。

貯金を運用している人は多いのか?

貯金を増やすには貯金を運用することが必要ですが、実際に日本では投資にお金を回す人は多くありません。

アメリカの世帯が50%以上株式を保有しているのに対し、日本では株式を保有しているのは全体の2割未満と言われています。

日本に投資が根付かないのは、終身雇用に伴って退職金が出る仕組みで自分で資産を形成しないで済む社会だったことや、お金に関する相談を周囲にできる人がいないことなどが原因と考えられています。

貯金を運用するメリット

日本は貯蓄している人が多いのに運用している人が少ない国だということがわかりました。貯金を運用することのメリットとしては、上手く運用することにより資産を増やせるということと、インフレに備えることができるということです。

運用にはリスクを伴うものの大切な資産を増やすことが可能ですし、万が一インフレとなった場合でも株などの資産として保有することで大幅な資産の目減りを少なくすることが可能となるでしょう。

貯金を運用する7つの方法

貯金を運用することによって資産を増やすことができることがわかりましたが、実際に貯金をどのように運用すればいいのかわからないという方も多いでしょう。そこで、ここでは貯金を運用する7つの方法についてみていきます。

金融資産を効率的に増やすために有効な方法ばかりですので、興味のある方は、リスクがあることを踏まえた上で参考にしてみてください。

貯金を運用する方法1:投資信託をする

投資信託とは、投資家から出資金を集めて投資の専門家がさまざまな金融商品に投資して運用し、利益を分配するという商品です。

国債なども投資信託の1種で元本確保型といわれるものですが、株式や不動産などを中心に投資する商品の場合は元本は保証されない商品であることがほとんどです。投資信託は、投資の知識がなくても初心者でも投資できる商品となっています。

貯金を運用する方法2:不動産投資をする

不動産投資とはマンションを購入したり、一軒家を購入したりして賃貸することによってリターンを得るといった投資方法です。大金がなければできないと考えている人も多いでしょうが、実際は計画的にローンを組んで運用している人も多いです。

リスクはあるものの、購入したときよりも不動産そのものの価値が上がっていくことで資産価値を増やせる上に、賃貸などで不労所得を得ることもできるので、古くから資産運用として人気です。

貯金を運用する方法3:株式投資をする

株式投資とは、自分で銘柄を選び株式を購入することで、値上がり益や配当金などを得る方法です。株式投資においては、安定した利益を上げるために、企業の動向や業績をつねに分析して追い続けることが必要です。

また、いかに速く情報を得るかも利益に直結します。そのため、個人への負担が大きい投資といえるでしょう。また、高いリスクを背負う分、当たったときには大きなリターンを望める投資方法といえるでしょう。

貯金を運用する方法4:先物取引をする

先物取引とは特定の金融商品を決められた期日に取引時に決めた価格で取引するという手法です。主に金融機関などでリスク回避のために使われる投資手法であり、投資初心者や余裕資金に余裕がないという人には不向きな投資方法になります。

レバレッジをかけることが可能なため手持ちの資金以上の金額で投資ができる分、失敗したときの損失が大きくなるというリスクがあります。

貯金を運用する方法5:FXをする

FXとは二国間の通貨の差によって、その差損益を得る投資方法です。通貨の動きが激しいため、FXは投資というよりも投機といえるもので、投資初心者には難しい部類の投資だといえるでしょう。

また、株式投資のようにチャート分析が有効ではなく、短期で行うほど資産をなくす可能性が高く、リスクが高い投資方法といえます。

貯金を運用する方法6:iDeCo

貯金を運用する方法にiDeCoがあります。iDeCoとは個人型確定拠出年金ともいわれ、自分で老後のための資金を作る年金制度のことです。公的年金だけでは全ての生活を支えることが難しいため、iDeCoに投資することで年金を準備することができる上に、節税も期待できます。

20歳以上60歳未満で公的年金に加入していれば誰でも加入することが可能ですので、投資初心者にはおすすめの投資方法といえるでしょう。

貯金を運用する方法7:保険

貯蓄を運用する方法に保険があります。保険といえば万が一のときの保障と考えるでしょうが、資産運用に利用できる保険もあります。

たとえば、低解約返戻金型終身保険は当初は解約返戻金が低めですが一定期間を過ぎれば一気に解約返戻金アップするのと、毎月の保険金も低く貯蓄としても人気があります。

その他にも養老保険や学資保険、個人年金保険などが運用できる保険で、保険の場合は税控除も受けられるメリットがあります。

貯金を運用するときのポイント4つ

貯金を運用することによって増やす方法についてみてきましたが、これらの投資方法を実践する場合には、注意すべきポイントがあります。

ここでは、貯金を運用するときのポイント4つをご紹介します。どの投資においても念頭においておくべき注意点ですので、特に投資初心者の方は以下のポイントをしっかりと確認しましょう。

貯金を運用するときのポイント1:積み立て投資にする

貯金を運用するときのポイントに積み立て投資にすることがあります。積み立て投資とは、毎月一定の間隔で同じ額を投資する方法です。少ない金額から始められるので、初めて投資するという方にもおすすめの投資方法です。

1回の投資金額は少額でも、続けていくことで投資額は大きくなっていきますし、投資対象のものが価格が下がったり上がったりしても結局は長期でみれば平均的な購入額となるので価格変動のリスクを軽減できます。

貯金を運用するときのポイント2:長期投資にする

貯金を運用するときのポイントに長期投資するということがあります。長期投資とは長い期間をかけて投資する方法で、投資対象の商品の価格が上がったり下がったりしても、ちょっとした値動きでは損するということはありません。

ただし、長期投資だからといって必ずしも損をしないわけではなく、投資対象商品の少々の値動きに一喜一憂することなく、少しずつお金を増やすことを期待できます。

貯金を運用するときのポイント3:分散投資にする

貯金を運用するときのポイントに分散投資にすることがあります。分散投資とは、投資資金をさまざまな金融商品に投資することです。1つの金融商品に集中して資金を投入した場合、その金融商品が値上がりすれば大きな利益を得られますが値下がりすれば大きな損となります。

しかし、分散投資すれば1つが値下がりしても他商品の値上がりでカバーができます。分散投資は投資のリスクを減らすためにも必要な手段といえるでしょう。

貯金を運用するときのポイント4:運用する金額でやり方を決める

貯金を運用するときのポイントに運用する金額でやり方を決めることがあります。投資金額は個人個人で違いますが、不動産投資のように大きな資金があるからこそできる投資と投資信託のように毎月コツコツと少額からできる投資ではかかる資金に大きな開きがあります。

自分が運用できる金額に見合う金融商品を選び、それに即した運用方法を選択しましょう。基本的に投資は余剰金で無理なくやるということを、よく念頭におきましょう。

貯金を運用する方法を知ろう

貯金を運用する方法についてみてきましたが、運用方法は多岐にわたることがわかっていただけたでしょう。貯金を運用すると一言でいっても、運用できる金額により投資できる対象商品が違ってきます。

また、大きなリターンを望めばそれだけ大きなリスクも伴います。貯金を運用する場合には、貯金を運用する方法を知り、長期投資、分散投資、積み立て投資などにより、できるだけリスクの少ない投資を心がけましょう。

\ お金の勉強をしよう/
ページの先頭へ