初めての一人暮らしにかかる費用8つ|初期費用を減らすコツとは?
2020 10.21この記事はPRを含みます
初めての一人暮らしにかかる費用は?
初めて一人暮らしをするには、条件次第でさまざまな事柄に費用が必要です。
一人暮らしは賃貸物件を探すことから開始しますが、実際に物件に入居するまでにもお金が掛かります。地域や個々のライフスタイルによっても、入居後に必要となる費用が変わってきます。
これから初めて一人暮らしをする人が、理解しやすい費用項目を挙げていますので、お金の準備をしておきましょう。
初めての一人暮らしにかかる費用8つ
初めて一人暮らしを開始するときに準備しておく費用項目が8つあります。
初めて一人暮らしをする場合、いきなり入居できる訳ではありません。物件を探して生活できるまでには、多くの手数料や費用が必要です。
家賃分のみの資金では契約出来ませんので、あらかじめ必要となる費用項目を見ていき、余裕のある資金を用意することから始めましょう。
初めての一人暮らしにかかる費用1:仲介手数料
賃貸物件の入居契約時には、不動産屋と大家を繋ぐ手数料として仲介手数料を支払います。
物件が所在する地区・広さによって仲介手数料は異なりますが、およそ家賃の10%ほどが相場で、不動産屋で契約した後、入居する前に支払うお金です。
不動産屋の店舗に掲げられている物件の価格にプラスアルファで支払うケースもあるため、気になる場合には契約する前に不動産屋に問い合わせておくとよいでしょう。
初めての一人暮らしにかかる費用2:前家賃
賃貸物件を契約するときには、前家賃を1か月分支払うため、合計で必要となる費用に組み込んでおきます。
初めての一人暮らしでは、翌月分の家賃を契約時に支払い、契約直後に入居する場合は残りの日数分の日割り家賃が加わるので要注意です。
家に住み始めるまでには多くの契約を済ませ、大家と借主が安心した状況が作られて、ようやく一人暮らしが開始できます。
初めての一人暮らしにかかる費用3:敷金
賃貸物件を契約するには、事前に敷金を大家に支払います。一人暮らしを始めて部屋を使用するにあたり、退去時に劣化した箇所を修繕する費用を前もって大家へ支払っておく制度です。
一般的には、1~2か月分に設定されていて、物件の契約時にかかるお金としては負担が大きい項目です。ただ、契約する前に分かる費用ですので、事前に資金の用意がし易いでしょう。
初めての一人暮らしにかかる費用4:礼金
敷金と同じタイミングで大家へ支払うのが礼金です。
礼金とは、大家へ謝礼として支払う費用です。敷金と同様に契約時に1~2か月分を前納する物件の契約料金と言えます。
ですが、近年では敷金を納めることがあっても、礼金制度は減少傾向にあります。礼金も契約時に書面などに表記があり、事前に把握できる項目ですので、支払いに困惑することはないでしょう。
初めての一人暮らしにかかる費用5:火災保険
一人暮らしをするための必須な費用には、家財保険・借家人賠償責任保険・個人賠償責任保険という、通称、火災保険と呼ばれている保険への加入金の負担があります。
居住期間内に劣化が生じた物への補償金制度です。火事・台風をはじめとして、高額な自分の持ち物などの補償を受けることも可能です。
1年で約4,000円~1万円強で加入でき、プランによって値段が変わります。当然ながら高額な保険の方が見返りが大きくなり安心できます。
初めての一人暮らしにかかる費用6:管理費
賃貸物件には、建物の管理費が必要です。居住する地域や物件内容によりますが、毎月数千円~1万円台の支払いをするケースが多いでしょう。
家賃とは別途、大家へ支払う費用ですので、初めて一人暮らしをする人は把握しておくべき項目の1つです。
建物に入居している人がそれぞれ管理費を支払うことで、きれいで安全な建物の維持ができています。そのため、便利な機能が多い物件は、管理費用が高まる傾向にあるでしょう。
初めての一人暮らしにかかる費用7:鍵交換費
部屋の鍵は都度交換して、新たな入居者と契約を結ぶのが通例です。
防犯上、退去者が出た部屋の鍵は毎回交換します。大家から個々に徴収されるケースは稀で、入居者が支払う敷金・礼金などに含まれていることもあるでしょう。
初めての一人暮らしのスタートは、新たな鍵を渡されることから始まります。そして、やがて退去するときには、次期入居者の安全のため、鍵を交換をするのが一般的です。
初めての一人暮らしにかかる費用8:保証会社利用料
入居者が家賃を支払えなくなると契約違反となるため、事前に保証会社の利用料金を支払います。
家賃の約半分から全額が保証金として支払われる金額で、1~2年ごとに更新料金1万円ほどが必要となります。家賃滞納の問題は大家にとって大損害ですので、初めて一人暮らしをする人は加入を勧められることが多いでしょう。
ちなみに、家賃を滞納すると別途滞納金を大家から請求される物件もあるため、初めて一人暮らしをする人は要注意です。
一人暮らしの初期費用を減らすコツ6つ
初めての一人暮らしには多額の資金が必要ですが、少しでも初期費用を抑えて物件を契約することも可能です。
家賃は地区によって多額な負担となるため、年間にすると大きな出費です。初めての一人暮らしが潤沢な資金のなかで実行できれば問題ありませんが、多くの人は資金繰りを考えながら生活します。少しでも毎月の出費負担を軽減するべく、物件契約時の初期費用を抑える工夫をしましょう。
一人暮らしの初期費用を減らすコツ1:契約日を交渉する
初めて物件を契約する際、家賃を重複して支払う期間がないように契約日を交渉しましょう。
現在、家族や友人などと一緒に生活をしていて、いずれ初めての一人暮らしに移行する場合には、入居日を注意しないと事前に必要な費用が残り、なおかつ現在の家賃の支払いも重なるため、大きな負担となってしまいます。
不動産屋との契約は自由にできて簡単な交渉で解決できるため、計画性をもって入居日を決定しましょう。
一人暮らしの初期費用を減らすコツ2:フリーレント物件を探す
最初の1~2か月間の家賃が無料となるフリーレント物件は、初期費用を格段に抑えることが可能です。
フリーレント物件が入居者の望むエリアにあれば、初めて一人暮らしをする人は、かなり初期費用を抑えて入居できます。とくに学生には最適な物件ですので、これから初めて一人暮らしをする人は、1度探してみる価値がある物件と言えるでしょう。
一人暮らしの初期費用を減らすコツ3:敷金・礼金不要の物件を探す
一人暮らしの初期費用を抑えるには、敷金・礼金が不要な物件を探しましょう。
前述にもあったように、物件を借りるには敷金・礼金が発生するケースが多いですが、場合によっては、それぞれ3か月分という設定されている物件もあります。
仮に月の家賃が5万円とした場合、単純計算で前家賃込みで35万円以上が契約時に必要な費用です。やはり、敷金・礼金が不要な物件探しは、初期費用を抑えるために重要と言えます。
一人暮らしの初期費用を減らすコツ4:家賃設定を低くする
初めて一人暮らしをする人は、家賃設定を低くすると初期費用が抑えらえます。
敷金・礼金が発生すると初期費用がかさみますので、そもそも家賃の低い物件に入居することで余計な出費を抑えて契約できます。
古くて駅から遠い物件は比較的に家賃が安いので、初めて一人暮らしをする人は、利便性よりも経済性に重点を置いた物件探しが最善と言えるでしょう。
一人暮らしの初期費用を減らすコツ5:引っ越し費用
初期費用を抑えるには、引っ越し費用を検討しましょう。
初めて一人暮らしをする人は、自分で引っ越しをすれば費用を抑えられます。ちなみに、専門業者へ依頼すると5万円ほどが必要になります。
マイカーがあれば、家族や友人に手伝ってもらいます。ただ、そもそも荷物がほとんどなければ引っ越しという作業は不要です。引っ越し先のスペースも考えて引っ越し費用を抑え、初めての一人暮らしに掛かる初期費用を抑えていきましょう。
一人暮らしの初期費用を減らすコツ6:家電製品
無駄な家電製品の購入を控えれば、初めての一人暮らしに掛かる初期費用を抑えられます。
テレビ・電話・パソコン・健康器具など、今まで使用してきたけれど、一人暮らしをするに際して不要だと感じる家電製品は、持ち込まなかったり購入を控えたりすれば電気代も抑えられるため、初期費用と固定費の軽減にも繋がります。
初めての一人暮らしに必要な生活必需品3つ
これから一人暮らしをする人にとって、最低限度必須な物を3点見ていきましょう。
昨今は断捨離が流行していますが、生活には最低でも必要となる物があります。快適な一人暮らしには必要不可欠なアイテムですので、初期費用は増えてしまうケースがありますが、ぜひ生活に取り入れておきましょう。
初めての一人暮らしに必要な生活必需品1:家電
冷蔵庫・テレビ・電子レンジ・洗濯機は最低でも用意しておくべきでしょう。
最低限度の必要性が感じられる家電は、初めての一人暮らしの際に必要です。どれも高額ではない商品があるため新品で揃えたり、もしくは中古で買ったりするのも良いでしょう。
初めから部屋に備え付けられている嬉しい物件もあるため、一人暮らしをするときの物件探しは、お得な物件を見付けられると初期費用を抑えられるので幸運です。
初めての一人暮らしに必要な生活必需品2:生活用品
寝具がなければ、新居での一人暮らしが成り立ちません。
初めての一人暮らしでは、ベッドや布団が必須です。愛用してきた寝具を引っ越し時に持ち込んだり、心機一転で新品を購入したり、そもそも新居にベッドが備え付けてあったりもします。
睡眠はとくに重要な時間ですので、学生や社会人の初めての一人暮らしには非常に重要なアイテムと言えます。寝心地のよい寝具を使用して、快適な一人暮らしを始めましょう。
初めての一人暮らしに必要な生活必需品3:家具
好みの家具があれば、初の一人暮らし生活が充実するでしょう。タンス・引き出し・机など、最低でも必須な家具を揃えましょう。
衣類の収納・小物入れ・勉学や仕事用の机などは必需品ですので、引っ越し先が決まったら用意しておくべきアイテムです。
部屋の彩りにも影響するアイテムが家具ですので、お気に入りの商品を探すのも、初めて一人暮らしをする人の楽しみとなるでしょう。
初めての一人暮らしにかかる費用について知ろう
これから初めての一人暮らしをする人は、必要になる費用項目を把握したうえで部屋探しを始めましょう。
初めての一人暮らしには、多くの費用やアイテムが必須です。まずはどういった部屋で、どのような生活がしたいのかをイメージし、徐々に自分が住みやすい部屋づくりを構築していきます。
そして、ようやく見つけたお気に入りの物件を契約して、新たな住居で新しい毎日を満喫しましょう。