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ひとり暮らしはどれくらいお金がかかるのか?毎月発生する項目9つを紹介

2020 10.21この記事はPRを含みます

ひとり暮らしは毎月どれくらいお金がかかるのか

初めてひとり暮らしをする場合、まず気になるのはお金がいくらかかるかという点でしょう。ひとり暮らしに必要な費用がどの程度になるかは、収入によっても変わってきます。

ここでは、ひとり暮らしにかかる金額の平均がどの程度か、住む場所によって支出額は変わるのかについて見ていきます。

また、ひとり暮らしで発生する項目についてもご紹介しますので、これからひとり暮らしをしようと考えている方はぜひご参照ください。

ひとり暮らしの1ヶ月あたり平均支出額

ひとり暮らしの1ヶ月あたり平均支出額は、2019年度の家計調査によると163,781円です。食費は約44,000円、水道光熱費が約12,000円、保険や医療費が約8,000円と試算されています。

ただし、これは全国平均となっており、実際にはどの地域に住んでいるか、その地域の物価はどの程度かにより必要な金額は変わります。例えば、関東方面の場合、平均額は約17~18万円ほどになるようです。

住む場所によっても支出額は変わる

ひとり暮らしをする場合、費用として大きな額を占めるものに家賃があります。しかし、家賃や光熱費などは住む地域によって大きく異なります。そのため、どこでひとり暮らしをするかによって、支出額にはかなりの違いが出ます。

例えば、関東の家賃は平均6万円以上のところが多いようです。しかし、地方ではそれ以下になる場合があります。また、水道料や物価は地域によって異なるため、その他の支出額も変わってきます。

ひとり暮らしで発生するお金の項目9つ

これからひとり暮らしをしようという場合は、住むところが決まればひとり暮らしスタートとなります。しかし、ひとり暮らしをするには家賃以外にも多くの費用がかかります。

では、ひとり暮らしをして発生するお金には、具体的にどういったものがあるのでしょうか。ここでは、ひとり暮らしをスタートするときにかかるお金の項目9つをご紹介します。

ひとり暮らしで発生するお金の項目1:家賃

ひとり暮らしで発生するお金の項目に家賃があります。家賃はひとり暮らしをする費用の中でも大きな割合を占める項目で、毎月かかる固定費です。家賃は住む場所により異なり、都市部や駅近の場合は特に家賃相場が高くなる傾向にあります。

また、家賃とは別に共益費や駐車場代がかかる場合もあります。家賃は毎月払わなければならないため、今後も払い続けることが可能な金額かを検討して部屋を決めるようにしましょう。

ひとり暮らしで発生するお金の項目2:光熱費

ひとり暮らしで発生するお金の項目に光熱費があります。光熱費とは電気代、ガス代、上下水道料などのことで、使い方により節約することも可能な項目になります。ただし、住む部屋によっては固定制で決まった金額を支払うタイプの部屋もあります。

また、電気代や水道料などは住む地域によっても料金体系が異なります。固定制の場合を除いては、自身で無駄使いをしないよう注意することで節約が可能です。

ひとり暮らしで発生するお金の項目3:通信費

ひとり暮らしで発生するお金の項目に通信費があります。通信費とはスマホやタブレット、インターネット、固定電話などにかかる料金です。スマホ代金はプランによっても違いますが、かなり高額になることがあり、近年では家計に占める割合も増加傾向にあります。

ひとり暮らしにかかる費用をできるだけ抑えたいという場合には、スマホの契約を格安SIMに変更したり、プランを見直したりすることが効果的でしょう。

ひとり暮らしで発生するお金の項目4:食費

ひとり暮らしで発生するお金の項目に食費があります。食費は、工夫次第では自分で節約できる項目になります。

健康維持のために、食事は疎かにはできない項目です。しかし、外食を減らし自炊にするなどすれば、健康維持に加えて食費節約も可能です。

食費を抑えすぎたあまりに健康を損ねれば、医療費がかかる可能性もあります。そのため、バランスの良い食事を心がけつつ節約に励みましょう。

ひとり暮らしで発生するお金の項目5:交際費

ひとり暮らしで発生するお金の項目に交際費があります。交際費とは友人や会社の同僚など、世間の人たちと交流するための費用です。交際費はコミュニケーションをとるために重要な費用といえますが、使いすぎには注意が必要です。

月々の支出の中で、交際費をどの程度の優先順位とするか、また上限をどの程度にするかは、毎月の収入額やその他の事情を考慮して検討するようにしましょう。

ひとり暮らしで発生するお金の項目6:保険代

ひとり暮らしで発生するお金の項目に保険代があります。保険は突然のケガや病気など、お金が必要な場合に頼りになるものですので、自分に必要な商品を選択し加入すると安心です。

保険には医療保険やがん保険、生命保険など様々な種類があります。さらに、貯蓄タイプや掛け捨てタイプなど特徴も異なります。保険代は毎月かかる費用となるので、手取り収入からすぐに取り分けておくと良いでしょう。

ひとり暮らしで発生するお金の項目7:洋服代・美容代

ひとり暮らしで発生するお金の項目に洋服代・美容代があります。美容代とは女性であれば美容院代やコスメ代、男性でも散髪代などがあてはまります。ただし洋服代や美容代は、収入からどの程度の割合を使うかは個人ごとに異なります。

女性でもコスメ、ネイルケアやエステにお金をかけるという人もいれば、全くそこにはお金をかけない人もいます。また、洋服代や美容代は毎月決まった額が出ていくことはなく、月々で変動するものです。

ひとり暮らしで発生するお金の項目8:日用品代

ひとり暮らしで発生するお金の項目に日用品代があります。日用品代とは日常的に消耗するものの代金です。例えば、トイレットペーパーやごみ袋、洗剤、シャンプーなどがあてはまります。

日用品も毎月決まった額が出ていくのではなく、人によってかかる費用が異なる項目です。高額な商品を好む人もいれば、節約して格安な物を使用する人もいるからです。そのため、節約したい場合に削ることのできる項目とも言えるでしょう。

ひとり暮らしで発生するお金の項目9:趣味・娯楽費

ひとり暮らしで発生するお金の項目に趣味・娯楽費があります。例えば、休日にキャンプをしたり、仲間と飲み会をしたりなど、趣味に利用する費用があてはまります。人それぞれ趣味が異なるため、何にどのくらいの費用をかけるかはそれぞれ違います。

趣味や娯楽にお金を使いすぎると、貯金するのが難しい状態になりがちです。そのため、ひとり暮らしの場合には、趣味と娯楽にどれだけの費用をかけられるか、上限額を決めておくといいでしょう。

ひとり暮らしでお金を貯める方法6つ

ひとり暮らしには、色々な費用がかかることが分かりました。ひとり暮らしは家計管理も自分で行わなければならず、無計画でお金を使っていると貯蓄がゼロになったり、家計のやりくりが困難になる恐れもあります。

そこで、ここではひとり暮らしでお金を貯める方法6つをご紹介します。これからひとり暮らしをするという方は、ぜひ以下の方法を参考にしてください。

ひとり暮らしでお金を貯める方法1:自炊する

ひとり暮らしでお金を貯める方法として、自炊がおすすめです。ひとり暮らしの場合、外食やお惣菜に頼りがちになることもあるでしょう。しかし、そのような生活を続けると、栄養の偏りで身体を壊しかねません。

自炊をすることで健康的な食生活にすることができ、何より食費を節約できます。ただし、自炊もこだわりすぎるとかえって高額になることがあるので、その時期に安い食材などを利用し、冷凍してストックするなどして、少量ずつ調理できる工夫が必要でしょう。

ひとり暮らしでお金を貯める方法2:口座を2つに分ける

ひとり暮らしでお金を貯めるには、口座を2つに分ける方法があります。まとまったお金が入ると気持ちに余裕が出て、お金を使いすぎる恐れがあります。

ひとり暮らしでお金を貯めたい場合は、通常の口座(給料振込や引き落しされる口座)と貯金用の口座の2つに分けて管理すると無駄遣いの防止になるでしょう。

また、給料が入った時点ですぐ貯金用口座に貯金分を振り分けて先取り貯金をすると、お金を貯めやすくなるのでおすすめです。

ひとり暮らしでお金を貯める方法3:月々の支出を把握する

ひとり暮らしでお金を貯める方法に、月々の支出を把握することがあります。ひとり暮らしは多くの費用が発生しますので、支出が毎月どの程度かかるかを把握しましょう。支出の把握により、無駄な支出に気づき改善することができます。

給与などの収入には明細が渡されますが、支出に関しては自分で管理するしかありません。家計簿アプリを利用すると簡単に管理することも可能ですので、まずは自分の毎月の支出を把握しましょう。

ひとり暮らしでお金を貯める方法4:家賃の安いところに住む

ひとり暮らしでお金を貯めるには、家賃の安いところに住むのもおすすめです。

ひとり暮らしの固定費の中で大きな部分を占めるのが家賃です。家賃相場は収入の3分の1が目安とされますが、ひとり暮らしで貯金をしたい場合は収入の25%程度に抑えるといいでしょう。

家賃を抑えられれば、かなりの余裕が生まれて貯金もしやすくなります。ひとり暮らしでお金を貯めたいのなら、できるだけ安く住める物件を探すように心がけましょう。

ひとり暮らしでお金を貯める方法5:趣味・娯楽を見直す

ひとり暮らしでお金を貯める方法に、趣味・娯楽を見直すことがあります。ひとり暮らしの醍醐味は誰にも邪魔されず自由に暮らせることなので、趣味や娯楽にお金をかけすぎることも考えられます。

しかし、節約のためといって、趣味や娯楽に全くお金をかけないのも味気ない生活になってしまうでしょう。そのため、娯楽や趣味に使う金額は、毎月上限額を決めることをおすすめします。

そして、お金のかからない趣味や娯楽を見つけるのも、お金を貯めるには有効です。

ひとり暮らしでお金を貯める方法6:資金運用する

ひとり暮らしでお金を貯める方法に、資金運用があります。資金運用とは、投資信託やiDeCoといった金融商品を利用して資産を増やす方法です。

近年は、預金だけでお金を増やすことが難しい状態です。ひとり暮らしで貯金ができたら資金運用で増やしていきましょう。

ただし、資金運用にはリスクも伴います。リスクを低くするためには、事前にその金融商品を調査してたり、余剰金で行うことが重要です。

ひとり暮らしの場合はお金をかけるかかけないかはっきりさせよう!

ひとり暮らしに必要なお金の項目やお金を貯める方法を見てきましたが、ひとり暮らしでは多くの費用が発生することをご理解いただけたでしょうか。

ひとり暮らしは自由で楽しいものですが、全てを自分自身で管理していかなければならず、お金の流れをしっかりと把握することが大切です。

ひとり暮らしでは、何にお金をかけるかかけないかをはっきりさせて、満足がいくように暮らしていきましょう。

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