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注文住宅に失敗はある?注文住宅の失敗事例7つと失敗しないためのコツ

2021 05.6この記事はPRを含みます

注文住宅に失敗はある

家を注文して建設すると住んでから後悔することも出てきます。

 

注文住宅とはオーダーで建てる家のことですが、建てて住んでからでないと分からないことが必ずと言っていいほど発生します。綿密な設計図を制作してから建てた家でも100%満足することが少なく、多少の失敗は生じがちです。

 

ただし、生活に多大な支障が出ることはあまりなく、単に注文者のこだわりの範疇で生じる失敗も多いでしょう。

注文住宅とはなに

そもそも注文住宅とは、家主の希望を取り入れて好みのスタイルで家の建設を工務店へ依頼することです。建売住宅とは違って、ゼロから家主の好みで家を造るオーダーメイドと言えます。

 

建売住宅よりも価格が高いのが特徴で、建設までには数か月から年単位で時間がかかるパターンもあります。また、工務店が家主の依頼を受けて細部まで設計して家を建てるため、綿密な打ち合わせを繰り返して行う家の建築スタイルです。

注文住宅の失敗理由を知るメリット

満足度が高い家を建てるため、事前に注文住宅での失敗例を把握しておくとよいです。注文住宅では多かれ少なかれ失敗があります。設計の時点では満足していても、家が建ってから不満に思う箇所が出てきてしまうケースがあるからです。

 

そのため、注文住宅で家を建てる際、失敗しないために理解しておくとよい失敗事例も知り得ておきましょう。

注文住宅の失敗事例7つ

マイホームを注文して、建てたあとの失敗例を7つ挙げています。

 

失敗したことは取り返しがつかないパターンもあるでしょう。そのため、満足度が高い注文をするための参考にしてみてください。また、リフォームするときにも参考になる失敗例ですので、ローン返済にも影響してくるでしょう。

注文住宅の失敗事例1:玄関

注文住宅で造る家の玄関の間取りを狭くしすぎたり、材質を誤って注文したりなどの失敗があります。

 

家の玄関は大勢の人が頻繁に使用するスペースですので、広さに納得できないパターンがあります。訪問者が多い家の場合、とくに玄関を使用する頻度が高いため、十分なスペースになっていないと住人にとっては満足できません。

 

また、材質が気に入らないこともあり、あとから修正工事をするケースさえあるので要注意なのが玄関です。

注文住宅の失敗事例2:収納

住む人数に対して必要な収納スペースが不足していると、注文住宅としては失敗と感じます。

 

家の収納スペースは広ければ広いほどよいですが、狭すぎてしまっても困ります。とくに家財が多くて買い物が好きな家庭では極端に物が多いことがあるため、収納スペースが一般的なサイズでも不足してしまって不満感が高まるでしょう。

注文住宅の失敗事例3:お風呂場

毎日、複数人が使用し、リラックスできるお風呂場が使いにくいと設計ミスと言えるでしょう。

 

広々としたお風呂がある家に住みたい人は多いですが、注文住宅で建設後にいざ使ってみて狭さを実感したり、通気性が悪くてカビが発生したりなどの失敗が生じることもあります。

 

とくに湯舟の広さが重要ですので、大柄な住人が使用する場合には広めの設計をしてからお風呂場を設置しましょう。

注文住宅の失敗事例4:リビング

テレビとの距離が気に入らないこともあり、リラックスできるはずのリビングが不快感のあるスペースになってしまうと注文住宅は失敗となるでしょう。

 

リビングは、本来ゆったりと家族で過ごすために設計する空間です。あまりにも狭いリビングや、家族同士が行き交う際にぶつかりそうな設計では住みやすいとは言えません。

 

住む人数によってリビングの設計も綿密に行っておくことで、注文住宅で起こる失敗を事前に回避できるでしょう。

注文住宅の失敗事例5:キッチン

道具や料理皿が置きにくい設計や、テーブルまでの動線が整っていない注文住宅は失敗でしょう。

 

1日に複数回使用するキッチンでは、調理道具の置き場所や料理を運びやすい設計がもとめられますが、調理道具が収納しにくいと作った料理皿の置き場もありません。

 

作り手と食べる側にとって快適に使用できるキッチンが最善ですので、注文住宅で家を建てる際には注文住宅失敗談を把握して、動線の確保をしておきましょう。

注文住宅の失敗事例6:屋外

玄関や駐車場がある家で人の動線が整っていない場合は、注文住宅として設計ミスとなるでしょう。

 

1日に何度も通過する玄関では屋外との快活な動線の確保が必須といえるでしょう。ドアの前に塀があって人が通りにくかったり、駐車場へ車を入れるとドアが全開にならないと失敗です。

 

また、庭があっても野良犬や鳥、不審者などによって外部からの悪影響を受けやすい設計では、注文住宅で造る家としては設計ミスと言えるでしょう。

注文住宅の失敗事例7:間取り

部屋の間取りが最適でないと、家族が増えたときに部屋が足りなくなったり狭くなったりして、失敗になる可能性があるでしょう。

 

注文住宅で家を建てると数十年間以上を過ごすことが多いため、子供ができたときに部屋数が足りなくならないように設計するのが大切です。

 

かと言ってあまりに広すぎてしまえば、殺風景な部屋になってしまい物足りなさも実感してしまうため、注文住宅で家を建てる際は間取りに留意しましょう。

注文住宅で失敗しないためのコツ6つ

多額の費用がかかる注文住宅で家の建設をする際は、失敗を回避するための6つのコツを把握したうえで業者と契約してみましょう。

 

家の設計は短時間でできることではありません。数か月や数年をかけて設計するケースもあり、焦って建てるものではないためです。

 

まずは6つの注文住宅で失敗しないコツを知り、知恵袋や工務店のブログでも情報収集してみてください。

注文住宅で失敗しないためのコツ1:家事動線に配慮する

家事がスムーズにできる動線の確保を忘れると、物の置き場に困ったり家族同士でトラブルが巻き起こったりしかねません。

 

家の中では家事をすることが多いため、家事を行う人にとって最善な動線が確保できるように設計することが肝要です。また、家族が多ければ家のなかですれ違う際の最適な広さや、トイレ・お風呂場の位置が生活するうえで利便性を感じにくくなってしまうでしょう。

注文住宅で失敗しないためのコツ2:住まいに対しての思い込みを無くす

勝手な思い込みを持ったまま家を建てると、自分たちの生活に合っていない設計のまま家を建設しかねません。思い込み・過多な情報収集は返って危険ですので、家族にとって最適な設計をした注文住宅の建設を進めましょう。

 

思い込みが誤った方向に出てしまうと、せっかく建てた家でもリフォームせざるを得なくなり多額の費用がかかってしまうパターンもあります。そのため、設計士と相談を何度も重ね、時間をかけて納得した家を注文してから建設する方法が最善です。

注文住宅で失敗しないためのコツ3:生活スタイルに合わせた計画をする

家族によって家の使い方が異なるため、設計の段階で計画を練っておくと素敵な家が建設できるでしょう。

 

外観や内装にばかりこだわって注文住宅を依頼してしまえば、いざ住んでみてから利便性や動線に不具合を感じることもあります。

 

もちろん見た目も大切ですが、住む家は生活スタイルに合わせた設計で建設することが重要です。まずは住む人たちの生活スタイルを見つめ直し、そのうえで工務店や設計士との相談を進めていきましょう。

注文住宅で失敗しないためのコツ4:変更可能な間取りにする

生活している途中でも間取りの変更が可能な設計にしておくと、気が変わったり住む家族に変動があったりした際に柔軟な改善が可能です。

 

6畳と8畳の間にある壁を取り払ったり、反対に広い部屋を分割することもできるため、設計する際に十分検討してから注文住宅を依頼します。家族が増える可能性や他者へ貸すことも検討したうえでマイホームを建設しましょう。

注文住宅で失敗しないためのコツ5:収納スペースは量より質

注文住宅で家の建設をする場合、収納スペースは広すぎず使い勝手に重点を置いた設計にしましょう。

 

広い収納スペースは安心感がありますが、住んでみたところ結局ほとんど使用しないパターンが多いですので、量よりも質に重点を置いた収納スペースを随所へ配置した家が住みやすいです。

 

また、一般家庭では多大な収納スペースは必要ありませんので、誰でも衣装や家財が置けて出し入れしやすい設計をお願いしましょう。

注文住宅で失敗しないためのコツ6:生活動線に配慮する

住む人にとって軸となる、生活に見合った動線が確保できる家を注文して建設しましょう。

 

見栄えだけではなく、住みやすさや使いやすさが重要なのが住居です。生活のスタイルは人それぞれ異なるため、家族が多い場合にはそれそれの生活動線が快活にできるかの検証も重要です。

 

工務店や設計士のアドバイスを受けながらも、住む人にとってもっともよいと思える生活動線をじっくりと検討してみましょう。

失敗しない注文住宅を建てよう

一生に何度もない買い物ですので、真剣に検討を重ねてから家を建設しましょう。

 

数千万円から億単位で費用がかかるのが注文住宅です。生活する人にとって最適な空間でなければ意味がありませんので、生活スタイルと照らし合わせて、住人がストレスなく過ごせる建物を提案してくれる工務店や設計士に注文して家を建設してもらいましょう。

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