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仮想通貨の投資の行い方は?仮想通貨の特徴と分散投資のメリット3つ

2021 06.2この記事はPRを含みます

分散投資とは?

分散投資とは、投資先を一本に絞るのではなく、複数の銘柄や投資先に投資を行う手法です。投資を行う際に、1つの銘柄に集中投資をしてしまうと、その銘柄が暴落した際に、運用資産全てがマイナスになってしまう危険性があります。

 

分散投資とは、運用する資産を1つの銘柄に一極集中させるのではなく、複数の銘柄や投資先に分散させることで、資産減少のリスクをできるだけ抑える投資方法です。

分散投資の必要性

分散投資は投資リスクを軽減させることが可能です。一極集中型の投資だと、その銘柄が暴落した途端に、資産は大きく減少してしまいます。分散投資を行うことで、資産減少のリスクを軽減できます。

 

また、分散投資を行うことで、売買タイミングを神経質に気にする必要性がなくなります。短期売買ならともかく、中長期で分散投資を行うのであれば、長期的な価格を見ていきますので、売買タイミングに神経質にならなくてすみます。

仮想通貨の特徴3つ

仮想通貨は現在、投資対象として人気です。2017年には仮想通貨バブルが発生し、「億り人」と呼ばれる人が多く誕生しました。ビットコインをはじめ、ネムやリップル、イーサリアム、ビットコインキャッシュと言った仮想通貨が日本では人気です。

 

仮想通貨は1000種類以上もあると言われています。ここでは、仮想通貨の特徴を解説していきます。仮想通貨の特徴を知り、分散投資の1つの銘柄として考えていきましょう。

仮想通貨の特徴1:デジタル通貨

仮想通貨の特徴の1つが、デジタル通貨であるということです。基本的に、通貨というものは実体があり、硬貨や紙幣として存在しています。しかし、仮想通貨はインターネットにのみ存在する通貨であり、物理的な受け渡しができないという特徴があります。

 

実体のない通貨というと、怪しいというイメージが先行しがちですが、今後の技術発展によっては、現在の法定通貨に変わる存在となるとも言われています。

仮想通貨の特徴2:値動きが激しい

仮想通貨は値動きが激しいのも特徴です。仮想通貨は、株やFXに比べて参入者が多くありませんので、大口投資家の動きで、市場が大きく左右されます。価格変動が激しい仮想通貨ですので、一極集中投資は向いていないと言えます。

 

仮想通貨の特徴である、激しい値動きを想定して投資を行う場合、やはり分散投資が有効です。ひとつの銘柄が暴落しても、その他の銘柄が持ち堪えていれば、資産の大幅減少は防ぐことができます。

仮想通貨の特徴3:銘柄数が多い

仮想通貨の銘柄は1000種類以上あると言われています。把握しきれないほどの仮想通貨が、世界中の仮想通貨取引所で取引されていますので、その気になれば、かなり多くの仮想通貨に分散投資を行うことが可能です。

 

日本の取引所では、取り扱っている仮想通貨は少ないですが、それでも分散投資を行えるほどの種類数は揃っています。今後、日本の取引所にも仮想通貨の数は増え続けるはずですので、注目しておくとよいでしょう。

仮想通貨を分散投資するメリット3つ

仮想通貨で投資を行う人は、一極集中投資ではなく、分散投資を行うほうがいいでしょう。仮想通貨の特徴で解説したように、仮想通貨は値動きが激しく、資産の増減が激しいのが特徴です。

 

ハイリスク・ハイリターンの投資は、とても危険な投資になります。一極集中投資ではなく、仮想通貨投資における分散投資のメリットについて解説を行います。

仮想通貨を分散投資するメリット1:仮想通貨間のリスク分散

仮想通貨は値動きが激しい投資対象です。上がる時は1日で数十%以上あがることもありますが、下がる時も数十%下がることもあります。そのような状況で一極集中投資を行うと、場合によっては資産が一気に減少してしまいます。

 

仮想通貨を分散投資することで、1つの仮想通貨が大暴落しても、他の仮想通貨が上昇していれば、資産へのダメージを抑えることができます。分散投資は投資の基本と言えるでしょう。

仮想通貨を分散投資するメリット2:資産全体の分散

メリットの1つとして、資産など仮想通貨以外を分散できる点です。

 

もしも、市場暴落が起こった際に、分散させることでリスクを最小限に抑えられるでしょう。ただ注意点としては、投資先を分散させ資産を守りたいと思った場合に、投資先を慎重に選ばなければなりません。

 

その為には、自分の中で確固たるルール決めをしっかりとし、銘柄を選ぶようにした方がいいでしょう。

仮想通貨を分散投資するメリット3:投資タイミングによるリスク分散

仮想通貨で利益を出すには、価格が下がっている時か、上昇トレンドの時に買えるかどうかです。しかし、ほとんどの人が、チャートに張り付いているわけにはいきません。

 

分散投資は中長期投資に向いています。分散投資は複数の仮想通貨に投資を行いますので、売買タイミングもそれぞれです。短期売買では短期的なチャートが重要ですが、分散投資での中長期投資であれば、投資タイミングもバラすことができ、リスクを分散できます。

仮想通貨に投資するデメリット5つ

仮想通貨はインターネットを使用したスピーディーな決済手段として注目を集めており、投資対象としても人気です。

 

仮想通貨は値動きが激しいため、利益を多く取れる可能性がありますが、一方で損失も大きくなります。ここでは、仮想通貨投資を行うことでのデメリットに関して解説していきます。

仮想通貨に投資するデメリット1:デジタル通貨としての保管の難しさ

仮想通貨は実体がない通貨のため、保管が難しいのが特徴です。物理的な保管ができないためデータを紛失すると、取り戻すことがかなり難しくなります。基本的には取引所に預けるのが通常ですが、取引所ではハッキングリスクもあるので注意が必要です。

 

取引所で保管するのが不安な場合、自分でウォレットを準備しなければいけませんが、保管の際に必要な秘密の鍵の厳重な保管などが必要になってきます。

仮想通貨に投資するデメリット2:ハッキング

仮想通貨投資のデメリットとして挙げられるのが、ハッキングです。仮想通貨自体は、ブロックチェーンという技術で守られていますので、ハッキングされる可能性は低いですが、仮想通貨を預けている取引所がハッキングされる可能性があります。

 

仮想通貨取引所もセキュリティはあるものの、ハッキングされる可能性はあります。取引所のハッキングリスクを回避するためにも、取引所も分けて分散投資することをおすすめします。

仮想通貨に投資するデメリット3:取引所の倒産

仮想通貨取引所は世界中に多く存在しますが、歴史も浅く、世界的な法整備が進んでいることもあり、現在では淘汰が始まっています。日本でも金融庁認可の取引所でなければ営業ができない状態です。

 

経営が悪化して倒産する取引所や、法規制により閉鎖する取引所も今後は増えてくる可能性があります。そうなった場合、預けている資産がなくなる可能性もありますので、注意が必要です。

仮想通貨に投資するデメリット4:ボラティリティが激しい

仮想通貨は、投資に参加している投資家がまだ少ないため、株式や為替のように安定した値動きをしない傾向があります。大口の投資家の動向ひとつで、相場が乱高下する特徴があります。

 

さらに仮想通貨は、ストップ高などの相場を抑制する機能がないため、上がる時はとことん上がり、下がる時はとことん下がります。このボラティリティの激しさが、メリットでもあり、デメリットでもあります。

仮想通貨に投資するデメリット5:税金面で優遇がない

仮想通貨はFXや株式のように、税金面での優遇がないのがデメリットです。例えばFXの場合、利益に対し、税金は一律20.315%であるのに対し、仮想通貨は最高で55%になります。しかも、仮想通貨の利益のみに対して課税されるわけではありません。

 

仮想通貨の税金は、総所得に対して課税される「総合課税」となるため、どんなに利益をあげても、税金で多くのお金を払う必要があります。

代表的な仮想通貨取引所6つ

日本では仮想通貨取引所は20社以上あると言われています。仮想通貨はまだ歴史が浅く、取引所のハッキングリスクなどもありますので、できるだけセキュリテイも高く、知名度の高い仮想通貨取引所を利用することが重要です。

 

また、取引所によって初心者向け、上級者向けがあります。適切な取引所選びが、仮想通貨で利益を出していくコツになります。

代表的な仮想通貨1:BITMAX

BITMAXは、LINE株式会社が運営する仮想通貨取引所です。LINEを使用している人ならば、LINEアプリから仮想通貨を購入できますので、仮想通貨のハードルを大きく下げました。

 

LINE株式会社が運営していますので、セキュリティの評価も高く、信用性も高いのが特徴です。LINEの送金サービスであるLINE Payとも連携していますので、スピーディーな入出金が可能であり、初心者でも簡単に取引ができます。

代表的な仮想通貨2:DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは、DMMグループが運営する仮想通貨取引所です。大手企業の傘下ですので、セキュリティも高く安心して利用できます。DMM Bitcoinは、販売所と取引所の機能を有しており、簡単に仮想通貨を購入できます。

 

取り扱い仮想通貨も11種類と豊富ですので、分散投資も可能です。取引ツールも完備しており、チャート分析も簡単にできるのがメリットと言えます。

代表的な仮想通貨3:bitFlyer

bitFlyerは国内でビットコイン取引量No.1の仮想通貨取引所であり、仮想通貨FXも可能な取引所です。※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2019年1月-12月の月間出来高(差金決済/先物取引 を含む)

販売所も取引所も完備しており、シンプルな操作で仮想通貨を購入することができます。

 

また、広告のクリックや、ネットショッピングで仮想通貨がもらえるなどの取り組みも多く行っており、仮想通貨の知名度向上に力を入れています。

 

世界の取引所の中で、一番のセキュリティを持つとも言われているほど、ハッキングに強いのが特徴です。

※ Sqreen 社調べ。2018年1月発表、世界140の仮想通貨取引所を対象に調査。

代表的な仮想通貨4:GMOコイン

GMOコインは、一部上場企業であるGMOグループの運営する仮想通貨取引所です。GMOのノウハウを活かした仮想通貨取引所であり、セキュリティは高いと言えます。ビットコイン以外の多くの通貨でもレバレッジ取引が可能で、柔軟な取引ができます。

 

取り扱い仮想通貨は6種類で、メジャーな仮想通貨は揃っていますので、分散投資先としても有効な取引所です。

代表的な仮想通貨取引所5:Coincheck

Coincheckは使いやすい販売所やアプリを持つ取引所です。初心者の方は特に使いやすい取引所と言ってもいいでしょう。ワンクリックで簡単に仮想通貨を買える点や、見やすいチャートが特徴です。

 

取り扱い仮想通貨も多く、14種類の仮想通貨を取り扱っています。Coincheckでしか買えない仮想通貨もありますので、口座開設だけでも行っておくと、後々メリットが期待できるでしょう。

代表的な仮想通貨6:Zaif Exchange

Zaif Exchangeは日本の仮想通貨取引所では珍しく、独自のトークンを持つ取引所です。「Zaifトークン」というトークンを販売しており、Zaifの取引所に登録すると購入することができます。

 

また、日本初の大型ICOである「COMSA」を行うなど、積極的に仮想通貨業界をリードしています。レバレッジ取引、指値注文も可能であり、特に仮想通貨ネムを購入する人には人気の取引所になります。

仮想通貨も分散投資でリスクを減らそう

仮想通貨のような値動きが激しい投資対象の場合、分散投資は有効な投資手法になります。巨額な利益を短期間で得られる人は、ごく一部です。確実に利益をあげていくには、複数の仮想通貨に分散投資を行い、中長期的な視野で相場を見ることが得策と言えます。

 

ここで解説した仮想通貨の特徴や分散投資の必要性を理解し、確実に利益を得られるような投資を行っていきましょう。

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