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投資信託で失敗しやすい主な原因9つ|投資信託で成功しやすい人とはどんな人?

2021 12.9この記事はPRを含みます

投資信託の運用で失敗してしまう原因はほとんど同じ?

投資信託は投資なので、どうしても損をしてしまう、失敗をしてしまうことがあります。そして、投資信託には「よくある失敗例」というものがあります。

つまり投資信託しようとしている人は、たいてい同じような原因によって、失敗してしまう可能性が高いということでもあります。逆に言えば、どんな原因で失敗してしまうのか知っていれば、投資信託で成功しやすくなるとも言えるでしょう。

投資信託のリスクとは?

投資信託のリスクは主に価格変動によるリスク、為替変動によるリスク、デフォルトリスク、金利の変動によるリスクの4つがあります。

株式・債権の価格が変動してしまったり、為替レートが想定していなかった幅で変動したり、財政難による信用リスク、そして金利が上下することにより発生するリスクです。

そして投資信託には元本の保証がありません。失敗してしまうと、大きな損失を抱える可能性があるでしょう。

投資信託で失敗しやすい主な原因9つ

ここでは、投資信託で失敗しやすい9つの原因について紹介します。

投資信託では、多くの人が同じような原因で失敗しています。失敗しやすい原因が似ているということは、投資信託を成功させるために注意しておくべきポイントも同じだということです。

投資信託に成功するためにも、失敗しやすいポイントについてしっかり把握しておくとよいでしょう。

投資信託で失敗しやすい原因1:新規ものばかり購入する

新規設定された新規ものの投資信託ばかり購入していると、新規もの購入のために短期間の売買を繰り返して費用がかさんだり、新規ものがすぐに終わってしまうなどの原因で失敗しやすいでしょう。

新規ものは確かにこれから長く継続する可能性はありますが、短く終わってしまう可能性もあります。短期間で次々と新規設定のものに乗り換えると販売手数料のような費用でコストが増え、結果的に運用益が減ってしまう可能性があります。

投資信託で失敗しやすい原因2:費用を考慮していない

投資信託で得られる利益ばかりを考え、投資信託にかかる費用をまったく考慮していないというのも、失敗しやすい原因です。

投資信託では主に3つの費用が必要となります。最初の投資信託をする時にかかる販売手数料や投資している間の運用費用としての信託報酬、そして解約時に支払う手数料です。これらの費用を考慮していないと、思わぬ費用が発生して損をする、ということも起こり得るでしょう。

投資信託で失敗しやすい原因3:人気のあるものを購入する

ついランキング順位の高いもの、人気のある投資信託を購入する人が多いのですが、あまり詳しく調べていないために結果的に失敗してしまう、ということがよくあります。

人気が高い投資信託だからといって、必ずしも優れたものであるとは限りません。むしろ新規設定された投資信託であることが多く、新規であるために金融機関も売り出そうとしています。

人気だけで判断するのは危険です。よく調べてから購入するようにしましょう。

投資信託で失敗しやすい原因4:分配金が高いものを購入する

毎月分配金がもらえる投資信託は人気がありますが、分配金額だけに注目して投資信託すると失敗しやすくなってしまいます。

分配金がある投資信託の中には「特別分配金」といって、元本を取り崩して分配金が支払われるものがあります。分配金があるからといって、必ず得しているという訳ではありません。

また毎月の高い分配金支払いのためにリスクが高い投資をしている可能性も高く、失敗しやすくなってしまう可能性があります。

投資信託で失敗しやすい原因5:一点集中の投資をしている

投資信託をしている方の中には、1つの投資信託だけしかしていない一点集中型の方もいますが、その1つが良くなければ失敗してしまうため、失敗しやすい投資の可能性があります。

投資のリスク対策には、分散投資してリスク分散することが基本と言われています。一点集中型の投資は、管理はしやすいですが、失敗してしまった時は投資自体が失敗に終わりやすくなってしまいます。

投資信託で失敗しやすい原因6:使えるお金をほとんどつぎ込む

投資信託で使えるお金をほとんどつぎ込むようなことをしては、突然お金が必要になった時に投資をとりやめる必要がでてきてしまい、結果的に損をして失敗しやすくなってしまいます。

投資信託に限らず、投資は余剰資金で行うのが基本になっています。利益を得たいからと、生活資金を含めた使えるお金をほとんどつぎ込んでしまっては、突然お金が必要になった時に投資信託以外で対処できなくなってしまいます。

投資信託で失敗しやすい原因7:評論家や雑誌の意見を鵜呑みにする

雑誌や評論家、営業マンにおすすめだからと言って他人の意見を鵜呑みにして投資してしまうと、失敗の確率が上がってしまいます。

雑誌で紹介されたり、評論家や営業マンがおすすめしていたとしても、本当に安全性の高い、運用利益の得られる投資信託であるとは限りません。おすすめされているからといって、他者の意見のみで投資信託を購入するのはやめた方がよいでしょう。

投資信託で失敗しやすい原因8:短期間で儲けようとする

投資で短期間に儲けようとする人がいますが、投資信託は短期投資には向いていないため失敗する可能性が高いでしょう。

投資信託というのは、投資の性質からしてどちらかというと短期間ではなく、長期で運用益をあげる投資となっています。短期の場合でもかかる費用はたいして変わらず、そして短い間に利益をあげるためにリスクの高い投資をしがちになるため、失敗しやすくなります。

投資信託で失敗しやすい原因9:知識がないのに購入している

最後によくある失敗は、投資信託をおすすめされているからといって投資信託を始めてしまった知識がない人の失敗でしょう。

通常、投資する際にはメリットだけでなくさまざまなリスクを調べてから行うものです。しかし投資信託の場合、金融機関や雑誌のおすすめ、営業マンなどから購入してしまう場合があります。

よく知らないうちにリスクの高い投資信託を購入してしまい、失敗する可能性が高くなってしまうので注意しましょう。

投資信託で成功しやすい人の特徴5つ

投資信託は短期間での利益を目的とした投資には向かず、価格変動や為替変動リスク、金利上昇リスクやデフォルトリスクなどのリスクがある投資です。投資信託で失敗しやすい原因を踏まえた上で、投資信託で成功しやすい人とはどんな人かという特徴を見ていきましょう。

ここで紹介する特徴は、投資信託だけではなく投資全般について成功しやすい特徴でもあります。

投資信託で成功しやすい人の特徴1:長いスパンで考えられる

短期間で成功する投資もありますが、投資信託は基本的に長期間で利益をあげる投資なので、長いスパンで考えられる人の方が成功しやすいでしょう。

日々の値動きに気をとられるのではなく、将来どうなるのかを予測して長期的な視野で考えられる人が向いていると言えます。投資信託でも短期間投資をする方たちもいますが、基本的には短期間で利益をあげるのは難しいので、長期投資であることを覚えておきましょう。

投資信託で成功しやすい人の特徴2:分散投資をしている

投資信託に限らず、投資において分散投資することでリスク分散をするのは基本です。投資信託で成功するためにも、分散投資は必要不可欠でしょう。

人気の高い投資信託に絞って投資してしまう、1つの投資信託だけに集中して投資を行う方法は、その投資信託が成功すればよいのですが、失敗すれば投資の継続が難しくなってしまいます。複数に分散投資をすることでどれかが上手くいかなくても問題ないように、リスクを最小限にしましょう。

投資信託で成功しやすい人の特徴3:勉強熱心である

投資信託だけでなく、投資をする際にはその投資で本当に利益を上げられるのかどうか、リスクがどの程度あるのかなどを自力で調べるため、勉強熱心である方が成功しやすいでしょう。

自力で調べるのが苦手という人は、自分では調べず他人の言葉で投資してしまいがちです。しかし、本当のことはなかなか教えてもらえないものです。おすすめされてもまず自分で情報収集してみる、どんなリスクがあるのか調べられる人が向いています。

投資信託で成功しやすい人の特徴4:資金に余裕を持っている

特に投資信託のように長期投資で利益を出していく投資では、投資には余剰資金を使って生活資金などには常に余裕をもっておくことが成功の秘訣でしょう。

生活に必要な資金まで投資信託に回してしまった場合、予期せぬ出費があった時に、利益の出ていないタイミングで投資信託をとりやめる羽目になってしまう可能性があります。

投資信託で成功しやすい人の特徴5:自分自身が納得して購入している

自分でしっかりと購入する投資信託について調べ、リスクについても対策した上で納得して購入する人は、投資信託に限らず投資において成功しやすい傾向があるでしょう。

どこまでのリスクを許容するのか、どんな投資信託なのかをしっかり把握していれば、損切りや分散投資などのリスク分散も行えるでしょう。

投資信託をうまく運用しよう

投資信託を金融機関や営業マンなどからおすすめされることがありますが、その言葉だけで購入することにはリスクがあります。投資信託は投資であるため、相応のリスクがあるからです。

投資信託にはどんなリスクがありどういう理由で失敗しやすいのかを調べ、成功するための秘訣を理解してうまく運用していきましょう。

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