積立投資にリスクはどれくらいある?デメリットやメリット、向いている人を紹介!
2024 10.17この記事はPRを含みます
積立投資にリスクはどれくらいあるかがよくわからないんだよね。
そうなんだ。積立投資のリスクについて教えるね。
ありがとう、先生!デメリットやメリットについても知りたいな。
なるほどね。デメリットやメリットもあわせて教えるね。
積立投資とは?
積立投資とは、一定金額の定期的な投資を長期的に行うことで資産を形成する投資方法の一つです。一般的に、積立投資は投資信託の金融商品で活用されています。
ちなみに、投資信託とは投資家に代わって委託された投資のプロが資金を運用する投資手法です。この記事では、積立投資におけるリスクやデメリット・メリットを解説します。
積立投資にはリスクはある?
積立投資は、「ドルコスト平均法」や後述する「分散投資」などでリスク軽減ができます。ドルコスト平均法とは、金融商品を一定金額で定期的に購入していく投資手法で、価格が高い時には少ない口数を、低いときには多い口数を購入することができます。
一方で、投資である以上リスクはつきものです。価格や金利、為替などの変動により、積立投資は損をする可能性もあります。
ただし、中長期的な投資を行えるうえ、上記のようにリスクを軽減する工夫もあるため、単一の金融商品に短期的に投資する一括投資よりもリスクは小さいと言えます。
積立投資の5つのデメリット
大きなリスクを回避できると考えられる積立投資も、デメリットがあります。投資を行う際は、事前にメリットだけでなくデメリットにも目を向け、納得してから始めなければ、失敗したときに大きな後悔をすることになるでしょう。
まずは、積立投資のデメリットについて考えていきましょう。
積立投資のデメリット1:元本割れのリスクがある
積立投資は預貯金のような元本保証の投資方法ではありません。購入した金額を下回る「元本割れ」になり、損をする可能性もあります。
一方で、積立投資は定期預金などの元本保証されている商品と比べてより大きなリターンが期待できます。そのため、リスクだけに注目せず、リターンとリスクのバランスを理解して選択しましょう。
積立投資のデメリット2:短期で利益を出すことは難しい
積立投資は資産形成に時間がかかります。一回の購入金額が少額なので、累計投資額の上昇がゆるやかです。運用益は累計投資額に比例するため、運用がうまくいっても利益は小さいでしょう。つまり、一括投資のように短期間で大きな利益を得ることは期待できません。
ただし、多額の一括投資のリスクは大きく、市場が暴落した場合などは、積立投資と比べて大きな資産の損失につながります。そのため、積立投資の少額を積み立てるシステムは逆にメリットにもなることもあります。
積立投資のデメリット3:手数料がかかる
投資信託に投資する積立投資は、投資家自身が運用するわけではなく運用を投資のプロに委託するため、手数料がかかります。販売手数料や運用手数料、解約手数料などの金額はファンドや商品によって異なります。
販売手数料は無料の投資信託もありますが、運用手数料はどの商品にもかかり、保有しているファンドに対して年率0.05〜3%程かかり、証券会社や投資信託によって差があります。
積立投資のデメリット4:見直しをせずに放置しがちになるリスクがある
損失が続いている不適切な商品は定期的に見直す必要がありますが、積立投資は金融商品の見直しをしないまま放置しがちになるリスクがあります。
積立投資は自動的に購入が繰り返されるため、状況の確認や金融商品の見直しをしないまま漠然と続けてしまいます。特に、投資に関する知識が乏しい初心者にはその傾向があるでしょう。
積立投資のデメリット5:右肩上がりの相場では不利になるリスクがある
基準価額が相場に左右される投資信託は、長期的に運用をする積立投資が裏目に出る場合があります。
例えば、基準価額が順調に右肩上がりに上昇を続けた場合、積み立て開始後に基準価額が上昇し続け、高い基準価額で毎回購入するため、購入する口数が減っていきます。
このように、積立投資でも利益は出ますが、この場合一括投資のほうが有利になります。
積立投資の4つのメリット
ここまで積立投資のリスクやデメリットに焦点をあててきましたが、当然のことながら積立投資にはメリットもあります。もともと、投資のプロが運用してくれる投資信託は、個人の裁量で運用するより安心感があり、投資初心者には向いています。
そんな積立投資のメリット4つをそれぞれ見ていきましょう。
積立投資のメリット1:分散投資でリスクが軽減できる
分散投資とは、単一の金融商品だけに集中して投資するのではなく、さまざまな金融商品に分散して投資を行うことです。
投資資金を一つの金融商品にまとめると、その価格が下がった場合に大きく資産を減らす可能性があります。しかし、複数の金融商品に投資をすれば、比較的リスクの低い安定した資産運用ができます。
積立投資のメリット2:預金よりも大きなリターンが見込める
日本は近年、超低金利時代が続いています。銀行での定期預金の金利は年率0.01%〜0.2%程度で、預貯金によってお金を育てるのは難しいのが現状です。
投資信託を利用する積立投資は、預貯金と異なり元本割れするリスクはあるものの、高いリターンも期待できます。
分散投資などでリスクを軽減させながら運用すれば、預貯金で得られる利息よりも高い運用益を得られる可能性が高いでしょう。
積立投資のメリット3:投資へのストレスが少ない
個人で株やFXなどの投資を行う場合、株や債券などの投資に関する知識なしでは始めるのが困難です。また、それらは自分で銘柄を選定し、日々の値動きに注意して運用していく必要があり、常に緊張状態を強いられます。
しかし、積立投資は初めに購入するファンドと金額を決めれば、自動で積立され、投資のプロがその資金を運用してくれます。
そのため、積立投資は心理的負担が少ないのがメリットであり、特に初心者や投資に充てる時間を確保しにくい人には適した資産形成手段と言えます。
積立投資のメリット4:初心者でも始めやすい
資産運用の知識が乏しい投資の初心者が大きな金額を投資につぎ込むことは難しいでしょう。また、投資を始めたいと考えたときに、まとまった金額を用意できない人もいるでしょう。
積立投資は1,000円から購入できるため、初心者が投資を始めやすいというメリットがあります。また、自分で一から投資について学ぶ必要がなく、投資のプロに委託できるという安心感もあります。
積立投資に向いている人
これまで見てきた積立投資のデメリットとメリットを踏まえて、積立投資に向いている人を見ていきましょう。
投資方法と投資する人との間には相性があります。それを理解して取り組まなければ、運用に失敗したり、ストレスが増えたりするなど、デメリットが大きくなる可能性があります。
リスクはあまり負いたくない人
前述したとおり、積立投資は比較的低リスクの投資方法です。ドルコスト平均法や分散投資を活用し、可能な限り大きな損失を出さない工夫ができます。そのため、ハイリスク・ハイリターンの投資はできないという人に向いているでしょう。
ただし、一括投資に比べてリスクは小さいとはいえ、積立投資にも元本割れのリスクがあることを忘れてはいけません。
絶対に元金を減らしたくない人は、積立投資に手を出さないほうが賢明です。元本割れのない預貯金や、より低リスクの個人向け国債、財形貯蓄などを検討しましょう。
投資のタイミングなどについてあまり考えたくない人
積立投資は毎日の価格変動を見ながら売買のタイミングに悩む必要はありません。むしろ、相場の動きに鈍感だったり、考えたくない人に向いている投資手法です。
逆に、投資に関する知識と経験値があり、リアルタイムに相場を見ながら自分の判断で一括投資の利益を出したい人は、積立投資に向いていないといえます。また、価格変動に一喜一憂し、解約や再開を繰り返す人も、積立投資は向いていないでしょう。
コツコツ運用したい人
積立投資は、その名の通り中長期的に積立を続けて運用し続ける投資方法です。10年単位の長い視点でコツコツと資産形成を続けていきたい人に向いています。そのため、資産形成の目的が子供の大学進学費用や老後資金などである人に適しています。
逆に、数年後に必要なお金を育てたい場合や、性格的に長期的な運用に自信がない場合は避けた方が良いでしょう。
少額から投資を始めたい人
例えば、株式投資は売買単位が最低100株からのケースが多く、株式を購入するには10万円以上の投資資金が必要となります。
一方、積立投資は、前述したとおり1,000円から投資が始められるというメリットがあります。そのため、まとまった資金が用意できない人や大きな金額を投資に回す勇気がない人におすすめの投資手法です。
積立投資でお金を育てよう
積立投資は、投資をする人のリスクや手間を減らしつつ、資産形成ができる投資方法です。さらに、少額から投資に取り組めるなどのメリットがあり、投資の初心者が取り組みやすい特徴があります。
現在、預貯金ではなかなかお金は育ちません。積立投資でコツコツと運用し、将来のために資産形成をしましょう。
なお、積立投資を始める際は、メリットやデメリットを理解し、納得してから取り組みましょう。
積立投資に関連する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。
投資信託の一括投資とは?積立投資との違いや一括投資の特徴、選ぶときのポイントを解説
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