マンション価格の下落はいつ?投資家からみた価格推移と下落理由8つ
2020 06.4この記事はPRを含みます
マンション価格の下落からみる2020年問題とは?
マンション価格の下落が2020年から始まるといわれています。なぜ2020年なのかというと、それはオリンピックがあるからです。
オリンピックの開催が決定した2013年を境に、新築マンションの相場が飛躍的に跳ね上がりました。現在もそれが続いていますが、オリンピックが終われば必然的にマンション価格の下落が始まると予想されています。
また、外国人が中古マンションを手放すなど、2020年は問題が山積みです。
マンション価格が下落すると想定される理由8つ
2020年のオリンピック後にどうしてマンション価格の下落が始まるのかを、具体的な問題を掲げてご説明していきます。
オリンピックに合わせて新築マンションの高騰が始まり、それに付随して中古マンションの相場も値上がりしました。特に東京23区はオリンピックの開催地として人気が高く、外国人なども多く投資するようになりました。
しかし、オリンピックを境に東京のマンションから手を引く人が多いと予想されています。
マンション価格が下落すると想定される理由1:オリンピック後の温度差
マンション価格が下落している理由の第一位は、やはりオリンピックです。
オリンピック景気で高騰を続けてきた東京23区の不動産ですが、オリンピックイヤーが終われば、もとの相場にもどると予想されています。
マンション価格が下落すると想定される理由2:金融緩和の限界と終了
現在、政府がおこなっている金融緩和が限界を向かえるため、マンション価格の下落が始まると考えられています。
金融緩和とは、政府が景気底上げのために金利を低くして、ローンなどを借りやすくする政策です。2020年を境にこの政策に限界が生じるといわれています。
ローンの金利が上がれば、必然的に不動産を購入する資金が減り、マンション価格の下落がはじまると予測されています。
マンション価格が下落すると想定される理由3:消費税増税前のかけこみ後遺症
マンション価格の下落の要因に、消費税が10パーセントに引き上げられる前に急いで購入した人々が大勢いたため、必然的に物件買収の需要が減ってしまったからだという理由があります。
マンションを買う人が増税前に集中したので、不動産相場が一気に高騰してしまったという理由が考えられます。そのため、今後はマンションを買う人の数が減り、需要が落ち込んで価格の下落が始まると考えられています。
マンション価格が下落すると想定される理由4:人口の減少に伴う少子高齢化社会
マンション価格の下落の要因に、少子高齢化が大きく関係する可能性があります。少子高齢化社会は、必然的に世帯数の減少を促します。
また、高齢化社会はマンションの管理そのものを疎かにする恐れがあります。管理できないマンションは老朽化が進み、さらなる価格の下落をもたらすと見られています。
マンション価格が下落すると想定される理由5:空き家の増加による修繕費の不足
オリンピックが終わったあとは、東京23区のマンションに住む人々が減って空き家が増えるといわれています。
少子高齢化や外国人投資家の撤退により、空き家マンションが多くなると予想されています。空き家が増えれば、そのマンションは必然的に価格が下落していきます。
管理も行き届かなくなり、さらなるマンション価格の下落を誘うことになります。
マンション価格が下落すると想定される理由6:外国人の投資家離れ
オリンピックが終われば、必然的に外国人の投資家離れが起きるため、東京23区のマンション価格の下落が始まるといわれています。
オリンピックがあることを分かっているので、外国人の投資家が東京23区へマンションの投資を始めています。オリンピックが終われば、その物件を外国人投資家が手離す可能性が大きくなります。
そのため、そこからマンション価格の下落が始まると予想されています。
マンション価格が下落すると想定される理由7:東京住宅政策審議会による報告
マンション価格が下落するといわれている理由の1つに、2015年に東京住宅政策審議会によって報告がされているということです。
東京住宅政策審議会の報告には、2020年に対する警鐘が鳴らされています。この年をピークに高齢化が始まり、マンションの空き家が増えると予想が立てられています。
必然的に起こるマンションの管理悪化でスラム化した地域の治安の乱れや、首都直下型地震など、否定的な内容となっています。
マンション価格が下落すると想定される理由8:日銀の次の経済危機対策の準備不足
相次ぐ不況で政府が次々に打ち立てた金融政策ですが、2020年には日銀の次の経済危機対策が準備不足となり、マンション価格の下落が始まると予想されています。
特に現在において、少子高齢化に対する対策が何もできていない状況です。
政府は年金に対する危機も訴えており、今後、世の中はマンション価格の下落にともない、わたしたちの生活事態も苦しくなると予想されています。
東京23区のマンションの価格推移3つ
ここで、東京23区のマンションの価格推移を3つの項目に分けて振り返り、予測してみましょう。
オリンピックの誘致が決定した年から、東京23区のマンション価格推移が一気に始まりました。その推移も、2020年を境に大きく下落すると予想されています。
東京23区マンションの価格下落がどうして起こるのか、価格の推移から理解していきましょう。
東京23区のマンションの価格推移1:これまでの価格動向
東京23区のマンションのこれまでの価格動向は、オリンピックの誘致が決定したときから上がり続けています。
不動産業界の常識として、飽和状態となった物件は暴落を起こします。それが、オリンピックが終わる2020年を境に起こると予想されています。
東京23区のマンションの価格推移2:これからの価格推移
東京23区のマンションのこれからの価格推移は、各分野の専門家から下落すると考えられています。
2020年のオリンピックイヤーを境に、東京23区のマンション価格の下落が始まると予想されています。最初はマンション価格の上げ止まりが起こり、その後は下がる一方と予測されています。
東京23区のマンションの価格推移3:「生産緑地」2022年問題
「生産緑地」2022年問題の影響で宅地が増えるため、マンション価格の下落が加速すると予測されています。
1992年に「生産緑地法」で定められた土地が、30年後の2020年に期限を迎えて宅地としての利用が許可されます。それにともない、土地の価格が値下がりして、一軒家に住む人が増えると予想されています。
そのことから、マンション価格の下落が自然に加速するだろうと言われています。
投資家から見るマンション価格が下落する予想
現在、多くの投資家からマンション価格が下落するだろうと予想されています。
マンション価格の下落する要因があまりにもそろい過ぎているため、早い時期での東京23区のマンションからの投資家の撤退がはじまっています。
この予想を真摯に受け止め、マンション購入・売却・投資に役立ててください。
マンション価格の下落はいつ起こってもおかしくないと言える
オリンピックの開催を待つまでもなく、マンション価格の下落が始まると予想されています。
多くの不動産の知識と経験を持つ投資家たちが、マンション価格の下落を予測しています。マンション価格の下落に関する、あまりにもたくさんの要因が集まり過ぎていることが原因です。
わたしたちも来るべきときに備えて、不動産について深く思考していきましょう。