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不動産投資コンサルタントの見極め方とは?騙されたという人の共通点3つ

2020 06.4この記事はPRを含みます

目次

不動産投資にコンサルタントは必要?

不動産投資を成功させたいなら、専門家を頼るのも一つの手でしょう。不動産投資をする際にサポートを行ってくれる「不動産コンサルタント」という専門家がいます。

専門的な知識を持って、物件情報や投資を成功させるためのアドバイスを行っており、こういった業務を不動産投資顧問業とも言います。不動産投資は税金や法律の知識がいるため、初心者には難しい投資でしょう。ひとりで悩まず頼れるパートナーに相談してみましょう。

不動産投資コンサルタントの役割3つ

不動産コンサルタントは不動産投資を成功させるためのサポートを行います。

具体的に言うと、物件の情報や知識の提供、適切な投資アドバイスをしてくれます。不動産投資は資金や法律など、さまざまなことが複雑に絡む投資です。プロの客観的な視点は必要不可欠といえるでしょう。

不動産コンサルタントになるためには、不動産コンサルティング技能試験に合格し、不動産に関する実務経験を5年以上する必要があります。そういった実績から、安心して頼ることができるでしょう。

不動産コンサルティング技能試験・登録制度とは:公益財団法人 不動産流通推進センター

不動産投資コンサルタントの役割1:物件の情報提供

不動産投資は物件選びから始まります。多数の物件がある中で、不動産コンサルタントはあなたの資金に合わせて物件を紹介してくれるでしょう。物件には新築や中古、一戸建てやアパート、マンションなどさまざまな種類があります。

また、家賃収入などにより利益を得る方法や、物件を将来的に売却することで利益を得る方法など、異なる利益の生み方が存在します。どれもメリットとデメリットがあるので、それらを正しく理解する必要があるでしょう。

不動産投資コンサルタントの役割2:正しい知識の提供

不動産投資に必要な知識も、不動産コンサルタントが詳しく教えてくれます。不動産投資は法律や税金などの知識をきちんと知る必要があるでしょう。

例えば、不動産投資をすることで税金を抑えられることがありますが、一歩間違えると法に触れてしまう可能性もあるでしょう。

税金を抑えられるという認識だけで確認を怠ると、脱税や申告漏れに繋がってしまうかもしれません。不動産コンサルタントに正しい知識を提供してもらいましょう。

所得税:国税庁

不動産投資コンサルタントの役割3:アドバイスの提供

不動産投資コンサルタントは、資金や物件の種類に合わせて的確にアドバイスをしてくれます。不動産投資は物件の購入や借り手の確保に成功したからといって、きちんと運営維持を行わなければ失敗してしまうでしょう。

物件は年を重ねるにつれ劣化していき、価値が下がるものです。その都度、改修したり設備を入れ替えたりとさまざまな工夫が必要でしょう。そういった突発的な出費も必要なため、資金のやりくりについても適切に判断しなくてはならないでしょう。

不動産投資コンサルタントの見極め方5つ

不動産投資コンサルタントを名乗っているからといって、誰でも頼れると言うわけではありません。近年、不動産コンサルタントの資格を持つ人は増えてきています。

専門的な知識がなければ行えない業務ではありますが、中には十分な知識を持たず、曖昧なアドバイスをするコンサルタントもいるでしょう。

それによって不動産投資に失敗してしまうケースも多く、不動産投資を成功させるためには、今後頼るプロの見極めも必要だといえるでしょう。

不動産投資コンサルタントの見極め方1:会社の評判や口コミのチェック

まずは不動産コンサルティングを担う会社や、コンサルタントの評判をチェックしましょう。ネット上に情報が集まる現代、誰でも簡単に口コミを見ることができます。ネットで検索して、利用者の感想や成功例、失敗例などを調査しましょう。

また、投資家の意見を聞くこともおすすめします。最初の内は誰でも初心者です。今は成功している投資家であっても、初めての投資においてはプロを頼っている可能性が高いでしょう。

不動産投資コンサルタントの見極め方2:コンサル料金の確認

料金もコンサルタントを選ぶための大事な要因です。会社や業務によって前後する場合もありますが、物件の調査は数万円程で依頼できるでしょう。物件調査料が高額か、安価であるかを事前に調べて判断することをおすすめします。

また、契約書の作成など依頼したい業務によって料金が異なり、追加料金を支払わなくてはならない場合もあります。自分が依頼したい業務をきちんと見極めましょう。

不動産投資コンサルタントの見極め方3:リスクやデメリットの情報提供

客観的な情報提供をできているかというのも、コンサルタントを選ぶ上で大事なポイントです。不動産投資には、メリットもあればデメリットもあります。

儲け話などのメリットの部分だけを強調し、投資を後押ししてくるコンサルタントには注意しましょう。メリットもデメリットも詳しく説明してくれた上で、デメリットが発生した際の回避方法や解決方法を親身に提供してくれるコンサルタントを選びましょう。

不動産投資コンサルタントの見極め方4:具体的なシミュレーション

コンサルタントがどのようなシミュレーションを行ってくれるのかにも注目しましょう。不動産投資は時代の流れと密接に関係しています。建物は月日とともに古くなっていきますし、立地も時代によって価値が変動するでしょう。

その土地の動向を、時代に合わせて具体的に判断できるプロのアドバイスが必要です。しかし、具体的であることにくわえて、その予想を裏付ける根拠があるのかどうかもチェックする必要があるでしょう。

不動産投資コンサルタントの見極め方5:依頼者の立場に立った提案

コンサルタントが依頼者の立場にあった提案をできているかどうかもチェックしましょう。不動産投資は複雑ではありますが、資金額に合わせて誰でも始めやすい投資です。

すなわち、さまざまなタイプの投資家がいるということです。億単位の投資に興味がある人もいれば、融資を利用して投資を始めたい人もいるでしょう。信用できるコンサルタントならば依頼者の視野を大切にし、資金や状況に合わせた提案をしてくれるでしょう。

不動産投資コンサルタントによくある相談内容4つ

不動産コンサルタントによくある相談内容について紹介します。自分でどれだけ調べて解決しようとしても、突破口を見つけられないことはよくあります。そういうときはひとりで悩まず専門家に相談しましょう。

客観的な意見を得ることによって解決方法が見え、またそれが今後の知識にもなるでしょう。不動産投資をしている人はどのような悩みを抱えているのか、相談の多い内容をご紹介しますので参考にしてみてください。

不動産投資コンサルタントによくある相談内容1:空室問題・家賃下落

不動産投資で起こりやすいリスクとして空室や家賃下落の問題があります。物件を購入しても借り手が見つからないと資金回収ができません。場合によっては、諸経費や融資の返済を自身で負担しなくてはならないこともあるでしょう。

また、そういった状態が続くことで物件の維持がうまくできないと、最終的に家賃を下げることになるでしょう。この状態を打破するためには、コンサルタントのアドバイスが必要でしょう。

不動産投資コンサルタントによくある相談内容2:家賃滞納・入居トラブル

借り手がついたとしても、運悪く家賃滞納や入居トラブルに見舞われることもあるでしょう。家賃滞納は特に資金回収ができなくなってしまいます。

また、隣人とのトラブルなどは運営の妨げになることもあるでしょう。こういった問題は法律も絡んでくるので、我慢せずにコンサルタントに相談しましょう。投資を成功させるためには正確な法律的判断や処置が必要となるでしょう。

不動産投資コンサルタントによくある相談内容3:相続・贈与の税金問題

不動産投資には税金問題がつきものです。きちんとした知識を持っていれば大きな問題にはなりませんが、定期的に確認しなければ違法行為となることもあるので注意しましょう。

相続税と贈与税は相続税評価額に基づいて算定されます。贈与税の場合、不動産を購入した直後に贈与を行うと、税負担を減らすための行為としてみなされるので注意しましょう。

土地家屋の評価:国税庁

不動産投資コンサルタントによくある相談内容4:新規物件購入の相談

不動産投資において重要なのは物件選びです。良い物件を選ぶことで、投資は成功しやすくなるでしょう。物件調査はコンサルタントの基本的な業務です。自分の資金や希望に沿った物件を確保したいのであれば、専門家に相談しましょう。

立地や物件のスタイル、購入数など考えなくてはならないことは多々ありますが、専門的なアドバイスを受けることで的確な物件購入を行うことができるでしょう。将来的な動向まで詳しく相談することをおすすめします。

不動産投資コンサルタントに騙されたという人の共通点3つ

不動産コンサルタントを選ぶときは、信用できるコンサルタントを慎重に見極める必要があります。もちろん専門的知識や経験を身につけたコンサルタントは頼れる味方ではありますが、それを悪用する業者もいるでしょう。

知識や経験もないのに、投資初心者にはわからないような情報を流し、もっともらしいことを言って欺くといった事件が多発しています。不動産投資コンサルタントを名乗る詐欺まがいの手口には気をつけましょう。

不動産投資コンサルタントに騙されたという人の共通点1:セミナー講習会に参加

怪しい不動産投資セミナーに注意しましょう。投資を始めるにあたって、セミナーで基礎知識をつけたいという人は多いでしょう。実際にそういったセミナーは多数開催されています。

しかし、料金を取っておきながらコンサルティング業務を行わない怪しいセミナーもあるでしょう。特に税金に関することや、初期資金がかからないなどを売りにしているセミナーには注意してください。

投資のメリットだけで集客しているコンサルタントは信用できないでしょう。

不動産投資コンサルタントに騙されたという人の共通点2:本や書籍の購入

セミナーや相談時に、書籍などの商品購入を勧められても安易に買ってはいけません。不動産投資コンサルタントの業務は、あくまで調査や書類の作成、その場でのアドバイスであり、商品販売ではありません。

信用できるコンサルタントであれば書籍等の情報を加えずとも、その場でしっかりサポートをしてくれるでしょう。儲けの助けになるからとすすめられても購入せず、怪しいと感じたら違うコンサルタントに相談しましょう。

不動産投資コンサルタントに騙されたという人の共通点3:不動産投資初心者

不動産投資初心者をターゲットにした詐欺に注意してください。多くの場合に不動産投資コンサルタントを名乗って騙す業者は、投資に関して知識がない人を狙うでしょう。

そういった人に対し、もっともらしい情報や儲け話を餌にして多額のコンサルティング料金を請求し、商品販売を行うことがあります。重ねて言うようですが、不動産投資にはメリットとデメリットの両方がつきものです。おいしい儲け話だけをされても、よく考え直しましょう。

不動産投資コンサルタントに頼りっぱなしでは上手くいかない

不動産投資コンサルタントは、あくまであなたの投資のサポーターです。コンサルタントに頼りきらず、時には自身で判断することも大切でしょう。

迷った時には相談することをおすすめしますが、コンサルタントの言うことを鵜呑みにしすぎると、投資の知識や経験も身につかないでしょう。

最悪の場合、詐欺に引っかかることもあります。自身の見極めを大切に、コンサルタントとの良い関係を築いて投資を成功させましょう。

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