マレーシア不動産の3つの投資法と失敗してしまう9つのパターン
2020 06.4この記事はPRを含みます
マレーシア不動産投資とは
経済成長期であるマレーシア国内の不動産を所有し、資産運用していくことをマレーシア不動産投資と呼んでいます。
2018年までの10年間、日本人の長期滞在したい国の上位に挙げられている国がマレーシアです。2020年には、先進国入りする計画もあるため、これからの経済発展が著しく感じられる国の1つがマレーシアでしょう。
そのため、不動産投資をすることで、多額の資産を生み出せる可能性も秘めている国といえます。
近年のマレーシアの経済状況
マレーシアでは、若い労働者(15歳から34歳ほど)が非常に多く、労働力が豊富なため、お金が動きやすいので、現在は経済面が発展傾向にあります。
マレーシアは、これまでは先進国とは言い難い国でしたが、近年は労働意欲と消費意欲の高い若者が増えつつあるため、国全体で多額のお金が回る環境が整っています。
また、世界から見ても有数の美しい自然がある国として、観光産業も注目されています。
東南アジアの優等生
マレーシアは「東南アジアの優等生」とも呼ばれているほど、現在の経済事情が発展途上傾向にある国です。
前述のように以前の情勢とは大きく異なり、今のマレーシアは労働できる若者が多く、今後の発展が予想できる東南アジアの国です。
日本とは異なり、今後は「多様な分野での経済事情が向上していく」と世界中からも予想されている国でもあります。そのため、「東南アジアの優等生」という呼ばれ方もしているのがマレーシアです。
マレーシア不動産の3つのおすすめ投資法
これからマレーシアで不動産投資を開始する場合、おすすめの投資法があります。マレーシアの不動産を運営し、投資活動をしていくための3つのおすすめの方法をご紹介していきます。
経済成長が目に見えているマレーシアでの不動産投資ですので、さらにおすすめの投資法を把握しておくことで、よりよい不動産投資が実践できるでしょう。
それでは、おすすめできるマレーシア不動産の3つの投資法を見ていきます。
マレーシア不動産のおすすめ投資法1:賃貸需要のあるエリア・物件を選ぶ
ひとくちにマレーシアでの不動産投資といえども、物件のエリアは膨大にあります。賃貸需要のあるマレーシアのエリア・物件を選択する方法が、不動産投資にもっとも適しています。
顧客がつきそうなマレーシアの地区へ足を運び、実際に街並みを知り、そして最善な物件を用いて不動産投資を実行することで、理解を深めたスムーズな不動産投資が実現しやすくなるでしょう。
マレーシア不動産のおすすめ投資法2:実績のあるデベロッパーを選ぶ
マレーシアという土地を知り尽くした上で開発し、企業としての実績があるデベロッパーを介して、マレーシアで不動産投資をすることが最善です。
マレーシアには、デベロッパーが複数存在していますので、より実績の豊富な業者が開発をした土地や物件で、マレーシアでの不動産投資を実践していくとよいでしょう。
マレーシア不動産のおすすめ投資法3:マレーシアに支社があるエージェントに依頼する
マレーシアでの不動産投資ですが、肝心なことは企業の規模を見て判断することです。マレーシアのみならず、他の国でも不動産業を手広くおこなっているエージェントに依頼し、確かな物件を用いてマレーシアでの不動産投資を実践しましょう。
規模が小さなエージェントよりも、大規模展開しているエージェントは実績や所有物件の数が膨大です。そのため、さまざまな選択法も生まれ、ビギナーでも最善の不動産投資ができるでしょう。
マレーシアの不動産投資に失敗する9つのパターン
不動産投資は、成功すれば潤沢な資産を生み出すことができますが、やはり失敗してしまうケースも存在しています。投資に興味がある方への参考として、マレーシアの不動産投資で失敗してしまう9つのパターンを見ていきます。
これからマレーシアの不動産投資を実践する予定がある場合、事前に失敗事例を把握しておくことで、多大なる損害を受けずに済むでしょう。
それでは順次、失敗してしまうケースを見ていきます。
マレーシアの不動産投資に失敗するパターン1:購入した物件が賃貸付けできない
1つの不動産物件の中で、オーナーの住居と賃貸物件を組み合わせることも可能ですが、エリアによっては賃貸付けができないこともあります。
不動産物件には、さまざまな制約があり、また、マンションの場合はその所有者の意向によっては、賃貸とすることを禁止していることもあります。物件が所在するエリアによっても、賃貸付けが不可能なこともあるでしょう。
事前に不動産物件を取り扱う所有者から、どのようなスタイルで賃貸ができるのか、しっかりと把握しておくことが大切です。
マレーシアの不動産投資に失敗するパターン2:購入価格が相場より高い
基本の相場価格よりも高額な不動産を購入すると、投資に失敗してしまう可能性があります。
不動産価格は時価で、つねに同じ金額で売りに出されている訳ではありません。そのために、相場価格よりも高騰している時期もあり、高い不動産物件を購入して不動産投資をする場合は失敗が付き物です。
相場以上の価格での不動産購入は、余計な費用を支払うことになるため、出資金を回収できずに破綻するケースがあります。
マレーシアの不動産投資に失敗するパターン3:不利な為替の時に購入してしまう
マレーシアの通貨リンギットの価値が高い時期に不動産物件を購入してしまうと、投資が失敗してしまうことがあります。
日本円を用いてマレーシアの不動産物件を購入する際、リンギットに換算してからの手続きとなります。そのため、リンギットの価値が高騰している時期にマレーシアの不動産を買って投資をすると、黒字にならないケースがあります。
マレーシアの情勢を把握し、安価な時期を狙って不動産投資をしましょう。
マレーシアの不動産投資に失敗するパターン4:購入後のサポートが不十分
不動産投資をマレーシアでスタートさせる際、関わる業者によっては購入後のサポートが一切ないこともあります。
海外での不動産投資は、しっかりとした業者からのサポートが受けられないことも多く、買った物件を個人で全て管理しなければいけないケースもあります。
管理システムが整っていない、マレーシアの不動産業者を介した不動産投資となってしまった場合、物件のオーナーは手を焼いてしまうことが多くなるでしょう。
マレーシアの不動産投資に失敗するパターン5:購入した物件が完成しない
青田買いとも呼ばれているプレビルドでの不動産購入ですが、マレーシアでの不動産投資に失敗してしまうケースの1つです。
プレビルドとは、建設が始まる前に不動産投資用の物件を購入することですが、いい加減な業者ですと途中で建設工事が中断してしまい、不動産投資が開始できないケースがあります。
プレビルドでの購入は、マレーシアで不動産を安く買えるメリットがある反面、建物が完成しないケースもありますので要注意です。
マレーシアの不動産投資に失敗するパターン6:管理を現地の会社に任せきり
不動産投資をしようとマレーシアの物件を購入したものの、管理を現地の会社に任せっきりですと運営は失敗してしまいます。
不動産投資とは、物件を購入すれば、何をせずともその物件の価値が向上して投資が成功するわけではありません。やはり、物件の購入者が定期的に各所のチェックをし、自分の物件に愛着をもって管理していくスタイルが最善です。
現地の管理会社にすべて任せてしまうと、よからぬ管理状態が表面化してくるケースも存在しています。
マレーシアの不動産投資に失敗するパターン7:大規模な都市開発計画
発展途上国でもあるマレーシアですが、大規模な都市開発計画に安易な気持ちで飛びつき、不動産投資をしていこうとするのは非常に危険です。
発展途上中ではありますが、マレーシアは日本とは異なる文化があります。計画が大規模なものや、不動産が安いからといって、安易に鵜呑みにしてしまうと大失敗をしてしまう恐れがあります。
情勢の流れを把握し、そのうえでマレーシアでの不動産投資をしていくことが好ましいでしょう。
中見出し:マレーシアの不動産投資に失敗するパターン8:売却時の価格が相場よりも安い
マレーシアの不動産を相場価格よりも安価で売ってしまい、投資を失敗してしまうケースがあります。
土地勘がないため、マレーシアでの不動産投資用として購入した不動産物件を相場の値段よりも安く売ってしまい、損をしてしまうことがあります。
不動産のオーナーが、実際に足を運んで現地で調査をおこない、平均的な物件の相場価格を把握しておくことで、損失を生んでしまうこと防げます。
マレーシアの不動産投資に失敗するパターン9:物件が売れない
買い手が見つからないために、マレーシアでおこなう不動産投資が失敗するケースもあります。
土地勘がないまま、マレーシアでの不動産投資を実践する場合、意に反して購入者が現れないことがあります。賃貸としても同じことが言えますが、立地環境が大きく影響しています。
解決策としては、マレーシアの土地勘も身につけておく必要性があるでしょう。価格が安いからといって、マレーシアでの不動産投資を開始することは危険です。
マレーシアという国の特徴
そもそもマレーシアとは、いったいどういった国なのでしょうか。不動産投資をマレーシアで実践していく場合、まずはマレーシアという国を知っておくべき必要があります。
やはり、気になるのは日本と比較した物価です。どれほどの違いがあるのかを把握しておくことで、マレーシアでの不動産投資へ興味を持つこともあるでしょう。
マレーシアの気になる特徴を見ていきます。
物価水準が日本の3分の1程度
マレーシアの物価は、日本のおよそ3分の1です。
酒税は高いため、すべてが3分の1ということではありませんが、マレーシアの物価は日本の約3分の1という認識でよいでしょう。
そのため、物件の価格も同程度の価格差が日本とありますので、マレーシアで不動産投資をスタートさせると日本よりも低資金での投資が実践できます。ただし、もちろんマレーシアの中心地と田舎、そして物件の状態によって価格は大きく異なるでしょう。
「イスカンダル計画」
2025年までに人口300万人の大都市をマレーシアのジョホール州に建設する予定があり、イスカンダル計画と呼ばれています。
完成までに残り5年ほどありますが、海外からも投資がされるほどの大きな計画です。アジアでも有数の大計画ですので、2025年以降はさらに多くの観光客が訪れ、国をあげての大規模な経済の流通も想定されているのが今のマレーシアです。
マレーシア不動産投資を成功させるために情報収集をしっかり行って検討しよう
今回は、マレーシアの不動産物件を購入しておこなう、不動産投資についてご紹介してきましたが、投資に興味がある方は参考になる点がありましたか。
発展途上中で、経済が成長しつつあるのが、現在のマレーシアという国です。物価も安く、住みやすい国としても人気があります。
これからマレーシアで不動産投資を始める際は、ぜひ1度、現地へ出掛けて確かな情報収集を自分でおこなってから楽しい投資を開始しましょう。