安定収入を望む人は必見!インカムゲイン投資のメリット7つデメリット3つ
2020 06.4この記事はPRを含みます
インカムゲイン投資とは
インカムゲインとは、株を保有していることによる配当などによる利益を指します。
投資によって得られる利益には、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類があります。キャピタルゲイン投資は株式の売買による利益を目的とした投資なので、大きな利益を狙うこともできるでしょう。
一方、インカムゲイン投資は保有している株の配当や優待で利益を得る投資となり、大きな額が得られるケースは少ないのですが、持っているだけで利益が期待できます。
今話題の民泊もインカムゲイン投資
民泊も宿泊料により利益を得る投資方法になります。
所有不動産を訪日外国人用の宿泊施設として貸し出す民泊が人気ですが、民泊や賃貸物件の運営、駐車場の貸し出しなども、所有しているだけで利益が出るためインカムゲイン投資にあたるでしょう。
インカムゲイン投資のメリット7つ
インカムゲイン投資にはさまざまなメリットがあります。
インカムゲイン投資はキャピタルゲイン投資と比較すると収益性は低くなりますが、大きな損失を出すリスクが少ないなど、メリットも多い投資法でしょう。
ここではインカムゲイン投資のメリット7つを紹介します。
インカムゲイン投資のメリット1:資産を保有しながら収入を得ることができる安全性
インカムゲイン投資は資産として株や不動産を所有したまま利益を得ることができます。
インカムゲイン投資の特徴は、不動産や金融商品などを保有していることにより得られる利益ということです。キャピタルゲインが資産を売却することにより、購入時より高値になった分だけ利益を得るのと比較すると、損失が発生するリスクが少なく済むでしょう。
インカムゲイン投資のメリット2:安定かつ長期的に継続が可能
インカムゲイン投資は長期的にじっくり利益を得ていく投資方法です。
キャピタルゲイン投資が短期的に大きな利益を狙うのに対して、インカムゲイン投資は長期的に継続して投資を続けていく投資方法です。大きな利益は出ませんが、その分大きな損失が発生するリスクも少なく、安定して投資を続けていくことができるでしょう。
インカムゲイン投資のメリット3:損失するリスクが低い
インカムゲイン投資は大きな損失が発生しにくいでしょう。
株などの売買によって利益を得るキャピタルゲイン投資の場合、株が値下がりすればその分大きな損失を出すリスクがあるでしょう。
一方、インカムゲインは売買を目的としていません。一時的に値下がりをしてもそのタイミングで売却するわけではないため、損失を出すリスクが少ないでしょう。
インカムゲイン投資のメリット4:時間拘束が少ない
インカムゲイン投資は投資にかかる時間的な拘束が少ないです。
キャピタルゲインは売買により利益を出すため、常に価格変動を見張ったり、売り時を見極めたりする必要があります。さらに株の場合、東京証券取引所が開いている時間は平日9時から15時となっているため、本職を持っていると常に見ているのは難しいでしょう。
一方、インカムゲインは売買するわけではないため、株の値動きを見ている必要はありません。
インカムゲイン投資のメリット5:税率が低い
インカムゲイン投資はキャピタルゲイン投資よりも税率が低いでしょう。
キャピタルゲイン投資で不動産を売却する場合、かかる税率は不動産を所有していた期間によって異なります。所有していた期間が5年以上の長期譲渡所得なら、所得税+住民税で20%、短期譲渡所得は所得税+住民税で39%となります。
一方、インカムゲイン投資でかかる所得税は1年間の所得に応じて5%~45%になり、住民税は10%となります。
所得税の税率は、分離課税に対するものなどを除くと、5%から45%の7段階に区分されています。
インカムゲイン投資のメリット6:少額の自己資金でも始められる
インカムゲイン投資は数万程度の自己資金でもはじめられます。
インカムゲイン投資として不動産投資信託やREITを行う場合、数万円程の少額から購入できるものもあります。そのため、実際に不動産などを売買するよりも手軽に始められるでしょう。
さらに実際に不動産を所有する場合、費用の少ない中古の物件なら東京23区内でも賃貸経営をすることができるでしょう。
インカムゲイン投資のメリット7:万が一でも負担にならない
インカムゲイン投資は万が一の場合でも、家族の負担になりません。
長期間資産を保有することによる利益を目的としたインカムゲイン投資なら、極端な話をすれば所有しているだけでいいため、残った家族に投資に関する負担をかけることもないでしょう。
また、団体信用生命保険に加入した場合、万が一の事態が発生しても家族にかかるローンの残金負担は軽減され、さらに資産自体はなくならないため家族に残すことができます。
インカムゲイン投資のデメリット4つ
インカムゲイン投資にはデメリットもあります。
インカムゲイン投資はキャピタルゲイン投資よりも安定した投資法とは言え、投資である以上元本保証がされているわけではないため、リスクも伴うでしょう。
ここではインカムゲイン投資のデメリット4つを紹介します。
インカムゲイン投資のデメリット1:入居者がいない場合収入はゼロ
インカムゲイン投資で賃貸経営や民泊をする場合、入居者がいなければ収入はありません。
不動産投資によるインカムゲインを目指す場合、人に貸し出して賃料を得なければいけません。しかしそもそも入居者が見つからなければ、その期間の収入はゼロになるどころか、管理会社への管理費用などがかかるためマイナスになる場合もあるでしょう。
インカムゲイン投資のデメリット2:時間がかかる
インカムゲイン投資は長期的な投資方法のため、利益を得るのに時間がかかります。
短期的に大きな金額を動かすキャピタルゲイン投資と異なり、インカムゲイン投資は少額の利益を長期的に得ていく投資方法です。そのため、何年も掛けて投資を行っていくことを前提にしなければならないでしょう。
インカムゲイン投資のデメリット3:収支管理をきちんとしなければならない
インカムゲイン投資はキャピタルゲイン以上に収支管理をしっかり行う必要があります。
特に不動産投資でのインカムゲインは実際の収益が分かりにくいでしょう。振り込まれる家賃収入から手数料や不動産経営にかかわるさまざまな経費を引いた金額が収益になるため、実際には利益が出ていないケースもあります。
そのため、インカムゲイン投資はキャピタルゲイン投資よりも収支管理をきっちり行う必要があるでしょう。
インカムゲイン投資のデメリット4:元本割れがゼロではない
インカムゲイン投資は元本割れしているケースもあります。
インカムゲイン投資では配当や優待を得られるため、少しずつでも利益を得られる安心の投資方法のように思えますが、投資である以上購入した金額よりも値下がりするケースはあるでしょう。
また、倒産などのリスクもあるため、売買を目的としていないとはいえ、気づいたときには元本がほとんどなくなっているケースもあり得ない話ではないため、注意しましょう。
インカムゲイン投資にかかわる税金3つ
インカムゲイン投資にかかわる税金を知っておきましょう。
インカムゲイン投資を行う場合には、所有している資産にかかる税金についても把握しておきましょう。ここではインカムゲイン投資にかかわる税金3つを紹介します。
1:不動産所得か事業所得税に分類される
インカムゲイン投資で不動産を所有している場合、かかる税金は不動産所得もしくは事業所得になります。
どのような目的で不動産を所有しているかによりますが、事業として不動産業を行う場合には事業所得税に分類されます。また、キャピタルゲインの場合は譲渡所得となります。
1 事業所得とは 事業所得とは、農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業その他の事業を営んでいる人のその事業から生ずる所得をいいます。 ただし、 不動産の貸付けや山林の譲渡による所得は事業所得ではなく、原則として不動産所得や山林所得になります。
2:総合課税の対象
インカムゲイン投資は総合課税の対象となります。
総合課税とは、他の所得と合算して税金を計算するという制度です。インカムゲインは総合課税の対象になるため、確定申告の際には配当所得などに分離せずに総合課税として申告可能です。
総合課税制度とは、各種の所得金額を合計して所得税額を計算するというものです。
3:相続税対策にもつながる
インカムゲイン投資は相続税対策として大きなメリットがあります。
インカムゲインを目的とした不動産所有を行う場合、長期にわたって継続的に家賃収入を得ることができます。また、土地に賃貸物件を立てることにより、土地の相続評価額を低くすることができるため、相続税対策にもなるでしょう。
そのため、賃貸物件を子どもや孫に譲る場合でも、相続税対策として大きなメリットを発揮します。
(3) その他 イ 賃貸されている土地や家屋については、権利関係に応じて評価額が調整されることになっています。 ロ 相続した宅地等が事業の用や居住の用として使われている場合には、限度面積までの部分についてその評価額の一定割合を減額する相続税の特例があります。
リスクが低く現実的な投資計画が可能なインカムゲイン投資
インカムゲイン投資で安定した利益を得ましょう。
投資による利益は売買により利益を得るキャピタルゲインを想像しがちですが、キャピタルゲインは大きな損失が発生するリスクもあるでしょう。一方、インカムゲイン投資なら資産を所有したまま収益を得ることができ、さらに長期的な継続も可能です。
安定した収入を目指している方は、インカムゲイン投資を行ってみてはいかがでしょうか。