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田舎の土地活用方法12選を紹介|使用していない土地を活かそう!

2020 06.29この記事はPRを含みます

田舎の土地活用が難しい理由とは?

田舎の土地活用が難しい理由は、人口の少ない田舎では何らかの建物を建てても需要は少なくなり、土地の活用が限られてしまうことです。

アパートや駐車場を建てても、周りに学校や商業施設がなく、人がいなければ需要がないので維持費だけがかさんでしまいます。

本記事では、田舎の土地活用方法12選を紹介していきます。田舎の土地活用に悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてください。

田舎の土地を放置しておくことのデメリット

田舎の土地を放置しておくことのデメリットは、土地を持っていると固定資産税を支払うことになり、活用していない場合ただ赤字を出している状態になることです。

固定資産税とは固定資産の所有者に課税される地方税です。田舎の土地の多くは活用方法が見当たらず、空地の状態のままという傾向が強いです。

田舎の土地を放置すると、活用されない土地に対して今後も固定資産税を支払い、赤字を増やしていく、ということになります。

田舎の土地活用方法12選

ここでは、田舎の土地活用方法12選について紹介していきます。田舎の土地をそのまま放置してしまうと赤字を出したままの状態になるので、活用法を見出していきましょう。

田舎の土地活用の方法には、戸建て賃貸・駐車場・資材置き場・サービス付き高齢者住宅・コインランドリー・貸し農園・トランクルーム・コンビニ・野立看板用地・住宅太陽光発電・墓地や霊園などがあります。

土地活用方法1:戸建て賃貸

田舎の土地活用方法のおすすめとして1つ目は、戸建て賃貸です。日本は戸建てを希望する思考が強いので、賃貸用の戸建て経営をするのも良いでしょう。

静かで自然豊かな田舎に住みたい、と考えている人をターゲットにすれば借りてもらえる可能性があります。ただ、ターゲットがコアなことで空室になる可能性も高く、景色の良さなど土地の見極めは大切になるでしょう。

土地活用方法2:駐車場

田舎の土地活用方法のおすすめとして2つ目は、駐車場です。田舎の場所であっても、立地の条件として車を停める場所が必要になれば、駐車場として活用していくことは充分可能です。

田舎でも駅や商業施設が近くにあれば、時間貸し(コインパーキング)の駐車場が機能するでしょう。また、近くに釣りができるような川があるところも駐車場におすすめです。

土地活用方法3:資材置き場

田舎の土地活用方法のおすすめとして3つ目は、資材置き場です。資材置き場は建築資材など、ものを作るときの材木・鉄鋼などの材料が置かれている業者向けの場所です。初期投資額が少ないというメリットがあります。

業者に貸し出す土地になるので、管理や運営を所有者が行う必要がなく、建物を維持するために必要なコストも比較的安いです。資材を置く場所なので、土地の形も気にする必要はないでしょう。

土地活用方法4:サービス付き高齢者向け住宅

田舎の土地活用方法のおすすめとして4つ目は、サービス付き高齢者向け住宅です。サービス付き高齢者向け住宅とは、高齢者が居住して福祉サービスを受ける住宅です。

高齢化社会は今後進むことから、福祉環境が整っている高齢者向けの住宅のニーズは増えていくでしょう。福祉サービスを受けることができるので、利便性の必要もなく、田舎の土地活用におすすめです。

土地活用方法5:コインランドリー

田舎の土地活用方法のおすすめとして5つ目は、コインランドリーです。田舎の土地にコインランドリーは珍しいため、競合することがなく利用客がつきやすいというメリットがあります。

従業員が不要で仕入れの必要もないため、運営に手間がかからない点もおすすめです。近隣にスーパーなど商業施設があれば、ついでに利用する人も多いでしょう。人気のない山間部などは運営が難しくなるでしょう。

土地活用方法6:貸し農園

田舎の土地活用方法のおすすめとして6つ目は、貸し農園です。貸し農園は、特定農地貸付法に基づいて希望者に土地を小規模にして貸し出し、収入を得るという方法です。

現役を引退した高齢者の生きがいづくりとして、貸し農園はニーズが高く田舎の土地活用の一案として考えてみても良いでしょう。都会に住む若い人たちが週末に自然と触れ合うという意味で、貸し農園を求める人も増えています。

土地活用方法7:トランクルーム

田舎の土地活用方法のおすすめとして7つ目は、トランクルームです。物品を収納する貸し倉庫の施設です。田舎であっても住居が多く建ち並んでいる地域はトランクルームの需要はあります。

都市部に住んでいる人が田舎のトランクルームを使用する場合を想定すると、運搬がしやすいことが重要になるので、車での移動が1時間程が良いでしょう。それ以上になってくると、需要が下がってしまうのであまりおすすめできません。

土地活用方法8:コンビニ

田舎の土地活用方法のおすすめとして8つ目は、コンビニです。地方の場合は車社会が発達していることもあり、コンビニが非常に重宝されます。

田舎にいけばいくほど商業施設がなくなるので、車で移動をしている人はコンビニがあると飲み物や食べ物を調達したりトイレ休憩に立ち寄ることが多いです。

土地活用方法9:野立看板用地

田舎の土地活用方法のおすすめとして9つ目は、野立看板用地です。野立看板とは、野外に設置されている看板のことであり、通行人にPRするために使用されます。

田舎の場合、人が歩いていることは少ないですが、車の通行量がある場所もあり、周りに建物がない田舎は看板が目に入りやすいという利点があります。看板を建てたい企業を探す必要がありますが、看板設置費用は広告主が負担するため初期費用はかからずおすすめです。

土地活用方法10:産業廃棄物の中間処理施設

田舎の土地活用方法のおすすめとして10個目は、産業廃棄物の中間処理施設です。産業廃棄物とは、紙くず・木くず・がれき類・廃油など事業活動にともなって生じた廃棄物です。

中間処理施設は産業廃棄物を分別する作業場で、産業廃棄物処理業者は中間処理施設を建てる場所を探しています。産業廃棄物処理業者のニーズを意識して、借地として中間処理施設を建てるというのもおすすめです。

土地活用方法11:住宅太陽光発電

田舎の土地活用方法のおすすめとして11個目は、住宅太陽光発電です。住宅太陽光発電とは、住宅の屋根に太陽光発電機(ソーラーパネル)を付けて、太陽の光エネルギーで発電することです。

広大な土地があれば、大規模な太陽光発電が可能になります。集客が必要ないので、人が少ない田舎のデメリットがなくなります。太陽光を遮る高い建物も周りに建ちづらいという点でもおすすめです。

土地活用方法12:墓地や霊園

田舎の土地活用方法のおすすめとして12個目は、墓地や霊園です。墓地や霊園は、移転や閉鎖になる可能性が低く、安定的な長期運営が可能です。墓地や霊園は現在有益な土地活用として注目されています。

墓地や霊園は、人が少なく住宅に向かない土地に向いているため、田舎の土地活用におすすめです。近隣に住居がなければ不要なトラブルが起きず、入居者がいるわけでもないので管理が楽というメリットもあります。

土地活用以外の方法

最後に田舎の土地について、土地活用以外の方法を紹介していきます。土地活用以外の方法には、土地を売却する方法と土地を寄付するという方法があります。

土地の活用法がない、とすぐに見切りをつけてしまうのは早計ですが、保有していると固定資産税を払っているだけになってしまうので、活用法を思いつかない場合は、土地の売却・寄付を考えても良いでしょう。

土地を売却する

田舎の土地を活用する以外の方法として、土地を売却するという方法があります。土地を売却する場合は、不動産会社に査定を依頼しましょう。

安く土地を売却することにならないよう適正な価格を知るために、一社ではなく何社かの不動産会社に査定を出してみることをおすすめします。

ゴミが散らかっていたり、雑草が伸び放題の土地では不動産会社の心証が悪くなり価格に影響します。土地は綺麗にしておいたほうが良いでしょう。

土地を寄付する

田舎の土地を活用する以外の方法として、土地を寄付するという方法があります。寄付の場合は、自治体・市区町村へ寄付するか、個人・法人へ寄付(譲渡)するかになります。

売却ではないためお金にはなりませんが、固定資産税を支払うことがなくなるため、土地を保有していることで生じた赤字を出さないことにつながります。支出が増えていくことに比べれば、無料でも手放せることは大きいでしょう。

田舎の土地活用は特徴を見極めて行うことが大事

田舎の土地活用方法12選を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。田舎といっても交通量がどの程度なのか、都市部からのアクセスなど場所によって差があるので向いている土地の活用法は変わります。

田舎の土地活用は、その土地の特徴を見極めて行うことが非常に大切になるでしょう。

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