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大阪での不動産投資のポイントを4つ紹介|大阪の特性を6つ解説

2020 10.21この記事はPRを含みます

大阪は国内でも大きい都市

大阪は日本三大都市ともいわれる、日本でも大きい都市の1つです。また、2025年には万博も開催予定(2020年4月時点)で、今まで以上に来阪する方も増えるでしょう。不動産投資をする方の中には、大阪での投資を考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、大阪での不動産投資を始めるにあたってのポイントを説明します。また、大阪という土地柄についても紹介します。

大阪の不動産投資のポイント

実際に大阪で不動産投資を行う場合、注意するポイントは4つあります。留意するべきなのは、大阪という土地の特徴です。大阪では地域によって、単身者向けのワンルームとファミリー向けのマンションの需要が異なります。

また大阪市内の北側に、大手企業の支社が集中しているため、梅田へのアクセスも重要になってくるでしょう。東京と同じ感覚で不動産投資を始めると、違いに驚くこともあるので注意が必要です。

大阪の不動産投資のポイント1:梅田に集中する人と金

大阪は国内でも大きい都市なので、多くの企業が支社を置いていますが、その多くが大阪市内の北側に集中しています。具体的には、キタと呼ばれる梅田からミナミと呼ばれる心斎橋・難波の間です。

また、買い物やレジャーなどの人の流れもこの2ヶ所に集まりやすいです。不動産投資を考える場合、梅田への行きやすさがポイントになるでしょう。

2010年以後は人口が減少している

東京や千葉、埼玉の人口が増え続けているのに比べ、大阪の人口は2010年を境に減少に転じています。また愛知や福岡といった大きい都市と比べても、減少しているのは大阪くらいです。

不動産投資を考える際、人口の減少はあまり良い点ではありません。しかし大阪市内だけで見ると人口は増えており、利便性の良い市内への一極集中が起きていると考えられます。

都道府県・市区町村別統計表(国勢調査)

大阪には目立った産業がない

東京や千葉、埼玉に比べて、大阪の人口が減少しているのは何故でしょう。その理由の1つには、大阪にはこれといった産業が見当たらない、という事です。例えば愛知ではトヨタ自動車やデンソーなど、地元の企業があります。

大阪にもパナソニックやシャープ、三洋電機などがありますが、近年は経営不振が目立っているともいわれています。また大阪はもともと中小企業が多く、この点でも大規模な雇用を期待しにくい状況です。

大阪の不動産投資のポイント2:キタとミナミ

大阪での経済や商業の中心は、梅田駅を中心とするキタと、難波駅を中心とするミナミと呼ばれる2つのエリアです。このエリアはどちらもメトロ・御堂筋線上にあり4駅しか離れていません。

しかし梅田にはJR・阪急・阪神・大阪メトロと交通機関が集結しています。また阪急うめだ本店や阪神梅田本店などのデパートや、グランフロント大阪やルクア大阪、リンクス梅田などの商業施設も開業しています。近年ではキタが経済の中心となりつつあるといえるでしょう。

マンション投資は梅田に通いやすい所へ

商業施設が次々とオープンする梅田周辺に比べ、難波周辺は1歩出遅れている感があります。マンションへの投資は単身者向け・ファミリー向けを問わず、梅田へのアクセスが重要です。

例え物件が古くても、梅田へ電車1本で移動できるのであれば、内部をリノベーションすることで、物件が空いている期間を減らすことも可能です。市内でいえば北区・西区・中央区・福島区などで物件を探してみるのが良いでしょう。

大阪の不動産投資のポイント3:大阪の地価動向

大阪では2009年から続いた地価の下落が、2014年から上昇し始めています。この動きは、東京とも似ているといえるでしょう。2020年の大阪の公示地価は2.06%上昇し、東京に次いで2番目に高い伸び率です。

また地価の伸び率が15%以上なのは、大阪市西区・中央区・浪速区・北区の4区です。これは2025年に予定されている大阪万博や、インバウンドを見込んだホテルや店舗の出店が相次いでいる事も影響しているのではないでしょうか。

大阪府|土地代データ

大阪の不動産投資のポイント4:大阪の家賃相場

大阪のワンルーム・1Kの家賃相場は約4万円~7万円です。LIFULL HOME’Sによると、金額の上位は大阪市内で、中央区・北区・福島区・西区・天王寺区となっています。天王寺区は難波へのアクセスが良く、他の4区は梅田へのアクセスが良い地域です。

また、上位に吹田市が入っていますがこれは大阪メトロ・御堂筋線の江坂駅があるためだと考えられます。江坂は梅田へも5駅、新幹線の止まる新大阪駅にも2駅と、転勤で大阪にやってくる方にとっても、便利な場所といえるでしょう。

ワンルーム・1K・1DK/マンション・アパート・一戸建ての相場表|LIFULL HOME’S

大阪の特性

大阪ならではの特徴はどういうものがあるのでしょうか。大阪は東京よりも面積が狭く、職と住が接近しているといえるでしょう。そして東京より土地単価・賃料ともに安くなっています。

また企業の関西圏での支社は、大阪に置かれることがほとんどです。本社から転勤で大阪に来る方も多く、不動産投資を考えるのなら、その人達が選びたくなる物件を見つけるのがおすすめでしょう。

大阪の特性1:職と住が近接している

大阪は東京に比べ面積が狭く職と住が近いため、通勤にも時間がかからないことが多いでしょう。東京では片道2時間という方もいますが、大阪では1時間程度ではないでしょうか。

そのため、元々関西に住んでいる方は、通勤のために市内に引っ越すという事はあまりないかもしれません。市内に引っ越してくる方は、転勤で大阪に来る方が多いでしょう。

転勤で来る方も、利便性を重視する人は多いため、不動産投資をする際には梅田へのアクセスは重要です。

大阪の特性2:多くの支社が集まる街

海外や東京に本社がある企業が西日本に支社を置くなら、まず候補に挙がるのが大阪でしょう。実際に有名企業の支社が数多く見られます。多くの支社が梅田から難波の間、淀屋橋や本町といった地域に集中しています。

転勤で大阪に来る方をメインに不動産投資を考えるなら、支社が集中している御堂筋線へのアクセスの良さを考えることがおすすめでしょう。

大阪の特性3:メインは東京からの転勤者

支社が多い大阪には、転勤で引っ越してくる方も多いでしょう。地元の方でも、もともと職と住が近接している事が多く、わざわざ会社の近くに引っ越すことはあまりありません。市内の賃貸マンション、特にワンルームタイプは東京からの転勤者が探すことが多いです。

単身で住むなら、便利な市内を探す方が多いでしょうし、ファミリータイプでは通勤に便利な郊外を希望するのではないでしょうか。市内の北側にある北摂地域は、梅田へのアクセスも良く、人気のある地域です。

大阪の特性4:人気は江坂

転勤で家族と一緒に引っ越すならば、環境の良い郊外で家を探すこともあるでしょう。その際にも梅田へのアクセスは重要です。江坂駅は大阪メトロ・御堂筋線にあり、梅田まで5駅です。いわゆる北摂地域にあり、落ち着いた住宅街としても有名でしょう。

また、緑も多く、家族で住むにはぴったりと言えます。人気があるので賃料も高く設定でき、空室になることも少ないので、不動産投資をする際には候補に入れるべき場所です。

大阪の特性5:大手企業の支社が集中

大阪は企業の支社が多く、特に御堂筋線の梅田から難波の間には、大手企業の支社も集中しています。江坂は御堂筋線の駅なので、支社のある市内中心部へも乗り換えなしで行くことができます。

不動産投資をする際、建物の新しさや広さはもちろんですが、アクセスの良さが重要です。転勤で来る方は、土地勘がない場合もあるため、乗り換えの無い路線は人気があるでしょう。

大阪の特性6:江坂から二駅で新大阪

江坂で投資する物件を探すのには、もう1つ利点があります。江坂から新大阪までは、御堂筋線で2駅です。転勤で大阪に居を構えている方は、帰省の頻度も高いのではないでしょうか。新大阪駅が近く、すぐに新幹線に乗れるのはポイントが高いでしょう。

また、江坂は緑の多い落ち着いた環境ですし、駅前に東急ハンズやレストランなども揃っています。この点からも、不動産投資を考えるなら、江坂を候補に入れると良いでしょう。

大阪の特性を踏まえて不動産投資をしよう!

大阪では市内の北半分、特に梅田周辺に経済が集中し、企業の支社も多くなっています。必然的に梅田へのアクセスが良い立地が好まれ、賃料が高めに設定されることもあるでしょう。

地元からの引っ越しよりも転勤で大阪に来る方のほうが、賃貸物件を探す率は高く、そのニーズにこたえる不動産を探して投資するのがコツだと言えます。この様な特性を踏まえて、失敗しない不動産投資をしましょう。

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