アパート一棟買いする時の売り物件の選び方7つとおすすめ業者10社
2020 10.21この記事はPRを含みます
アパート経営に一棟買いをおすすめする理由
不動産投資におけるアパート経営には、一棟買いをする方法があります。一棟買いをすることで、権利が自分だけのものになり、物件内で空室が出ても他の部屋の収入があるため、収入がゼロになることはないでしょう。
区分投資では、アパートの1部屋~数部屋が投資の対象となるため、所有している部屋が空室になれば家賃収入はなくなります。空室率にもよりますが、利回りは一棟買いの方が高くなりやすいといえるのではないでしょうか。
アパート一棟買いする時の売り物件の選び方7つ
アパートの一棟買いは、大きな買い物となります。1部屋~数部屋に投資する区分投資よりも、失敗したときの影響が大きいため、物件選びは時間をかけて、慎重に検討しましょう。
ここでは、アパートの一棟買いをするとき、どのように物件を選ぶと良いのか、注目するポイントについて紹介していきます。
アパート一棟買いする時の売り物件の選び方1:立地条件
一棟買いに限らず、不動産投資で物件を購入する際に、注意すべきなのは、物件の周辺環境や立地条件を調べることです。
公共交通機関を利用しやすい地域や、大型デパートやスーパーが出店している地域、病院や学校がある地域など、立地条件を確認しておきましょう。また、実際に周辺を歩いて、自分の目で確認してみてもよいのではないでしょうか。
アパートの一棟買いをする前には、周辺環境の調査をしておくのがベターです。
アパート一棟買いする時の売り物件の選び方2:収益の見込み・利回り
アパートを一棟買いして、きちんと収益を得ることができるのか、物件の利回りについても適切かどうかを確認します。
収益の見込みがない物件を一棟買いしてしまうと、不動産投資に失敗してしまう可能性が高まります。将来的な空室リスクが高くなく、収益が得られる物件かどうか、きちんとシミュレーションしてみましょう。
また、利回りは表面利回りが提示されていることが多いでしょう。そのため、実質利回りも計算してみる必要があります。
アパート一棟買いする時の売り物件の選び方3:セキュリティや住宅設備
アパートの一棟買いでは、アパートそのもののセキュリティや、すでに備えつけられている住宅設備も、物件の人気に影響を与えます。
厳重なセキュリティのアパートであれば、女性の入居希望者が増えるでしょう。また、最新設備があれば、アパートの付加価値になることもあります。
アパートの一棟買いで経営を成功させるためには、いかに物件の人気を高めることができるか、ということも大切な要素です。
アパート一棟買いする時の売り物件の選び方4:共有部分の管理状態
中古のアパートを一棟買いする場合には、そのアパートの共有部分がしっかりと管理・清掃されているか、状態を確認するようにしましょう。
アパートの共有部分の管理は、一般的に管理会社が行っていることが多いです。きちんと管理された物件は、老朽化による経年劣化をある程度防ぎ、資産価値を保つことができます。しかし、適切に管理されていない物件には、資産価値が低下する可能性があるでしょう。
アパート一棟買いする時の売り物件の選び方5:地震に備える耐震基準
昨今、大きい地震が起きていることもあり、耐震基準を満たした、地震に強い物件の人気が高まっています。そのため、アパートを一棟買いするときには、耐震性も確認するようにしましょう。
地震に備えるためには、そもそも地震リスクの低い地域の物件を購入することもおすすめです。どの地域のアパートを一棟買いするか悩んだときは、その地域で過去にどのような地震が起きたのか、また起きる可能性があるのかなどの情報も調べておくとベターです。
アパート一棟買いする時の売り物件の選び方6:ターゲットの明確化
どのような層の人たちに向けたアパートを購入するのか、ターゲットを明確化して一棟買いする物件を選びましょう。
たとえば、単身者向けのアパートを経営するなら、ワンルームのアパートを一棟買いする必要があります。また、周辺環境によって需要の高い層と低い層があるため、それを見極めてターゲットを明確し、対象となるアパートを探してみてはいかがでしょうか。
アパート一棟買いする時の売り物件の選び方7:信頼できるパートナー
不動産についてあまり詳しくない方の場合は、不動産会社など信頼できるパートナーに、一棟買いするアパートを紹介してもらい、仲介してもらうのもよいでしょう。
できれば自分でチェックした方がよいのですが、そのような時間がとれない場合や、信頼できるパートナーがいる場合には、そういった方に希望に合う物件を紹介してもらうという選択肢もあります。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ10社
インターネットで不動産物件を探す、という人も増えています。そこで、ここからは売り物件が豊富な不動産サイトとして、おすすめのサイトを10個ご紹介します。
アパートの一棟買いを検討している方は、ぜひ一度物件を検索してみてはいかがでしょうか。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ1:健美家
紹介されている物件数が多く、欲しい物件を探すことに向いている不動産サイトが「健美家」です。アパート一棟買いにおすすめの物件など、条件を複数指定して検索することも可能です。
使い勝手が良く、検索しやすいサイトとなっているため、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。また、不動産投資セミナーの情報や不動産投資ブログ、コラム・ニュースなどのコンテンツも充実しています。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ2:ノムコム・プロ
会員限定サービスなどによって人気があるのは「ノムコム・プロ」というサイトです。
「ノムコム・プロ」は区分投資や一棟買いなど、物件ごとに検索ができたり、マンションの相場価格がすぐに分かったりするサービスなどもあります。また、会員登録をすることで、他のサイトにはない限定の物件を閲覧することができるのも魅力的です。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ3:LIFULL HOME’S
とにかくたくさんの物件の中から一棟買いするアパートを見つけたい、という方には物件数が多い不動産サイト「LIFULL HOME’S」がおすすめでしょう。
サイトの総掲載物件は400万件を超えていて(2020年3月現在)、新着物件も毎日10万件前後と、圧倒的な物件数をほこっています。細かく検索するのは少し大変かもしれませんが、たくさんの物件の中から探したい方には「LIFULL HOME’S」がおすすめです。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ4:楽待
「楽待」も不動産の物件数が多い不動産サイトとしておすすめです。
一棟買いの対象となる収益物件を検索することができます。また、不動産投資コラムや、不動産投資の基礎知識を解説したコンテンツも充実しているため、マンション投資やアパート投資が初めてという方にもおすすめのサイトと言えるでしょう。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ5:不動産投資博士
不動産の売却査定サービスや、すでに不動産投資を行っている人の、リアルな経営例が掲載されているなど、参考になることが多いサイトが「不動産投資博士」です。
「不動産投資を学ぶ」では不動産投資に関する情報が多数紹介されていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ6:OCN不動産
紹介されている物件数が豊富で、一棟買いできる物件も数多く掲載されている「OCN不動産」は、他の大手不動産サイトの物件も検索できるようになっています。
全国の物件が対象となっており、地方の物件も探しやすいのが特徴です。人気タウンランキングやおすすめの街紹介などもあるので、物件を購入する地域に迷ったときにはチェックしてみましょう。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ7:goo住宅・不動産
物件数が多く、口コミを参考にしながら物件を探せるのが「goo住宅・不動産」です。
「goo住宅・不動産」はお役立ち情報として、人気タウンランキングや、家賃相場、暮らしに関する街の紹介など、地域に密着した情報が豊富なサイトです。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ8:不動産★連合隊
不動産サイト「不動産★連合隊」は、このサイトでしか取り扱っていない物件があるのが特徴です。
そのため、多くのサイトから物件を探したい人や、どのような物件も見逃したくない人におすすめのサイトでしょう。また、学習コラムも掲載されていて、不動産投資に役立つ情報を得ることができます。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ9:RE-Guide
「RE-Guide」は不動産一括査定を行っているサイトで、収益物件の中から一棟買いアパートなどを検索することができます。
注目の投資物件やスタッフが選んだおすすめ物件などが紹介されています。また、不動産ローンのことなど、不動産に関する幅広い情報を得ることが可能です。
アパート一棟買い!売り物件が豊富な不動産サイトおすすめ10:アイケンジャパン
2020年4月現在で、全国9拠点に展開しており、一棟買いアパートやマンションなどの物件を販売しているサイトが「アイケンジャパン」です。
「アイケンジャパン」は入居率やアパート経営継続率が高いという特徴があります。一般的な不動産検索サイトとは違い、必要情報を入力して、問い合わせをすることでアパート経営に関する相談が可能です。
アパート一棟買い以外の投資不動産の種類
ここからは、アパートの一棟買い以外の不動産投資について紹介しますので、見ていきましょう。不動産投資には、アパート一棟買い以外にも、さまざまな投資の種類があります。
ちなみにマンションとアパートの違いですが、とくに明確な定義はありません。一般的には、低階層の賃貸物件、木造の賃貸物件などがアパートと呼ばれています。
マンション投資・ワンルーム投資
「マンション投資」や「ワンルーム投資」は、主に単身者向けのワンルームを備えたマンションに投資する方法です。
単身者向けの物件というのは、地域によっては需要が高く、居住する年数は長くありませんが、入居者の回転率が高いという特徴があります。とくに首都圏・近畿圏などの都市部では、人気の投資物件となっています。
区分投資
アパートやマンション一棟に対する投資ではなく、その中の1部屋や数部屋に投資する方法は「区分投資」と呼ばれています。
1部屋から投資できるので、一棟買いよりも必要となる資金が少なく、手軽にはじめることができるというメリットがあります。いろいろな地域のマンションに区分投資をすれば、リスクも分散しやすいでしょう。
戸建て投資
「戸建て投資」は、一戸建ての住宅に不動産投資をする方法で、基本的にターゲットとなるのはファミリー層でしょう。
メンテナンスをすれば長く住み続けられることや、家賃を高めに設定できるなどのメリットはあるのですが、一戸建ての需要が高い地域でなければ、なかなか難しい投資でもあります。
その他の投資
ここまで紹介した不動産投資は、いずれも不動産を実際に所有するものでした。しかし中には、実際に不動産を所有しない投資「REIT(不動産投資信託)」もあります。
REITは投資信託の一種なので、投資した人が実際に不動産を所有する訳ではありません。区分投資より、さらに少ない額ではじめることができる、お手軽な不動産投資として人気があります。
アパート一棟買いする前に不動産の知識に加えて投資についてもよく理解しておくことが大事
ここまで不動産投資で、アパートを一棟買いする際の選び方や、さまざまな投資の種類について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。一棟買いは高い買い物であるため、失敗したときのデメリットが大きくなります。
不動産投資で失敗しないためにも、実際にアパートの一棟買いをする前に、しっかりと不動産の知識を蓄えて、不動産投資に詳しくなってから始めるようにしましょう。