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武蔵小杉の地価動向|再開発で発展も気になる台風の風評被害などの影響3つ

2020 10.21この記事はPRを含みます

武蔵小杉はどんな町

武蔵小杉はアクセスが良く、自然も豊富で住みやすい人気のエリアだと言われています。くわえて武蔵小杉駅周辺にはスーパーが多く、24時間営業のお店もあるため、買い物がしやすいと好評です。

また、再開発が進む都心のエリアは、単身者だけでなくファミリーの方にも人気があるため、SUUMOの「関東住みたい街ランキング2020」においても、上位にランクインしています。このことから武蔵小杉は、治安が良く住みやすい街だと判断できるでしょう。

関東 住みたい街ランキング2020|SUUMO

川崎市中原区の行政・商業の中心地

武蔵小杉は、川崎市中原区の行政や商業の中心地になります。

武蔵小杉は、東京都心から電車で20分程の便利な距離にあります。「武蔵小杉」の名称は、1927年に南武線の駅が開設される時につけられました。「武蔵」を省略して単に「小杉」と呼称されることもあります。

武蔵小杉は、川崎市中原区の行政地図の真ん中に位置しており、中原区の区役所が置かれ、同区における行政及び商業の中心地となっています。

JR南武線

鉄道の結節点

武蔵小杉は、鉄道の結節点の役割を大きく担っています。

武蔵小杉が人気の理由のひとつに、交通利便性の良さがあります。2020年4月時点で、JR南武線、JR横須賀線、JR湘南新宿ライン、JR相鉄直通線、東急東横線、東急目黒線など多くの路線が乗り入れていて、都心部だけでなく横浜方面へのアクセスも便利です。

また、成田エクスプレスも停車するので、成田空港へも乗り換えなしで行くことができます。

道路の整備や開発

武蔵小杉は、道路の開発も進められています。

武蔵小杉が人気の理由として、道路の整備や開発が進んでいるということも挙げられるでしょう。武蔵小杉には、綱島街道、府中街道、中原街道などがあって、拡張工事も行われています。

また、駅前広場や道路などの公共施設も整備や改善をしていて、昭和20年代に作られた「道路計画」が近年実現されつつあり、再開発が進んでいます。

武蔵小杉の地価に影響した動き

住みたい街ランキング上位の、武蔵小杉の地価に影響を与えた動きをご紹介します。

住みたい街として人気のある武蔵小杉の地価も、気になる人は多いのではないでしょうか。劇的な再開発が進む、武蔵小杉駅周辺エリアの地価をご紹介します。

もともと、ファミリーや一人暮らしの方にも人気のエリアですが、さらに人気が加速すると予想されています。

進む再開発・タワーマンション建設で発展

武蔵小杉エリアは、再開発が加速しています。

武蔵小杉は高層タワーマンションやショッピングモール、レストラン、ファストフード店などが続々とオープンしており、再開発が進んでいると言えるでしょう。10棟近くの高層マンションがほぼ同時に建設されました。

そして武蔵小杉駅前の大規模開発として「Kosugi 3rd Avenue」が2020年開業に向けて進行中で、飲食店や銀行など約20店が出店予定です。

Kosugi 3rd Avenue

住みたい街ランキングで上位をキープ

武蔵小杉は、住みたい街ランキングで上位をキープしています。

再開発され、地価の上昇も期待される武蔵小杉エリアは、駅前の都心の雰囲気から一変して、駅から離れるとちょっとした田舎の雰囲気もあるでしょう。

治安も良いので、住みやすく、子育て世代にも人気の街です。「これから伸びる街」として、再開発でますます人気が上昇して、地価にも期待ができると言われています。

30年前の再開発構想は「商業エリア」であり、それを今実現しています。

武蔵小杉の地価動向

武蔵小杉駅周辺や商業エリアの再開発で、今後ますます人気が上昇していくであろう、武蔵小杉の地価動向をご紹介いたします。

武蔵小杉の地価の上昇や、平均の動き、地価の最高値、地価の最低値を見ていきましょう。

2005年以降ほぼ上昇傾向

武蔵小杉の地価動向は、2005年以降ほぼ上昇傾向にあります。

小さな町工場が並ぶ武蔵小杉でしたが、今では高層タワーマンションが並び、飲食店や商業施設も充実しています。

武蔵小杉駅は、東急東横線とJR南武線の交差する駅で、多くの路線が乗り入れる接続駅としての役割も果たしています。そのため都心へのアクセスも良く、通勤、通学にも便利です。

このような武蔵小杉の地価動向は、2005年以降今でもほぼ上昇傾向にあります。

武蔵小杉|土地代データ

公示地価の平均の動き

武蔵小杉の2020年の公示地価の平均と、坪単価は上昇しています。

武蔵小杉の平均地価は、土地代データが国土交通省により公示されている情報をもとに算出したもので、武蔵小杉駅付近、神奈川県川崎市中原区小杉町、小杉御殿町、今井南町、新丸子東2、新丸子東3の基準点の地価から算出されています。

公示地価の平均の動きとしては、再開発により毎年徐々に上昇傾向にあるでしょう。2019年の公示地価の平均は、前年比よりもさらに上昇しています。

基準地価格の平均の動き

武蔵小杉の基準地価格の平均も、上昇傾向にあります。

武蔵小杉は、川崎市中原区の区役所が置かれています。中原区内の基準点においては、線路網に近いほど地価が高い傾向にあります。

また、武蔵小杉の基準地価格の平均も、変動率は毎年上昇傾向にあるでしょう。土地取引では、土地価格の相場を参考に、物件の需要と供給のバランスや、市場動向で売買価格が決まります。

公示地価の最高値・最低値

公示地価とは、国土交通省が公表している日本各地の「土地の値段」のことを言います。武蔵小杉は、川崎市中原区内のエリアでも高価格と言われています。

2020年1月に調査された公示地価の最高値は、「新丸子町922番1外」の、221万0000円/平方メートルです。また、最低値は、「今井仲町6-1」の、45万5000円/平方メートルです。

国土交通省地価公示|国土交通省

基準地価格の最高値・最低値

基準地価格とは、各都道府県が発表する「土地の値段」のことを言います。土地売買や、公共事業取得価格の基準とされています。

武蔵小杉は、川崎市中原区内のエリアでも高価格と言われていて、2019年7月に調査された基準地価格の最高値は、「新丸子東2丁目907番14」の、135万0000円/平方メートルです。また最低値は、「小杉御殿町2丁目144番1」の、54万0000円/平方メートルです。

都道府県地価調査|国土交通省

川崎市中原区の地域別坪単価

2020年に土地代データによって算出された、川崎市中原区の地域別の坪単価を見てみましょう。

川崎市中原区の中でも武蔵小杉の坪単価平均は高くなっています。2020年時点の平均は、352万7272円/坪で、前年よりも上昇しています。続いて新丸子の坪単価が高く、坪単価の平均は、275万0964円/坪で、こちらも前年より上昇しています。

地域別で見ても、川崎市中原区の地価は上昇していると言えるでしょう。

川崎市中原区|土地代データ

2019年9月の台風による武蔵小杉の地価への影響3点

2019年9月に日本を襲った台風の影響は、武蔵小杉の地価にはどのような影響を与えているのでしょうか。

2019年9月の台風による、武蔵小杉の地価への影響3点を調べました。大きな台風は、日本各地に甚大な被害をもたらし、未だ復興されていない土地もあります。今後地価への影響はどのように動いていくのか気になる人も多いのではないでしょうか。

影響1:台風による浸水被害

2019年9月の台風による浸水被害は、武蔵小杉でも避けられないものでした。

台風19号の影響は、東京都内にも広がり、その中でも武蔵小杉駅近辺での被害は大きかったと言います。多摩川が氾濫し、二子玉川駅周辺や川崎市などで浸水被害も出ました。

また、タワーマンションは電気系統の施設を地下に設置しているところがあるため、浸水すれば電源が失われて停電してしまいます。エレベーターは止まり、駐車場が地下にある場合は、車にも被害が出ます。

影響2:風評被害で地価下落

被害が大きく報道されたため、風評被害で地価が下落したとも言われています。

タワーマンションの浸水被害の報道は、災害に弱い印象を与えたかもしれません。また、風評による資産価値の下落が危惧されています。

武蔵小杉駅周辺は冠水しましたが、西側の冠水被害はなかったようです。複合商業施設「グランツリー武蔵小杉」の浸水も確認されていません。

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影響3:売却したくても売却できない状況

風評被害が収まるまで、売却したくても売却できない状況であるとの声も上がっています。

台風の影響をあまり受けていなくて、通常通り運営をしている場所も多かったでしょう。しかし、台風被害の報道を受けての風評被害によって、武蔵小杉周辺の土地や物件の売却が難しいとの声も上がっているようです。

再開発が進んでいる武蔵小杉において、大幅な資産価値の下落は発生しないだろうと予想する専門家もいますが、風評被害による影響を受けている人もいるかもしれません。

武蔵小杉の地価は今後どうなる

武蔵小杉の地価は今後どうなるのでしょうか。

台風の被害もありましたが、武蔵小杉では大幅な資産価値の下落は発生していないだろうと、判断している不動産鑑定士もいます。台風被害にあっていない多くの街は、今までと変わらず賑わっているでしょう。

また、浸水しなかったエリアはさらに人気が高まり、浸水してしまったエリアで一時的に地価が下落してしまっても、数年経つと下落しなくなると言われています。

東日本大震災でも、タワーマンションは停電した事例がありますが、価格は暴落しませんでした。

当面下落の可能性がある

武蔵小杉の地価は、当面下落の可能性があるとも言われています。

武蔵小杉地域のハザードマップによると、もともと浸水被害がいつ発生してもおかしくない土地となっています。そのため、浸水被害を考慮した値段になっているでしょう。

また、浸水被害による影響で、近代的で災害に強い街のイメージは崩れてしまったため、その資産価値は当面下落する可能性があると言われています。

住み続けることで対策になる

武蔵小杉に住み続けることで、様々なことへの対策になる、とも言われています。

大地震や洪水、都市型水害など、災害発生時に安全を確保できる基盤整備について、実現する取り組みを行おうとしています。

「住みたい街ランキング」上位であるだけでなく、「ずっと住み続けていきたいと思う街」の実現として、様々な計画が立てられています。

武蔵小杉の地価は再開発で上昇したが台風の影響などもありうる

再開発によって武蔵小杉の地価は上昇しましたが、台風の影響で今後変わっていく可能性もあります。

2019年9月の台風は、武蔵小杉にも被害をもたらしました。毎年「住みたい街ランキング」の上位に入る武蔵小杉ですが、風評被害によって地価に影響するとも言われています。

武蔵小杉はもともと「浸水被害がいつ発生してもおかしくない土地」であり、その上での地価なので、大きく下がることはないとの見方もあるでしょう。

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