買ってはいけない土地とは?特徴9つや土地購入のポイントを紹介
2020 10.21この記事はPRを含みます
不動産投資において買ってはいけない土地とは?
不動産投資で土地を購入しようと考えている方は、どのような土地がいいのかしっかりとした知識を持っていますか。
不動産投資において買ってはいけない土地とは、土地が周囲より低かったり、交通が不便、抵当権が設定されているなどがあります。
本記事では、不動産投資において買ってはいけない土地の特徴9つ、土地購入のポイントについて紹介していきます。これから土地購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
買ってはいけない土地の特徴9つ
はじめに、不動産投資において買ってはいけない土地の特徴9つについて紹介していきます。
買ってはいけない土地の特徴には、「土地が周囲より低い」「交通が不便」「抵当権が設定されている」「土地の形がいびつ」「地盤に問題がある」「隣地との境界が曖昧」「犯罪が多そうなエリア」「事故物件に該当する土地」「日当たりの悪い土地」などがあります。
買ってはいけない土地の特徴1:土地が周囲より低い
買ってはいけない土地の特徴1つ目は、土地が周囲より低い土地です。
土地が周囲より低い土地は、大雨に見舞われれば水が流れ込んできたり、近くに川があれば氾濫した時大変危険です。近年大型の台風が増えているので水害の危険性は重視したほうが賢明です。
また、周囲より土地が低いと地下水なども流れてくることが予想され、湿気が高いことがあります。湿気はカビが生えやすく住宅用地であれば全くおすすめできない環境といえます。
買ってはいけない土地の特徴2:交通が不便
買ってはいけない土地の特徴2つ目は、交通が不便な土地です。
交通が不便な場所であれば、住宅用地の場合は生活しにくいでしょう。通勤や通学のことを考えれば、交通が不便なことで無駄に時間も体力も奪われてしまうことから、交通が不便な土地は敬遠されやすいです。
普段から車を使用して生活している人であっても、いざというとき駅が近いほうが何かと便利です。
買ってはいけない土地の特徴3:抵当権が設定されている
買ってはいけない土地の特徴3つ目は抵当権が設定されている土地です。抵当権は、住宅ローン組む際、借りた人が返済できないとき土地や建物を担保にする権利のことです。
抵当権が設定されている場合、抵当権が消えるまで絶対に代金を支払わないようにしましょう。
買ってはいけない土地の特徴4:土地の形がいびつ
買ってはいけない土地の特徴4つ目は、土地の形がいびつな土地です。
三角形の土地、狭小地、傾斜地など、いびつな形の土地は、利用する際に土地の形に対して調整する行程が生まれたり、建物を建てる時も無駄なスペースが生まれてしまったりと何かと苦労します。
いびつな形の土地は、後々売ろうとしても買い手がつかない場合もあるので、売却するときも価値が下がらない土地を購入したほうがいいでしょう。
買ってはいけない土地の特徴5:地盤に問題がある
買ってはいけない土地の特徴5つ目は、地盤に問題がある土地です。
いくら頑丈な建物を建てたとしても地盤に問題があれば、建物の安全は守られません。災害被害が発生したときは膨大な修繕費がかかります。
埋め立て地など水分の多い土地では、地盤沈下や液状化が起きやすいです。一見しただけではどんな地盤かはわからないので、過去にその土地が湿地であったか、など事前に調べたほうがいいでしょう。
買ってはいけない土地の特徴6:隣地との境界が曖昧
買ってはいけない土地の特徴6つ目は、隣地との境界が曖昧な土地です。
最近の新しく造成された土地であれば、測量をして境界杭がきちんと入っていますが、古い土地の場合は土地と土地との境界が曖昧になってしまっているケースがあります。
境界が曖昧な場合、曖昧となった部分の土地の権利をめぐって隣人とのトラブルに発展してしまう可能性があるので、購入する場合、引き渡し前に売主側で境界を確定してもらうようにしましょう。
買ってはいけない土地の特徴7:犯罪が多そうなエリア
買ってはいけない土地の特徴7つ目は、犯罪が多そうなエリアの土地です。
犯罪が多そうなエリアの土地は人気が低く、マンションやアパートを建てた場合は空室のリスクが高いです。また、物件のセキュリティを強化させる必要もあります。
購入を考える街は一度足を運んで、ひったくり、空き巣などの注意がかかれたポスターがないかなど観察しておく必要があるでしょう。
買ってはいけない土地の特徴8:事故物件に該当する土地
買ってはいけない土地の特徴8つ目は、事故物件に該当する土地です。事故物件とは、その土地や建物で、殺人・自殺・放火などを、何らかの原因で前居住者がなくなった経歴の物件のことをいいます。
事故物件は価格が安く、土地の売買でもそれは同じです。事故物件は、空室のリスクが高く、不動産を売却しようと考えても買い手が見つからない可能性があります。不幸なことが起きれば、さらに価値が下がることもあるでしょう。
買ってはいけない土地の特徴9:日当たりの悪い土地
買ってはいけない土地の特徴9つ目は、日当たりの悪い土地です。日当たりが悪い土地は、暗く、洗濯物が乾きにくい、冬はとても寒いなどのデメリットが考えられます。
日本人は特に日当たりを重視するところがあり、賃貸アパートやマンションを建てる上では空室のリスクが高いです。
土地の購入には、土地の前に大きな建物がなく、今後も大きな建物の建設予定がない日当たりの良い土地かどうか考える必要があるでしょう。
投資目的で土地を購入する際のポイント3つ
最後に、投資目的で土地を購入する際のポイント3つについて紹介していきます。買ってはいけない土地を購入してしまわないことも大切ですが、投資目的ということで購入の際重視する点があります。
投資目的で土地を購入する際には、目的を明確にすること・専門知識のある人と一緒に探すこと・利便性や将来性を考えること、というポイントがあります。
ポイント1:目的を明確にする
投資目的で土地を購入する際のポイント1は、土地を購入した後の目的を明確にすることです。
土地は利用する内容によって価値が変わります。どのような収益をあげるためにその土地を買って、どう利用していくのか、という部分がないと思うような収益を得られない結果に繋がりかねません。
売却益を得たいと考えている場合は、街の再開発など値上がりが期待できる情報が必要です。
ポイント2:専門知識のある人と一緒に探す
投資目的で土地を購入する際のポイント2は、専門知識のある人と一緒に探すことです。
不動産投資を成功させるためには、不動産業者の営業マンや、客観的な立場でアドバイスできる不動産コンサルタントなど、不動産について専門的な知識を持った人と土地を探すべきです。
ただ、自分でもある程度の不動産知識は必要です。営業マンに言われるがまま土地を購入すると買ってはいけない土地を買ってしまうことにもなります。
ポイント3:利便性や将来性を考える
投資目的で土地を購入する際のポイント3は、利便性や将来性を考えることです。
購入する土地を考えるには、周辺環境がどう変化していくかといった将来性を見極めることが収益を伸ばす上で大切です。
将来性とは、新しく駅ができる、大きな商業施設ができる、大学ができる、などです。将来的にできる建物に対して利用する人が多いほど土地の価値は高まります。都市開発などの情報がないか常にアンテナを張っておく必要があるでしょう。
買ってはいけない土地を見極めてよい土地を選ぼう
不動産投資において買ってはいけない土地の特徴9つと、土地購入のポイントについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
投資には予想外な展開もあり、収益を順調にあげていくことは簡単ではありません。安易に土地を購入してしまうのは危険です。
ある程度の不動産知識は持ち、土地購入の際は専門の知識がある人にも見てもらうなどして買ってはいけない土地を見極め、収益を上げることができる土地を選べるようにしましょう。