リフォーム会社の選び方9つ!希望するリフォームのイメージに合わせよう
2020 06.29この記事はPRを含みます
リフォーム会社の選び方はなぜ重要?
投資物件の資産価値を高めるために、リフォームは欠かせないものですが、成功するかどうかは、リフォーム会社の選び方にかかっているといっても過言ではありません。
壁の貼り替えなどの簡易な修繕は別として、大規模なリフォームは、新築工事より難しいといわれるからです。
信頼できるリフォーム会社を選ぶために知っておきたい、リフォーム業者の種類や、選び方のポイントを詳しく解説します。
リフォーム工事を扱うリフォーム会社の種類7つ
リフォーム会社には、リフォームを専門に取り扱っている会社もありますが、ほかにメイン事業を持ちながら、リフォームを取り扱っている会社も多くあります。
リフォーム会社にはそれぞれ得意分野があり、メイン事業別にリフォーム会社を分類すると大きく分けて7種に分類できます。
リフォーム会社の選び方は、まず7つの分類に分け、会社の得意分野を把握することからはじめることをおすすめします。
リフォーム会社の種類1:ハウスメーカー
ハウスメーカーは、ダイワハウスやタマホームなどの住宅メーカーのことです。ハウスメーカーというと、新築住居のイメージが強いですが、オール電化やバリアフリー化など、さまざまな住宅リフォームにも対応しています。
ハウスメーカーの特徴としては、知名度の高さとブランド力から安心して依頼できますが、工事費は高めになる傾向があることです。はじめに、予算内でのリフォームが可能か確認しておくことをおすすめします。
リフォーム会社の種類2:設計事務所
建築士事務所は、デザイン性やオリジナル性の高いリフォームに対応します。自社で工事するわけではなく、予算の規模や工事の内容に見合った施工会社を紹介してくれ、見積額の確認や工事の監理まで対応してくれます。
リフォーム工事費とは別に設計依頼費が発生するため、トータルで割高になることもありますが、施工会社の見積もりをチェックしてくれるため、無駄な費用を省けるメリットもあります。
リフォーム会社の種類3:リフォーム専門会社
リフォーム専門会社は、地域に密着した中小規模の会社が多く、壁や床の貼り替え、水廻り設備交換、外壁や屋根のリフォームなど、業者によって対応できる工事が異なります。
希望のリフォーム内容が決まっていれば、その分野を得意とする業者を選ぶことで満足いくリフォームをできる可能性が高いでしょう。また、漠然としたイメージを具現化するのが得意な業者もいます。ホームページをチェックして、目的にあった会社を選びましょう。
リフォーム会社の種類4:工務店
工務店は地域に密着した業者が多く、新築住居の建築だけでなく、増築や改修、また、さまざまなリフォームまで幅広く手掛けているところが多くあります。
地元での評判を知ったうえで頼めるのがメリットですが、カタログなどがないので、完成イメージを確認できないのがデメリットです。施工例を写真で見せてもらって完成イメージに相違がないかチェックすることをおすすめします。
リフォーム会社の種類5:家電量販店
家電量販店でもリフォームサービスを取り扱っていて、キッチンなどの水廻り、オール電化やバリアフリー化など、幅広いリフォームに対応しています。
必要なものは、家電量販店の価格で購入でき、ポイントサービスがあればポイントも貯まります。リフォームと同時に家電を交換したいようなときには、とても便利といえるでしょう。
リフォーム会社の種類6:住宅設備メーカー
住宅設備メーカーは、具体的にはLIXIL、TOTOなどユニットバスやトイレ、キッチンなどの住宅設備を販売している会社で、自社製品を取り扱う工務店とのネットワークを持っています。
システムキッチンや断熱性に優れたサッシなど、希望の商品がある場合にはおすすめです。また、設備機器だけでなく、内装の貼り替えなどにも対応する会社もあるので、対応可能範囲については確認するとよいでしょう。
リフォーム会社の種類7:水道・電気・ガス会社
毎月の水道、電気、ガスの利用明細の中に、リフォームのチラシを見たことはないでしょうか。
水道、電気、ガスなどの会社が、リフォームする系列店を持っていることもあり、水漏れ修理や給湯器の交換などのタイミングで、専門分野を活かしたリフォームが可能です。
リフォーム会社の選び方9つ
リフォーム会社には大きく分けて7つの種類があり、それぞれに強みがあることが分かりました。数多くあるリフォーム会社の中から、自分にあった信頼できるリフォーム会社を選ぶには、何を基準にしたらよいのでしょうか。
リフォーム会社を決める前にチェックしておきたい、リフォーム会社の選び方を9つご紹介します。
リフォーム会社の選び方1:実績を確認する
リフォーム会社の選び方1つ目は、創業からの年数や施工実績を確認することです。
創業年数は長い方が安心ですが、長年経験のある職人が独立した会社もあるので、創業年数と技術力は必ずしも比例しません。
施工実績として、ホームページで施工した事例の写真を公開している業者もあります。実績写真を見ることで、自分のイメージするリフォームをお願いできそうか分かるので、施工実績は選び方のポイントになります。
リフォーム会社の選び方2:希望するリフォームのイメージに合わせる
リフォーム会社の選び方2つ目は、希望するイメージにあったリフォームができる会社かどうかということです。
リフォーム会社のホームページにある、過去の施工実績の写真をチェックし、自分のイメージにあった施工ができる会社かどうかをチェックするようにしましょう。
過去の施工実績写真は、好みのリフォームをするために重要なポイントといえるでしょう。
リフォーム会社の選び方3:プランは適切か
リフォーム会社の選び方3つ目は、適切なプランを提案してくれることです。同じ場所をリフォームするとしても、家族構成、予算、完成イメージなどによって施工プランは異なります。
こちらの要望を丁寧に聞き取って、適切なプランを提案してくれる会社がよいリフォーム会社といえます。複数のプランの中から選択できるような会社も安心でしょう。
リフォーム会社の選び方の1つとして、プランの適切さもチェックしてください。
リフォーム会社の選び方4:明確な回答をしてくれるか
リフォーム会社の選び方4つ目は、質問に対して明確な回答をしてくれることです。リフォーム会社の営業担当者の中には、受注件数を上げるために、とにかくよい情報しか説明しない担当者もいます。
契約する前に、不安な点や疑問点は遠慮せずに質問し、メリットだけでなく、リスクやデメリットまでわかりやすく説明してくれる会社かどうかチェックするのも、選び方のポイントです。
リフォーム会社の選び方5:担当者との相性
リフォーム会社の選び方5つ目は、担当者との相性の良さです。最低限のマナーや知識があることはもちろんですが、担当者との相性も意外に大切です。
リフォーム完成後のイメージのすり合わせなどをスムーズに進めるには、違和感なく、気持ちよくコミュニケーションをとれる人がベストです。いくら知識と経験があっても、質問しづらかったり、回答が的を射ていなかったりすると、不安を感じてしまうからです。
リフォーム会社の選び方6:事業所がより近い業者を選ぶ
リフォーム会社の選び方6つ目は、事業所が物件にできるだけ近い業者を選ぶことです。
リフォーム工事は、打ち合わせ、契約、施工、引き渡しまで数ヶ月かかることもあるので、気軽に相談できるように、事業者が近い会社が安心です。
また、住んだままリフォーム工事することもあるので、何かあったときに遠方の業者だと心配です。できれば、1時間以内に駆けつけてくれる会社が理想です。
リフォーム会社の選び方7:どのような保証があるか確認する
リフォーム会社の選び方のポイント7つ目は、不具合などが発生したときの保証がしっかりしているかどうかです。
リフォームは、民法の契約不適合責任(瑕疵担保責任)として、原則として、不具合があることを知った時から1年間は責任を施工会社へ求めることが可能ですが、新築のような法的に保証する制度はありません。
しかし、1年では不安という顧客の声も多く、リフォーム会社は差別化を図るために、工事や設備の保証について、独自の保証サービスを展開しているところもあります。
リフォーム会社の選び方8:アフターサービスの内容
リフォーム会社の選び方のポイント8つ目は、アフターサービスが充実しているかどうかです。最近はリフォーム工事後も、定期的にリフォーム箇所をチェックしてくれる会社もあります。
老朽化した箇所を放置したために、多額の修理費がかかってしまうこともあるので、リフォームを機会に、こまめにメンテナンスして、住宅を綺麗な状態に維持するとよいでしょう。
アフターサービスの充実度も選び方のポイントです。
リフォーム会社の選び方9:リフォーム協会等の業界団体に加盟している
リフォーム会社の選び方のポイント9つ目は、リフォーム協会等の業界団体に加盟していることです。
リフォーム協会等の業界団体には、さまざまな団体がありますが、どの団体も消費者への信頼を高めるという目的を持っているので、少なくとも悪徳業者を排除する効果はあるでしょう。
団体に加盟しているからといって品質が高いとはいえませんが、消費者の安心にはつながるので、選び方のポイントになるでしょう。
リフォーム会社を選ぶ際の注意点3つ
複数のリフォーム会社から、ポイントをチェックして、いくつかの会社を選定した際、そこからどのように絞り込んでいけばよいのでしょうか。
リフォーム会社の選び方の中でも、選ぶ際に注意してもらいたいポイントがあります。リフォーム会社選びに失敗しないために、注意したい3つのポイントをご紹介します。
選ぶ際の注意点1:選ぶ際の注意点1:費用が不当に高くなっていないか気を付ける
リフォームは、業者によって費用や仕上がりに差があります。仕上がりは、施工前に確認できませんが、費用については、契約前にほかの業者と比較するなどして、割高ではないか確認できます。
リフォーム会社が提示する価格が適正かどうか、素人が判断するのは難しいでしょう。選び方としては、契約する前に複数の業者で見積もりし、疑問点があれば質問するなど、納得してから契約することをおすすめします。
選ぶ際の注意点2:契約を急かされる
リフォームに限ったことではありませんが、契約を急がせてくる業者には注意が必要です。
リフォームは完成した商品を事前に確認できないため、行き違いがないよう事前の綿密な打ち合わせが欠かせません。契約を迷っているときに、強引に契約を迫るような業者は悪徳業者の可能性もあります。
リフォーム会社の選び方の注意として、少しでも急かされたときは気をつけるようにしてください。
選ぶ際の注意点3:訪問営業との契約は慎重に
訪問営業の営業マンは、一般的には歩合給ですので、契約までは丁寧に対応してくれますが、契約後は新たな契約獲得を優先することが多いでしょう。
契約前に丁寧に説明し、しっかり要望を聞いてくれるなど、営業マンによい印象を抱いたとしても、契約後も同じ対応をしてくれるとは限りません。訪問営業とは契約しないことをおすすめします。
リフォーム会社の選び方は慎重に!
リフォームは一生のうちに何度もするものではないため、リフォーム業者の方に相談しながらじっくり決めていくものです。
そのため、満足いくリフォームができるかどうかは、リフォーム業者選びにかかっているといっても過言ではありません。
名前を聞いたことがあるからといって安心できるとは限りませんので、こちらでご紹介したリフォーム会社選びのポイントや注意点を参考に、安心してリフォームを頼める会社を選んでください。