老後の年金不安を解消するためには?不動産投資が年金対策になる5つの理由
2020 10.21この記事はPRを含みます
老後の年金生活に不安を抱える人が多い
老後は仕事を止めて年金生活に入りますが、生活が不安だと考える人は調査によっては8割を超えているとも言われています。
老後の生活資金が夫婦で2000万円不足する、というニュースが話題になったこともありました。定年を迎え、退職した後の主な収入源は年金です。しかし公的年金だけでは老後の生活を維持していけないのではないか、と不安を感じている人が非常に多くなっています。
老後必要な資金はどのくらい?
実際の老後生活に必要な資金は、3000万円程度とも言われています。
老後の生活費として、食費・家賃などの住居費や基本的な水道・電気・ガスなどの光熱費は必ず必要となる資金です。この他に現代では必須ともいえるスマートフォンの通信費やインターネット費用、交際費用などもかかってきます。
さらに老後は体調を崩す可能性が増え、医療費や介護費も必要となってくる場合があるので備えなければなりません。
将来もらえる年金はどのくらい?
実際にもらえる年金額はいくらなのか、厚生労働省による「平成30年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によりますと、厚生年金保険(第一号)の平均年金月額は老齢年金で145,865円、国民年金の平均年金月額・老齢年金は55,809円となっています。
給料をもらっていた頃より、年金額はかなり下がるという方がほとんどでしょう。老後の年金生活に不安を感じる方が多いのは、この辺りも理由ではないでしょうか。
不動産投資が老後の年金対策となる5つの理由
老後の年金生活に不安を抱えている人が8割とかなりの割合になりますが、そういう方たちが年金対策として考えている1つが不動産投資です。老後に年金以外で資金を得る方法の1つとして、不動産投資は注目されています。
ここでは、不動産投資がどうして老後の年金対策になるのか、5つの理由を解説します。老後の年金対策をなんとかしたいけれど何をしたらよいのか分からない、不動産投資に迷っているという方はぜひご覧ください。
理由1:毎月一定額の収入を得られる
不動産投資することがなぜ老後の年金対策になるのか、その理由1つ目は不動産投資でマンション経営やアパート経営をしていることで、毎月の家賃収入という一定額の収入を得られる点にあります。
老後は主な収入源として年金に頼るしかなく不安だという方が多いのですが、不動産投資で所有する不動産から毎月家賃収入が入るなら、年金以外に一定額の収入を得る方法を確保できます。年金に頼りすぎない老後の年金対策になるでしょう。
理由2:家賃は景気の変動を受けにくい
不動産投資が不安な老後の年金対策になる理由の2つ目として、所有している不動産から得られる家賃収入は基本的に景気の影響は受けにくい、ということがあります。
世の中の景気が不景気になったとしても、入居者に家賃の減額を要求されるといったことはあまりないでしょう。ただし不動産自体の価格は別で、景気の動向に強く影響されます。景気が良くなれば不動産価格も高騰しやすく、不景気になれば下がりやすくなります。
理由3:他の投資方法より安定的
不動産投資以外にも株式投資やFX投資などありますが、いずれもハイリスクハイリターンなのが特徴で、不動産投資はそれらに比べるとローリスクローリターンと言われており、老後の年金対策に向いているでしょう。
不動産投資は、短期間で大きな利益を得にくい投資です。他の投資と較べると、長期投資とも呼ばれます。利益を出すには時間がかかりますが、その分他よりも安定的だとも言えるのです。
理由4:働けなくなった時の保険となる
老後になると体調を崩す人も多くなりますが、そんな働けなくなった時に保険となるという理由も、不動産投資が老後の年金対策に向いている理由の1つになっています。
不動産投資をする時に、「団体信用保険(団信)」に加入することを求められるケースが多いでしょう。この団信に加入していると、加入者が万が一亡くなった時・働けなくなった時にローンを代わりに返済してもらえます。老後の体調が不安な方にもおすすめでしょう。
理由5:不動産を資産として活かす事ができる
最後に、不安定な老後の年金対策として不動産投資をした場合、不動産という資産を得て活かせる、資産運用できるという点も見逃せないでしょう。
不動産から家賃収入を得るといった方法もあれば、不動産価格が高騰している時なら売って売却益を出すことも可能です。
不動産という資産への投資なので、将来的なインフレで現金の価値が下がるとしても不動産の価値を維持しやすい、インフレにも強いといったメリットもあるでしょう。
年金対策となる不動産投資を始める5つのポイント
不動産投資は不安な老後の年金対策に有効であると紹介してきました。しかし、全ての不動産投資が有効である、という訳ではありません。不安な老後を考えて不動産投資を始めても、場合によっては上手くいかないことがあるからです。
そこで、年金対策として不動産投資を始める時にはどのようなポイントに気をつけておかなければならないのか、5つのポイントで紹介します。不動産投資をする前に、チェックしておきましょう。
ポイント1:賃貸需要のあるエリアを探す
肝心の不動産投資で失敗しないために、エリアを選ぶ時は賃貸需要の高いエリア、物件稼働率の高いエリアを選ぶとよいでしょう。常に賃貸物件を探しているような入居者がいるエリアが理想的です。
自分がどの層を対象に不動産投資をするのかによって、選ぶべきエリアが違います。単身者を対象にした不動産投資をするなら大学や会社、工場がたくさんある地域がよいでしょうし、ファミリー層が対象なら学校も影響してきます。
ポイント2:将来性の高い物件を選ぶ
老後の年金不安を解消するための不動産投資なのですから、自分が老後を迎える頃にも順調でなければならず、将来性が高い物件を選ぶ必要があります。
そのエリアに不動産投資をしたとして、20年後・30年後も問題ないエリアなのか、物件なのか長期的な視野で判断します。周辺の開発予定や物件周辺の人口の推移はどうなるのか予想を立て、老後まで資産価値を維持することが可能かどうか見極めることが重要になってきます。
ポイント3:周辺の家賃相場を調査する
賃貸需要が高く、将来性も高そうなエリアの物件を見つけたら、周辺の家賃相場についても調査してみましょう。周辺の同じような物件家賃相場が安めなら、自分の投資した物件でも家賃相場を安めに設定する必要があります。
周辺の家賃相場によって自分の物件の家賃相場も決まり、さらにその家賃相場で不動産投資をしても十分に収益がでるかどうかシミュレーションすることになりますので、周辺の家賃相場は非常に重要な情報なのです。
ポイント4:不動産投資にかかる経費を把握する
不動産投資では利回りを見て物件を判断することが多いのですが、この利回りは表面利回りであり経費を考えていない利回りであるため、しっかり経費を計算する実質利回りで考慮する必要があるでしょう。
利回りが高い物件に見えても、経費が多すぎて収益がでない、というケースがあります。これは表面利回りでは家賃収入と不動産の購入価格のみを対象とし、経費を考慮していないためです。経費を把握できる実質利回りで考えましょう。
ポイント5:複数の物件を保有する
将来への不安やリスク分散の面から言えば、マンション1棟に不動産投資するよりも区分マンション投資で複数の物件を保有した方が良い場合があります。
マンション1棟投資の方が利回りは上ですが、もし周辺地域に変化があったり災害が起こったりすると大きな影響を受けます。複数のエリアに複数の物件を保有していれば、どこかの物件で何か悪いことが起こったとしても、他の物件の収益でカバーすることが可能になるでしょう。
老後の生活の不安を解消する方法4つ
老後の生活に不安を抱えている人は多いですが、不安をそのままにしておくよりもどのように不安を解消するか、方法を考えてみましょう。
老後の資金は平均3000万円必用と言われてしまうと不安になるのも仕方ないのですが、必ずしも全員がそれだけの額が必要という訳でもありません。平均額ではなく自分自身や夫婦での老後に必要な資金はいくらなのか調べ、不安を解消するための行動を始めてみましょう。
不安を解消する方法1:老後の収入と支出を把握する
漠然とした老後への不安を解消するには、実際に老後に入ってくる収入と支出について計算し、把握しておきましょう。ただ老後は資金が必要、足りないかもしれないと考えているだけでは、不安は解消しません。
実際に自分や自分たち世帯に入る老後の収入は年金を含めてどの位なのか、それに対して絶対に必要になる支出はどの程度あるのかをしっかりと把握できれば、漠然とした不安ではなく老後の生活の問題がしっかりと目に見えます。
不安を解消する方法2:不足する老後の資金を算出する
老後の収入と支出を把握した上で、どのくらい老後の資金が不足するのかを算出します。ここで初めて、平均の老後資金ではなくあなた自身に必要な老後資金の目安を知ることができます。
老後の資金は不足している可能性が高いですが、だからといって不安になる必要はありません。不足している資金はまだこれから、老後に向けてなんとか増やしていくようにすればよいのです。いくら用意する必要があるのか、計算しましょう。
不安を解消する方法3:収入・資産を増やす方法を考える
不足している老後の資金額が分かったら、不足分を増やすためにどんな方法をとるのかを考えます。不動産投資をするという方法もありますし、確定拠出年金や財形貯蓄で今から足りない分を貯めていく、という方法があるでしょう。
これらの老後資産を増やすための方法は、どの程度資金が不足するのかによってとるべき方法が変わってきます。多くの資金が不足しているような状況なら、思い切った投資が必要になることもあるでしょう。
不安を解消する方法4:支出を減らす方法を考える
老後の生活のために今のうちから支出を減らし、貯金に回すための方法を考え、節約していくとよいでしょう。
支出は家賃や水道光熱費などの毎月固定費用が発生する固定費と、趣味や交際費用などの変動費に分けられます。どの費用をいくらくらい節約できるかは個人によって違うため一概には言えませんが、変動費を節約するのはなかなか大変です。
まずは固定費の方で節約できないかどうか見直しをして、支出を減らしていきましょう。
老後の年金不安を解消するため不動産投資を始めよう
今回は老後の年金不安解消におすすめの不動産投資について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。不動産投資はその特徴から、老後のための資産形成に向いていると言われています。
不動産投資のメリットを知り、対策のために重要なポイントを押さえて、実際に不動産投資を始めてみましょう。