名古屋市のマンション相場を知るには?相場を計るポイント4つを解説
2020 06.29この記事はPRを含みます
名古屋は魅力的な物件が多い?
名古屋市は日本でも大きな都市の1つとされています。そのような名古屋市でマンションの投資を始めるとなったとき、相場や注意点など、知らなくてはいけないことがたくさんあるのではないでしょうか。
この記事では、名古屋市のマンションの相場や、マンション投資での注意点をご紹介します。
この記事を通して、名古屋市のマンション投資のポイントについて詳しく知っていきましょう。
年々上がってきている名古屋のマンション相場
名古屋市のマンションの相場は、年々上昇傾向にあるでしょう。
国土交通省が毎月公表している不動産価格指数(住宅)によると、名古屋圏は2013年以降マンションの価格が年々上がっているようです。(2019年12月時点)
名古屋市内でマンション投資の相場を計るポイント4つ
ここからは、名古屋市でマンション投資の相場を計るポイント4つをご紹介していきます。
マンション投資をする際、相場を計ることは大切でしょう。相場を知らないと損をしてしまうことも多いかもしれません。土地の特徴や地価など、たくさん見るべきポイントをご紹介しているので、マンション投資をする際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
ポイント1:名古屋市の平均地価公示価格
マンション投資の相場を計るポイントの1つ目は、名古屋市の平均地価公示価格を調べることです。
平均地価は国や自治体などが調査をして、公表している土地の値段のことです。「名古屋市 平均地価公示価格」と調べると平均を見ることが可能です。
土地代データによると、2020年の名古屋市の公示地価は47万7644円/㎡となっています。公示地価が高くなれば、売却する際にも有利になるでしょう。
ポイント2:名古屋市の人口増加率
人口増加率を見るのもポイントでしょう。人口増加率とは、その名の通りどれぐらい人口が増加しているかがわかるものです。
こちらのデータも、検索すれば確認が可能です。また人口増加率を見ると、同時にその土地がどれほど人気なのかということも分かるのではないでしょうか。
人口が増加すればマンションの需要も増えるので買い手が増えるだろう、という予測ができます。人口が増加しているエリアは、安定した家賃収入を期待できるかもしれません。
ポイント3:エリアによる相場の違い
次に見るべきポイントは、エリアによる相場の違いです。
エリアごとに相場は変わっていきます。相場が変わる理由はたくさんありますが、この項では実際に高くなるエリア、安くなるエリアの特徴とそれに応じた理由を見ていきましょう。
同じ名古屋市でも相場は全然違う
同じ名古屋市でも、相場は全く違ってきます。
それは相場が立地条件、物件などによっても変わっていくからです。相場が高くなってしまう理由や、相場が安い場所の特徴とは何なのでしょうか。
相場が高くなってしまう理由は?
相場が高くなってしまう理由は、地価が高いということが挙げられます。その土地がどれくらい人気なのか、需要と供給のバランスなどによって地価が決められるため、人気が高ければ地価は上がるでしょう。
つまり、相場が高くなるということは地価が高いということです。また、近くに駅やバス停など交通公共機関があると相場が高くなりやすいです。ほかにも、ファミリー向けであると相場が高くなることがあります。
相場が安い場所の特徴は?
相場が安くなる場所の特徴には、コンパクトマンションが多いというものあるでしょう。
ファミリー向けのマンションではないので、場所を取らないことから相場が安くなりやすいのではないでしょうか。また、交通機関から少し離れたところにある、中心部から少し離れておりスーパーが少ないなどの特徴があると、相場は安くなりやすいです。
また、マンション開発が進んでいるところは人気のエリアである場合が多いため、相場は高くなりやすいです。
ポイント4:名古屋市の相場変動の予想
名古屋市の相場変動の予想をみることもポイントとなります。名古屋市の不動産屋のサイトをみると、相場の予想が記載されている場合があるでしょう。こうしたサイトから、今後どのように相場が変動していくのか、予想することが大切です。
また、グラフで現在の相場の変動をあらわしているサイトもあるので、今の経済状況や社会情勢から今後の予想をしてみるのもよいでしょう。
土地開発だけでなく消費税なども影響する
相場は、周りの土地開発などだけではなく、消費税も影響する可能性があります。
2020年5月現在の消費税は10%ですが、これからも少しずつ上がっていくのに合わせ、相場も高くなっていくかもしれません。消費増税された後は物件の価格は一気に下落する傾向にあります。
また、消費税は事業者が提供する商品に課される税金であるため、売主が事業者ではなく個人の場合には、消費税はかかりません。
2027年のリニア中央新幹線開業
2027年には、東京・名古屋間でリニア中央新幹線が開業する予定があります。
東京と名古屋をほとんど直線でつなぐリニア中央新幹線は、2014年に工事実施計画が認可され、2023年ごろ工事が開始される予定です。首都と直接行き来できる交通ルートができるのは、多くの需要があると考えられます。
また、仕事の関係でも東京に行きやすくなり、逆にほかの県からやってくる人も増えるでしょう。そのため、相場も上がるのではないでしょうか。
名鉄名古屋駅地区再開発
名古屋鉄道は名古屋駅を再開発するという計画を立て、リニア中央新幹線開業に向け準備を進めています。
名古屋駅周辺にあるビルを全て一体型にすることや、名古屋駅の面積を広げ、ホームを2本から4本に増やすという計画です。
こちらの計画に伴い、名古屋駅を利用する人数は増えることが予想されます。また、周りのビル群も変わるということで、働く人々の多くが名古屋駅を利用すると思われます。こうした動きから、相場は上がるのではないでしょうか。
名古屋市でマンション投資をする際に注意すべき点
それでは最後に、名古屋市でマンション投資をする際に注意すべき点についてご紹介します。
マンション投資をする際にはいろいろな選択肢があるでしょう。今回は、新築マンションと中古マンションのそれぞれの強みや合っている地区についてご紹介していきます。
新築マンションか中古マンションか
まずは、新築マンションか中古マンションかを見極めることが大切です。
新築マンション、中古マンションでそれぞれに適している土地や強みがありますので、しっかり理解しておきましょう。
新築マンションの多い地区と新築マンションの強み
新築マンションの強みは、空室リスクが低いことです。
新築マンションは資産価値が高く、空室リスクが低いので集客力が高いでしょう。メンテナンス費がほとんどかからないというのも新築マンションの強みではないでしょうか。また、売りたいときに売れやすいのもメリットです。
マンションエンジンによると、名古屋市で新築マンションが多い地区は主に中区と東区ではないでしょうか。この2つの地区はマンション開発が盛んで、注目されています。
中古マンションの多い地区と中古マンションの強み
中古マンションは、新築マンションに比べて安く購入できることが強みでしょう。
中古マンションは中古ですので、新築マンションに比べ安く購入が可能です。駅が近かったり、比較的新しいものだったりすると、家賃もあげられるので、利益は大きくなりやすいです。
中古マンションは名古屋市だと南区、中川区などに多いでしょう。また、学生は安いマンションを探す場合が多いため、大学付近にあるマンションは人が入りやすいのではないでしょうか。
エリアによってニーズは変わる
このように、エリアによってニーズは変わります。
新築マンションには新築マンションの良さが、中古マンションには中古マンションの良さがあります。エリアによってニーズは変わりますが、ニーズをしっかりと見極めることが大切でしょう。
相場の変動を予測して賢く投資をしよう!
今回の記事では、マンション投資のポイントや相場について詳しくご紹介しました。
地価や人口増加率、エリアごとの違いなど、相場に関する情報は多くあります。この記事を読み、相場の変動を予測して投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。