0円空き家の投資事例10選!0円で空き家を入手するメリットとデメリット
2020 10.21この記事はPRを含みます
0円物件とは?
0円物件とは文字通り無料で手に入る不動産です。空き家を所有していると相続税や固定資産税を支払わなければいけなくなるので、土地の所有者が生前贈与や無償譲渡といった形で欲しい人に無料で不動産を譲ることがあります。
0円の空き家を手に入れる人は、不動産を0円で入手する場合に生じるメリットとデメリットを把握し、トラブルを起こさず無料で空き家を手に入れましょう。
空き家が増えている背景
日本の地方では空き家が増えているという現状があります。所有している建物の老朽化が手が付けられないほど進み、修繕ができておらず空き家となっていたり、土地や建物の持ち主が高齢で対処できないことがあるので人が住んでいない家が増えています。
0円で空き家を入手する人は、空き家を手に入れる際は修繕や改装が必要なことを承知しておき、空き家の持ち主から土地や建物を譲り受けるようにしましょう。
0円で空き家を入手するメリット4つ
0円で空き家を入手することで得られるメリットが4つほどあります。元手がタダなので住宅を購入するよりも金銭的な負担を減らすことができたり、また、市町村や国から助成金や補助金を受け取り、家の解体や修繕に役立てることができます。
0円で空き家を手に入れる人は、手に入れた不動産を活用していくためにも、助成金や補助金の制度を調べ、購入した空き家の修繕や解体に役立てるようにしましょう。
メリット1:活用の仕方によっては助成金が出る
0円で空き家を手に入れるメリットに活用の仕方によっては助成金が出ることが挙げられます。国土交通省が定めた制度では低所得世帯や高齢者世帯の方を修繕した空き家に入居させることで助成金を受け取ることができます。
助成金を受け取り建物の改修に役立てたい人は、低所得者や高齢者を受け入れることを前提に助成金の申請をし、受け取った予算を土地や建物の改修や整備に充てるようにしましょう。
メリット2:補助金が得られる自治体がある
0円で空き家を手に入れるメリットに補助金が得られる自治体があることが挙げられます。空き家となっている家を更地にすると高額な固定資産税が請求されますが、土地オーナーが他人に土地を譲渡することで譲った土地の譲渡所得額の控除を受けることができる場合もあります。
0円の物件を活用していきたい人は、譲渡所得の控除や空き家を活用するための制度を利用し、自分自身と空き家の譲り主の負担を減らしていきましょう。
メリット3:家を無料で手に入れることが可能
0円で空き家を手に入れるメリットに家を無料で手に入れることができることが挙げられます。0円物件を手に入れる場合、通常の不動産のように購入しなくて良いので不動産購入のための費用をかなり抑えることができます。
0円の空き家を手に入れる人は、0円で空き家を入手する場合でもリフォーム代や不動産登記費用を確保しておいてから、無料での物件を手に入れるようにしましょう。
メリット4:賃貸物件として貸し出すことができる
0円で空き家を手に入れるメリットに賃貸物件として貸し出すことができることが挙げられます。空き家を譲り受けた場合、必ずしも自分自身が住まなくてはならないという決まりはないので、他人に貸すための賃貸物件にすることができます。
0円物件を賃貸物件として貸し出す人は、入居者となる人と賃貸借契約の書類を通じて行い、賃貸物件として貸し出しましょう。
0円で空き家を入手する際の考えられるデメリット3つ
0円で空き家を入手する際に考えられるデメリットが3つほどあります。空き家となっていた建物や土地は人の手によって管理されていない期間が長くなっているため、害虫やシロアリの被害があったり、解体やリフォームが必要な場合があります。
0円で空き家を入手する人は、害虫やシロアリの駆除や対策を施し、また、水道やガス、電気といった設備の修繕工事を済ませてから入居するようにしましょう。
考えられるデメリット1:シロアリや害虫駆除が必要
0円で空き家を入手する際に考えられるデメリットにシロアリや害虫の駆除が必要なことが挙げられます。空き家は木造の建物の場合が多く、シロアリや害虫の被害を受けやすいため、専門業者によるシロアリや害虫の駆除をしておく必要があります。
シロアリや害虫の駆除をする人は、シロアリ駆除に定評がある掃除会社や専門業者に依頼して、シロアリや害虫の駆除をするようにしましょう。
考えられるデメリット2:リフォーム費用が必要
0円で空き家を入手する際に考えられるデメリットにリフォーム費用が必要になることが挙げられます。空き家となっている物件は廃屋となっている建物が多く、リフォームや設備を修繕するための費用が必要になります。
0円の空き家を手に入れる人は、国や市町村が提供している助成金や補助金を活用することで、リフォームや改装にかかる費用の負担をなくすようにしましょう。
考えられるデメリット3:解体が必要
0円で空き家を入手する際考えられるデメリットに解体の手間や費用がかかることが挙げられます。空き家となっている建物はリフォームや改装しても住居として使うことができない場合があるので、古い建物を解体し、新しく家を建築する必要があります。
空き家の解体をする人は、自治体が設けている助成金制度が受けられるか事前に確認し、解体するための費用を捻出するようにしましょう。また、金融機関から貸付を受け、解体費用を確保しましょう。
0円空き家の投資事例10選
0円空き家の投資事例が10例ほどあります。0円で入手した物件でもリフォームや改装をすることで通常の不動産と同じように使えるようになるので、賃貸物件やテナント、貸しオフィスとしても空き家を活用することが可能です。
0円で入手した物件を活用したい人は、手に入れた空き家の土地柄や立地条件を考慮した活用方法を選択し、シェアハウスや宿泊施設、福祉施設として貸し出すようにしましょう。
投資事例1:宿泊施設として貸し出す
0円空き家の投資事例の一つに宿泊施設として貸し出すことが挙げられます。ホテルや旅館でなくても一般の家を「民泊」という形で貸し出すことが可能になったため、0円で手に入れた物件をリフォームし、宿泊施設として貸し出し活用していくことができます。
0円物件を宿泊施設として活用する人は、住宅宿泊事業法や特区民泊の決まりに基づいて設備を整え、リフォームし宿泊施設として貸し出すようにしましょう。
なお民泊を営業する際には、各都道府県知事へ届け出などの手続きが必要になりますので、あらかじめ確認しておきましょう。
投資事例2:居住用物件として貸し出す
0円空き家の投資事例の一つに居住用物件として貸し出すことが挙げられます。空き家となっている建物内をリフォームや改装し人が住めるように整えることで、他人に部屋を貸し出すことができます。
0円で入手した物件を居住用物件として貸す人は、入居者とのトラブルを避けるためにも入手した空き家を改装し、安全面や衛生面を整え、賃貸借契約を結んでから居住用物件として貸し出すようにしましょう。
投資事例3:テナントとして貸し出す
0円空き家の投資事例の一つにテナントとして貸し出す方法があります。入手した空き家を住居用ではなく店舗が入るための建物として改装し、設備を整えることで、テナントとして貸し出すことができます。
0円で入手した物件をテナントとして活用する人は、水道やガス、電気といった設備を整えておき、入居者が店舗として活用しやすいようにしておきましょう。また、店舗を返納する際の現状維持の範囲も決めておくことも大事です。
投資事例4:福祉施設に転用する
0円空き家の投資事例の一つに社会福祉施設として転用する方法があります。入手した0円物件にバリアフリーの設備を整えたり、一つ一つの住居の広さに余裕を持たせることで、社会福祉施設として転用することができます。
0円物件を福祉施設として使う人は、介護士や介助士の視点に立って空き家のリフォームや改装を施し、0円物件を福祉施設として活用するようにしましょう。
投資事例5:シェアハウスにする
0円空き家の投資事例の一つにシェアハウスにする方法もあります。シェアハウスは複数の世帯が一つの物件をシェアして住むことになるので、通常の賃貸物件の広さで貸し出しても多く家賃を得ることができます。
0円物件をシェアハウスとして貸し出す人は、入居者同士のトラブルを避けるためにも部屋ごとに仕切りを作り、しっかりとルールを決めて貸し出すようにしましょう。また、時代のニーズを掴んだリフォームを施すとよいでしょう。
投資事例6:オフィスとして活用する
0円空き家の投資事例の一つにオフィスとして活用する方法もあります。0円で入手した空き家をオフィスとして活用する目的で改装すれば、自分自身の仕事場として利用したり、他人に貸し出すこともできます。
0円物件をオフィスとして活用する人は、入手した空き家に仕事場として利用しやすい改装を施し、他人に貸し出したり、自分自身が使うためのオフィスとして活用しましょう。
投資事例7:お試し用として短期間貸し出す
0円空き家の投資事例の一つに短期間用のお試し物件として貸し出す方法もあります。地方物件を手に入れた場合、リフォームして地方に住むことを検討している人に貸し出すことで、地方で生活するか判断するための物件にすることができます。
お試し用として物件を貸し出す人は、物件自体の魅力を引き出すためにも土地の風土を活かしたリフォームや改装をし、貸し出すことで、入居者から良い返事をもらえるように努めましょう。
また、地域の地方移住プログラムに参加せずに独自で行う場合は、旅館業または民間業の許可が必要になる可能性がありますので、事前に確認しましょう。
投資事例8:カフェにする
0円空き家の投資事例の一つにカフェにする方法があります。0円で入手した物件を飲食業が営業できる店舗として改装することで、カフェ店舗として活用することができます。
0円で手に入れた物件をカフェとして活用する人は、利用者の安全を確保するためにも、耐震を考えた改装を施すなどして、カフェ店舗として貸し出せるとよいでしょう。
投資事例9:トランクルームにする
0円空き家の投資事例の一つにトランクルームにする方法があります。簡易的なトランクルームならば、国土交通省の許可は必要ないため、空き家を改装したり、倉庫として建て替えることでトランクルームを経営することができます。
トランクルームとして空き家を活用する人は、セキュリティ面を強化したり、トランク内の空調を整備することで他社との差別化を図り、利用者を増やしていきましょう。
投資事例10:共同別荘として活用する
0円空き家の投資事例の一つに共同別荘として活用する方法があります。空き家を改修し、会員制で別荘を利用するオーナーを募り、決まった日数をそれぞれに別荘を利用できる仕組みです。
ただし、経営の知識や方法、別荘として貸し出すための手続き、修繕など個人ですべて行うのは難しいので、プロに相談しながらするとよいでしょう。
0円不動産を探せるサイト3つ
0円で入手可能な不動産を探せるサイトが3つほどあります。空き家を譲りたい人と0円で物件を入手したい人を結びつけるマッチングサイトを利用することで、自分の好みや条件に合った無料の不動産を見つけることができます。
0円不動産をインターネットで探す人は、0円不動産のマッチングサイトを利用したことのある経験者の助言を得たり、扱いやすいサイトを選ぶことで良い物件を見つけるようにしましょう。
探せるサイト1:みんなの0円物件
0円不動産を探せるサイトにみんなの0円物件があります。札幌のTRYOUTというコンサルティング会社が経営しているマッチングサイトで、全国から0円の不動産物件を探すことができます。
また、サイトにはノウハウ記事が掲載されており、無料で物件を手に入れる知識を学ぶことができます。
0円の不動産を探す人は、それぞれのサイトで力を入れているサービスを活用することで、お目当ての物件を見つけるようにしましょう。
探せるサイト2:100円不動産プロジェクト
0円不動産を探せるサイトに100円不動産プロジェクトがあります。NPO法人空き家管理サービスあじさいが運営しているサイトで、他のサイトより0円での物件が多く掲載されているだけでなく、オーナーと希望者が直接取引をし、運営側のサポートも受けることができます。
0円物件をマッチングサイトで探す人は、自分が扱いやすいサイトを選んだり、口コミでの評価を元に利用するマッチングサイトを見つけるようにしましょう。
探せるサイト3:家いちば
0円不動産を探せるサイトに家いちばがあります。家いちばはサイトが設けたインターネットの掲示板を通じて、家オーナーと希望者を結びつけるマッチングサイトとなっていますが、家いちば自体が不動産仲介をするため、仲介手数料が必要になります。
0円での不動産を探す人は、サイト運営側のサポートや仲介を受けられるマッチングサイトを選び、家オーナーと0円物件入手希望者のトラブルを避けるよう努めましょう。
0円空き家を購入するときは立地の環境などよく考慮しましょう
0円空き家を購入するときは立地の環境などをよく考慮し選ぶようにしましょう。0円で手に入れられる物件は立地条件が悪い不動産も多く、入手してリフォームや改装をしても活用できない場合があるので、立地や周囲の環境を確かめておく必要があります。
0円不動産を手に入れる人は、不動産を入手する際の条件の確認だけでなく、0円の物件を有効活用していくためにも物件自体の立地条件や周囲環境を考慮し、選ぶようにしましょう。