kinple金融(kinyu-)の世界をsimpleに

浴室のコーキングをDIYでコスト削減する不動産投資!5つの工程で出来る

2020 10.21この記事はPRを含みます

浴室のコーキングはDIYできる?

浴室のコーキングは業者に頼まなくても、DIYで必要な材料を揃えて自分で行うこともできます。

風呂とタイルの間のコーキングが剥がれたり、水漏れなどがあると見えないところでカビやシロアリに浸食されたりする可能性があります。

マンションやアパートなどに不動産投資を行っている場合には、DIYで修繕すると収益やコスト削減にもなると考えられます。業者に依頼した場合とDIYした場合で比較してみましょう。

業者に頼んだ場合の費用

業者に浴室のコーキングを頼んだ場合は、コーキングする長さやコーキングタイプによって費用が変わります。

コーキングタイプとは、既存のコーキングを全て剥がして新たなコーキングを打ち込む「打ち替え」と剥がさずに既存のコーキングの上に補填する「打ち増し」で業者によって違います。

「打ち替え」で長さが約15〜20mで10,500〜24,000円ほど、「打ち増し」で約15〜20mで9,000〜20,000円ほどといわれています。

DIYした場合の費用

道具を購入する場合の一般的な費用をご紹介します。

コーキング材としてのシリコンシーラントが約400円、シリコンシーラントを絞り出す道具のコーキングガンが約600円、養生テープとしてのコーキングテープが約400円で合計約1400円です。

初めて自分でやるときにはどのような道具が必要かわからない場合には、DIYの相談カウンターで尋ねると必要な道具の内容や使い方、売り場がどこか教えて貰うことができるでしょう。

作業時間

作業時間は2時間ほどが一般的です。これは、浴室のコーキングを自分で初めてやる場合で、乾燥時間を除いて2時間ほどとなっています。

初めての場合は古いコーキングの剥がし方や、コーキングテープをまっすぐ張るのに多少時間がかかりますが、一度覚えると簡単にできるようになるでしょう。

ただ、2回目以降に同じシリコンシーラントやコーキングテープを利用するときは、シリコンが固くなっていないか、テープの長さは間に合うかなど確認しておく必要があります。

浴室のコーキングに必要なもの

初めて浴室のコーキングを行うときに必要なものはコーキング剤やコーキングガンそれにコーキングテープが必要になります。

そのほか、古いシリコンを除去するためのカッターナイフやテープを切るときのハサミ、コーキング剤を均一に伸ばすヘラもあるとスムーズにできます。

もしヘラがない場合には、コーキング材は指で伸ばすこともできるといわれています。

防カビ剤入りシリコン

浴室の浴槽まわりをコーキングで補修する場合に利用するコーキング剤は「防カビ剤入りシリコン」です。

コーキング剤の種類は非常に多く、どれを使えばいいのか迷いますが浴室などの水回りのコーキングには、耐水性・耐久性、防カビ機能のあるシリコン系のコーキング剤が適しているといわれています。

塗装はできませんが、耐水性に優れ、使用温度範囲も広く乾燥後の収縮がほとんどなく作業しやすいコーキング剤といえます。

マスキングテープ

浴室の風呂まわりをコーキングで補修する場合にはマスキングテープがあるといいでしょう。

マスキングテープは和紙製で、きれいに剥がすこともできるので、コーキング作業でもコーキング以外の場所を汚さないようにするために使われるテープです。仕上がりをよくするためには、重要といえます。

マスキングテープも目的に合わせて使えるよう種類がたくさんあり、浴槽まわりのコーキングではシーリング・コーキング用を使います。

カッター

浴室の風呂まわりをコーキングする前に、古いコーキング剤を剥がすためにカッターが必要です。

自分でやる場合には家にあるカッターでもいいですが、刃が折れてしまうことがあるので、できれば少し大きめのカッターがいいでしょう。

浴室がたくさんあってコーキングを剥がす機会が多い時には、弾性系シーリング材の切断や剥がす作業をスピーディーに行えるコーキングカッターというのがあります。安心して使えるのであると便利といえます。

コーキングガン

コーキングガンは、防カビ剤入りシリコンを絞り出すための道具です。

浴室の風呂まわりをコーキングするときによく使われるので種類が多くでていますが、手動式のもので十分でしょう。

マスキングテープとマスキングテープの間にコーキングしていくときに手でレバーを引くことでシーリング材を絞り出し、効率よく作業を行うことができます。

力加減などコツが必要ですが、簡単に慣れることができ、業者に依頼しなくても自分でスピーディーに補修することができます。

浴室のコーキングを打ち直す5つの工程

自分で浴室の風呂まわりのコーキングを効率よく打ち直すためには、5つの工程を理解することで失敗なく行うことができます。

5つの工程の前に、はじめてコーキングを行う際には途中で慌てないように必要な道具や工程を確認しましょう。さらに、5つの工程を覚えることでスピーディーに、そしてきれいな仕上がりにすることができます。

工程1:古いコーキングを剥がす

まずは浴室に古く汚れているコーキングをカッターで、きれいに剥がすことから始めます。

剥がし方はコーキングの目地の溝に沿ってカッターで切り込みを入れ、出てきたコーキングの端を指でつまんで静かに引っ張りながら剥がします。

目地に残っているコーキングの削りカスや埃もきれいに取り除き、コーキングの時には乾いていることが大事なので、コーキングする場所が濡れていないかよく確認し、濡れている場合は乾燥させます。

工程2:マスキングテープで目張り作業

次にコーキング剤で浴室が汚れないよう養生用にマスキングテープを貼る目張り作業を行います。

マスキングテープは、コーキングする溝よりも2〜3mm程度広く、空気が入らないようにまっすぐにピタッと張り、途中でテープを足す場合には隙間がでないように貼ることで、直線できれいな仕上がりにきます。

簡単そうに見えるテープの目張り作業でも、コーキングの仕上がり具合に影響がありますので慎重に行うことが大事です。

工程3:コーキングガンでシリコン注入

浴室の風呂まわりのコーキングを効率よく作業を進めるために、コーキングガンを使ってシリコンを注入します。

コーキングガンを使うことによってシリコンが一定の力で押しだされ、空気が入らずに均等に注入することができます。

マスキングテープの上に少し重なるくらいの量のシリコンを途中で止めることなく埋めて行きます。テープの上に重なったシリコンは、あとで綺麗にとれるので問題ないでしょう。

工程4:表面を均等にならす

シリコンを注入した後は、シリコンの表面をヘラで均等にならします。コーキングガンを使ってシリコンを注入した状態は、表面を良く見るとデコボコしています。

このデコボコしている表面を注入してすぐ、マスキングテープを剥がす前にヘラでシリコンを薄く伸ばすように均等にならすことで、テープを剥がした後の仕上がりきれいに見える大事な工程です。施工箇所に応じたヘラを使いしょう。

工程5:マスキングテープを剥がす

最後にマスキングテープをきれいに剥がしましょう。マスキングテープも簡単に手で剥がすということではなく、剥がすコツがあります。

手で剥がすとテープについたシリコンで手や周囲を汚してしまうことがあるので、段ボールの切れ端などに巻き付けながら剥がすときれいに剥がせます。

時間を置きすぎるとシリコンが固まってしまうので、柔らかいうちに丁寧に剥がすことが重要です。

浴室のコーキングの注意点

自分で浴室の風呂まわりのコーキングする場合の5つの工程を紹介しましたが、その中でもコーキングする際に特に注意して欲しい点がありますので改めて紹介します。

注意点はするべき点は、浴室で使用するコーキング剤の選び方や注入するシリコンの量、シリコンを素早くならす理由やなぜ乾く前にマスキングテープを剥がすかです。詳しくご紹介します。

必ず防カビ剤入りを

自分で浴室の風呂まわりのコーキングする場合には、シリコンは必ず防カビ剤入りを使うようにしましょう。

防カビ剤が入っていないと、シリコンが剥離しかけた時にシャンプーや垢などでカビが増え、カビの菌糸がシリコンの中に根を張るように侵入し黒くなる可能性があります。こうなってしまうと多少こすってもカビが取れなくなってしまうでしょう。

防カビ剤が入ったシリコンにはカビが増えにくい抗菌剤の一種が入っていますので、カビで黒くなりにくいといわれています。

シリコンは多めに注入

注意すべき点に、注入するシリコンの量を多めにすることがあります。

注入するシリコンの量が少ないと、シリコンが硬化後にスキマが生じ、水分が侵入する原因になりますので、硬化してもスキマが生じないようにするために多めに注入することが大事です。

ヘラでならしてマスキングテープにはみ出しても、テープを剥がせばきれいになるので気にせず多めに注入しましょう。

素早くならす

注意すべき点にシリコンを注入した後、素早く均一にならすということがあげられます。

デコボコしたシリコンの表面は乾燥が早いので、注入した後、素早くヘラで均一にならさないとシリコンの表面にシワになり、きれいに仕上がりません。

均一にならすときにヘラに付いた余分なコーキング材をその都度除去できるよう、片手に段ボールの切れ端などを持っておくと処理も早くできるでしょう。

乾く前にマスキングテープを剥がす

注意点にシリコンが乾く前にマスキングテープを剥がすということがあげられます。

マスキングテープを剥がすときに乾いたシリコンが引っかかってしまい、形が崩れてしまうことがあるのでシリコンが柔らかいうちに丁寧に剥がすことが大事です。

剥がす際には手で引っ張って剥がすのではなく、いらなくなった段ボールを小さく切ったものに巻き付けながら剥がすときれいに剥がせます。

浴室のコーキングは自分でも出来る

浴室のコーキングなどは業者に依頼しなくても自分でやることができます。不動産投資で収益を高めるためには、コスト削減になるでしょう。

DIYをする場合には、浴室のコーキングに必要な道具などを購入し、5つの工程を実践することで簡単にできるようになります。

業者に依頼するとDIYよりも費用が高くなる場合が多いので、コスト削減にもなります。自分で出来るようになると、気が付いたときにすぐにでもできるので機会があればやってみましょう。

\ お金の勉強をしよう/
ページの先頭へ