窓用エアコンの電気代はどのくらい？電気代を節約するコツ4選をご紹介
2023 07.4この記事はPRを含みます
窓用エアコンとは
夏の猛暑の中、暑さを乗り越えるために欠かせないものがエアコンです。エアコンのない部屋は、暑いうえに熱中症の心配もあります。
そんな中注目を集めているのが窓用エアコンです。簡単に説明すると、窓に取り付けるクーラーのことを言います。「ウインドエアコン」とも呼ばれます。
また、窓用エアコンは配管工事が不要なので、取り付けたらすぐに使用できるところがメリットです。
壁掛けエアコンとの違い
壁掛けエアコンとは、日常の中でよく目にする壁に付いているエアコンのことで、会社や家などほとんどの建物に備わっている室温調整の必須アイテムです。
窓用エアコンとの大きな違いは、設置に伴う工事が必要な場合があることと、室外機の置くスペースが必要なことです。
窓用エアコンの電気代の相場
窓用エアコンを使用したいと思っても、気になるのは電気代です。
いくら自分の部屋に合うとはいえ、電気代が高いとせっかく買ったのに使うのにためらってしまいます。
窓用エアコンの電気代は、６畳向け窓用エアコンで1日8時間使用した場合約131円、1ヶ月約4,000円がおおよその相場となります。
壁掛けエアコンの電気代の相場
比較の対象として同じ条件で壁掛けエアコンを使用した場合の電気代の相場を紹介します。実際には窓用エアコンよりも安い値段で利用できます。
インバーター制御が窓用エアコンにないので、余分な電力がかかってしまうため、壁掛けエアコンの方が安い結果になるようです。
壁掛けエアコンの電気代は1日8時間の使用で約94円、1ヶ月約2,900円が相場となります。</strong＞
インバーター制御がポイント
インバーター制御とは、直流を交流に変換することで消費電圧の制御を行うことです。エアコンや洗濯機のモーターの制御をして電力を動力に変換することで、電力消費を細かく制御しています。
壁掛けエアコンにはこの機能が搭載されていますが、窓用エアコンにはこのインバーター制御がないため、余分な電力を消費してしまいます。結果として電気代が少々高くなってしまうようです。
窓用エアコンの特徴4つ
先述した内容で、窓用エアコンと壁掛けエアコンの違いは理解できたでしょう。では、窓用エアコンにはどのような特徴があるのでしょうか。
これから窓用エアコンの特徴4つを紹介していきます。
窓用エアコンの特徴1：価格がお手頃
壁掛けエアコンの方が電気代が安いので、窓用エアコンよりも良いと思われがちですが、窓用エアコンは購入金額が安いという利点があります。
引越しの初期費用を抑えたい、壁掛けエアコンと併用したいという時におすすめです。
窓用エアコンの特徴2：賃貸でも問題なし
壁掛けエアコンの場合、1番の心配とも言えるのが設置場所、賃貸物件の場合自分勝手に壁に穴を開けるわけにはいきません。窓用エアコンであれば壁に穴を開けることなく設置が可能です。
ですが、外に音が漏れてしまう場合や、窓のサイズにあわせなくてはならないことには注意が必要です。
窓用エアコンの特徴3：取り付けが簡単
壁掛けエアコンの場合、設置するために工事が必要なことがあります。工事業者に頼む際にも費用がかかり、時間も取ってしまいます。
しかし、窓用エアコンであれば基本的に1人での設置が可能であり複雑な設置作業がいりません。設置にかかる費用も節約することができます。
窓用エアコンの特徴4：室外機を置くスペースが必要ない
エアコンを設置する際に気になる点の1つである室外機の設置場所、室外機を設置するにも適切な場所があり自分の都合のみで設置してしまうと、かえって不便になってしまうこともあるそうです。
その点窓用エアコンは室外機の設置スペースを気にせず使用することができます。
窓用エアコンを使用することで、ベランダが狭くなってしまうなどの問題も解消することができます。また、有効スペースを増やすこともできるかもしれません。
窓用エアコンの電気代を節約するコツ4選
普通に使用した場合では壁掛けエアコンの電気代よりも安くすることはできません、そのため工夫して電気代を安くする必要があります。
つけっぱなしにしないことも勿論ですが、他にも効率良く電気代を節約する方法があります。
ここでは窓用エアコンの電気代節約術を4つをご紹介します。
窓用エアコンの電気代を節約するコツ1：サーキュレーターを併用する
窓用エアコンとサーキュレーターを同時に活用することで、迅速にお部屋の中の温度を下げることができます。
窓用エアコンだけでは温度が下がるまでに時間がかかってしまいますが、サーキュレーターの直進性の高い風を送ることで部屋内の空気を循環させることができます。通常よりも早く快適な温度に近づける節約方法です。
効率良く部屋の温度を下げられるため、結果的に消費電力を減らしやすいです。
窓用エアコンの電気代を節約するコツ2：電力会社を見直す
現在の電力会社を見直すことで電気代を節約することができます。自分に適した電力会社を選ぶことで、最低限の電力消費量でエアコンだけではなく、電化製品全般の電気代を減らすことができるかもしれません。
自分にあった電力会社と、プランを選ぶことで電気代節約につながります。
窓用エアコンの電気代を節約するコツ3：フィルター掃除をこまめにする
フィルターを掃除することによって電力消費を抑えることができます。フィルター掃除はめんどくさいと思いがちですが、こまめに掃除をするだけで電気代の節約をすることが可能です。
エアコンの運転がスムーズになることで、効率が上がるため結果として電力消費を減らせます。
また、衛生面でもフィルターの掃除は必要であるため、カビ臭くなる前にこまめにフィルター掃除をして、きれいな空気に当たるようにしましょう。
窓用エアコンの電気代を節約するコツ4：期間消費電力量が低いものを選ぶ
期間消費電力量とは、そのエアコンが1年間冷暖房に使用した場合の、電力量の目安となる数値です。期間消費電力量が低いものを選ぶことで節電につながります。
また、期間消費電力量から電気代のおおよその目安を求めることも可能ですが、エアコンは運転中に消費電力が大きく変化するため、あくまで目安の金額となります。
窓用エアコンを選ぶ時のポイント3つ
窓用エアコンの購入を考えてはいるが、たくさん種類があるので選ぶ段階で悩んでしまいがちです。電気代のことも考慮していざ購入して見たものの効果が思うように感じられないということになる場合があります。
ここでは、窓用エアコンを選ぶ時のポイントを3つ紹介します。
窓用エアコンを選ぶ時のポイント1：対応畳数のチェック
窓用エアコンには使用に適した対応畳数があります。商品によって対応畳数が違いますので、使用したい部屋の畳数を把握し、その部屋に適した窓用エアコンを選ぶことも重要なポイントとなります。
6畳や7畳の商品が多いように見受けられますが、購入前に調べておきましょう。
窓用エアコンを選ぶ時のポイント2：家が木造か鉄筋かを確認
現在お住まいの住宅が木造か鉄筋かによっても、冷房の効果範囲が変わります、畳数の表記に「6〜9」と記載があった場合、木造住宅では6畳、鉄筋コンクリート住宅では9畳に適応しているという意味合いになります。
木造か鉄筋かによっても冷房の効果範囲が変わってくるので、購入する前に調べておきましょう。
窓用エアコンを選ぶ時のポイント3：暖房を使う場合は対応畳数が変わる
窓用エアコンの中には冷房だけでなく、暖房を使用できるタイプの商品もあります。その場合は冷房使用時の対応畳数と変わりますので、暖房使用時の対応畳数もあわせて確認しておきましょう。
暖房使用時には適応畳数が少し下がってしまうようです。暖房を使う場合は、暖房の対応畳数を優先して選ぶようにしましょう。
窓用エアコンを使う際の注意点2つ
窓用エアコンを使用する前に確認するべきことがいくつかあります。防犯面や騒音面に関しては自分だけの問題ではないので、確認せず使用した場合、大変なことになるかもしれません。必ず確認してから窓用エアコンを使用しましょう。
これから窓用エアコンを使用する際の注意点を2つほどご紹介いたします。
防犯面
注意すべき点1つ目は防犯面です。従来の窓用エアコンではエアコン本体が窓の外に出てしまっていたため、窓が常時開けっ放しになっていましたが、最近の窓用エアコンはスリムになったため、窓からはみ出る心配もありません。
しかし、エアコンの使用時には窓を半分ほど開けなくてはなりません。睡眠時や、ペットが日中部屋にいる場合は防犯面がとても心配ですよね。その場合、付属している鍵を使用することで窓を固定することができます。
安心してエアコンを使用するためにも、必ず鍵を活用しましょう。
騒音問題
注意すべき点2つ目は騒音問題です。音があまりにもうるさいと近隣の方にご迷惑をかけてしまう恐れがあります。また、自分では何も感じなくても、周囲の人からしたら不快な思いをしている可能性もあります。
窓用エアコンは、排気音が大きくなってしまうため、防音対策が必要な場合があります。防音対策の例として、防振ゴムや防音マットを敷くことが効果的です。
また、本体と窓枠の間に窓エアコン用のクッションスポンジを入れ固定して、隙間をなくすことも防音対策として効果的です。
窓用エアコンを賢く使って電気代を節約しよう
窓用エアコンは、電気代こそ壁掛けエアコンに劣りますが、使用方法によっては、壁掛けエアコンよりも効率よくお部屋を快適な温度にすることができます。
窓用エアコンの良い点は、本体価格が安いこと、室外機が必要ないこと、設置が簡単であること、賃貸住宅でも使用可能なことなどです。
そして、自分のお部屋にあった商品を選ぶこと、正しいメンテナンス、最適な節約方法で快適に、かつ周囲に迷惑をかけずに夏の暑さを少しでも涼しく乗り越えていきましょう。
窓用エアコンについて以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。
賃貸管理における窓用エアコンのメリット4つ｜デメリット3つを紹介！
空室対策の知識習得について
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