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オイルヒーターの電気代を節約する方法5つ!他暖房器具との電気代比較

2020 10.21この記事はPRを含みます

目次

オイルヒーターの電気代は節約できる?

オイルヒーターは、電気を使って部屋の空気を暖めるので空気が汚れづらいです。また、表面温度があまり熱くならないように設計されているものもあるので、つけっぱなしにしていて子どもが本体の表面に触れてもやけどするリスクが少ないという特徴もあります。

オイルヒーターは、石油ファンヒーターのように灯油を入れなくてもいいので灯油代がいりませんが、暖房器具なので電気代がどのくらいかかるか気になる方もいるでしょう。

オイルヒーターを効率的に使って、電気代を節約する方法について見ていきましょう。

オイルヒーターの特徴3つ

オイルヒーターの特徴1:部屋全体が暖まるまでは時間がかかる

オイルヒーターは、内蔵されているオイルを電熱器で暖めることで部屋を暖めるという仕組みのヒーターです。しかし、内蔵されているオイルが暖まるのに約30分かかります。

オイルを暖めてから部屋が暖かくなっていくので、部屋全体が暖まるのに時間がかかるのです。

電源を付けたらすぐに暖かい空気が出るタイプの暖房器具とは異なります。

オイルヒーターの特徴2:無風で柔らかな暖かさが得られる

オイルヒーターは、フィンと言われる放熱板の中に入っている難燃性のオイルを暖めることで熱を発してお部屋を暖めるので、無風で柔らかな温かさが得られます。

フィンの中のオイルは電熱器で暖められます。

暖められて出来た熱は、空気の温度との差によって生まれる自然な対流によって、だんだんと空気が暖められます。また暖められたエネルギーが電磁波となり、物質を介さずに伝わるので、無風で温かくなるという仕組みです。

オイルヒーターの特徴3:高い安全性

オイルヒーターは、ガスストーブや石油ストーブに比べて安全に使えるのが特徴です。

ガスストーブや石油ストーブは燃料を燃やして暖かくするため、もし触れてしまうとやけどするリスクが高いです。

しかし、オイルヒーターは燃料を燃やさず内蔵されたオイルを暖める構造になっているので、表面温度はガスストーブや石油ストーブに比べると低く、触れてもやけどする可能性が低いです。

オイルヒーターの電気代についての詳細2つ

オイルヒーターの特徴がわかったところで、次は電気代について見ていきます。

電気代の目安やECOモードでどれくらい安くなるのか、また、他の暖房器具との比較もありますので、参考にしてみてください。

電気代についての詳細1:1時間・1日・1ヶ月にかかる電気代の目安

オイルヒーターの電気代を計算する方法を紹介します。電気料金の単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会で定めている1kWh当たり27.0円を使用して計算します。

電気代(円)=消費電力(kW)×時間(h)×1kWh当たりの単価(円/kWh)で求めることができます。

例えば、オイルヒーターの消費電力が1.5kWで1時間使用した時の電気代は、上記の計算式に当てはめると40.5円になります。1日(24時間)にかかる電気代は972円、1ヶ月(30日)にかかる電気代は、29,160円です。

オイルヒーターはいろいろなモデルがあるので、モデルによる電気代の違いを調べてみましょう。

全国家庭電気製品公正取引協議会

通常モデルの場合

デロンギ・ジャパン株式会社から販売されているもので、ECO機能を搭載していないモデルの電気代は、1時間平均14.4円です。

電気代は1kWh当たり27円として、8畳のリビングで9時間運転した場合で計算しています。

電気代カンタン計算 | 電気代について|ゼロ風暖房デロンギ ヒーター 風が出ないのに、部屋全体が暖かい。

エコ運転搭載モデルの場合

デロンギ・ジャパン株式会社から販売されているオイルヒーターでECO機能を搭載しているモデルの電気代は、1時間平均9.6~11円です。

モデルごとに1時間使用した場合の電気代を比較してみましょう。
・マルチダイナミックヒーターの場合は、平均9.6円
・ベルカルドオイルヒーターは、平均11円
・コンベクターヒーターは、平均11円

通常モデルと比べると安くなっていることがわかります。電気代は1kWh当たり27円として、8畳のリビングで9時間運転した場合で計算しています。

電気代についての詳細2:他暖房器具との電気代比較

オイルヒーターは電気代が他の暖房器具と比べて高すぎるのでないかと思っている方も多いかもしれませんが、実際はそうでもありません。

オイルヒーターは部屋の空間全体を暖めるのに適しており、無風で暖かくできることや、空気が汚れづらく乾燥しづらいという特徴があります。

他の暖房器具の特徴と電気代を比較してみましょう。

オイルヒーターより高い器具

オイルヒーターより電気代が高い暖房器具は、セラミックファンヒーターとハロゲンタイプやカーボンタイプの電気ストーブ、パネルヒーター、床暖房などがあります。

オイルヒーターは部屋の空間全体を暖めるのに適しているのに対して、セラミックファンヒーターや電気ストーブ、パネルヒーターはスポット的に暖めるのに適しています。

それぞれの特徴を知って、状況に適した器具を使うようにしましょう。

オイルヒーターより安い器具

オイルヒーターより電気代が安い暖房器具は、エアコンとホットカーペット、こたつなどがあります。

オイルヒーターやエアコン暖房は、部屋の空間全体を暖めるのに適しており、電気カーペットやこたつはすばやく手足を暖めるのに適しています。

エアコン暖房は使い方によって、オイルヒーターより高くなってしまう場合もありますので、注意しましょう。

オイルヒーターの電気代を節約する方法5つ

ここからは、オイルヒーターの電気代を節約する方法を5つご紹介していきます。

意識するだけで簡単にできることばかりですので、参考にして電気代の節約に役立ててください。

電気代を節約する方法1:他の機器と併用する

オイルヒーターのデメリットに部屋を暖めるのに時間がかかることがあります。それを補うために、他の暖房器具と併用して使用するのが効果的です。

他の暖房器具と併用することで、あまり電力を使わずに部屋を暖めることができるでしょう。

オイルヒーターは、どんな暖房器具と併用すると電気代を節約することができるか見ていきましょう。

セラミックヒーターやエアコンの後に使用する

オイルヒーターは、セラミックヒーターやエアコンと併用して使うことをおすすめします。

オイルヒーターのオイルを暖めている間、電源を入れたらすぐに暖かくなるセラミックヒーターやエアコンで部屋の空気を暖めましょう。そうすることで、オイルヒーターの稼働時間が減り電気代を節約することができます。

サーキュレーターを使う

オイルヒーターを使うときは、サーキュレーターを使って部屋の空気を循環させることをおすすめします。部屋の空気を循環させることで、室温が均一に暖まるので電気代を節約することができます。

暖かい空気は、軽いので天井の方に流れます。サーキュレーターを天井に向けて送風することで、天井にたまった暖かい空気を部屋全体に循環させることができるでしょう。

結果、部屋全体に暖かい空気が循環して、設定温度を高くしなくてもいいので電気代も抑えられます。

電気代を節約する方法2:窓際に置く

オイルヒーターの電気代を節約するために、窓際に置くことをおすすめします。

窓際から離れたところにオイルヒーターを置くと、窓の隙間から冷たい空気が入ってきて、暖かい空気が作られても効率が悪く、部屋を暖めづらくなってしまいます。

しかし、窓際にオイルヒーターを置くことで窓から冷たい空気がお部屋に入ってこないように、暖かい空気がブロックして部屋を効率よく暖めることができるでしょう。

電気代を節約する方法3:出入りの少ない部屋で利用する

オイルヒーターは出入りが少ない部屋で使用すると、効率的に部屋を暖めることができ、電気代を節約できます。

理由は、暖めた空気は軽いので部屋を出入りする頻度が多いと、冷たい空気が入ってきてせっかく暖めた空気が外に逃げてしまいやすいからです。冷たくなった空気を暖めるのに時間も電気代もかかってしまいます。

そのため、電気代を節約するのであれば、なるべく人の出入りを少なくするか、あまり人が出入りしない部屋で使うようにしましょう。

電気代を節約する方法4:早めに電源を切る

オイルヒーターは、早めに電源を切っても余熱でお部屋の空気を暖めることができます。内蔵されているオイルを電熱器で暖める仕組みによるメリットといえるでしょう。

早めに電気を切ってもオイルはしばらく暖かいので、余熱でお部屋の空気を暖めることができるのです。

電気代を節約するためにも、早めに電源を切ることをおすすめします。

電気代を節約する方法5:室温は高く設定しないこと

オイルヒーターは部屋全体を暖めてくれるので、設定温度を高く設定しなくても暖かく感じられます。寒いからといって設定温度を高くすると、電気代が高くなってしまいます。

オイルヒーターの機種によっては、ECO機能やタイマーがついているものもあるので、うまく使って電気代を節約しましょう。

おすすめの省エネオイルヒーター3つ

オイルヒーターの特徴や電気代の節約方法は、理解できましたでしょうか。ここからは、オイルヒーターを紹介します。

3つのオイルヒーターについて紹介していきますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

省エネオイルヒーター1:「ベルカルド オイルヒーター」デロンギ

デロンギのベルカルドオイルヒーターは、お部屋のインテリアとマッチしやすいデザインと機能になっています。丸みを帯びたデザインで、色はピュア・ホワイトとシルク・グレーの組み合わせで柔らかいイメージです。

安全に対するこだわりも高く、デロンギの今までのオイルヒーターの中でも特に安全に使えるように作られているようです。

消費電力は1,500Wで、10~13畳程度の広さを暖めることができます。ECO運転機能もついていて、電気代の節約もできます。

デロンギ(DeLonghi) ベルカルド オイルヒーター [10~13畳用] RHJ75V0915-PK

省エネオイルヒーター2:「ユニカルド オイルヒーター」デロンギ

デロンギのユニカルドオイルヒーターは、家族を守る安全な設計になっています。

すきまに指が入らないので挟まれたりせず安全です。また、チャイルドロック機能があって子どもさんが誤操作するのを防ぐこともできます。

ヒーター表面が高温になりづらいので、触れてもやけどしにくい設計になっています。

デロンギ(DeLonghi)ユニカルド オイルヒーター 幅広X字型フィン ピュアホワイト×ブラック [8~10畳用] RHJ65L0712

省エネオイルヒーター3:「ウェーブ型オイルヒーター メカ式 タオルハンガー付き」アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマのウェーブ型オイルヒーターは、ヒーターの熱でタオルや衣類を暖めることができる機能的な特徴があります。

ハンガーは付属しており、使用後は本体に収納できるようになっています。

見た目も美しい波型のデザインになっていて、お部屋にもなじみやすいでしょう。3段階の設定をダイヤルで簡単に操作できます。

アイリスオーヤマ ウェーブ型オイルヒーター メカ式 タオルハンガー付 ホワイト IWHH-1212D-W

オイルヒーターの電気代を把握しよう

オイルヒーターの電気代を節約する方法について他の暖房器具と比較したところ、使い方次第で節約できることがわかりました。

空気を汚さないことやいろいろな工夫がされていることなどの特徴から、赤ちゃんや子どもさんのいるご家庭におすすめの暖房器具です。

オイルヒーターの電気代や特徴を把握し、他の暖房器具と比較して、自分の暮らし方に合った暖房器具を選んでください。

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