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節約献立の様々なコツを8つ解説!節約献立におすすめの食材も3分類別に紹介

2020 10.21この記事はPRを含みます

節約献立とは?

節約献立とはその名の通り、節約しながら献立を立てることを言います。しかし、ただお金をかけないだけではありません。ちょっとした工夫を凝らすことで、お腹も心も見た目も満足のいく節約料理ができるのです。

そこで今回は節約献立を立てる際に気をつけたい、様々なコツをまとめました。買い出しの方法から調理のポイント、おすすめの食材など、安くても美味しい献立の作り方をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

節約献立を立てるうえで大事なこと4つ

まずは、節約献立を立てるうえで大事な4つのポイントを見ていきます。重要なのは、「お金」「時間」「食材」を一つも無駄にしないよう意識することです。節約は小さな積み重ねが大切なので、買い出しをする時点から常に心がけておきましょう。

節約献立を立てるうえで大事なこと1:買い出しの方法

買い出しに行くときは、必要なお金だけをお財布に入れるようにしましょう。多めに持っていくと嗜好品や買う予定のなかったものにも手が伸びてしまい、余計な出費につながってしまいます。

また、買う量は「足りるかな」くらいでOKです。少し足りないように感じても実はなんとかなることも多く、そういった経験から食材をやりくりする力も磨かれていきます。使いきれないということもなくなるので、食品ロス防止にもなるでしょう。

節約献立を立てるうえで大事なこと2:食材を使いきる

節約するうえで、食材を余すことなく使いきるのは基本です。冷蔵庫の奥にしまったり重ねたりするとうっかり忘れることがありますから、行方不明にならない工夫をしながら計画的に使いきってください。

肉や魚は使う順番に手前から並べて、チルド室に収納するのがおすすめです。野菜や油揚げなどは時間がある時に刻んで冷凍庫に保管しておけば使い勝手が良いですし、使い忘れる心配もありません。作り置きは無理でも、食材を切って冷凍するだけなら簡単にできます。

節約献立を立てるうえで大事なこと3:食材費をかけない

節約上手な人は余計な出費をしないよう、食費をきちんと決めています。1週間いくらと予算を立てて、お肉にお金がかかってしまう場合は野菜で節約するなど、一定のルールを決めることでやりくりしやすくなるのです。

また、少ない食材でも掛け合わせることで一気にボリュームが出ます。鶏胸肉、豚こま肉、もやし、卵、厚揚げなどは、安くて食べ応えのある食材です。節約していてもお腹がいっぱいになるメニューを心がけましょう。

節約献立を立てるうえで大事なこと4:時間短縮を意識する

節約献立を実現するには、時短を意識することも大切です。手間をかければかけるほど、余分な調味料も時間も必要になります。シンプルな調理法に徹し、時間と光熱費も一緒に節約してしまいましょう。

時短料理でおすすめの方法は、漬け込み料理です。たとえばお肉は買ってきたその日に味付けをして冷凍庫で保存しておけば、調理する手間が省けます。時間のある時に下ごしらえをすることで調理時間が短縮できますし、もちろん食材が傷んでしまう心配もありません。

節約献立の様々なコツ8選

ここからは、節約献立を立てるための様々なコツを見ていきましょう。買い出しから調理をする時のコツ、レシピの管理方法に至るまで、ちょっとしたポイントを押さえておくだけで効率的に節約できるようになります。

節約献立の買い出しのコツ2つ

まずは買い出しのコツです。同じ商品でも、お店によって値段や質は大きく変わります。「お肉が安い店」「いい野菜が揃っている店」など店舗にはそれぞれの得意分野がありますから、うまく使い分けながら買い物をすると良いでしょう。

節約献立の買い出しのコツ1:業務スーパーの特売品を利用する

基本的に安いことで知られている業務スーパーですが、特売品を狙うことでもっとお得に購入することができます。特にみりんや醤油、缶詰、大容量の冷凍食品、乾物など、日常的に使う調味料やストックできる食材を狙うのがおすすめです。

また、行く頻度を決めてまとめ買いを習慣にしておくと「買いすぎ」を防げます。業務スーパーの特売は1ヶ月間行なわれることが多いので、月に1回が目安です。最近はweb上でも特売情報を閲覧できるようになっているので、こまめにチェックしておきましょう。

節約献立の買い出しのコツ2:野菜の選び方に注意する

野菜は、旬のものを選ぶのがおすすめです。可食部が多く栄養価も高いうえ、市場にたくさん出回る分お値段も安くなります。

そして、意外と大事なのが「おしゃれアイテム」を買わないことです。紫キャベツやビーツなど、写真映えを意識した食材や流行りものはどうしても割高になります。自分や家族が食べて本当に美味しいものだけを選ぶようにしましょう。

節約献立の調理のコツ5つ

続いては、節約献立の調理のコツを見ていきます。いくら節約とはいえども、家族みんなが楽しく食卓を囲めなければ意味がありません。安くても美味しいメニューにできるコツを、5つご紹介します。

節約献立の調理のコツ1:メニューに統一感を出そう

献立に「節約感」を出さないために、メニューのテイストはできるだけ統一しましょう。メインが焼き魚であれば和風、パスタであれば洋風、エビチリであれば中華風にするなど、統一感を出すことで食卓にまとまりが出ます。

テイストが揃っていると、「レストランに来た気分が味わえる」と喜んでくれるお子さんもいるようです。家族の笑顔が見られると、作る側の気分も上がります。

節約献立の調理のコツ2:シンプルな味付けにする

特別な日以外は、基本的にシンプルな味付けを心がけると良いでしょう。凝った味付けは人それぞれ好みがありますから、家族の食が進まない可能性があります。

塩、砂糖、醤油、みりん、酒など基本の調味料だけを使った味は、どんな人の食欲もそそります。定番の味なら間違いなく残さず食べてもらえますし、食品ロスの防止にもつながるので結果的に節約になるのです。

節約献立の調理のコツ3:品数を減らさない

節約献立にすると、どうしても食卓がさみしくなりがちです。また、小鉢が減ることで充分な栄養がとれなくなる心配もあります。気分を上げるためにも栄養バランスをとるためにも、品数は極力減らさないよう心がけましょう。

基本の食卓は「メイン」+「副菜2種類」+「汁物」です。時間のある時に煮物や漬物を仕込んでおくなどして、いつでも出せる作り置きの副菜を冷蔵庫に忍ばせておくと便利です。

節約献立の調理のコツ4:盛りつけのボリュームを意識する

「節約感」を出さないためには、盛りつけも重要なポイントです。お皿いっぱいに盛り付けて見た目の迫力を出したり、彩に気をつかって豪華な食卓を演出しましょう。

プチトマトやパセリは、添えるだけで彩が足される便利な食材です。また、もやしやキャベツはおかずのかさ増しにもなり、見た目にも満足感を与えてくれます。野菜をうまく使って、盛り付けやボリュームを工夫してみてください。

節約献立の調理のコツ5:冷蔵庫にあるものを利用する

「そろそろ買い出ししなくちゃ」と思っても、意外と冷蔵庫の中に使える食材が残っているかもしれません。買い物へ行く前に、再度冷蔵庫の中をチェックしてみてください。

また、冷蔵庫の残りものを一掃できるレシピを持っておくことも、食材を無駄にしない裏技です。カレーやピザ、お好み焼きなど、何を入れても美味しく簡単にできる鉄板メニューは、常に頭の片隅に置いておきましょう。

節約献立のレシピ管理のコツ

好評だったメニューは、レシピとして残しておくと良いでしょう。献立に迷った時や家族にモリモリ食べて欲しい時など、いざという時に解決案を提示してくれる大切なパートナーとして役立ってくれます。

作ったレシピはファイルにしてストックする

作ったレシピはいつでも取り出せるように、ファイルにしてストックしておきます。家族に好評だったメニューを出すことで喜ばれますし、献立や調理に頭を悩ませる時間が減るので一石二鳥です。

少し手間はかかりますが、材料別、価格別に分けて検索できるようにしておくと便利でしょう。野菜が中途半端に残ってしまった時やいつも以上に節約したい時などに、「こんな調理法があったな」と思い出させてくれます。

【3分類別】節約献立に使えるおすすめの食材

節約献立に使える食材を知っていれば、買い物へ行った時にも迷いません。安いだけでなく栄養もしっかりとれるおすすめの食材は、常に頭の中へ入れておきましょう。旬に関係なく、1年を通してお手頃価格なものをご紹介します。

節約献立に使えるおすすめの食材1:肉類のおすすめ

節約献立を作るうえでおすすめの肉類は、やはり鶏肉です。ささみ、胸肉、もも肉、どれもリーズナブルなだけでなく食べ応えがあります。肉類の中でもさっぱりとしているのでどんな味付けとも相性が良く、好むお子さんも多いのではないでしょうか。

もも肉は塩、しょうゆ、酒、ゴマ油、ショウガ、ニンニクに漬け込んで冷凍しておけば、いつでも唐揚げができます。また、骨つき肉はフライドチキンにするのも良いですが、骨からダシが出るので煮込み料理にもおすすめです。

節約献立に使えるおすすめの食材2:野菜類のおすすめ

節約献立として野菜を買う時は、「かさ増しできるもの」を意識してください。加えるだけで一気にボリュームが増え、栄養もとれるので家族みんなの満足感につながるでしょう。どんな料理にも合うように、味にクセのない野菜がおすすめです。

特にもやしはどこのスーパーでも安くで購入できますし、水分が多く歯応えもあるため、お腹がいっぱいになります。炒め物や鍋の具としてだけでなく、きゅうりや人参と合わせればナムルとして立派な1品にもなるので、節約にぴったりの食材です。

節約献立に使えるおすすめの食材3:動物性食品類のおすすめ

動物性食品類はたんぱく質がしっかりとれる、栄養価の高い食材です。特に卵は特売になることが多く、どんな食材と組み合わせても邪魔にならないため、節約献立のメニューにはとても適しているのではないでしょうか。

卵は単品料理として使えるのはもちろん、フワフワとした食感がメニューにボリュームを出してくれます。野菜炒めにプラスしてみたり、スープに溶いて入れるだけでもちょっと贅沢な気分になれるでしょう。様々な具材と掛け合わせてご飯の上に乗せれば、立派な丼に変身です。

節約献立を作ってみよう

節約献立は、1歩間違えるととても貧相なイメージになってしまいます。しかし、工夫次第ではむしろ食卓が華やかになりますし、「これだけの費用でこんなに豪華な料理ができた」と作る側の満足をも得られるのです。

家族みんなが喜ぶ節約献立に、あなたも今日から挑戦してみませんか。

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