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アメリカ株投資の配当はどれくらい?高配当な代表的な銘柄12選をご紹介

2021 07.2

目次

アメリカ株の特徴5つ

アメリカ株は、主にニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダックで取引されています。NYSEは世界最大の取引所で、世界を代表する銘柄が上場しています。対してナスダックは成長力に富んだ新興企業が上場しています。

 

日本株とは購入単位や配当などに違いがあります。

 

この章では、アメリカ株の特徴について日本株との違いに触れながら解説します。

アメリカ株の特徴1:1株から買える

日本株は、単元株制度で100株単位でしか取引できないことになっています。しかしアメリカ株は1株から取引できます。日本では最低10万円くらい必要ですが、米国では1万円くらいから取引可能です。

 

ここで、アメリカ株はアメリカでしか買えないのではといった疑問もあると思います。しかし現在は、日本のネット証券でアメリカ株が買える環境が整っています。しかも四季報のような情報が日本語でそろいスクリーニングも可能です。

単元株制度

アメリカ株の特徴2:株主優待がない

日本では、株主優待は非常に人気が高いですが、アメリカにはほぼありません。例えば、アメリカでマクドナルドの株を買っても、ビッグマックの商品券はもらえません。そのかわりにアメリカは株主優待をなくして、その分配当金を多く支払います。

 

これは、アメリカは世界中から投資が集まるため、配当金の方がアメリカ以外の投資家に対しても還元がしやすいということが考えられます。

アメリカ株の特徴3:年4回の配当回数

日本株では年1~2回の配当が通常ですが、米国株は年4回の配当が多いです。4半期の決算のたびに1回なので、配当を目的として投資をする人にとってはうれしいシステムです。

 

例えば、世界的な有名企業であるアメリカのコカ・コーラ(KO)であれば、毎年3月、6月、9月、11月の年4回配当の権利が確定します。

アメリカ株の特徴4:利回りが高め

アメリカでは、株式会社の利益は株主に還元するという意識が強く、配当が重視されています。日本のように株主優待がないこともあり、アメリカ株は配当利回りが高めです。

 

株価の一時的な暴落で配当利回りが暴騰する場合を除いて、長期的に安定した配当が行われる上場企業と考えると、アメリカ株の高配当利回りは7~8%くらいと言えます。

アメリカ株の特徴5:長期で配当が増えている企業がある

アメリカでは、長期間増配を継続している企業が多くあります。これは、世界の経済状況がどんな状態にあっても、企業の利益が継続的に増加していることを意味します。

 

日本では、花王が連続増配30年の実績を誇りますが、アメリカでは何十年も連続増配している企業は10社以上もあります。

高配当な代表的なアメリカ株銘柄12選

アメリカ株の特徴について、日本株と比較しながら解説してきました。一株から購入できることや配当の回数や受け取り方など、みなさんもアメリカ株の良さに気づいてきたのではないでしょうか。

 

ここからは具体的に高配当で代表的なアメリカ株について12銘柄、解説していきます。

代表的なアメリカ株銘柄1:エクソン・モービル(XOM)

エクソン・モービル(XOM)は、石油や天然ガス事業を手がける総合エネルギー企業です。同社は、石油や天然ガスの探鉱、生産の上流から、輸送、販売の下流まで手がけるスーパーメジャーの1つです。

 

現在の株価は34.45ドルで、近年は原油安で業績、株価とも伸び悩んでいます。株価としては下げ基調ですが、その分、配当利回りが10.10%と魅力的です。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄2:シェブロン(CVX)

シェブロン(CVX)は、エクソン・モービルのライバル企業で、石油や天然ガスの探鉱、生産の上流から、輸送、販売の下流まで手がけるスーパーメジャーの1つです。

 

現在の株価は73.51ドルで、米同業のノーブル・エナジーを買収し、2020年10月7日、エクソン・モービルの時価総額を初めて超えました。株価も少しずつ持ち直し、連続増配年数も33年、配当利回りも7.01%と高水準です。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄3:ボーイング(BA)

ボーイング(BA)は、アメリカのイリノイ州シカゴに本社をおき、商用飛行機事業、防衛宇宙セキュリティー事業を手がけている世界を代表する航空宇宙会社です。

 

現在の株価は、164.24ドルでコロナによる暴落の後、横這いを続けています。コロナ以前は連続で増配していましたが、コロナの影響で現在は配当を停止していますが、この危機を乗り越えればV字回復とともに配当も再開する可能性もあります。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄4:IBM(IBM)

IBM(IBM)は歴史のあるハイテク企業で、幅広くコンピュータ関連事業を展開しています。2019年にはレッドハットを340億ドルで買収しクラウド事業に乗り出しました。

 

現在の株価は124.89ドルで近年株価は低迷気味ですが、連続増配年数が長くなり配当貴族の仲間入りをしました。クラウド事業への参入を期待すると、株価低迷のタイミングで買うのはありでしょう。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄5:ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は、アメリカの小売薬局チェーン持ち株会社です。事業内容は、処方箋の調合や医薬品のメールオーダーを取り扱い、食品や日用品、ブランド化粧品なども販売しています。

 

現在の株価は37.64ドルでここ何年かは下落傾向ですが、株価が低い分配当利回りが高く、連続増配年数は45年となります。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄6:ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)

ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は、のアメリカの通信会社です。固定電話、インターネット、ブロードバンド通信やビデオ配信事業を提供しています。AT&T、T-Mobileとの寡占状態で、今後は5Gの取り組みが業績の鍵を握ります。

 

現在の株価は58.16ドルで緩やかに上昇基調で、配当利回りは4.31%と高く、安定した経営と連続増配12年が魅力です。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄7:ファイザー(PFE)

ファイザー(PFE)は170年以上の歴史を持ち、ペニシリン培養技術をもつ大手医薬品メーカーで、医療用医薬品やワクチンの研究開発、製造、販売をしています。製品開発とM&Aにより成長した会社で近年ではバイアグラが有名です。

 

現在の株価は36.55ドルで配当利回りは4.15%と高く、リーマンショック前までは配当貴族銘柄でした。一時途切れましたが、その後増配を継続しています。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄8:スリーエム(MMM)

スリーエム(MMM)は、1902年創業の110年以上の歴史のあるアメリカの化学電気素材メーカーです。事業は多岐にわたり、数多くの製品や特許を持つコングロマリット企業です。製品はポストイットが有名です。

 

現在の株価は169.08ドルで配当利回りは3.47%と高く、61年連続増配で売上、利益とも安定しています。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄9:JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM)

JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM)は、ニューヨークに本社のある1779年設立の伝統のある企業です。事業内容は、投資銀行業務、証券サービス、資産管理、カード会員サービスなどの金融サービスを行っています。

 

現在の株価は101.72ドルで配当利回りは3.53%で、景気には敏感ですが、世界でも有数の銀行だけあって、売上、利益とも安定し長期的にみれば右肩上がりです。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄10:コカ・コーラ(KO)

コカ・コーラ(KO)は、創立1892年の120年以上の歴史がある清涼飲料メーカーです。圧倒的なブランド力で、コカ・コーラ以外にも、ダイエットコーク、ファンタ、スプライトなどを展開しています。バフェット銘柄としても有名です。

 

現在の株価は49.99ドルで配当利回りは3.28%で、連続増配する配当貴族銘柄であり、長期で安定した配当が見込めるでしょう。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄11:マイクロソフト(MSFT)

マイクロソフト(MSFT)は、1975年創業で代表作「Windows」で世界的に有名になったIT企業です。ワードやエクセルなどのOfficeも有名で、現在はクラウド事業にも力を入れています。

 

現在の株価は219.66ドルで配当利回りに関しては1.01%と低いですが、アメリカのIT企業は積極投資のため配当金がない場合もあることを考えると良い銘柄ではないでしょうか。(2020年10月15日時点)

代表的なアメリカ株銘柄12:アップル(Apple)

アップル(Apple)は、スマホやPC、その関連商品を主力としたIT企業です。「iPhone」や「iPad」などが有名で、最近では、電子決済の「Apple Pay」や、独自ブランドのクレカ「Apple Card」といった金融サービスも手がけています。

 

現在の株価は120.71ドルで配当利回りは0.67%で低いですが、IT企業としては配当はよく、キャピタルゲインも期待できます。(2020年10月15日時点)

アメリカ株を買う際の注意点4つ

高配当のアメリカ株について具体的な企業名を挙げて紹介してきました。ここまではメリットを中心にお伝えしてきましたが、デメリットがないというわけではありません。

 

ここからは、アメリカ株を購入する際の注意点について4つ解説していきます。

アメリカ株を買う際の注意点1:課税対象である

日本の証券会社で購入した海外株式や海外ETFの配当金は、2重課税になります。日本株の場合は20.315%の課税だけですがアメリカ株の場合、まずアメリカで源泉徴収され、さらに日本で課税されてしまいます。

 

しかし、確定申告で「外国税額控除」を適用すると取り戻せる可能性があります。ただし、払い込んだ税金が少ないと全額回収できない場合もあります。

二重課税
外国税額控除

アメリカ株を買う際の注意点2:情報収集が難しい

アメリカ株の最新情報は基本英語になってしまいます。ただし日本語の情報も最近は増えているので、初心者であれば日本語で情報収集するのもいいでしょう。その情報により銘柄を選別するわけですから、はじめが肝心です。しかも決算など、その情報次第で株価は瞬時に上下します。

 

英語が苦手な人におすすめは、「Google Chrome」で翻訳ツールを使うと、英語サイトを日本語に翻訳できるのでぜひ検索してお試し下さい。

アメリカ株を買う際の注意点3:為替変動のリスクがある

アメリカ株の売買のタイミングによっては、ドル/円のレートにより為替リスクがあります。

 

ただ実際は、ここ何十年かで、一定の値幅内に収まっています。このように為替レンジと、日本株と米株の成長性の比較から、為替リスクは過度に恐れる必要がない可能性があります。

アメリカ株を買う際の注意点4:手数料が高い

アメリカ株は日本株と比べて、日本からアメリカへの委託手数料と、アメリカ国内の取引手数料が2重にかかります。米ドルに両替する際には為替手数料もかかります。

 

確かに手数料は割高ですが、楽天証券やSBI証券、マネックス証券では、アメリカ株式最低手数料が0円になり購入しやすくなりました。

 

さらに、楽天会員であればポイントで投資したり、SBIネット銀行の外貨預金を使って為替手数料を減らすこともできます。

楽天証券
SBI証券
マネックス証券

アメリカ株は高配当が魅力!注意点もしっかり押さえよう

アメリカ株の特徴と高配当銘柄について、注意点も確認しながら解説してきました。いかがだったでしょうか。

 

みなさんも注意点には気をつけながら、アメリカ株での配当生活、ぜひはじめてみてはいかがでしょうか。

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本記事の監修

松澤 健一郎

松澤 健一郎
代表ファイナンシャルプランナー

全国に店舗を持つ大手金融機関で年金、投資信託の営業として15年間勤務。 国際基準のFP資格であるCFP®や証券外務一種など多数の資格を持ち、将来設計の相談実績は15,000件以上。 的確なアドバイスや対応の迅速さが評価され、社長表彰や全国表彰の受賞歴多数。 その他、セミナー講師の甲子園と呼ばれる“セミコングランプリ2017”では全国2位入賞。 会員数40万人オンラインスクールサービス「Schoo」にて金融リテラシー入門講座の講師を担当。

▼経歴 2004年 某大手金融機関入社 2019年 株式会社ノークリー入社
▼資格 CFP/証券外務員一種/内部管理責任者/ライフコンサルタント

本記事の監修

松澤 健一郎

松澤 健一郎
代表ファイナンシャルプランナー

全国に店舗を持つ大手金融機関で年金、投資信託の営業として15年間勤務。 国際基準のFP資格であるCFP®や証券外務一種など多数の資格を持ち、将来設計の相談実績は15,000件以上。 的確なアドバイスや対応の迅速さが評価され、社長表彰や全国表彰の受賞歴多数。 その他、セミナー講師の甲子園と呼ばれる“セミコングランプリ2017”では全国2位入賞。 会員数40万人オンラインスクールサービス「Schoo」にて金融リテラシー入門講座の講師を担当。

▼経歴 2004年 某大手金融機関入社 2019年 株式会社ノークリー入社
▼資格 CFP/証券外務員一種/内部管理責任者/ライフコンサルタント

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