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塩漬け株の対処法5選!塩漬けになる理由・塩漬けにしないためのルールもご紹介

2022 05.17この記事はPRを含みます

目次

塩漬け株とはどんな株?

塩漬け株とは、いわゆるトレードによる失敗で売るに売れなくなった株のことをいいます。

塩漬けとは料理の世界では、食材を長期保存するためなどに塩漬けにしておくことをいいますが、株の世界ではその言葉を使って購入した株が値下がりして損切りできずに保有し続けてさらに値下がりして売るに売れなくなったということを指します。

株式投資では目的を持ちその株が将来値上がりすることを想定し購入しますが、予想に反して値下がりすることはよくあります。

そのときに損切りのタイミングを逃して損失を膨らませて売るに売れなくなるということがあって、そういった株トレードの失敗が塩漬けという言葉で表現されています。

塩漬け株があるとどうなる?

塩漬け株を持つことには多くのデメリットがあります。ここでは、塩漬け株を持つことでどうなるかについてみていきます。もし、塩漬け株になりそうな場合には、以下の内容をよく思い出して、思い切った対処法を考えるようにしましょう。

ストレスがたまる

塩漬け株を持つことによって、株を売ることもできずに損失ばかりが大きくなっていく不安や相場に振り回される精神的ストレスを背負うことになります。

本来は、将来値上がりするであろう期待感で株売買を行うものですが、塩漬け株を持つばかりに、手持ち資金も少なくなってストレスもたまるという悪循環となる可能性が高いです。また、そのストレスが原因となって、冷静な判断もできなくなるということも考えられます。

資金効率が低下する

塩漬け株を持つことにより、資金効率が低下し使用できる投資資金が少なくなってしまうということがあります。

もし、100万円の投資資金をもっていたとしても、塩漬け株を60万円持つことによって残り40万円のみの自由な資金ということになり、株式投資において不利になります。

たとえ塩漬け株を挽回できるチャンスが訪れても、自由な資金が少なければ対処できませんし、他の株へ投資するにも銘柄が限られてしまう可能性が高いです。

塩漬け株になる理由5選

塩漬け株を保有している人は、はじめからそれを狙ってその株を購入したということはありません。本来は値上がりするだろうという期待のもと購入したが、おもいがけず下がり、結果売ることもできずに下がり続けて塩漬け状態になる、つまり投資に失敗した結果です。

では、塩漬け株になる理由とはどういったものになるのでしょうか。ここでは塩漬け株になる理由を5つご紹介します。

塩漬け株になる理由1:そもそも株のことが分かっていない

塩漬け株になる理由に、そもそも株のことが分かっていないということがあります。株はその銘柄本来の業績や将来性などによっても価格が上下しますし、また世界情勢などの外部的要因によっても上下します。

そのため、企業の将来性を信じすぎて周囲のことに目がいかず放置することは危険です。そもそも株のことを知らずに購入していれば塩漬け状態になる可能性が高まります。

塩漬け株になる理由2:株価は必ず上がると盲信している

塩漬け株になる理由に、その銘柄の株価は必ず上がると盲信しているということがあります。購入した企業の業績や成長性を信じ、将来必ず値上がりするということを信じすぎて、外部要因や相場全体の状況把握ができていない可能性があります。

相場は、必ずしもその企業の業績や成長性のみでは上がることはなく、外部要因その他事情によって株価は上下します。本来はどんなに将来性が有望な株であっても損切りラインを決めておくことが必要で、それを下回ればリスク回避のために損切りすることが必要です。

しかし、その銘柄を盲信するあまり、そのような場面でも冷静な判断ができずに、結果として塩漬け株となるということです。

塩漬け株になる理由3:売るタイミングを逃した

塩漬け株になる理由に、売るタイミングを逃したということがあります。株を購入した場合に、全てが上がり続けることはなく、必ず株価が下がる銘柄はあります。その際に、すぐに損切りをできれば塩漬け株は発生しません。

しかし、企業の将来性などから株価が上がると信じて、最初から売らずに持っておこうと判断し、その後また株価が下がっても持ち続けるというのは、売るタイミングを逃している状態になります。

そうなれば、損が拡大し続けて結局売ることができないレベルまで到達することも考えられます。

塩漬け株になる理由4:損切りの覚悟ができない

塩漬け株になる理由に、損切りの覚悟ができないということがあります。保有している株の株価が下がっても、結局持ち続けて売らなければ損を確定することにはならないと判断して、損切りができないというパターンです。

株式投資をする上で損切りは必要と認識していたとしても、損切りを負けと考えて、失敗したくない、成功しつづけたいという思いから、損切りの覚悟ができないということです。この場合は、自分に損切りルールをつくってそれを徹底する必要があります。

塩漬け株になる理由5:塩漬け状態に気づいていない

塩漬け株になる理由に、塩漬け状態に気づいていないということがあります。塩漬け状態とは、簡単にいえば自分が購入した株価より価格が下がっても保有しつづける状態です。

買いのタイミングを誤るだけでも、塩漬け状態はすぐに作れますし、一旦上がって含み益となった後に株価が下がって保有し続けている状態も塩漬け状態です。

本当は塩漬け状態なのに、自分ではこれから株価が上がる序章だと思い込んでいる場合があります。そうなると、株を売るという考えはなく、結局は塩漬け状態が続くことになります。

塩漬け株への対処法5選

塩漬け株にしてしまう理由についてみてきましたが、実際に株投資をして塩漬け株にしてしまったという場合にはどうすればいいのでしょうか。ここでは塩漬け株への対処法を5つご紹介します。

塩漬け株への対処法1:一旦処分してさらに下がったら買いなおす

塩漬け株への対処法としては、一旦処分してさらに下がったら買いなおすという方法があります。損失が出てしまった株ですが、さらなる下落で損をしないための方法で、底を打った後に上がれば損を取り戻せるということでこのような方法があります。

ただし、この手法は下がりきったと判断できるところから買えば値上がりが期待できる場合のみ可能な方法といえます。チャート分析を行い、上に行くと判断できる場合のみの戦術ですので、感覚的に行うとさらなる損失を生む可能性があります。

塩漬け株への対処法2:ナンピンする

塩漬け株への対処法として、ナンピンするという方法があります。塩漬け状態で保有している株が、本来の価格に対して割安だと判断できれば、保有数を増やすことによって平均株価を下げることができます。

これを、株用語で「ナンピン買いする」といいます。ナンピン買いによって平均株価を下げることができ、また株価が上がることで損失を一気に減らすことが可能になります。

ただし、ナンピン後に株価が上がればいいですが、下がってしまうとさらに損失を増大させてしまう可能性があります。

塩漬け株への対処法3:貸株サービスに出し貸株料を得る

塩漬け株への対処法として、貸株サービスに出し貸株料を得るという方法があります。貸株サービスとは証券会社に保有している株を貸し出して、貸し出し金利を受け取るということで、貸し出した株は信用取引決済などに用いられます。

貸出し金利は銘柄ごとに異なり、場合によっては10%超の高金利銘柄も存在します。貸株をしていてもタイミングを見て売ることは可能です。

ただし、貸株をすることで優待特典がうけられない場合もあったり、証券会社が潰れると株が戻ってこない場合があるなどリスクもあります。塩漬け株の対処として、そのメリットデメリットをよく考えた上で貸株を検討するのもいいでしょう。

塩漬け株への対処法4:FXなどの担保として使う

塩漬け株への対処法として、FXなどの担保として使うという方法があります。信用取引やFXにおいて、証券会社によっては証拠金として保有している株式を担保にすることが可能です。

保有している株式すべてを担保とすることはできませんが、一部を担保にできるため、これを活用して信用株取引をしたりFXをすることができます。

ただし、FXや信用取引で損失が出た場合は強制売却されるリスクが伴いますので、取引額やレバレッジなどに注意して取引する必要があります。

塩漬け株への対処法5:配当目当てで長期保有し続ける

塩漬け株への対処法として、配当目当てで長期保有し続けるという方法があります。買値より現在の株価がかなり下になり、すぐに売ることができない状態の場合で、その株が安定した高い配当を行う場合は保有していることで毎年配当金を受け取ることができます。

また、配当がなくても株主優待があった場合も優待特典を受け続けることができます。ただし、今後も株価上昇が見込めず、さらに下がり続ける可能性が高い場合は、配当や優待など受けずに損切りする方が得策ということもあります。

そのときの状況に応じて対応を判断するようにしましょう。

塩漬け株にしないためのルール5選

株初心者の場合は損切りルールを作らずに購入してしまい、気づけば塩漬け状態になってしまったということはよくある話です。ここでは、そんな塩漬け株をつくらないために塩漬け株にしないためのルールを5つ紹介します。

塩漬け株にしないためのルール1:明確な損切りルールを決める

塩漬け株にしないためのルールに明確な損切りルールを決めるということがあります。損切りルールの決め方は人それぞれですが、たとえば損失額がいくらになったら損切りする、買値から10%を切ったら損切りするなど自分でルールを決めることが重要になります。

損切りの重要性を認知しながらも、ただ何となく株を保有していると、値が下がってきた場合もどこで損切りすればいいか踏ん切りがつきにくくなります。自分の中でいいので、明確な損切りルールを決めることが、塩漬け株にしないためには重要といえるでしょう。

塩漬け株にしないためのルール2:作った損切りルールを厳守する

塩漬け株にしないためのルールに一旦作った損切りルールを厳守するということがあります。自分で損切りルールを作ったとしても、実際に保有株が下落してくると、損切りできずに「損切りルールで作ったラインを下げたい」と考える人は多いでしょう。

しかし、ここで損切りルールを変えてしまうと、せっかく作ったルールが意味をなさなくなります。損失を確定するのは誰もが躊躇することですが、将来的に塩漬け株としないためにも、作った損切りルールは厳守しましょう。

塩漬け株にしないためのルール3:よい情報をうのみにしない

塩漬け株にしないためのルールとして、よい情報をうのみにしないということがあります。保有株が下がってくると不安になって掲示板をのぞき見したり、ありとあらゆる情報を採取しようとやっきになることでしょう。

その中には、何の根拠もないよい情報も含まれています。ネット上には特に根拠のない情報が多く飛び交っています。それらの情報をうのみにして、損切りをせずにいることが塩漬け株にしてしまう原因です。

株の売買においては損切りルールを守り、根拠もないよい情報に振り回されないことが重要です。

塩漬け株にしないためのルール4:むやみなナンピンは避ける

塩漬け株にしないためのルールに、むやみなナンピンは避けるということがあります。ナンピンとは保有している株の株価が下がってきたときに株を買い増しすることで平均株価を下げていく手法です。

その株が上がれば問題ありませんが、下がり続けていくと損失ばかりが増えていきます。また、少ない資金で投資している人の場合は、ナンピンすることによって拘束される資金が増えてしまい、ほとんど身動きのとれない状態に陥ります。

ナンピン買いしてもいいといえるのは、資金に余裕があって少しずつでもその株の保有率を上げたいと決めている人だけです。むやみなナンピンは塩漬け株を増やすだけになりかねないので、避けるようにしましょう。

塩漬け株にしないためのルール5:高配当・優待銘柄を買う

塩漬け株にしないためのルールとして、高配当・優待銘柄を買うということがあります。その株を購入した当初のシナリオ通りに株価が上昇しない場合でも、高配当・優待銘柄を購入することで長期保有によるメリットを享受することができます。

優良な銘柄であれば、長期保有によるリスクもある程度は低くすることが可能ですし、長期的視点に立てば株価が戻る可能性も高いからです。

塩漬け株を学ぶおすすめ本4選

塩漬け株を作りたくないと誰もがおもい、株投資をしていることでしょう。しかし、塩漬け株は誰もしたくてしているわけではありません。

損切りルールを徹底すれば、ある程度回避することは可能でしょうが、塩漬け状態となっている株を保有している投資家も多くいるのが実態です。

では、塩漬け株を回避するためにはどういったことをすればいいのでしょうか。ここでは塩漬け株について知るための本を4つご紹介します。ぜひ、塩漬け株についての知識を深めて、資金拘束されない投資を実現しましょう。

塩漬け株を学ぶおすすめ本1:漬け株で毎日金利を得る方法(桜ゆり子著)

塩漬け株を担保としてFXで外資の投資を行い、年利10%以上を目指すという趣旨の投資方法になります。塩漬け株を活用するという新しい考え方で、長期的に塩漬け状態で保有する予定の人には1つの手法であるといえるでしょう。

著者の投資についての体験談を踏まえた内容となっているので、面白く読み進めることができる一冊です。

塩漬け株を学ぶおすすめ本2:利食いと損切りのテクニック(アレキサンダー・エルダー著)

初心者の場合はトレードの仕方、値上がり株に集中してしまいがちですが、長期的な収益を生み出せるトレーダーになるためにはトレードのスタイルやリスク管理、心理学などを学んで自分のものにする必要があります。

こうした考え方の著者、アレキサンダー・エルダー博士の世界的ベストセラー本です。利食いと損切りのテクニックを解説してくれる中身の濃い1冊ですので、これから株投資をするという方にもおすすめです。

塩漬け株を学ぶおすすめ本3:さらば塩漬け株(三木彰著)

塩漬け株を上手く解消する方法と、2度と塩漬け株を作らない方法について書かれた本です。また、なぜ塩漬け株をつくってしまうのかという理由についても書かれています。株投資で塩漬け株をよく作ってしまうという方におすすめの1冊です。

塩漬け株を学ぶおすすめ本4:損切り・塩漬け無用の最強の株投資(杉村富生著)

短期売買によるロスカットを繰り返すことによって、損切り貧乏になってしまうということを指摘した本です。とはいえ、塩漬け株をずっと持ち続ける問題についても指摘して、非効率な投資を防止する方法を、勝ち組投資家と負け組投資家として例にあげながら解説しています。

また、具体的な儲け方についても書かれているので、勝つための株式投資のヒントとして読む価値のある1冊となっています。

塩漬け株ができる理由と対策を知り悩みを解消しよう

株式投資をしていると塩漬け株をつくってしまうという心理はよくわかりますが、塩漬け株ができる理由や対策を知ることで解消することも可能です。

損切りルールを作りそれを徹底する、万が一塩漬け株をつくってしまった場合でも、少しでも利益を出せるように貸株したり配当金目当てに保有するなど、さまざまな対策を講じて、塩漬け株の悩みを解消しましょう。

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