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株式投資での資産運用の始め方5つ|利益の種類や注意点5つ、おすすめの証券会社を解説

2023 09.17この記事はPRを含みます

目次

資産運用とは?

世界的に情勢が不安定な昨今の状況下で将来への不透明感が増す中、近年は若い世代が投資市場に参入しています。

 

資産運用への関心が急速に深まった理由は、「老後2000万円問題」で話題になった金融庁の報告書が契機となり「将来、安心した生活を送るため自力で資産形成をしておく」という意識が浸透してきたのも一因でしょう。

株式投資とは?

近年は例年以上に若い世代が証券口座を開設し投資市場に参入しています。

 

とはいえ、株式投資の世界は何も知らない初心者がにわか知識で利益を得られるほど容易なものではありません。

 

ここでは資産運用の王道である株式投資について、投資の始め方や目的別の正しい銘柄選択、おすすめの証券会社、株式投資の注意点について解説します。

株式投資の利益3つ

株式投資から得られる利益には、3種類あります。

 

まず、資金を投資して購入した株式を売却した時に得られる「売却益」、次に株主に会社から投資のお礼として送られる「株主優待」、3つめは「配当金」です。

 

株を購入して投資した会社の事業が順調に進み収益を得られれば、株主にはその事業で得た利益を受け取れる手段が3つある、ということです。

 

株式投資から得られるこれら3つの利益について、以下に詳しく説明していきます。

株式投資の利益1:キャピタルゲイン

キャピタルゲインとは、保有する株式の価格が値上がりで得られる利益のことです。多くの投資家がこのキャピタルゲインを目的に投資を行っています。

 

売却時の株価が購入時よりも上昇していないとキャピタルゲインを得られませんから、株式を購入する時は、利益を出す可能性の高い投資先を見極めなくてはなりません。

株式投資の利益2:株主優待

株主優待は日本で特に人気のある株主への還元制度です。

 

その会社の権利確定日に株式を所有する株主への優待のことで、会社によっては一定期間または一定数を保有する株主に限定するなど優待が受けられる基準を設定しています。

 

有名な株主優待になると、航空運賃割引や、テーマパークなどの1dayパスポート、飲食がお得になる優待券があります。

株式投資の利益3:配当金

配当金とは、企業が事業活動で得た利益を出資者である株主に分配して支払うお金のことです。
良質な銘柄を選び、長期保有しながらこつこつと配当金を得られる資産運用として良く知られる方法です。

 

初心者が確実にキャピタルゲインを得るのはそう簡単ではなく、知識や勉強も必要でしょう。一方で配当金を目的にした資産運用は、銘柄の選択によっては、定期的な配当収入を見込んだ安定した資産運用ができると言われることが多いです。

株式投資での資産運用の始め方5つ

証券会社を選ぶ時には手数料の安さや、取扱商品の多さ、サービスの充実度などに注目して証券会社を比較しながら選ぶのが良いでしょう。投資目的や投資できる資金の額、今までの投資経験も考えて、自分に合った証券会社を選びましょう。

最近はリスク分散を考えて複数の証券会社に口座を開設して資産運用するケースも珍しくなくなってきています。

株式投資での資産運用の始め方1:口座を開設する

証券会社の口座開設は無料で行えるのを知っていますか?

 

口座を開設するには、運転免許証や健康保険証などの本人確認証や銀行の口座番号、マイナンバーが必要です。自分が口座の開設を希望する証券会社のホームページにアクセスして、必要な書類を確認してみてください。

 

投資情報を得るためのスクリーニング用の口座と実際の資金運用口座、米国株式は取り扱い銘柄が多い証券会社で運用する、というような複数口座の開設も可能です。

株式投資での資産運用の始め方2:資金を入金する

自分の資産や年収、配偶者や子供の有無、投資する目的を考えて、投資に回せる資金を割り出しましょう。FPは、投資に回す資金は、毎月の生活費や短期的に必要な資金以外にするようアドバイスをすることが多いでしょう。

 

毎月の給与から一定の金額を自動的に投資口座に入金するシステムは、多くの証券会社が無料で設定しています。年2回のボーナス時にはある程度まとまった資金を一括で投資資金に回すのも良いでしょう。

株式投資での資産運用の始め方3:銘柄を選ぶ

銘柄選びは資産運用の楽しみです。

 

初めて株式投資をする時は、身近な業界や会社、日常生活で親しんでいる商品やサービスを提供している銘柄から選ぶのをお勧めします。

 

少し慣れてきたら、これから成長しそうな業界の会社の株式、良好な経営状態なのに割安な株式も考慮に入れてみましょう。

 

割引運賃の優待目的で航空運輸銘柄を購入するのも良いですし、百貨店は株主に商品を割引いて購入できる特典を用意している場合があります。

成長株

「成長株」は又の名を「グロース株」ともいい、売上高や経常利益が毎年、右肩上がりに伸びていて、今後も持続的な成長と株価上昇を見込める会社の株式のことを指します。

 

成長株として有望と見込んだ銘柄を選定して投資するのが「成長株投資」です。夢や期待をかけてその会社を応援しながら、株価の大幅な上昇を期待するのです。

 

うまくいけば大きな利益をあげられますが、期待通りに成長しない場合は損失を被る可能性があります。

割安株

「割安株」というのは、投資家の評価が会社の株価に対して反映されていないのに、株価が低い状態の株式のことをいいます。いずれその会社の価値が市場に正しく評価されれば株価が上がるだろうと期待される会社の株式で、「バリュー株」とも呼ばれています。

 

割安株を選定する評価の基準は人によってさまざまなのですが、株価純資産倍率(PBR)、株価収益率(PER)などの株価指標を用いた評価が一般的だとされています。

優待や特典

「株主優待」とは、企業が自社の株式を購入してくれた株主に、自社商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度のことです。全ての企業が株主優待を実施しているわけではありませんが、上場企業の半数近くが株主優待制度を導入しています。

 

また、自社株を長期保有する株主の方が企業にとってより有難い存在であることから、長期保有者限定で通常の優待とは別の特典を用意する企業も増えてきているのが近年の傾向です。

株式投資での資産運用の始め方4:株を注文する

株式の注文はとても簡単な作業なので、慣れれば1分もかかりません。

 

自分の口座にログインして買いたい銘柄を選択し、4ケタの銘柄コードを入力します。注文画面が表示されたら、買う株数と「指値」か「成り行き」かを指定します。

 

指値は自分で購入価格を設定する買い方で、基本的には指値が安心です。ただし、値段にかかわらずどうしてもその株を買いたい場合には「成り行き」を指定しますが、高値で購入するリスクが生じます。

株式投資での資産運用の始め方5:株を売る

「株式投資は売り時が難しい」と、昔から言われています。

 

熟慮の末、買った株式の株価が下がれば「きっといずれ株価が上昇するだろう」と考え、株価が上昇すると「今売るよりももう少し我慢をすれば、もっと利益が出るだろう」と、考えるからです。とは言え売らなくては利益が出ないので、マイルールを設定する人もいます。

 

例えば株価が10%上がったら売る、と設定しておくと、情に流されず着実に利益を積み重ねることが可能でしょう。

資産運用におすすめの証券会社6選

多数ある証券会社から、比較的若い世代の顧客が多い会社、ネットでの取引を長期に行っている会社を7つ選んで紹介します。

 

大切な資産を預ける証券会社を選ぶ時、是非参考にしてください。

資産運用におすすめの証券会社1:楽天証券

1つ目は楽天証券です。

 

楽天証券の魅力は、業界最安値の手数料や扱う投資信託の本数に加え、楽天の経済圏で使える楽天ポイントとの連携です。投資残高によって楽天ポイントを付与されたり、投資信託や積立投信の設定や買い付け、国内株の現物株式の買付で楽天ポイントが付与されるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

楽天証券

資産運用におすすめの証券会社2:auカブコム証券

auカブコム証券は、ネット証券企業の中では高い評価を得ている証券会社です。

 

親会社の三菱UFJフィナンシャル・グループグループの持つ高い信頼性や顧客基盤が背景にあり、顧客本位のサービスを充実させています。

 

外国株の取り扱いはありませんが、日本株であれば株式を1株から購入できる「プチ株」や、またauユーザーや50歳以上の顧客には、株式の売買手数料を割引する制度が提供されているのもユニークです。

 

資産運用におすすめの証券会社3:SBI証券

SBI証券の口座開設数は野村証券と方を並べる国内でも有数の証券会社とされています。

 

人気の秘密はネット証券の中でもトップクラスの安さに設定した手数料体系や、IPO(新規公開株式)取扱件数の多さ、PTSによる株式の夜間取引、人工知能WealthNaviを活用した自動資産運用の導入でしょう。

 

取り扱い外国株式の銘柄数も多く、多様な品揃えで資産運用初心者から経験者まで幅広い投資層に支持されています。

SBI証券

資産運用におすすめの証券会社4:松井証券

優待名人として有名な桐谷広人氏が愛用するネット証券としても有名な松井証券は、長い歴史を持ち初めて本格的にインターネットによる株取引を始めた老舗証券会社です。

 

株式だけでなくREITやFXまで幅広い商品を扱っており、株式現物取引の場合1日あたり約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料に設定されています。

 

投資信託の取り扱い数も多く、全ての投資信託の購入時手数料を無料にしています。

松井証券【日本株】

 

資産運用におすすめの証券会社5:マネックス証券

ネット証券の中でも有数の人気を誇るマネックス証券は、購入手数料無料の投資信託をはじめ、ETF、FX、債券など豊富なラインナップを展開しています。

 

海外株式の取り扱いには定評があり、中でも米国株式は有名な大型銘柄だけでなく中小銘柄も含め幅広く扱っています。

 

また、投資初心者でも比較的確実に利益を得られるとされるIPO(新規公開株式)抽選でも、資金力の未熟な投資家でも当選機会が平等な抽選を約束しています。

マネックス証券

資産運用におすすめの証券会社6:岡三オンライン証券

岡三オンライン証券は、創業が古く歴史をもつ老舗証券会社である岡三証券傘下のネット証券会社です。

 

業界でも最安値レベルの手数料体系を備え、また、全ての投資信託の購入手数料は無料です。多彩な高性能取引ツールを有するのみならず、市場分析、銘柄情報、決算情報など「情報の岡三」の提供する質の高い情報も全て無料で見られます。

 

専門家のアドバイスを受けながら投資する「投資サポートコース」があります

株式投資で資産運用するときの注意点5つ

株式投資で資産運用をする場合、いくつかの注意点があります。

 

金融のプロではないサラリーマンや公務員でも、リスクを分散してより安全に、より着実に資産を築くため、気をつけるべきポイントを解説します。

資産運用するときの注意点1:証券会社は比較検討する

証券会社を選ぶ時の注目点は、売買手数料と取り扱い商品でしょう。

 

売買手数料は、株式を購入する際に証券会社に手数料として支払うお金のことです。ネット証券の売買手数料は対面式の証券会社の手数料より遥かに安く設定されており、一定の上限を設けて手数料を無料にしている証券会社も少なくありません。

 

「扱う商品が証券会社によって異なる」というのも忘れないようにして、買いたい商品があるところを選ぶようにしましょう。

資産運用するときの注意点2:長期間の運用を意識する

株式投資は「安く買って高く売る」ことで利益を得るイメージがあるかもしれませんが、短期売買で継続的に利益を得るのはプロでも難しいと言われています。

 

相場の上下に惑わされない資産運用をするには「長期運用」がお勧めです。考える時間も手間も節約でき、長く保有すればするほど投資リターンが安定する傾向にあるからです。

「長期運用」することで利益を再投資し複利効果が生まれ、リターンがさらに大きくなる利点があります。

資産運用するときの注意点3:資産を分散させる

長期資産運用を投資の中心に据え失敗のないポートフォリオを目指すには、「同じカゴに全ての卵を盛らない」ことを心がけ、資金分散に注意して投資していきましょう。

 

いちどに大量の資金を一つの銘柄に投資して、万が一その投資先が破綻したら大変なことになります。企業規模や利回り、通貨も一つに限定しないなど、将来のリスクを考えながら、異なった企業や業種、異なった地域を選んで資金を分散させましょう。

資産運用するときの注意点4:目標を決める

結婚資金や教育費、自分の老後資金など、「運用目標を明確にした資産運用」を心がけましょう。

 

比較的短期で増やしたい場合、安定した長期成長を求めたい場合、用途は決めていないけれどとりあえず1000万貯めたい、などの条件で、運用期間やリスクをどのくらいの割合に設定するのかなどで、購入に適した商品が違ってくる可能性があるからです。

資産運用するときの注意点5:売却のタイミングを知る

長期の資産運用の場合「株価が暴落しても焦って売却しない」というのが原則です。なぜなら、株価の暴落は一時的な現象である場合が多いと言われているからです。

 

投資家の中には「購入時の何%上昇したら売却する」というようなマイルールを設定している人もいます。

 

目標金額に達したり資金が入用になったら、時期を分散しながら売却すると、よりリスクは低くなります。最近は、定期売却サービスのある証券会社も出てきました。

株式投資で資産運用をしてみよう

高齢化社会にもかかわらず少子化問題は解決されないままで、若い世代は将来への不安が強まっています。ライフプランをたて、資産形成を人任せにしない努力が必要な時代の到来です。

 

世界的な金融緩和で、かつてのように銀行預金や国債では資産を効果的に増やせなくなっているこの頃です。資産運用の王道である株式投資は、ポイントをきちんと押さえ、リスクを分散していけば、効果的に資産形成できる可能性があるでしょう。

 

株式投資に関する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。

株式投資をする人たちの株式の管理方法とは?おすすめのアプリ12選をご紹介

 

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