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低位株のポイント7選|低位株の注意点5選や勉強に役立つ書籍4選も紹介

2023 10.2この記事はPRを含みます

目次

低位株について

「低位株」とは、株価が低い株を表す言葉です。別名「ボロ株」と呼ばれることもあります。

 

低位株には具体的な分類基準はありませんが、一般的には500円から300円以下の株式のことを意味することが多いです。また、100円以下の株は「超低位株」と呼ばれる場合もあります。

 

低位株は成熟業種に多く、化学や造船、鉄鋼関連の分野で大きく見受けられます。株価が安価な株ですので、大量保有することもできます。

低位株と似た株の種類3選

株には様々な種類のものがあります。ここからは、低位株と似た株の種類をご紹介していきます。それぞれの言葉の違いを理解し、投資先を検討する際の参考にしてください。

 

ただし、あくまでも「似た株の種類」であって、低位株ではないため、混同しないように注意が必要です。

低位株と似た株の種類1:値がさ株

「値がさ株」は、株価水準が高い銘柄のことです。市場全体の平均値に比べて高値のものを意味します。

 

売買代金の上位で値がさ株が増えてきた場合は、日経平均が値上がりする可能性があります。一般的には、一単元当たりの取引に必要な金額が100万円程になった場合に「値がさ株」と言われます。

 

傾向として、発行株数の少ない株が値がさ株になることが多いです。

低位株と似た株の種類2:割安株

「割安株」は「バリュー株」と呼ばれることもあり、企業の業績などに比べて株価が安い銘柄のことです。割安株は、会社の利益や資産の評価が、株価に反映されていない状態です。

 

割安株かどうかは、株価純資産倍率や株価収益率などで評価されます。投資信託や腕の立つ投資家は、割安株に投資して高い収益を目指すこともあります。

 

ただし、割安だからと安易に手を出しても、その株を買う人が少なければ株価は上昇しません。見極めが大切になります。

低位株と似た株の種類3:中位株

「中位株」は、株式市場全体の水準と比較して株価水準が高くも低くもない、中程度の銘柄です。どの程度で「中位株」と呼ばれるかについては決まっていませんが、その時々の相場全体の水準と比較して呼ばれる場合が多いでしょう。

 

中位株には下値リスクが少なく、低位株のような不安定な要素もありません。また、値がさ株のように割高感もないため、中期から長期目線で株を購入している人は中位株を選ぶ場合もあります。

低位株のポイント7選

低位株について理解したいという人も多いことでしょう。ここからは、低位株のポイントを7つご紹介していきます。低位株の取引を考えている人は、参考にしてみてください。

 

しっかりと見極めて、購入するべきかどうかを判断するようにしましょう。

低位株のポイント1:少額から投資ができる

低位株のポイントの1つ目は、小額から投資できるということです。1単元あたり10万円あれば、大半の低位株は購入できるでしょう。

 

そのため、「手元の資金は少ないけれど投資にチャレンジしてみたい」という人にとってはメリットと言えます。1単元を手頃な価格で手に入れたい場合は、低位株に目を付けるといいでしょう。

低位株のポイント2:株価変動が少なくても上昇率が高い

低位株のポイントの2つ目は、株価変動が少なくても上昇率が高いという点です。場合によっては、1日で10%や20%の値動きが期待できることもあります。

 

そのため、30円の銘柄が1日で2倍になったという例も少なくありません。短期目線で投資をしている人の中には、低位株で利益を出している人も少なくありません。

 

株価が安いほど値幅取りのチャンスが期待できるため、低位株は個人事業主に人気があります。

低位株のポイント3:株式を多く取得ができる

低位株の場合は、株式を多く取得できます。日本では1単元100株を取引することが基本ですが、価格の安い低位株の場合は、100株取得しても、値がさ株に比べて価格が低いです。

 

そのため、多く取得して大株主になることも可能です。ただし仕手のターゲットになることもあるため、個人投資家は注意が必要です。

 

大量に株を取得する仕手の動きを見極めて行動することが大切です。

低位株のポイント4:下値の不安が少ない

低位株のポイントの4つ目は、下値の不安が少ないことです。低位株はすでに価格が安いため、極端に下がる可能性はないでしょう。

 

しかし、多額の資金を投下した後で低位株の会社が倒産してしまうと、大損してしまう可能性もあるので注意が必要です。

低位株のポイント5:高配当を得られる銘柄がある

低位株の中には、高配当を得られる銘柄があります。そのため、配当を目当てに低位株を購入する人も少なくありません。低位株の中でも、高配当利回りの銘柄を探し出して購入することもおすすめです。

 

個人投資家に低位株が人気の理由は、利回りが4%という高配当の低位株もあるからです。高配当の定位株について調べてみると良いでしょう。

低位株のポイント6:パターンが読みやすい銘柄もある

低位株の中には、パターンが読みやすい銘柄もあります。さらにチャートが読めれば、横ばい状態が長く続いていたり、移動平均線を上抜けたりと明確なシグナルが出ることが分かります。

 

気になる低位株があれば、チャートの分析をしてみると良いでしょう。

低位株のポイント7:プロが参入しづらい

低位株は、プロの参入が難しいと言われています。そのため、少額から投資できる低位株は、多くの場合、機関投資家よりも個人投資家が取り扱います。

 

プロは、数百億円から数兆円規模の巨額の資金を動かしています。そのため、どの銘柄をどれだけ買っているかが分かりやすい低位株は、手口が分かってしまうことから「プロが参入しづらい」と言われています。

 

ただし、全く仕掛ける人が存在しないということではないため、注意が必要です。

低位株の注意点5選

ここからは、低位株の注意点をご紹介していきます。魅力の高い定位株ですが、注意点もあります。

 

実際に取引するかどうか、注意点も含めて検討してみてください。ここでご紹介する注意点は、低位株に関わらず、他の銘柄を取引する際にも大切なことも含まれていますので、ぜひ参考にしてみてください。

低位株の注意点1:銘柄によっては上昇しにくい場合もある

低位株は、銘柄によっては上昇しにくい場合があります。株価が今後上がるかどうかは、銘柄をしっかり分析して見極める必要があります。

 

業績が安定している成熟した会社の場合は、今後も大きく株価が上昇することは期待できません。さらに、業績が悪化している企業の株が低位株になっている場合も多く見られます。

 

単に株が安いからといって、「買い場」だと判断しないように注意してください。

低位株の注意点2:株が無価値になる可能性もある

低位株の場合、所有している株が無価値になる可能性もあるため、注意が必要です。前述のとおり、低位株は基本的には大きく上昇することは見込めず、業績が良くない企業の株であることも多いです。

 

そのため、倒産や上場廃止のリスクがある場合も少なくありません。上場廃止になった場合は、株の価値がなくなる可能性もあります。

 

企業の業績は必ず確認して低位株を選ぶようにしましょう。また、株を保有する機関にも注意が必要です。

低位株の注意点3:仕手筋に注意する

低位株の注意点の3つ目は、仕手筋に注意することです。中には、投機的に株の売買をし、株価を吊り上げようとする集団もいるため、注意してください。

 

たとえば、株価の安い銘柄を狙っていると、急に株価が上がる場合があります。また、慌てて株を購入すると、仕手筋が大量に売却し高値掴みをさせられる可能性があります。

 

普段よりも出来高が増えた低位株は、仕手筋が仕掛けている可能性があるため用心して下さい。

低位株の注意点4:企業のリサーチを欠かさない

低位株を取り扱う場合は、企業のリサーチを欠かさないようにしましょう。低位株のチャートを分析するなど、最低限、企業の業績には目を通しておくことが重要です。

 

企業のリサーチを行う際は、四季報を読み、その企業のホームページに掲載されている業績や収益、今後のビジネスプランなどをしっかりチェックするといいでしょう。

 

また、低位株を見つけてもすぐに飛びつかず、様子を見ることもおすすめです。

低位株の注意点5:株価変動により大きく下降する可能性がある

低位株は、株価変動により大きく下降する可能性があります。上がったと思ったらすぐ下がることも少なくないため、初心者は特に注意です。

 

また、数日から2週間程度で暴騰することもあれば暴落することも、低位株には少なくありません。そのため、短期で取引ができなければ、大きく損してしまうこともあるでしょう。

低位株の勉強に役立つ書籍4選

ここからは、低位株を勉強したいという人におすすめの書籍をご紹介していきます。低位株の取引をする前の予備知識として、ぜひ手に取ってみましょう。

 

今は直接低位株の取引を予定していない場合でも、比較的低い資金を使って新しい投資手法が学習できる本もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

低位株の勉強に役立つ書籍1:個人投資家が勝てる低位株投資

「個人投資家が勝てる低位株投資」は、 NISA口座で非課税投資にも最適な低位株の投資方法を教えてくれる本です。低位株投資の戦術も詳しく紹介してくれるため、低位株投資や株式投資自体に不慣れな人におすすめです。

 

さらに、これからが楽しみな期待銘柄も掲載されているため、銘柄選定の参考にすることができます。

 

急落した低位株のリバウンドに乗って利益を取りたいと考えている投資家は、手に取ってみるといいでしょう。

個人投資家が勝てる低位株投資

 

低位株の勉強に役立つ書籍2:10万円から始める! 小型株集中投資で1億円

「10万円から始める! 小型株集中投資で1億円」は、投資をする際にリスクを低くし、成功する方法が紹介されている書籍です。小型株集中投資に興味がある人は、読んでみると良いでしょう。

10万円から始める! 小型株集中投資で1億円

 

低位株の勉強に役立つ書籍3:低位株待ち伏せ投資——10万円から始める毎年5割高ねらいの株式投資法!

この本を読むことで、機関投資家、外国人などが見向きもしない銘柄を探し出すこともできるでしょう。著者は、マネー誌などで何度も紹介されている人気投資家のため、参考にしてみることをおすすめします。

低位株待ち伏せ投資――10万円から始める毎年5割高ねらいの株式投資法!

 

低位株の勉強に役立つ書籍4:初心者でもがっぽり儲かる 大化け「低位株」投資法

「初心者でもがっぽり儲かる 大化け「低位株」投資法は」、初心者におすすめの書籍です。チャートの見方や上昇する株の見分け方など、基本的なことが紹介されているため、投資の知識が全くない人に最適です。

初心者でもがっぽり儲かる 大化け「低位株」投資法

 

ノウハウだけでなく、リスク管理、資金管理も紹介されていますので、手に取ってみるといいでしょう。

低位株を始めてみましょう

定位株は、ポイントなどを理解してから始めるのが良いでしょう。注意点なども把握し、リスク管理をしっかりと行いましょう。

 

また、勉強に役立つ書籍や投資したいと思った会社の業績などは、詳しく調べておくと良いでしょう。

 

株式投資に関する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。

株式投資をする人たちの株式の管理方法とは?おすすめのアプリ12選をご紹介

 

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