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NISAでおすすめの投資信託14選|投資信託を選ぶ基準も解説!シャープレシオとは?

2023 05.24この記事はPRを含みます

目次

NISAとは

世界的な低金利時代に突入し、「貯蓄から投資へ」という言葉を耳にすることが増えてきました。将来の資産作りは自力でする時代を迎え、できるだけ安全かつ非課税で資産を増やせるNISA制度が注目を浴びています。

 

ここでは、一般NISAで購入可能なおすすめの投資信託について解説していきます。商品選びの参考にしてみてください。

楽天証券NISA・つみたてNISA(少額投資非課税制度)初めてガイド | 楽天証券

NISAの投資信託の種類

一般NISAでは、国内外の個別株、ETF、ENT、J-REIT、海外REITなど、多種多様な金融商品が購入できます。公社債投信やMRF、FXや債権、地金、仮想通貨、未上場株式はNISAでは購入できません。

 

NISA口座で購入可能な投資信託には、バランス型、インデックス型、毎月分配型があります。

NISAにおすすめの投資信託14選

ここでは、NISA口座での運用と資産形成におすすめの投資信託3種類、計14個を紹介します。バランス型投資信託は投資対象のアセットクラスの割合を決め、あらかじめ分散投資している投資信託のことです。

 

インデックス型は、近年広まってきた指標に連動させた値動きをする投資信託、毎月分配型は毎月、分配金を受け取れる投資信託です。

バランス型ファンド

バランス型ファンドは、複数の投資対象資産を組み合わせて設定した投資信託です。それぞれの投資信託を管理運営する責任者が株と債権、REITなどを選定し、また投資先地域も国内、全世界、先進国、新興国などを選定して組み合わせます。

 

バランスファンドは、ファンドごとに資産割合が異なる点に注意して選ぶのがポイントです。ここでは、バランス型ファンドでおすすめする商品4つを紹介します。

NISAにおすすめの投資信託1:投資のソムリエ

アセットマネジメントOneが運用する「投資のソムリエ」は、2016年2018年2019年の3回、モーニングスターの優秀ファンド賞を受賞しています。2020年には「安定資産(債券・バランス安定)型 部門」において、最優秀ファンド賞を受賞しております。このファンドでおすすめする点は、徹底した分散投資と、市場暴落時でも状況に合わせて柔軟な資産配分比率の変更ができる点でしょう。

 

総資産残高は、2023年5月24日で4,946.82億円と基準価格の変動率が低いだけでなく、中長期的な運用効率性でも優れたファンドです。

投資のソムリエ|ファンド情報|アセットマネジメントOne

NISAにおすすめの投資信託2:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の「8資産均等」というのは、国内、先進国、新興国の株式と債権、国内と先進国リートの8分野にそれぞれ12.5%ずつ均等に投資する設計のファンドです。

 

2023年5月24日時点の資産残高は1,947.79億円、信託報酬は0.154%と、非常に安く設定されており、低コストで手間をかけずにわかりやすく分散投資したい人におすすめです。

eMAXIS

NISAにおすすめの投資信託3:三井住友・DC年金バランス50(標準型)

3種類ある「三井住友・DC年金バランス」の中で、「バランス50」は国内株式と国内債券にそれぞれ35%ずつ、外国株式15%、外国債券10%、短期金融資産5%を基本として分散投資を行うファンドです。

 

TOPIXや NOMURA-BPI、MSCIコクサイインデックス、FTSE世界国債インデックスに連動させて運用しており、信託報酬額は0.253%、時価総額は2023年5月24日時点で477.48億円です。

概要/_ - 三井住友DSアセットマネジメント

NISAにおすすめの投資信託4:楽天資産形成ファンド

楽天資産形成ファンドは、2017年から2年連続でR&Iファンド大賞の優秀ファンド賞を受賞しており、2023年5月24日時点の資産残高は56.98億円、信託報酬は0.55%です。

 

2022年11月の報告書に拠ると、このファンドの資産配分比率は株式55.8%と債券41.8%の割合です。国内外の株式とほぼ同じ割合になっており、債券の内容は3:1で、海外債券より国内債券が多く設定されています。

楽天資産形成ファンド | 投資信託 | 楽天証券

インデックス型ファンド

インデックスとはTOPIXやNASDAQのような株価指数のことで、インデックスファンドはインデックスに連動する運用を目指すファンドのことを指します。

 

運用の手間がさほどかからないことから信託報酬が比較的安く設定されており、長期積立に適しているので、つみたてNISAやiDeCoの対象商品にも多く選ばれています。ここでは、おすすめのインデックス型ファンドを5点、紹介します。

NISAにおすすめの投資信託5:ニッセイ日経平均インデックスファンド

日経平均株価と連動する投資成果を目指し、ニッセイアセットマネジメントが運用するインデックスファンドです。購入手数料無料で、信託報酬は0.154%、2023年5月24日時点での資産残高は478.09億円です。

 

「日経平均株価」は、日本経済新聞社が東証1部上場企業から選んだ225銘柄の平均株価で、「TPOIX」は東証1部に上場する全ての平均株価であり、両方共、日本株全体の値動きを表す指数としてよく使われます。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド|投資信託のニッセイアセットマネジメント

NISAにおすすめの投資信託6:ニッセイ外国債券インデックスファンド

同じく、ニッセイアセットマネジメントが運用するFTSE世界国債インデックスに連動した成果を目指すインデックスファンドです。購入時の手数料無料、信託報酬0.154%と、この分野では最安値の設定なのもおすすめできるポイントです。

 

2023年5月24日時点の資産残高は235.64億円、日本を除く世界の主要先進国の国債に投資し、独自モデルを使いながら運用しているのが特徴です。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド | 投資信託 | 楽天証券

NISAにおすすめの投資信託7:ダイワ・インデックスセレクト TOPIX

TOPIXの動きに連動した運用を目指すインデックスファンドで、購入時手数料0%、信託報酬は0.44%かかります。2023年5月24日時点の資産残高は18.20億円、2028年09月19日に償還される予定です。

 

TPOIXに連動するインデックスファンドでは、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)やiFreeTOPIXインデックスが償還予定なく、無期限で運用されています。

大和証券/ダイワのオンライントレード

積極運用型ファンド

各種インデックスを上回る結果を目指して運用されるファンドを4つ紹介します。インデックスファンドとは異なり、情報分析したファンドマネージャーが独自の視点で積極的に銘柄を入れ替えながら運用します。そのため、信託報酬はインデックスファンドより高くなる傾向があります。

NISAにおすすめの投資信託8:アメリカン・ニュー・ステージ・オープン

2~3年後の事業環境や成長性に期待して米国の新興成長小型企業を厳選し、投資するファンドです。運用は三菱UFJ国債投信で、2023年5月24日時点の資産残高は73.45億円です。購入時手数料3%以内、信託報酬は2.08%、解約時手数料がかかります。

アメリカン・ニュー・ステージ・オープン

NISAにおすすめの投資信託9:ラッセル・インベストメント外国株式ファンド

MSCI KOKUSAIをベンチマークとしてそれを上回る成績を目指し、日本を除く世界先進国各国の株式への投資と中長期的にベンチマークを上回ることを目指すアクティブファンドです。

 

購入時手数料は3.3%以下、信託報酬は1.21%、2023年4月末時点の総資産は13.19億円となっています。運用会社のラッセルインベストメントは1936年米国で創立で、世界各国の公的年金や一流企業の年金の運用を行っています。

ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(愛称:ワールド・プロフェッショナルズ) | Russell Investments

NISAにおすすめの投資信託10:One国内株オープン

10年以上の運用実績のある、総資産額(2023年5月24日時点)229.87億円のアクティブ型投資信託です。運用会社は、みずほグループのアセットマネジメントOneで、購入時手数料は3%以内、信託報酬は1.76%になっています。

 

投資先は国内株式が主で、マクロ投資環境分析を行い、その時々に最適と思われる組み合わせを考えて運用しています。

One国内株オープン《自由演技》

NISAにおすすめの投資信託11:フィデリティ・アジア株・ファンド

1998年に設定されたアクティブファンドで、投資対象は日本を除くアジア地域の株式です。ベンチマークはMSCI ACアジア(除く日本)インデックスで、購入時手数料は0%、信託報酬は1.903%となっています。

 

2023年5月24日時点の資産残高は135.05億円で、組み入れ上位銘柄の中には、アリババグループ、テンセント・ホールディングス、台湾セミコンダクター、サムスンなどがあります。

フィデリティ・アジア株・ファンド | 投資信託 | 楽天証券

分配型ファンド

「分配型ファンド」というのは、年に何回か分配金をもらいたいという消費者ニーズに沿った商品です。

 

通常、分配金は運用収益から分配されますが、中には投資した元本を払い戻して分配する「特別分配金」もあるため、購入時に確認することをおすすめします。

NISAにおすすめの投資信託12:エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型)

パナマやメキシコ、インドネシアなど、新興国の政府や政府機関が発行する米ドル建てのゾブリン債券に投資する投資信託です。運用会社は三菱UFJ国際投信で、対価ヘッジなしの設定、購入手数料3.3%以下、信託報酬は1.73%の解約手数料がかかります。

 

2023年5月24日時点の残高は175.11億円、コロナショックの2020年も毎月の分配金の支払いがあり、おすすめできるポイントです。

エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型)

NISAにおすすめの投資信託13:ファイン・ブレンド(毎月分配型)

日興アセットマネジメントが運用する毎月分配型ファンドで、コロナショックの2020年でも分配金は支払われました。投資対象は、日本国債、海外債券、グローバル株式、グローバルREITで、中長期的に収益が期待できるこれらの5つの資産に分散投資している点でもおすすめします。

 

購入時手数料は3.3%以下、信託報酬は1.47%、解約時の手数料はありません。2023年5月24日時点での残高は485.28億円です。

ファイン・ブレンド(毎月分配型)|日興アセットマネジメント

NISAにおすすめの投資信託14:MHAM USインカムオープン毎月決算コース(為替ヘッジなし)

主に米国の債券市場が投資先になっており、具体的には米国債、高格付債、転換社債などの株式関連債、ハイイールド債を効果的に組み合わせて運用しています。

 

優れた成績のファンドを表彰する「リフィニティブ・リッパー・ファンド・アワードジャパン」を2015年から6年間連続で受賞している点においてもおすすめです。購入時手数料は2.2%以内、信託報酬は1.815%、2023年5月24日時点の残高は40.08億円です。

MHAM USインカムオープン毎月決算コース(為替ヘッジなし)|ファンド情報|アセットマネジメントOne

NISAの投資信託を選ぶ基準3選

つみたてNISAとは異なり、一般のNISAでは購入可能な投資信託が多いため、選択に迷うこともあるでしょう。また預金とは異なり、投資信託は元本が保証されていません。適切な投資信託選びのための基準を3点解説します。ご自身の資産形成に役立ててみてはいかがでしょうか。

NISAの投資信託を選ぶ基準1:シャープレシオ

「シャープレシオ」は運用効率を示す指標で、投資信託を選ぶ時に参考にするのをおすすめします。シャープレシオの値は大きいほど良いとされており、1を超えるとその投資信託は優秀な運用成績だとされています。

 

購入時に2つの同じリスクの投資信託で迷った場合、リターンがより高い方を選ぶのに役立つ数値です。シャープレシオは、(ファンドの平均リターン-安全資産利子率)÷標準偏差で計算できます。

NISAの投資信託を選ぶ基準2:投資経験

投資は元本が保証されないので、「ギャンブルのようなもの」と言われることすらありますが、ギャンブルとは目的や仕組みが違います。ギャンブルは娯楽が目的ですが、投資は運用先が成長して得られた利益などを受け取るものです。

 

投資経験が浅い人は投資の知識が少なく、実際の経験も乏しいので、まず金融商品の特徴を学んでからつみたてNISAやiDeCoなどを使うなど、専用に選ばれた商品で投資すると安心でしょう。

NISAの投資信託を選ぶ基準3:貯金額

いくら投資で資産形成したいからといって、貯金全てを注ぎ込んでしまうのはお勧めできません。生活費や、急な病気、事故、災害に遭った時の緊急時の予備費用、近々使う予定のある教育資金などは、資産運用資金と分けておくのが賢明です。

 

投資信託は100円から投資できるので、少額でも分散投資ができます。現在の貯金額が少なくても毎月の収入から一定の金額を積み立てることが可能なのも、投資信託の利点と言えるでしょう。

NISAでおすすめの投資信託を選ぼう

通常の投資は、配当や値上がりした売却益に20%課税されますが、NISAやつみたてNISAで投資すれば、一切課税されません。また、NISAの枠内で購入した商品を数倍の価格で売却しても課税はなく、所得税を申告する必要もないのです。

 

世界的な低金利時代へ突入し「貯蓄から投資へ」と言われはじめた昨今、非課税でできるNISA制度を使った効率的な資産形成をおすすめします。

NISA口座をお持ちでない方は、まずは開設してみてはいかがでしょうか。

 

主要なネット証券(口座数上位5社)としては以下の5社があります。

楽天証券

松井証券

SBI証券

マネックス証券

auカブコム証券

 

投資信託に関する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。

投資信託とは|投資信託はいくらから始められるのか?4つのポイントなどを紹介

投資信託とは?メリット6つや知っておきたい知識をわかりやすく解説

 

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