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アメリカで不動産投資をスタートするために必要な10個の手順&ポイント

2020 06.4この記事はPRを含みます

アメリカで不動産投資をするとは?

日本の長引く不況とオリンピック後の不動産の下落を考え、アメリカの不動産投資をおこなう人が増えています。

アメリカで不動産投資をおこなうということは、保有財産に円だけでなくドルも加わるということなので、財産管理の面からもたいへん有利になるといえるでしょう。

これらの理由から現在、日本での投資から手を引いた投資家たちが、アメリカで不動産投資をはじめる例が増えています。

多くの投資家がアメリカで不動産投資をする理由

不動産投資家たちがアメリカでの投資をはじめている理由に、アメリカの人口増加があげられています。

アメリカは常に人が増え続けている国なので、不動産相場が安定していると考えられています。

現在、日本の不動産の空き室状況をアメリカのそれと比べると、明らかに我が国の方が入居率が低いです。

不安定で今後は下落が見込まれる日本よりも、中長期的に上昇が見込まれるアメリカへの注目が集まっています。

1:円を資産で持つことがリスキー

不動産投資をアメリカでおこなうことで、ドルでの資産形成ができるようになります。

金利が低い現在の日本では、円で資産をもつことがたいへんリスキーだと考えられています。ドルが獲得できて節税対策にもなると、アメリカでの不動産投資に投資家たちが傾きはじめています。

2008年のサブプライム問題から立ち直りはじめたアメリカの不動産が上昇をはじめているこれからが、投資のチャンスだといわれています。

2:日本での人口減少

日本は現在、少子高齢化が進行していて、2020年を境に不動産の下落が起こると予想されています。

日本の人口減少は深刻です。不動産の数は現在、飽和状態です。

人口が増える見込みのない日本よりも、人口が増えて不動産購入率が上がっているアメリカの方が、不動産投資の対象として見込みがあると考えられています。

アメリカで不動産投資をスタートするための手順10

それでは、アメリカで不動産投資をするために必要な10コの手順についてご説明していきます。

アメリカは法律も言語も日本とは違うので慣れるまではたいへんですが、優秀なエージェントを探してスムーズな手続きをおこなっていくことができます。

その手順を、詳しく見ていきましょう。

不動産投資の手順1:エージェントを探す

アメリカで不動産投資をおこなうために、まずは優秀なエージェントを探すことが重要なポイントです。

アメリカでの不動産投資をスムーズに実施するには、資格があるプロのエージェントに頼むことが得策です。アメリカは交渉社会なので、不動産投資の際にプロのエージェントの力が必要だからです。

さまざまな販売網を持っているベテランエージェントを選ぶことが重要です。日本国内で探して、日本語で対応してもらうことも可能です。

不動産投資の手順2:アメリカの銀行口座開設

アメリカでの不動産投資のために優秀なエージェントを見つけ出すことができたら、次はアメリカの銀行に口座を開設しましょう。

アメリカで銀行口座を作る大きな目的は、不動産投資で得た家賃収入を入金してもらうためです。

注意しておかなくてはいけない点は、アメリカで銀行口座を作った直後はローンを借りることができなくなるということです。

不動産投資の手順3:住宅ローンの事前承認を取り付ける

アメリカで銀行口座を作ることができたら、不動産投資物件を探す前に住宅ローンの事前承認を取り付ける必要があります。

住宅ローンの事前承認とは、自分が不動産投資のために購入する物件のために、いくらぐらいローンを借りることができるかを証明する書類のことです。

この手続きが面倒な場合は、日本でエージェントに頼んでローンを組んでもらうことも可能です。

不動産投資の手順4:アメリカで物件を探す

アメリカの投資対象の不動産はMLS(Multiple Listing System)という不動産情報システムで探します。

MLSは情報量が多く最新の内容が載せられていますが、地域で決められた不動産業者だけが閲覧できる決まりがあるので、エージェントを介して優良物件を探してもらいましょう。

アメリカで投資対象の物件を探す場合は、学区が重要です。車社会のアメリカでは、学区によって不動産の価値が上下するからです。

不動産投資の手順5:オファーを入れる

購入したいアメリカの不動産が決まったら、その物件に購入の申し込みをしましょう。

アメリカの不動産は情報開示から1週間で募集が終わってしまうので、気に入った物件があったらすぐにオファーをすることが大切です。

不動産投資対象の物件がある土地に詳しいエージェントにお願いして、有利に交渉してもらいましょう。

不動産投資の手順6:エスクローをオープン

オファーが通り、エージェント同士の交渉がスムーズにおこなわれたあとは、売買契約書の作成がおこなわれて、購入金額のうちから手付金をエスクロー口座(第三者の決済機関)に入金します。

このエスクロー入金までに、アメリカの銀行に口座を開設しておく必要があります。また、不動産の売買契約はアメリカでは、弁護士同士がおこなうことが一般的です。

不動産投資の手順7:物件の調査依頼

エクスローをオープンにしたら、速やかに物件調査をホームインスペクター(住宅診断士)に依頼してください。

ホームインスペクターが不動産物件に修理の必要や欠陥がないかを調査して、レポートにまとめてくれます。その調査結果に即して、不動産投資物件の修理を売主に依頼します。

この時点で売主との交渉が決裂したら、売買契約をキャンセルすることができます。

不動産投資の手順8:ローン審査

銀行へ売買契約書を提出した時点で、ローン審査がはじめられます。

手順3にある、住宅ローンの事前承認(Pre-Approval Letter)が取り付けてあれば、すぐに融資が決定される手はずになっています。

融資してもらったお金は、手順6でオープンにしたエスクロー口座に直接振り込んでもらいます。

ただし、アメリカの銀行でローンを組む場合は、必ず公証人の前でサインをする決まりがあるので気をつけてください。

不動産投資の手順9:不動産の所有権譲渡

買主がサインをしたら、エスクロー・クロージング(不動産の所有権譲渡)がはじまります。

エスクロー口座に不動産の購入代金が支払われた時点で所有権が移転します。そのとき、固定資産税などの税金と登録手数料も一緒に計算して、エスクロー会社が登記日に売主へ振り込みます。

もしも住宅ローンが申請中の場合は、審査が通るまでに1ヶ月から1ヶ月半ほどかかります。その分、振り込みも遅れることを忘れないようにしてください。

不動産投資の手順10:PM会社を探す

アメリカで投資のための不動産を手に入れたら、次に賃貸管理を行うPM会社を探します。

PM(Property Management)会社とは、あなたのアメリカの不動産に入居する賃借人を探したり管理をしたりしてくれる会社です。

PM会社も、不動産エージェントに紹介してもらうことができます。その際に、エージェントと管理委託契約を結びます。エージェントはPM会社と管理に関する再委任契約を結びます。

アメリカで不動産を探すポイント2つ

アメリカで不動産を探すポイントを2つ、詳しくご紹介していきます。

アメリカは日本とちがって車社会です。駅に近い地域の土地価格が高いわけではありません。むしろ、車がなくて電車を使わざるをえない低所得者たちが住んでいるというイメージが強くあります。

また、アメリカで不動産投資の対象物件を探す場合は、不動産投資の手順でもご紹介させていただいたMLSという情報システムを使うのが一般的です。

アメリカで不動産を探すポイント1:MLSで探す

アメリカで不動産を探す場合は、一般的にMLSという情報システムで探します。

このMLSというデータベース機能は、誰もが見られるものではありません。月額30ドルから60ドルを納めて加入した組合員(主に不動産業者)だけが閲覧できる、対象地域の不動産情報がすべて集約されている情報システムです。

MLSは非公開物件が禁じられているため、すべての組合員が公平に透明性をもって閲覧できる機能です。

アメリカで不動産を探すポイント2:学区で探す

アメリカで不動産投資のための物件を探す場合は、学区を中心とした見つけ方をすることが基本です。

アメリカは車社会のため、渋滞する場所はたいへん嫌われています。だから駅の場所は土地の価値と関係がありません。

また、アメリカはたいへんな学歴社会でもあります。郵便番号によってその地域の学歴の良し悪しが判断されているほどです。学歴の高い場所は治安も良いとみなされます。

そのため、学区により土地の値段がちがいます。

地域別アメリカの不動産投資の実際

それでは実際のアメリカでの、不動産投資の実態を地域別に見ていきましょう。

現在、人気のある、ハワイ・カルフォルニア・テキサスをそれぞれご紹介していきます。

ハワイはいわずと知れた大人気リゾートアイランドです。年間約780万人の観光客が訪れていて、住宅も大人気です。

また、アメリカのカルフォルニアは全米第1位のGDPを誇る経済対国並みの地域です。テキサスにも人口が増えているという実態があります。

ハワイ

ハワイでゆったりとした生活を送りたいと感じている人が多いため、アメリカでの不動産投資におすすめのエリアとなっています。

常夏のハワイは観光にも住宅にもたいへん人気のエリアです。アメリカでの不動産投資にぴったりの場所だといえるでしょう。

日本人の観光客や居住者も多くいるため、不動産投資初心者でも挑戦しやすいアメリカのエリアとなっています。

カリフォルニア

カリフォルニアにはハリウッドなどがあり富裕層が多く居住しているため、GDPが全米1位のたいへん安定したエリアとなっています。

経済大国並みの資産を持つカリフォルニアは、肥沃な土壌と温暖な気候の影響で、農産物の生産量も高い有益な土地です。工業も盛んで全米第2位の地位を占めています。

カリフォルニアは在留邦人も多く、アメリカ人がもっとも住んでみたいエリアなので、不動産投資にぴったりの場所です。

テキサス

テキサスで不動産投資をするのであれば、資産価値の上昇による利益を狙う方がよいといわれています。

テキサスは企業の進出が目覚ましい土地なので、経済の発展や人口の増加を見込んで、アメリカの不動産投資の対象によくあげられる場所です。

アメリカ人は住み替えをくりかえす習性があるので、テキサスのように古い建物が残っている場所をリフォームして利用すれば、減価償却できるというメリットもあります。

アメリカで不動産投資成功のカギは事前に購入プロセスを確認すること

アメリカで不動産投資を成功させるための手続きや物件の選び方・不動産事情などについて詳しくご紹介させていただきました。

アメリカでの不動産投資の手続きは国内と比べるとだいぶ手間がかかりますが、日本の不動産投資の今後のリスクを考えると悪くはない選択です。

円をドルにして資産形成したいとお考えの方にも、アメリカでの不動産投資が現在、おすすめできる内容となっています。

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