メゾネットの賃貸物件に投資する際のポイント6つ|都心に近い郊外を狙う
2020 10.21この記事はPRを含みます
メゾネットタイプの物件に投資するのはアリなのか?
メゾネットタイプの物件は、高い家賃を長期間得ることが可能と言われています。
メゾネットタイプとは集合住宅の1つの部屋に2階分のスペースが設置している間取りで、室内には上下階を行き来できる階段がついています。
メゾネットタイプの物件を探している人も多く、入居期間が長くなりやすいのがメリットです。そのため、長い期間にわたり高い家賃収入を得られる可能性もあります。メゾネットタイプの物件に投資するのは有効だと言えるでしょう。
メゾネットの賃貸物件の特徴3つ
メゾネットタイプの賃貸物件の特徴をご紹介します。
メゾネットタイプの物件は集合住宅ながら戸建てのようになっており、おしゃれなイメージがあるため、メゾネットタイプの物件に絞って賃貸物件を探している人も多いです。
メゾネットタイプの賃貸物件には具体的にどのような特徴があるのでしょうか。ここではメゾネットの賃貸物件の特徴3つをご紹介しますので、投資用の賃貸物件を探している方はぜひ参考にしてみてください。
賃貸物件の特徴1:入居者が戸建感覚で住める
メゾネットタイプの賃貸物件は、入居者が戸建ての感覚で住むことができます。
メゾネットタイプの賃貸物件はアパートやマンションなどの集合住宅の一画の2階分を使った部屋で、備え付けられた階段で1階と2階を行き来することができます。
具体的には、集合住宅の中に戸建てが入っているようなイメージです。1つのフロアに1階と2階があるため、実際に住む場合も戸建てのような感覚で住むことができるという特徴があります。
賃貸物件の特徴2:連棟式が多い
メゾネットタイプの賃貸物件は連棟式が多いという特徴があります。
メゾネットというと、以前はマンションなどの集合住宅の一画の2階分がメゾネットになっているタイプや、1つの階を上下の部屋で半分ずつ使うようなメゾネットタイプが一般的でした。
しかし最近は連棟式のメゾネットの賃貸物件が増えています。連棟式とは2階建ての長屋のような物件で、すべての部屋がメゾネットになっているのが特徴です。
賃貸物件の特徴3:通常の建築費用よりも安い
メゾネットタイプの賃貸物件は通常の建築費用よりも安いという特徴があります。
建築費用が安いのはメゾネットタイプの特徴です。なぜ安くなるのかというと、メゾネットタイプは戸数が少なく、その分バス、キッチン、トイレなども減るためです。
部屋を分けるよりも少ない時間と費用で建築が可能になります。また、外階段などがないためメンテナンス費用なども抑えられる可能性があります。
メゾネットの賃貸物件は不動産投資においては売り手市場?
メゾネットタイプの賃貸物件は不動産投資においては売り手市場だと言えるでしょう。
集合住宅の中に階段があり、複数階で一戸建てのような生活ができるのがメゾネットです。最近は連棟式のメゾネットが増えてきており、それが主流となってきたことで人気も上昇してきています。
連棟式タイプなら縦方向の騒音を気にする必要もないため、ファミリー層に人気です。そのため、メゾネットタイプは売り手市場だと言えるでしょう。
メゾネット物件が売り手市場である理由3つ
メゾネット物件はなぜ不動産投資の中でも売り手市場だと言われているのでしょうか。
メゾネットの賃貸物件自体は昔から少ないながらもありましたが、近年はテラスハウスのような低層の長屋型メゾネットが主流になってきたこともあり、特にメゾネットタイプを探しているファミリー層に人気が上がってきています。
ここではメゾネットの賃貸物件が売り手市場である具体的な理由3つをそれぞれ解説していきます。
売り手市場である理由1:根強いファンが一定数存在する
メゾネットが売り手市場なのは、根強いファンが存在しているからです。
メゾネットタイプの賃貸物件は昔から存在しており、根強いファンもついています。また、連棟式のメゾネットなら上下にほかの部屋がないため、ファミリー層は小さな子どもが騒いでもトラブルになりにくいという大きなメリットがあります。
そのため、昔からのファンと最近のファミリー層の多くがメゾネットタイプの物件を希望していると言えるでしょう。
売り手市場である理由2:メゾネット物件の需要が多くなっている
メゾネットが売り手市場なのは、最近メゾネット物件の需要が多くなってきているからです。
昔からの一定数のファンがいるだけでなく、前述のとおり近年はファミリー層に人気が上がってきていることから、メゾネットの需要は昔よりも上がってきています。
さらにメゾネットの賃貸物件はもともと数も多くはないため、供給に対して需要のほうが多いのです。そのため、メゾネットは売り手市場だと言えるでしょう。
売り手市場である理由3:メゾネット物件自体の数が少ない
メゾネットが売り手市場なのは、そもそも全体の物件に対してメゾネット物件の数が少ないからです。
メゾネットの賃貸物件の人気が上がってきているとはいえ、全体で見れば探している人は少数です。しかし全体の物件から見ると、メゾネットの賃貸物件の数は非常に少なく、少数派のニーズを満たすほどの数もありません。
また、今後もメゾネットの数が大きく増えることもないと予想されるため、メゾネットは売り手市場だと言えます。
メゾネット賃貸物件に投資する際のポイント6つ
メゾネット賃貸物件に投資する際のポイントをご紹介します。
ここまでご紹介したとおり、不動産投資においてメゾネットは売り手市場だと言えます。しかし実際にメゾネット賃貸物件に投資をする場合、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。
ここではメゾネット賃貸物件に投資する際のポイント6つをご紹介しますので、投資を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
投資する際のポイント1:都心に近い郊外を狙う
メゾネット賃貸物件に投資する場合、都心に近い郊外がおすすめです。
メゾネット物件を探すファミリー層は、子育てしやすい環境や職場への通いやすさなどを踏まえて、都心に近い郊外エリアで探している人が多いです。
また、メゾネット物件はそもそも数が少ないため、適切なエリアにある物件を選べばすぐに入居者が決まるケースも多いのです。そのため、都心に近い郊外にあるメゾネット物件への投資がおすすめです。
投資する際のポイント2:可能であれば家賃は高値固定にする
メゾネット賃貸物件に投資する場合、家賃は高値で固定することがおすすめです。
メゾネットタイプの物件は戸建て感覚で住めるため、一度入居すると長期間居住してくれるケースも多いです。
入居者の入れ替えが発生する場合、どうしても家賃を下げなければ新しい入居者がなかなか決まらなくなります。しかし居住者の入れ替えがないということは、家賃も高値で固定しやすくなります。
そのため、可能であれば家賃は高値固定がおすすめです。
投資する際のポイント3:専用庭と専用駐車場を設ける
メゾネット賃貸物件に投資する場合、専用庭と専用駐車場を設けるのがおすすめです。
メゾネットタイプの物件を探している人は、メゾネットが戸建てと同じような感覚で住めることにメリットを感じています。そのため、それぞれに専用の庭と専用駐車場を設けるとより魅力的に思えます。
また、メゾネットを求めているのはファミリー層が多いため、子どもが遊べる庭があるだけでも入居もより決まりやすくなるでしょう。
投資する際のポイント4:周辺状況でメゾネットの数と空室状況を把握する
メゾネット賃貸物件に投資する場合、周辺状況でメゾネットの数と空室状況を把握するのがおすすめです。
メゾネット物件を見つけたら、ニーズがあるエリアなのかどうかを調べる必要があります。そのためには、まず周辺にメゾネット物件があるかどうかチェックしましょう。
もしあれば、そのメゾネット物件の空室状況と通常物件の空室状況を調べましょう。メゾネットのほうが空室率が低ければ、ニーズがあるエリアだと判断できます。
投資する際のポイント5:適正家賃を見極めるための調査をする
メゾネット賃貸物件に投資する場合、適正家賃を見極めるための調査をするのがおすすめです。
不動産投資で利益を出すには、自分が想定している家賃で安定した収入を得る必要があります。そのためには、自分が考えている家賃が適正なのかどうか不動産会社を回って調べましょう。
メゾネットは物件の数が少ないため、適正な家賃を調べるには実際に不動産屋を回る必要がある点は押さえておきましょう。
投資する際のポイント6:外観と内装にこだわる
メゾネット賃貸物件に投資する場合、外観と内装にこだわるのがおすすめです。
メゾネットはオシャレなイメージがあるため、人気があります。そのため、外観や内装にはこだわるのがおすすめです。
また、メゾネットタイプの賃貸は外階段などを設ける必要がないため、一般的なアパートよりオシャレな外観にしやすいのではないでしょうか。
メゾネットの賃貸物件に投資する際の注意点2つ
メゾネット賃貸物件に投資する場合には注意点もあります。
メゾネットの賃貸物件は不動産投資における売り手市場だと言えますが、ポイントさえ押さえれば必ず成功するとは限りません。そのため、投資を検討している場合はいくつかの注意点を考慮する必要があります。
ここではメゾネットの賃貸物件に投資する際の注意点2つをご紹介しますので、メゾネットの賃貸物件に投資をする場合はぜひ参考にしてみてください。
投資する際の注意点1:隣室の騒音チェックを忘れない
メゾネット賃貸物件に投資する場合、隣室の騒音チェックは必ず行いましょう。
メゾネットは騒音に強いイメージがありますが、左右の部屋の騒音は物件ごとに差があるため気を付ける必要があります。防音性の低いメゾネットではせっかくの入居者も短期間で退去してしまい、メゾネットのメリットがなくなります。
そのため、メゾネット物件の内見をする場合は隣室からの騒音チェックを忘れないようにしましょう。
投資する際の注意点2:メゾネット物件だけに絞り込まない
賃貸物件に投資する場合の注意点として、メゾネット物件だけに絞り込まないことが挙げられます。
メゾネット物件自体の需要はあるとはいえ、全体で見れば少数派です。そのため、メゾネットならOKというような投資をしても失敗する可能性はあります。
投資物件を探す場合は、メゾネットにこだわらずに探しましょう。もしよさそうな物件の中にメゾネットがあれば、ニーズや条件などを考慮して、投資するかしないかを決めるようにしましょう。
メゾネットの賃貸物件を見つけたら投資のための調査をしよう
メゾネット賃貸物件は条件次第で投資対象として非常に魅力的です。
メゾネットの賃貸物件は、根強いファンが一定数いると言われ、メゾネットを探している人も多いです。また、戸建てのような間取りのため、入居者が見つかれば長期入居になりやすいというメリットがあります。
ぜひこの記事で紹介したメゾネット賃貸物件に投資する際のポイントなどを参考に、メゾネットの賃貸物件を探してみてはいかがでしょうか。