仙台市内のマンション相場とは?5地区の相場や売買のポイントを知ろう
2020 10.21この記事はPRを含みます
仙台のマンション事情とは
宮城県で不動産投資を考えているのなら、仙台市は不動産投資に向いている場所といえます。宮城県の人口の半数ほどは仙台市に住んでいるからです。仙台市に多くの人が集まる理由はいくつか考えられます。
交通のアクセスが良いことや観光地が集まっていること、そして東北地方の中では降雪が少なく過ごしやすいということなどです。そんな仙台市のマンション事情はどのようになっているのでしょうか。
仙台でのマンション売買について
仙台市のマンション売買相場はおおよそ3000万円です。仙台市の区ごとにみたマンション売買相場で高額なエリアは太白区で、築年数が10年で約70㎡あるマンションの売買価格は3700万円となります。
次に相場が高い青葉区では同じ条件でおおよそ3500万円となります。仙台市のマンション売買相場は一番相場が低い泉区でもおおよそ2900万円ですので、仙台市のマンション売買価格はあまり差がないようです。
仙台のマンション価格推移
仙台市の中心では地価が上昇中です。そのため仙台市のマンション価格は上昇傾向にあり、東北エリアの中では高額な物件が多くあります。
特に新築マンションは首都圏と同じくらいの価格で売買されています。そんな仙台のマンション価格の推移はどのようになっているのでしょうか。
仙台の地価動向推移
仙台市は地価の上昇が続いており、2019年の公示地価は平均22万8709円/㎡、変動率は7.15%上昇しました。そして仙台市の中心地である青葉区では、公示地価平均が43万7426円/㎡、坪単価は144万6036円、変動率は+9.73%となります。
公示地価が一番低いのは太白区で、公示地価平均が8万9863円/㎡、坪単価は29万7068円、変動率は+6.34%です。
仙台の新築マンション事情
仙台の新築マンション相場は高騰が続いており高めです。高めと言われている仙台の新築マンション相場がどのくらいであるかというと平均で4000万円を超えています。これは首都圏のマンションと同じくらいの売買相場です。
ちなみに仙台市の同じ広さで築30年の中古マンションなら二分の一の価格であり、仙台市の近隣にある富谷市や名取市であれば新築一戸建が同じ価格になります。
【地域別】仙台市内5地区の特色とマンション売買相場
「青葉区」「太白区」「宮城野区」「若林区」「泉区という、5つの区によって仙台市は構成されています。5つの区はそれぞれ特徴があり、利便性や周辺環境も違うため各地区のマンション相場はまったく同じというわけではありません。
そんな仙台市にある5地区の特徴とマンション相場をご紹介いたします。
特色とマンション売買相場1:青葉区
青葉区は仙台駅や県庁所在地があり、東北大学もある仙台市の中心地です。人口も仙台市で一番多い場所にとなります。また仙台城跡や仙台市美術館などの観光地もこの地区にあるため、仙台エリアでは住みたい地区上位に入るといわれています。
そんな青葉区のマンション売買相場は70㎡築10年の物件で3500万円です。
特色とマンション売買相場2:太白区
太白区は東西に長く秋保温泉や秋保大滝などの自然あふれる西部地域と、中心部とも行き来のしやすい東部という二つの特徴を持っています。
また太白区は仙台空港に近く、東北地方で初出店された「IKEA」もあります。そんな太白区のマンション売買相場は70㎡築10年の物件で3700万円です。
特色とマンション売買相場3:宮城野区
宮城野区には仙台市内を走る東北本線の東仙台駅があり、交通事情が良いです。この他にも太平洋に面しているため、国際貿易港として機能している仙台港があります。
この他にも「仙台うみの杜水族館」や「楽天ゴールデンイーグルス」の本拠地がある地区になります。そんな宮城野区のマンション売買相場は70㎡築10年の物件で3100万円です。
特色とマンション売買相場4:若林区
若林区は古墳がいくつか発見されている地区です。区の中心を縦断している仙台バイパスの東側が水田地帯となっており、住宅地は西側となっています。
そして青葉区にある繁華街までバスや地下鉄一本で行けるため便利なベッドタウンといえます。そんな若林区のマンション売買相場は70㎡築10年の物件で3100万円です。
特色とマンション売買相場5:泉区
泉区は仙台の北側に位置しており自然に恵まれている地域です。区の名前の由来である泉ヶ岳では冬にはスキーが楽しめます。
この他にも「仙台泉プレミアムアウトレットなどの商業施設やJリーグに加盟しているチームベガルタ仙台」のホームスタジアムなどがあります。そんな泉区のマンション売買相場は70㎡築10年の物件で2900万円です。
仙台市でマンションを高く売る際のポイント3つ
ただ漠然と不動産を売却するのでは思ったような値段で売却することはできません。マンションをできるだけ良い条件で売却するにはポイントがあります。押さえるポイントは「マンション売買に強い不動産会社を選ぶ」「相場などから売却時期を知る」「買い手のことを考える」などさまざまです。
仙台市では実際にどのようなポイントを押さえると、マンションを高く売却できるのでしょうか。ご紹介していきます。
ポイント1:事前に相場をしっかり把握する
マンションは売る時期により金額が変わってきます。そのため事前に売却時期の相場をしっかり把握する必要があります。また1年の内でマンションが高く売れる時期は春や秋であり、これは転勤や就職で人が動くためといわれています。
また今後の市内の動向として宮城野区にIT企業が集まってきています。そのため地価が上がる可能性があります。こうした傾向もマンションの相場に関係してくるため、売却するときは慎重に相場を把握しましょう。
ポイント2:ターゲット層を明確にする
売却するターゲット層を明確にすることによりマンションを高く売却できます。仙台市ではビジネス街に近い青葉区と他4区では人気のあるマンションの広さが違います。
青葉区では単身者向けのおしゃれなワンルームマンションが人気であるのに対して、太白区などではファミリー向けのマンションの需要が高めです。立地によりますが青葉区以外ではファミリー向けのマンションの方が高く売却できる可能性があります。
ポイント3:不動産会社を見つける
マンション売却には不動産会社の担当者の力を借りることになります。よってマンション売買に強い信頼できる担当者のいる不動産会社を探す必要があります。良い担当者の探し方の1つに不動産の一括査定を行えるサイトから探すという方法があります。
こうしたサイトを利用すれば物件をいくらで売却できるのか調べられると共に、信頼できる不動産会社も探すことができます。
仙台のマンション事情や相場を考慮し購入につなげよう!
仙台市は5つの地区に分かれています。5つの地区はそれぞれに特色があり、マンション相場も違います。また仙台の新築マンションは約4000万円となりこれは首都圏のマンションと同じ相場になります。
仙台市で不動産投資をするのなら、地区の特徴と相場を理解して不動産投資をすることをおすすめいたします。