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おすすめのプリペイドカード6種類を紹介!メリット・デメリットも解説

2020 10.21この記事はPRを含みます

プリペイドカードとは

プリペイドカードとは事前にお金を入金(チャージ)しておき、支払に利用する前払い式のカードのことを指します。クレジットカードのような審査がなく手軽に発行できます。

コンビニで支払ったり、銀行口座からチャージすることが可能です。国際ブランド付きプリペイドカードはVISA、MasterCard、JCBなどの国際ブランドと提携しており、クレジットカードとほぼ同様に利用でき注目を集めています。

プリペイドカードにはどれくらい種類がある?

まずプリペイドカードには、「使い切り型」と「チャージ型」の2つの種類があります。「使い切り型」には『図書カード』や『QUOカード』などのギフトカードに多いタイプです。

「チャージ型」はカードに事前にチャージ(入金)をして使用します。さらに「チャージ型」はSuica、WAONなど特定の店舗にて利用できる電子マネータイプのものと、クレジットカードと同じように利用できる国際ブランド付きのものがあります。

プリペイドカードの4つのメリット

国際ブランド付きプリペイドカードの4つのメリットをご紹介します。プリペイドカードはネットやアプリで登録でき、発行のハードルが低く、すぐに利用ができます。また、プリペイドカードのほとんどが発行手数料や年会費が無料です。

ここからは、プリペイドカードのメリットを詳しくご紹介します。

プリペイドカードのメリット1:審査不要

プリペイドカードはクレジットカードを発行する時のような審査はありません。クレジットカードは利用した後に請求されるため、利用者の年収や借入状況などの返済能力を審査されます。

しかし、プリペイドカードはあらかじめチャージしなければ使えないため、審査の必要がありません。クレジットカードを作ることができない未成年や学生でも、プリペイドカードなら作ることができます。

プリペイドカードのメリット2:キャッシュレス

事前に入金しているため、硬貨や紙幣を持ち歩く必要がありません。カバンから財布を出して、小銭を探して、お釣りを受け取る流れが不要です。レジが混んでいる場合や、忙しい時間に便利な決済手段です。

現金を銀行口座から引き出す必要もないため、ATMの行列に並ばなくて済む点もメリットです。また、プリペイドカードのWebのマイページやアプリでは、利用履歴を確認できるものも多く、支出管理にも活用できます。

プリペイドカードのメリット3:使い過ぎ防止

日々の買い物でクレジットカードを利用していると、現在の利用金額がすぐにわからず、思ったよりも使い過ぎていたということがあります。プリペイドカードは、あらかじめチャージしている金額までしか利用できません。

予算を決めてチャージすることで、使い過ぎを防止できます。

プリペイドカードのメリット4:不正利用されにくい

プリペイドカードは使用状況をアプリやWebで確認したり、すぐに決済通知を受け取ることもできます。そのため不正な利用があればすぐに気付くことができます。万が一、紛失した場合や不正利用に気付いた場合も、アプリやWebですぐに利用を停止できます。

また、不正に利用されたとしても、チャージしている金額までしか利用できないため、被害を最小限に抑えることができます。

おすすめのプリペイドカード6種類

ここからは、具体的におすすめの国際ブランド付きプリペイドカードを6種類、紹介します。それぞれVisaブランドが3種類、JCBブランドが2種類、Mastercardブランドが1種類です。

発行手数料や年会費はほとんどが無料です。また、チャージや利用でポイントなどの特典が付与されるものもあります。それでは詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめのプリペイドカード1:GAICA

GAICAは、ネット・実店舗を問わず国内外のVisa加盟店で利用できます。ICチップを搭載したリアルカードが発行され、非接触で決済ができるVisaタッチ決済に対応しています。

事前に日本円でチャージをしておくと、世界200以上の国と地域にある「Visa」「PLUS」マーク表示のあるATMから現地通貨が引き出せます。また、新生銀行の総合口座から、オートチャージや毎月定額のチャージも可能です。

おすすめのプリペイドカード2:LINE Pay カード

LINE Payカードは、オンライン専用のバーチャルカードと、実店舗向けのプラスチックカードがあり、国内外のJCB加盟店で利用できます。

毎月のポイント獲得実績によって、チャージ&ペイ利用時のポイント還元率が変動する仕組みがあります。

おすすめのプリペイドカード3:Vプリカ

Vプリカは、ネットショッピング専用で使えるバーチャルカードで、ネット上のVisa加盟店で利用できます。リアルカードはありません。

日本国内に在住している18歳以上の人が申し込むことができます。ネット上でアカウントを開設し、すぐに利用できます。年会費は不要ですが、未利用期間が3ヶ月を超えると、休眠カード維持費として残高から125円が引落しされます。

おすすめのプリペイドカード4:バンドルカード

バンドルカードは、発行時に審査と年齢制限がなく、Visa加盟店で利用できます。アプリをダウンロードして、ネット専用のバーチャルカードをすぐに発行できます。「バンドルカード リアル」は本人確認が不要で、国内の実店舗でも利用できるリアルカードです。

「バンドルカード リアル+(プラス)」は本人確認が必要ですが、海外の実店舗でも使えます。また、リアルカード2種類は300~700円の発行手数料がかかります。

おすすめのプリペイドカード5:ANA JCBプリペイドカード

ANA JCBプリペイドカードは国内外のJCB加盟店で利用できます。年会費は無料ですが、初回チャージの際に550円の手数料がかかります。

利用・チャージに応じてマイルがたまる「マイルコース」と、「キャッシュバックコース」の2種類の還元があり、入会時に選択できます。利用時の還元率は0.5%で、半年間のチャージ合計額が12万円以上なら追加の特典もあります。

おすすめのプリペイドカード6:WebMoney Card

WebMoney CardはMastercard加盟店で利用できます。アプリをインストールすれば、ネットですぐに利用できます。リアルカードを申し込めば街中の加盟店でも使えます。

リアルカードには本人確認不要の「無記名カード」と、本人確認が必要な「本人限定カード」の2種類があります。「無記名カード」は月10万円の利用上限があります。「本人限定カード」は月の利用上限はなく、WebMoney加盟店の利用で0.5%のポイント還元があります。

プリペイドカードの4つの注意点

最後に、クレジットカードのように便利に使えるプリペイドカードですが、注意点についてもご紹介します。下記のような4つの注意点についてご紹介しますので、参考にしてみてください。

プリペイドカードのデメリット1:入金が必要

プリペイドカードはあらかじめチャージをしておく必要があります。カード利用の際に即時決済されるため、残高以上の買い物ができません。

買い物の前にはWebやアプリで残高を確認し、あらかじめチャージしてから使うようにしましょう。

プリペイドカードのデメリット2:還元率はあまり高くない

GAICA、バンドルカード、Vプリカにはポイント還元はありません。WebMoney CardとANA JCBプリペイドカードは0.5%の還元率です。

ANA JCBプリペイドカードはマイルとキャッシュバックのコース選択によって異なりますが、半年間で12万円以上をチャージすると追加特典があります。しかし、1%以上のポイント還元もあり得るクレジットカードと比較すると、還元率が良いとは言えません。

プリペイドカードのデメリット3:払い戻し不可

プリペイドカードではチャージした金額を現金に払い戻すことはできません。また、ANA JCBプリペイドカードの場合はチャージした残高に2年間の有効期限経過があります。カードの利用かチャージをすると期限は更新されます。Vプリカも1年間の有効期限があるの注意が必要です。

チャージする場合には、各社のルールを確認するとともに、カードを利用する期間やチャージする金額にも注意が必要です。

プリペイドカードのデメリット4:使えない場合がある

クレジットカードと同様、幅広く使えるプリペイドカードですが、一部使えない場合があります。具体的には、公共料金や電話料金などの月額で継続契約の支払い、高速道路料金の支払いにも使えないケースが多いようです。

例えば、バンドルカードでは、リアル+(プラス)のみ、ガソリンスタンドでの支払いに使えます。カードの種類によって、使える範囲が違う場合があります。各社のルールをよくチェックしましょう。

自分にあった種類のプリペイドカードを選ぼう!

ここまでプリペイドカードについて、たくさんの種類があることを紹介してきました。それぞれ国際ブランドの違いだけでなく、街中や海外でも利用できるかどうかも異なります。

また、チャージの手数料の差や、ポイント還元の有無といった特徴もあります。プリペイドカードは手軽に発行でき、多くのお店で利用できる、誰にでも使いやすいものです。ぜひ皆さんも、自分にあったプリペイドカードを選んでみてください。

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