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リボ払いは怖い?怖いと言われる理由4つとリボ払いを終わらせる方法

2020 10.21この記事はPRを含みます

クレジットカードのリボ払い(リボルビング払い)とは?

リボ払いとはリボルビング払いの略で、最近TVCMなどでもよく耳にしますが、毎月の支払額を一定に固定できるため、最近では多くの方が活用しています。

毎月の支払い方法には分割払いがありますが、こちらは支払回数をあらかじめ決める方法なので、リボ払いとは似ているようで仕組みは異なります。

そして、リボ払いは1種類と思われがちですが、2種類の方法があるのをご存じでしょうか。そこで、リボ払いの種類を詳しく見ていきます。

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2種類のリボ払いがある

リボ払いには、定額方式と残高スライド方式の2種類があります。どちらを採用しているかは、クレジット会社により異なります。

いずれの方法も支払方法は一定ですが、支払い残高の大きさによって支払方法が変わることがこの2つの大きな違いです。

それでは、この2種類のリボ払いについて詳しく見ていきます。

定額方式

定額方式とは、支払残高に関係なく常に一定の金額を返済する方式が定額方式です。例えば、毎月の支払金額を5,000円に設定していれば、どんなにカードを利用して残高が増えても毎月の支払額は5,000円のままです。

しかし、毎月の支払額を低く設定したまま支払い残高が膨らむと、支払期間が長期化することになり、それに伴い手数料も大きく支払う必要があります。

残高スライド方式

残高スライド方式とは、あらかじめ決められた支払い残高により月々の支払い金額がスライド(変動)する仕組みです。

例えば、10万円未満までのカードの利用で毎月の支払額が5,000円となっている場合、10万円未満までは毎月の支払額は5,000円です。

そして、10万円以上15万円未満の利用で1万円に設定されているケースでは、支払残高が10万円以上になった時点で支払額は5,000円から1万円に上がります。

リボ払いは怖い?

リボ払いは、家計管理がしやすく支払い状況を把握していれば便利である代わりに、金銭感覚がマヒして気が付いたときには借金だけが大きくのしかかることがあります。

リボ払いは、便利ですが使い方を間違えると泥沼に陥る可能性が高く、諸刃の剣とも呼ばれています。そこには、低い金額に設定して何回にも渡って返済しないといけない場合、かなり多くの利息が発生してしまったり、使い過ぎで返済に終わりが見えないという怖いところがあります。

リボ払いが怖いと言われる理由4つ

リボ払いは、毎月の支払金額を抑えられ、一定にすることができる便利さがありますが、反対に怖い面もあります。

リボ払いにはどのような怖さがあるのか、そしてその怖いという理由は何なのか、4つの理由を挙げてご紹介します。

リボ払いが怖いと言われる理由1:利息が高い

リボ払いは、1回の返済金額を抑えられる代わりに、利息が高く設定される傾向にあります。クレジットカード会社により金利設定は異なりますが、15%程度が相場の金利となっています。

リボ払いは年率計算ですから、支払期間が長期化すればするほど利息が嵩みます。例えば、10万円の買い物を毎月5,000円のリボ払いにすると、支払回数は20回払いとなり、当然その間利息を支払い続けなければなりません。

リボ払いが怖いと言われる理由2:終わりが見えない返済

リボ払いは、支払金額が一定に出来るために、支払っている間隔がマヒし、カードで購入し続けると気が付けば限度額いっぱいまで使い切っていることもよく見られます。

また、支払いを行うとカードの限度額に補填されるので、カード会社によっては支払日翌日以降には、カードを使用することができます。すると、限度額いっぱいのカードがいつまで経っても完済できずに、利息だけが膨らみ続け、完済に終わりが見えなくなります。

リボ払いが怖いと言われる理由3:返済額が一定

返済額が一定であることは、返済の計画が立てやすく便利である反面、返済が終わらないループにはまる可能性があります。これが、リボ払いの返済が一定であることが怖いといわれる理由です。

リボ払いは、一定金額を払い続けることなので、クレジットカードで高い買い物をしても支払い金額が増えないことから金銭感覚がマヒしてしまうでしょう。これが、残高を大きく膨らませる結果となり、いつまでたっても支払いが完済しません。

リボ払いが怖いと言われる理由4:返済できているという錯覚

リボ払いは、クレジットカードの利用限度額内であれば、何回もショッピングすることができ、しかも返済を毎月行っているので返済している錯覚に陥ります。

毎月一定の金額を支払い続けていても、クレジットカードで購入する金額が支払金額を上回れば残高は増えていきますから、実際に返済していても残高を減らすことにはなっていないこともあります。

怖いリボ払いを終わらせる方法5つ

怖いといわれるリボ払いですが、リボ払いを利用した場合に終わらせる方法があります。しかし実践するには、今までのカードの利用方法や、支払方法を大きく見直す必要があるでしょう。

そこで、怖いリボ払いを終わらせるにはどうすればよいのか、その方法を5つ挙げて詳しく解説していきます。

怖いリボ払いを終わらせる方法1:そもそもリボ払いを利用しない

リボ払いを終わらせるというより、そもそもリボ払いを利用しないことが、怖いリボ払いに陥らない方法です。

リボ払いは、必ず高い利子が付いて回りますから、買い物をするときには利子がかからない一括で支払いができる範囲でカードを利用するように心がけることです。

また、どうしても一括で支払いできなければ、少ない回数での分割払いを利用すれば、完済もすぐにでき、余計な利子を支払わずに済みます。

怖いリボ払いを終わらせる方法2:毎月の返済額と残高を見比べる

怖いリボ払いを終わらせるには、毎月の返済額と残高を明細書で確認することが重要です。先月からの繰越金額と今月の利用料金を比べて確認すると、支払金額から利子も知ることができます。

返済額を増やせば、残高を早く減らすことができ、加えて手数料の支払い金額も少なくなります。これはリボ払いの手数料が利用金額に応じて発生しているからです。逆に支払金額が少ないと、残高が減らずに手数料も多く支払うこととなります。

怖いリボ払いを終わらせる方法3:他の人の実例を見る

リボ払いを怖いと感じている人は、意外に多くいます。そしてリボ払いの怖い罠に知らずに踏み込んでしまった人も少なくありません。

そこで、同じ境遇の人の実例を見ると参考になります。それは、同じようにリボ払いに陥り克服した人は、リボ払いを勉強して完済する方法を実践しており、それをわかりやすく実践できる方法を解説しているからです。

そして重要なのは、一人の事例だけでなく何人かの事例を確認することです。

怖いリボ払いを終わらせる方法4:毎月の返済額を変更する

クレジットカードでリボ払いを選択すると、毎月の支払方法は自分で決めることができます。当然少ない支払金額では、いつまでたっても完済することはできません。

そこで、毎月の支払金額を増やし、元本を少しでも少なくすれば利子も減り完済に近づけることが可能です。方法も簡単で、インターネットから会員ページにアクセスして、一度設定した支払金額を変更するだけで次回の支払を変えることができます。

繰り上げ返済について

リボ払いは、少ない金額で返済を続けていても終わりは見えません。そこで、おすすめなのが繰り上げ返済です。

資金に余裕ができたら、繰り上げ返済を行うことで、余分な利子を支払う必要もなくなり、リボ払いの呪縛から抜け出すことができます。

ほとんどのカード会社では、会員サイトからリボ払いの金額設定変更ができますが、繰り上げ返済については各カード会社により方法が異なるので各カード会社に確認しましょう。

リボ払いの手数料負担を軽減!繰上返済のしくみを解説|三井住友カード株式会社

怖いリボ払いを終わらせる方法5:債務整理をする

リボ払いから抜け出せない場合に最後の手段として、債務整理という方法があります。

債務整理には、直接債権者と交渉する任意整理という方法があり、破産したくない人には裁判所を通さないこの任意整理が適しています。

しかし、任意整理には直接債権者と交渉する必要があり、一般の人では難しい面が多くあるため、弁護士に相談するのが良いでしょう。その場合、弁護士費用に不安があれば法テラスに相談するとよいでしょう。

リボ払いを上手に活用するために必要なこと

リボ払が怖いという解説をしてきましたが、リボ払いの使い方によっては、消費者にとって強い味方となる使い方があります。

しかし、使い方を間違えるとすぐに牙をむくのもリボ払いです。そこでリボ払いを安全に上手に使うための方法を2つご紹介します。

自分に合った金額を利用する

リボ払いを上手に活用するには、収入に見合った限度額でクレジットカードを利用することです。

収入に対して、いくらまでなら毎月支払うことができるのかを考え、それ以上の出費となるようなカードの使い方を控えるようにします。

もちろん、日々の暮らしの中でピンチとなる月もあるでしょう。そんな時には、翌月以降に無理のない返済ができる範囲でリボ払いをするようにします。

計画的に利用する

リボ払いは、一定の金額を支払い続ければ何度でもクレジットカードで購入できるので、金銭感覚がマヒします。そこで、実際に購入する前に今まで使ったクレジットカードの残高を振り返り、今後支払い続けることができるのか考えるようにします。

そのためには、計画的にクレジットカードを利用してリボ払いを永遠に続けるような使い方にならないようにします。いくらまでなら何回で完済できるか事前に計算して計画を立てます。

リボ払いは計画的に利用しよう

リボ払いを利用するには、支払いのスパイラルにはまらないように計画的に利用することが肝心です。

リボ払いは、利子もカードローンより高いことが多いので、高額な商品を購入する場合はカードローンを使ったほうが安全な場合もあります。

リボ払いを使う時は、ピンチを乗り切るための最終手段と考え、むやみに乱用することなく計画的に使用しましょう。

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